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2012年12月19日 (水)

ヤブガラシ

1124_7yabugarasi 2012.11.24
結構カラフルですね。
完熟ではないと思うのですが、完熟までは到達できませんでした。

保育園児の目の高さなんですよね。で、なんだこれ?とつまんだようで、実が落ちていました。いいんです。
ここは保育園の園庭の飛び地、と思ってますから。
いろいろ花や葉っぱを摘んでもらってかまわない。
花や葉を摘めば、手に匂いがついたりします。
匂いの記憶って大事だと思うんですよね。
とかく匂いが嫌われる現代ですが、匂いの記憶って人間の記憶の深層に残ります。
幼いころに、花や葉や虫や、いろいろ遊んだ方がいい。人工的な匂いしか知らないなんてつまらないことです。
園児の目にとまりやすいように花など育てていますので、どんどん遊んでくれると嬉しい。

★私の個人的な一番古い匂いの記憶。
母の実家で綿羊を飼っていたんです。綿羊小屋の藁の、糞尿の匂いも混じった、発酵したような、日向臭いような、あの匂い。忘れられませんねぇ。
山羊もいました。湯呑みを持って行って、目の前で、チューっと乳を絞ってもらって、飲んだんですよ。形容できない濃い匂いと味。美味しかったなぁ。
ウサギもいたし、ニワトリも走っていたし。
渾然たる匂いの世界でした。
「匂(にお)い」と「臭(くさ)い」は全く別のものなのに、最近は「臭い」と書いて「におい」と読ませているようですね。これは絶対にいけないことです。
意図的にこの混用を利用していますよ、いろいろな会社が。

生きている限り、におうのです。
においたくなかったら、この世におさらばしなさい、って。

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