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2013年1月21日 (月)

月の暦・太陽の暦

★我が家の食卓には「ねこめくり」という、猫の写真の日めくりカレンダーが置いてあります。日々、猫に心をほぐしてもらっているわけです。
日めくりとはいうものの、土日は1枚です。ですから、1月19日、20日が一枚でした。
で、その猫の写真の下に、「上弦」と「大寒」が両方載っていました。
なんだか面白いなぁ、と食事をしながら妻と話しました。

1月19日が「上弦」でした。正午の月齢が7.3。
半月、弓張り月ですね。
私自身、「上」というのは弓の「弦」が上に来るんだろう、とあいまいに理解していましたが、考えてみると、月の出の時と月の入りの時では、弦の位置関係が反転しますから、限定条件を付けないと「弦が上」とはいえないですね。
上旬・中旬・下旬という言葉の「上中下」は「順序」を表す言葉ですね。
「上弦・下弦」の「上下」も順序を示す言葉でしょう。
月に2回「半月」になるわけですから、先に見える半月が「上弦」、後が「下弦」です。

0118_4moon 2013.1.18
たまたま、この日、昼の散歩で空を見上げたら、青空に月が出ていたので、何気なく撮影。
撮影時刻は12:32です。
この日の正午の月齢は6.3でした。月の出は10:24、南中は17:03、月の入りは23:48でした。上弦の前日ですので、上弦の月の話をこの写真でしても間違いは起こらないはずです。

写真は月の出から2時間ほど経ったころのものですね。
{我が家は東方向が建物でふさがれているので、「出」は見られません。}
まだ南中前。「弦」が斜め下向きです。
月の出の時には弦は下向きだったはずです。で、南中時、弦は上下に垂直に張り、月の入りの時に「上弦」になるはずですね。
月の入りの時には、上弦・下弦という言葉の「上下」と、見える半月の弦の「上下」が一致します。

というわけで、上弦・下弦というのは「月の暦」の話。
月の動きは季節の移り変わりとは関係がありません。

★一方「大寒」の方は、「太陽の暦」での出来事。
天球上の太陽の位置があと60度進むと、春分ですよ、という位置を示しています。
360度を24等分すると15度。365日で360度回るので、約15日ごとに「二十四節気」の名前が来ますね。
大寒→(15度)→立春→(15度)→雨水→(15度)→啓蟄→(15度)→春分
こうです。
雨水とか、啓蟄という言葉にあまりこだわらないでください。そんなものは地域によってそれぞれ異なるものです。
でも、冬至を過ぎて大寒の頃になると、冷え切って年間の気温の底がこの辺りにやってくることは確かです。
立春を過ぎると、明らかに「光が春」になってくる。
春分はいうまでもなく。
動いて行く太陽の位置に、15度ごとに名前を付けたのが二十四節気。
二十四節気は太陽暦なのですね。
ですから、大寒は「太陽の暦」に属するものです。


冬至の日、12月21日でしたが、この日の日の出は6:47で、日の入りは16:32でした。
日の入りが一番早い時が16:28(11/28~12/10)です。
日の出が一番遅いのは6:51(1/1~1/13)です。

今日、1月21日の日の出は6:48、日の入りは16:57です。
このごろ「日脚が伸びてきた」と感じませんか?
確実に夕方の明るい時間が長くなりましたね。
前は3時過ぎると夕方モードで、4時過ぎたら一気に暗くなっていった。
今は5時近くまで明るさがあります。
日脚が伸びる方が先に来るわけです。

朝5:30頃に起きますが、朝が明るくなったなぁ、というのはまだ実感できていません。
でも。
7:30頃に車を走らせる用事が週に何回かあるのですが、以前、太陽が信号機と重なってしまって、非常につらかった。ところが先週、気づいてみると、同じ時刻に、太陽が信号機より上にあって、何とか信号機を直視できるようになっていました。日の出が早くなってきて、同じ時刻の太陽が「高く」なってきていることが実感できました。うれしいですね。

立春は遠くありません。

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