よいお年をお迎え下さい
2012.12.28
サザンカです。
葉芽があり葉がある。つぼみがあり、花弁が落ちた後に残って実の成熟へ向かう子房がある。
時は来りて、時は去る。一枚の写真に詰め込むことができました。
大晦日にちょうどいい写真でしょ。
幼きものたち。
看做せば、「お母さん、おっぱい、もっとちょうだい」
「独り立ちの時が来ました。あなたはこれから自分の力で生きて行くのよ」
★「物語は続いてる」
そうさ花が散るのは 種を結ぶため
明日っていう花 また咲かせるため
物語は続いてる
終わりは次の日々の始まりだ
フック・ブック・ローの歌です。この歌詞が気に入っていましてね。
花だけを愛でる、というのは、片手落ちのような気がする。
花は世代という「時」をつなぐもの。
花が散る姿は美しい。
「卯の花腐 (くた) し」という言葉がありますが、花が崩れ落ちて行く姿は「醜い」ですか?
花が崩れ去って行ってこそ、実の熟成がある。
花の終わりゆく姿は、次に来たるべき命への「讃歌」なのではないでしょうか。
それも愛でてあげたいな。
大晦日は時の流れを意識する日です。
実は普段の日々とまるっきり変わりはないのにね。
今日の次は明日です。
大騒ぎしてないで、日本の社会を暮らしよくするために、次の世代のために、今を生きている私たちは花を咲かせて、去って行きましょうよ。
せめてきれいに去って行きたいですね。汚しっぱなしじゃ申し訳ないよなぁ。
今の日本、空騒ぎが過ぎてます。
では、みなさま、よいお年をお迎え下さい。
来年がよい年でありますように。
かかし 白。
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