カマキリの平泳ぎ
★朝日新聞の読者投稿欄から
[声]田んぼはわたしの遊び場よ(11/3) 小学生(8)
わたしは、おじいちゃんの田んぼのいねかりのお手伝いに行きました。田んぼでいろんな生き物を見つけ、かんさつしてきました。
カメがいました。さいしょはこわくてさわれなかったけれど、こうらをつかめばいいことがわかりつかめました。カメのあるき方はゆっくりでした。わたしの方がずっとはやかったです。バッタもいましたが、つかまえようとするとにげちゃうのでつかまえられなかったです。
いろんな生き物のうち、一番すごかったのはカマキリです。平およぎをしていたので「すごいなぁ」と思いました。たんぼにはおもしろい生き物がいっぱいいるのでたのしかったです。
おじいちゃんのつくるお米はとてもおいしいです。その新米がもうすぐたべられると思うと、うきうきしてきました。
田んぼは、わたしの一番のあそび場で、たから物です。
すごいなぁ。おじいちゃんはカマキリが平泳ぎをするなんて知らなかった。
そうなるんでしょうね、カマキリが水に落ちたら。
すごいものを見ましたね。
生き物はみんなそれぞれ一生懸命に生きていて、しかもその生き方がみんな違います。
とにかくいっぱい見て下さいね。
★というわけですが。カマキリの平泳ぎねぇ。
私は小学生の頃ヒシバッタをよく泳がせて遊びました。
最近まったくヒシバッタを見ませんが、子どもの頃はいくらでもいました。
で、これをたらいの水に放りこむと、両足をそろえて水を蹴ります。
かなりのスピードで前進します。
昆虫はほとんどが水に落ちても水面に浮いて、歩くときのように脚を動かすと泳げて、岸にたどり着きます。腹部が水に入ると息ができないはずですが、少しくらいの時間なら昆虫は平気。
哺乳類も大方は水に落っこちても泳げます。イヌもゾウもねぇ。
人間はどうも、なかなか、泳げない動物ですね。
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