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2013年3月 1日 (金)

紙風船上げ

★2月10日に秋田県仙北市で、伝統行事の「紙風船上げ」が行われた、というニュースなのですが・・・。
朝日新聞(2013年2月11日)では
「大小100個の紙風船が上がると」「熱風で膨らませた風船が次々上がると」
こういう表現です。

同じ行事をNHKも伝えているのですが、ニュース原稿では

秋田県仙北市で、10日夜、願い事を書いた大きな紙風船を打ち上げる伝統の「紙風船上げ」が昨夜行われ、明かりをともした風船が冬の夜空を照らしました。

こうなのです。
打ち上げる」というのが引っかかりましてねぇ。
打ち上げるというとロケットのような推進力であげるんじゃないかな。。
龍勢というロケットのような花火もありますね。あれは確かに「打ち上げ」です。

でもなぁ、普通、熱気球が上がって行くのを「打ち上げた」と表現しますか。しないですよね。
なら、秋田の風船上げも、紙で作った熱気球なのですから、「打ち上げる」というのは頂けませんね。

秋田魁新報{読めます?「さきがけ」}(2013/02/10 20:35 更新)
紙風船、柔らかな明かり観衆魅了 仙北市西木町、次々と夜空へ
 仙北市西木町上桧木内の小正月行事「紙風船上げ」が10日、紙風船館隣の特設広場で行われた。家内安全、五穀豊穣(ほうじょう)などの願いを乗せ、柔らかな明かりの紙風船が夜空へ次々に舞い上がって観衆を魅了した。
 8集落の住民が、和紙を貼り合わせた高さ約6メートルの紙風船約100個を準備。午後6時、観衆のカウントダウンで一斉打ち上げを開始した。紙風船に熱風を吹き込んで膨らませ、最下部の布玉に点火。手を離すと、武者絵や美人画が描かれた紙風船がゆらゆらと上昇した
 打ち上げは2時間半続き、観衆は紙風船の明かりが上空で小さくなるまで見上げていた。

「舞い上がった」「ゆらゆらと上昇した」「打ち上げは」という表現ですね。
舞い上がる」というのが優雅でいいような気がしますが。

河北新報(2013年02月11日月曜日)
武者や美人、空にふわり 仙北で紙風船上げ
 秋田県仙北市西木町の上桧木内地区で10日夜、伝統の小正月行事「紙風船上げ」があり、武者絵や美人画が描かれた巨大な風船約100個がふわりと空に舞い上がった
 風船は、地区の住民が約4カ月かけ、和紙を貼り合わせて制作。高さは5~10メートルにもなる。ガスバーナーで円筒形に膨らませ、石油を染み込ませた下部の布玉に点火すると、暖められた空気に乗ってゆっくりと浮く。雪の降る中、風船の明かりが夜空にともると、会場からは拍手と歓声が上がった。
 紙風船上げは、五穀豊穣(ほうじょう)や無病息災を祈る行事として、江戸時代から伝わる。

舞い上がる」ですね。

読売新聞です(2013年2月12日)

願い込めた紙風船とスカイランタン、夜空に軌跡
 秋田県仙北市西木町の小正月行事「上桧木内の紙風船上げ」が10日、同地区の紙風船広場で行われた。
 五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全を願い、近隣の8集落が武者絵などを描いた高さ約5メートルもある紙風船を放ち、凍(い)てついた空に暖かい光の軌跡を描いた。
 紙風船を上げたのは午後6時、7時、8時半の3回。6時には、地元の市立桧木内中学の生徒や観光客らが、タイの祭りに登場する、紙風船に似た「スカイランタン」も約100個上げた
 スカイランタンは薄い紙で出来た袋状の紙風船で、高さは約1・2メートル。トイレットペーパーに燃料をしみ込ませ、紙風船と同様、熱気球の原理で空に飛ばす。
 タイでは慰霊や鎮魂のために上げられるといい、昨年の紙風船上げの際に初めて、東日本大震災の慰霊のため東北地方を訪れていたタイの僧らが紙風船と一緒に上げた。今年は地元に住む市職員が現地からスカイランタン約100個を取り寄せ、桧木内中学、同中と交流している大曲養護学校(大仙市)の生徒に計50個近くを贈り、好きな言葉や合格祈願、イラストなどを自由に描いてもらった。残りは市民や観光客に販売して、やはり願い事を書いてもらい、空に放った。
 同中では地域を知る総合学習の一環として、2人一組でスカイランタンを完成させた。模様をつけた文字で「一期一会」と書いたのは、3年の2人。2人のスカイランタンも、ゆっくりと光りながら夜空へ吸い込まれていった。生徒の1人は「一期一会は3年生の学年目標にしている言葉。もうすぐ受験なので新しい出会いへの期待も込めました」と話していた。

「放つ」「飛ばす」ですね。

★変なことにこだわってしまった。要するに「打ち上げる」が気持ち悪かったものですから。
言い伝えでは「江戸時代の科学者である平賀源内が、鉱山の技術指導に訪れた際に、熱気球の原理を応用した遊びとして伝えた」と聞いています。

★ところで、私は両親が秋田の出身なものですから。
「魁」=さきがけ
「東雲羊羹」=しののめ ようかん
という難しい文字が小学校の低学年の頃から、読めたんですよ。
ついでに、小学校2年からは「駒繋小学校」に通いましたので「繋」などという字も書けたのです。スゴイでしょ。

★よく熱気球について「暖まった空気は軽くなるので上に行く」というのですが、これはやめたい。
「暖まった空気は膨張する」ので「同じ重さのまま体積が増す」。すると「周りの空気からの浮力が大きくなって上昇する」。
浮力で説明して下さい。

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