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2013年4月25日 (木)

鯛の鯛

0403_2tainotai 2013.4.3
ちょっと前に、タイのあらを食べた時の、タイの歯をお目にかけました。
またタイのあらを食べたんですが、今度は「鯛の鯛」という骨をお目にかけます。
骨なんですが、丸い目のある魚、みたいに見えませんか?
で、鯛の鯛なのです。

ウィキペディアから引用します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AF%9B%E3%81%AE%E9%AF%9B

鯛の鯛
 鯛の鯛(たいのたい)は、硬骨魚類の骨の一部で、姿が鯛に似た部位のことである。タイのタイ、鯛中鯛(たいちゅうのたい)とも呼ばれる。
 鯛の鯛とは硬骨魚の肩帯の骨の一部であり、肩甲骨と烏口骨が繋がった状態のものである。この部位は主に胸鰭を動かす時に使われる骨であり、肩甲骨と烏口骨の両端で擬鎖骨に繋がった形でえら付近にある。肩甲骨には複数の輻射骨がくっついているが、これは鯛の鯛には入らない。
 鯛の鯛において目の役目をする肩甲骨の穴は、胸鰭に繋がる神経が通っていた穴である。
 基本的にほとんどの硬骨魚に存在するが、胸鰭をよく動かす魚ほど、烏口骨の張り出しが大きくなり、逆にコバンザメのようにあまり鰭を使わない魚では張り出しが小さい。また、ウツボのように胸鰭がほとんど使われない魚では、鯛の鯛は取れない。
 鯛の中にあるもの、とりわけマダイのものが最も形が美しいのと、何れの魚の場合もこの部分はその魚ではなく鯛に似るためか、どの硬骨魚のこの部分も「鯛の鯛」と称する。但し「鰯の鰯」、「ヒラメのヒラメ」のようにその魚の呼称を重ねて呼ぶ場合もある。
しかしその場合でも「鰯の鯛」、「ヒラメの鯛」などという呼び方はされない。

他の魚にもあるはずですが、よく意識して探さないと見つかりません。
タイではちょっと気をつければすぐ見つかります。
もし、タイの頭など食べるチャンスがありましたら、探して見て下さい。

保存したいときは、アルカリ性の塩素系漂白剤にしばらく浸して、余分な肉など取り除くと白くまた腐敗しにくくなります。
海岸で、ヒトデとかなにか、拾って保存しておきたいときにも応用して下さい。

★昨夕もアジを丸ごと一匹焼いて、のんびりと徹底的に食べました。
タイのタイは見つかりませんでしたけど。
食べながら妻との話。
「こうやって徹底的に食べるという行為自体が『解体作業』だもんな。若い人は苦手なんだろうな」
魚を食べると、魚の目がこっちを見ているようで怖い、という人もいるそうです。
目玉まで食べちゃう私などはきっとすごい野蛮人に見えるでしょうね。

手元に火鉢があった頃は、骨をかりかりに焼いて「骨せんべい」といって食べたりもしました。
アジの煮つけを食べた後は、骨や頭など茶碗に入れて、お湯を注いで、箸でよ~く揉んで、ダシの出たおいしいおつゆを、スープ、といって味わったものでした。
すごい食生活でしたでしょ。

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