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2013年1月 4日 (金)

ホトケノザ

1218_7hotokenoza 2012.12.18
いろんなことが頭をよぎるのですが。

★まずは、春の七草の
「せりなずな ごぎょうはこべらほとけのざ すずなすずしろ これぞななくさ」
と、かつて記憶した「ホトケノザ」は写真のホトケノザではないということですね。
写真のホトケノザはシソ科、花はシソ科特有の口を開いたような花です。
七草のホトケノザは、キク科のコオニタビラコ。花はちゃんとキク科の花。
写真のホトケノザは食用にはならないようです。

★「春の」七草といったときの「春」は、旧暦で考えて下さい。
旧の正月にいただくのが七草粥。
ですから、道端を見ても、コオニタビラコはまだちょっとなぁ。
写真のホトケノザも、花が咲くのはまだ先です。2月に入ってからではなかったか。

それにしても、ずいぶん早く姿を現してくれてうれしいことです。

★去年2012.12.10に小沢昭一さんが亡くなられました。
私は小沢さんを尊敬するものです。
↓下の記事をぜひお読みください
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-9934.html
2011年5月 5日 (木)「小沢昭一さんって、すごいな」

 「今日一日の食うものもない貧乏暮らしだけれど、今度こそ貧乏をバネに俺の好きな生き方をしよう」「大変だろうけど、やってみようじゃないか」と、一人ひとりが独立心を持った。後に私の唱えた「貧主主義」が芽生えるのです。
 だから今回、「一致協力」とか「絆」なんてことが強調されるのが実はちょっと心配なんであります。いつかまた、あの忌まわしい「一億一心」への逆戻りの道になりゃしないかと、そんな気がするんですね。だから私たちの世代には「絆」ってのはちょっと怖い言葉なんです。耳にタコで、こりごりしてる。でも若い人たちには初めての新鮮な言葉なんでしょう。いつの間にか意味がすり替わらないように、気をつけなくちゃいけませんよ。

これは小沢さんの言葉。「絆」にがんじがらめになりそうな世相。
「絆疲れ」してませんか。
ストレートに表現なさった小沢さんにエールを送るものです。

私は孤立を好む者です。人間関係を切り捨てて生きてきた者です。
連帯よりは孤立の方がさっぱりしていていいじゃないですか。
べたべたするのはダイッキライ。
「つながる」ということが素晴らしいことだとは実は思っていない。
仏陀の

仲間の中におれば、休むにも、立つにも、行くにも、旅するにも、つねにひとに呼びかけられる。他人に従属しない独立自由をめざして、犀の角のようにただ独り歩め。

という言葉に私は従いたい。
↓これは私の呟き

みんなが一斉にアッチを見る時は、敢えてソッチの方を向いてみましょうよ。
アッチ、コッチ、ソッチ、ドッチ・・・てんでんばらばらな方が健全ですよね。
危ないじゃないですか「みんなが一斉に」なんて。

http://homepage3.nifty.com/kuebiko/essay/profile.htm
私のホームページの「自己紹介」からの一部分

●私は単独行動者である。
 ・電車のホームで降車した人の流れの中に巻き込まれることは、極度の恐怖をもたらします。みんなが行過ぎてから、最後尾をトボトボと一人行く、のが私の選択です。ドアを出た正面が階段だというような場所には乗りません。危険ですから。なるべく階段から離れたところに降りるように自分の位置を決めます。
 ・親しい友人とでも、複数で行動するのは嫌です。自分の行動原則を守りきれなくなってしまうから。肉体的な行動を越えて、これは、私の人生の哲学になりました。私は単独行動者です。「オレはつるまない」
 ・私は独行する。


昨年の選挙結果を見ても、みんなが一つの方向を向いてしまうことは、危なくっていけません。
効率の悪い民主主義でいいじゃないですか。
なかなか決まらない政治でいいじゃないですか。
格好いいリーダーに率いられて目をつむって突進するよりはずっといい。

同情は差別と表裏一体のものなんです。自分の立っている位置は離れているという安心感が「同情」を可能にするんです。安心して同情しているところへ、同情の対象が入り込んでくると、不安が生じる、そして「差別」を生む。
もう、そういう差別も実際に生じているじゃありませんか。
障害者差別やなんかもみんな同じ構造があるんですよ。
離れた岸から「同情」するけど、一緒になるのは嫌だ、で、来るなと「差別」する。

★さて、「かかしの遠吠え」はここまでとして。
永六輔さんの言葉があるんです。

後ろ姿追いかけた〈小沢昭一さんを悼む〉(2012年12月18日)
■永六輔(ラジオタレント)
・・・
 このごろ誰かが亡くなると、テレビはすぐに寄ってたかってその人を名人上手にして、「天国にはお仲間がたくさん待ってらっしゃいます」なんて言いますね。でも僕は小沢さんはそういう中に入ってほしくない。小沢さんは天国には行かないの。似合わない。小沢さんは草葉の陰にいるんです。ちょっと草をどけるとそこにいるんです。

これが気に入ってしまいました。
「小沢さんは草葉の陰にいるんです。ちょっと草をどけるとそこにいるんです。」

どうもね、道端の草をかき分けたら、ホトケノザがあって、そこに小沢さんがちょこんと座ってひなたぼっこをしているような気がしてならない。
わたくし・かかしも、ホトケノザの葉の上で日向ぼっこしたいと以前から申しておりました。

小沢さんもきっといますよ。
で、ハーモニカかなんか吹いてたりして。
ゼッタイ。
幼いホトケノザをみて、そんな思いが重なるんです。
小沢さんにふさわしいですよね。

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