キゴシハナアブ
2012.10.30
珍しいアブに出会いました。
フウセンカズラの花に来ていました。
胸の縦じまが特徴的。
加えて、複眼の模様がすごい!
ほら。
個眼ひとつひとつのレベルで色の違いがあるのですね。
アメリカミズアブや、ツマグロキンバエの複眼のような「縞」模様ではなく、かなりランダムな模様ですね。左右の対称性もないようです。
不思議です。発生過程で、ランダムに個眼の色が決まるのかなぁ。
この目で見る外界は、どんな世界なのでしょうね。
わっ、みつかっちまった、と飛び上がった瞬間。
ビックリ眼(まなこ)に見えるのが面白い。
余分な註:
体の頭尾軸の方向の縞模様を「縦縞」といい、頭尾軸に垂直な方向の縞模様を「横縞」といいます。
人間の場合、横縞模様のセーターなど着れば、頭尾軸に垂直であると同時に、空間的に水平方向の縞なので、「横」という感覚と一致します。
水族館で見る魚で、頭尾軸方向に対して垂直な縞模様があるのがいますね。
あれは、空間的には鉛直方向ですが、横縞というのです。
この定義がうまく理解できていないと混乱しますね。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%82%B7%E3%83%80%E3%82%A4
「イシダイ」の横縞を見て下さい。
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