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2013年2月12日 (火)

0126_7kumo1 2013.1.26
夕方、雨戸を閉めようと外を見たら、こんな状態が見えました。
西の空です。
水滴・氷粒でできている一つの雲が、黒い部分白い部分に分かれて見えます。
分厚い部分では向こうから入社した太陽光が雲内部で散乱してしまってこちらに来ない。だから黒く見える。
雲の縁の薄い部分では、そのまま透過すればこちらへ光が来ないのでしょうけれど、やはり散乱によって太陽光がこちらへ来るので白く見える。
同じ散乱による出来事ですが、こうくっきり見えるのは面白い。
0126_7kumo2
拡大してみました
0126_7kumo3
上の方ではこんな見え方の雲もありました。
空は青い。波長の短い青の光が強く散乱されて目に届く。
水滴・氷粒では、波長の選択はなく散乱するけれど、黒と白を生じている。
散乱といっても色々なことが起きるものです。

特定の波長の光が届くとき「色」が見えます。
白と黒は「色」ではありません。波長の全域にわたって、とにかく「来るか来ないか」なのです。

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