影が重なった
2012.12.7
朝の8:06頃の写真です。
赤信号で停止して、ふと見ると、ドアミラーの影に「棒」がついている。
何かが引っかかったのかな、とよく見ると、写真の一番左に写っている「ポール」の影とドアミラーの影が重なったのですね。
で、次の信号で撮影。
このポール、正式には何と言うのかな。車体の左の最前部を示しているものです。
ボンネットが丸くなってしまったことと、フェンダーミラーではなくなったことで、車の左側や先端に対する感覚がうまくつかめなくなって、オプションで付けたものです。
朝日が低いのは当たり前ですが、冬場は特に低い。
で、まぶしくって信号機が見えなくなったりして怖い思いをすることがあります。
どんな角度なのかな、と見積もってみました。
ひどい図です。まったく実物のプロポーションは反映していません。概念図に過ぎません。
Aがポールの先端、Bがドアミラーの上端。です。
AB間の水平距離が0.95m
Aが0.97m
Bが1.12m
tan(θ)=(1.12-0.97)/0.95=0.158
θ=8.979度≒9度
ですね。
影では、ポールの先端部はミラーより上に出ていますから、実際の角度はもう少しだけ大きいでしょう。
★
12.13
気づいてみれば、車の後端部に立って、ドアミラーとポールの位置関係がこうなっていました。影と同じ位置関係ですね。
私の身長が170cmくらいですから、カメラの高さを大雑把に1.55mとしましょう。前の図のCですね。
車の長さが3.4m
ポールの先端が1m
でいいかな。
これで角度を計算すると9.2度くらい。
ま、こんなもんですかね。
★そうかぁ、こんな角度で日が射すんだぁ、と改めて感心しました。
アナログ時計の、1分の目盛りが360度/60=6度ですから、
2目盛り分もないんですね。
15分の位置と13分の位置のなす角より小さい。
たまんないなぁ。向きによっては、信号機の真っ直ぐ向こうに太陽があって、まぶしくって信号が見えなかったり、建築物のガラス窓や他の車のガラスの反射がものすごくまぶしくってたまらない。
サンバイザーを下ろしますけど、運転のためにはどうしたって前を見なければならない。
冬の朝の運転は正直言って怖いです。
眼鏡に着脱できる薄い色のプラスチック遮光板を使っています。
まぶしいけど、我慢できるくらいには減光できます。
★安全第一。
昭和44年に免許を取って以来、43年になりますか、無事故無違反ですので、これは大事にしなくっちゃね。
高齢者になってきたし、公然と「とろい運転」を心がけています。
結構大きな声で「指差称呼」も励行しています。
右よ~し、左よ~し、バイクよ~し、って。
歩行者に対しては2回くらい繰り返しています。
車の運転には「信頼の原則」があるはず。
信号が青なら、いちいち信号で停止しなくてもいいのは、その信頼の原則があるからです。
自転車はコワイ!信頼の原則を無視してくる。
歩行者の時は信号を守ってる人が、自転車に乗るとなぜか信号は守らなくていいんだ、と豹変するのはなんでなのかなぁ。
一方通行も逆走できますから、車にとっては自転車ほど怖いものはないですよ。
それでもアイコンタクトがとれると楽なんですけれど。
ほんの一瞬のことなのに意思疎通ができる。
紫外線よけで顔を覆う仮面みたいなバイザーがあるでしょ。あれがコワイ。視線がどっち向いているか全く分からなくって、ぞっとしますね。アイコンタクトを拒否されたら、正直、運転者は恐怖です。こちらを視認しているのかどうかさえわからないんだもん。
人間にとって、目を合わすことは大事なことなんです。
人間関係の第一歩、社会関係の第一歩は、目を合わせることです。
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