東京では珍しい朝の霧
2012.11.7
今朝、東京の南部に住む私にとっては珍しい「朝霧」がかかっていました。
黄色の信号は駅を出てくる電車のための信号。
線路の向こう側がかなりかすんでいます。
100mくらい先の踏切です。電車が接近中、で赤い信号。
通過を待つ人がいますが、かすんでしまってはっきり見えません。
霧の中から姿を現した多摩川線の電車。
こんなにかすんだのは久しぶりですね。
昨日、猛烈な雨が降りました。で、湿度がおそらく90%を超えて湿っぽくなった。
それが朝方冷え込んで、空気中の水蒸気が気体で存在することができなくなって細かい水滴なった。湿度100%になっちゃったんですね。
30年くらい前になりますか、竜泉洞のそばで。
竜泉洞から流れ出す冷たい川の流れに、温かくて湿った空気が接触して「川霧」が発生したのを見たことがあります。家族旅行の最中。
自然の中で、川面を覆う白い霧はきれいでしたよ。
今も霧と言うとあれを思い出します。
東京の霧はあまり情緒豊か、という感じでもないけれど、それなりに珍しいものを見ました。
ご報告まで。
朝霧は晴れ、といいますが、その通り。
お日様さえさせば、部屋は「温室」になります。
今日は暖かく過ごせそうです。
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