大雪余聞:2
2013.1.16
線路の柵に立てかけた物体、これは何でしょう?
もう40年近くも前に私が自作した雪掻き用の道具です。
これ、柄の部分ですが、なんだか「八角形」をしていませんか?
そう、これ、富士登山の金剛杖なんですよ。
教師になって、最初に赴任した中学校で、2年生の学年に配当されました。4月。
世田谷区の中学校の施設を使った、河口湖移動教室の実踏、そして引率。富士山の五合目までバスで行ったり、樹海を歩いたり。
思えば元気なかかしでしたねぇ。
その時に、土産に買ったのがこの金剛杖。当時は腰痛持ちではなかったので、杖として使ったことはありません。で、当時住んでいた世田谷で大雪が降った時に、この金剛杖に杉板を太い釘で打ちつけてつくったのがこの雪掻き板。
本体が軽くて、スコップより扱いやすいんです。
雪を押しやって道路脇の側溝に入れたり、スコップ風に使ったり、いろいろ便利なのです。
今回は、大雪の翌日はまだこの道具で雪を押すのは重くてダメでした。衰えたなぁ。
16日には、かなり自然と雪は解けましたので、腕力だけでかなり押すことができました。
腰はダメですが、腕力はまだ多少はありますので、家の前をなんとかクリアにすることができました。
凍ったところは上からこの棒でたたき割り、線路際へ押しやり、細かいところは竹ほうきでシャッ。
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