« 線路際のスイセン | トップページ | 偏光器の話 »

2013年2月22日 (金)

おぼこ雛

0210_1nekohina 2013.2.10
妻の誕生日も近いし、雛祭りも近いし、と思いながら書店散歩をしていたら、本屋さんのそばの店で見つけました。
一応我が家には、段飾り、というのもあるのですけれど、何となく趣味に合わない。
作者たちがそれぞれいろいろ工夫を凝らした「内裏雛」一対、というのが好きです。
ほのぼのとあたたかいのがいい。

去年の雛祭りの前に朝日新聞のbeという特集版で、歌の「うれしいひなまつり」のことが掲載されました。「内裏」というのは一対なのに、間違って広まってしまっているので、そのことは私は何回か指摘したことがあるのです。

 

うたの旅人:捨てたいのに広まった 「うれしいひなまつり」(2012年3月2日)
 東京都台東区の浅草橋一帯には、ひな人形の店が並ぶ。その一つ「吉徳(よしとく)」は、江戸時代中期の1711(正徳元)年から300年以上も続く老舗です。
 同社の資料室長で日本人形玩具学会の代表委員である小林すみ江さん(81)を訪ねると開口一番、「この歌は困るんです。みなさん、歌の通りだと思い込まれていて」と苦笑されました。
 歌詞では「お内裏(だいり)さまとおひなさま」とあるが、正しくは男雛(おびな)と女雛(めびな)で、男女の人形一対を指して内裏雛(だいりびな)と言うのです。また、赤い顔は右大臣でなく左大臣の方なのでした。
 実は、こうした歌詞の間違いを最も気にしていたのが、作詞した当のサトウハチロー(1903~73)でした。
 岩手県北上市にあるサトウハチロー記念館の館長、佐藤四郎さん(74)はハチローの次男です。「父が自分の作品の中で一番嫌ったのが、この歌。我が家ではこの歌の話はタブーでした」と話してくれました。
 四郎さんが大学生のころ、テレビからこの歌が流れるたびにハチローが「おい、四郎、スイッチ切れよ」と言われました。「できることなら、この歌を捨ててしまいたい」とも。
 しかし、歌は残りました。しかも、ハチローの思惑とは裏腹に、皮肉にもハチローが作詞した中で最もよく歌われる歌の一つとして。

サトウハチローさんご自身が気にしていたということを知って、ほっとしました。
できれば、新バージョンかなにかで、
「おびなさまとめびなさま、ふたりならんですましがお♪」
とかに変えられればいいのにね。

« 線路際のスイセン | トップページ | 偏光器の話 »

人事」カテゴリの記事

コメント

写真のお雛様はネコちゃんでしょうか。ほのぼのとした感じでとても可愛いですね。うちのお雛様は娘達がお嫁に行ってからは何となく忘れられた存在になってしまって申し訳ない気持ちです。40年前両親が長女のために買ってくれたものでケースに入った小さいものですがお顔はほんと可愛らしいんですよ。「うれしいひなまつり」は私も?と思うことはありますが好きな歌です。

コメントありがとうございます。我が家は何かというと「猫」関係になります。親が買ってくれたものは、七段飾りで、正直言って組み立てるのが辛い。しまいっぱなしになっています。実質的に楽しめる方がよいですね。

この記事へのコメントは終了しました。

« 線路際のスイセン | トップページ | 偏光器の話 »

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ