仏旗
2013.1.3
不信心なもので、初詣ということではないのですが、3日に密蔵院へ行ってみました。
参詣はしていません。散歩しただけ。
ところで、旗がはためいていました。
Wんat?
私は物知らずなもので、寺で旗を見るのは初めて。
この密蔵院でも、今までこういう旗なんて掲げたことはなかったと思うんですけどね。
不思議なものだ。てっぺんは銀色の玉ですね。
こういのは昔から知っています。
どうもこれを旗にしたものらしい。
ふと見ると掲示板に
解説がありました。
ふ~ん。初めて知りました。
修行者は、俗世を捨てて修行に励むので、髪は無用。
贅沢な服は無用なので、黄色い色の「ボロ」を示す僧衣を着る。
俗世の名前も捨てて、戒名を頂く。
こんなことは聞いておりましたが。
みんなお釈迦様の色になってるんだ。よくわからん。
と思って「仏旗」で検索してみたら、ちゃんとあるんですねぇ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8F%E6%97%97
ウィキペディアの「仏旗」の項目です。
仏旗(ぶっき)とは、仏教を象徴する旗。「六色仏旗」「六金色旗(ろっこんしょくき・ろっこんじきき)」、「仏教旗」とも呼ばれる。
はぁ。
{フランス国旗のことではないと断っているのがおかしかった。}
「1885年に、セイロン(スリランカ)のコロンボ委員会でデザインされた。」のだそうです。古いんですね。知らない人は何にも知らないのだなぁ、と痛感します。
左から青、黄、赤、白、橙、そして一番右の列には5色を上から順番に並べた縞模様となっており、それらの色にはそれぞれ意味が込められている。
青は仏陀の頭髪の色で、「定根」をあらわす。
黄は仏陀の身体の色で、「金剛」をあらわす。
赤は仏陀の血液の色で、「精進」をあらわす。
白は仏陀の歯の色で、「清浄」をあらわす。
樺(橙)は仏陀の袈裟の色で、「忍辱」をあらわす。
残りの1色は「輝き」をあらわし、旗の6列目には独自の色は配されず、他の5色を上から順に並べた縞模様で表現される。
ウィキペディアのこのページには「日本の古くからの五色旗。京都の西本願寺の付近の店先で撮影」という写真も載っています。さすが、京都では日常的なんだろうな。
私はこの年(64歳)になって初めて知ったという、お恥ずかしい次第を告白します。
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