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2012年11月13日 (火)

鏡の話:3

Mirror12
直方体の台の上に置いた球。
これはまるっきり、実物も鏡像も、なんともない。
上下・左右・奥行き。
反転も何も、鏡の中から出してきても、な~んにも変化なし。
手袋との違いがよくわかりますね。
重要なのは、物体の持つ対称性らしいですね。

・手や手袋には、「手首から指先へ」「親指から小指へ」「手のひらから手の甲へ」という「3つの向き」があります。
・ステンレスの容器での向きというと、通常に置いた時の「上下という向き」しかないですね。
・球体では、「向き」なんてものはない!

★普通、鏡の前に立って自分の像を見ると。
向こう側の自分が「こっち」を向いて立っているように見えます。
私の左手には結婚指輪がありますが、鏡の中の自分に合わせて自分を反対向きにすると、鏡の中の自分の左手には「指輪」がない。(それは右手の像ですものね)。
そのために「左右が反転した」と感じるのです。

★体には「背骨の軸(頭尾軸)」「背から腹の軸(背腹軸)」「左右軸」があります。
{前後という言葉はあえて使いません。人間が立っている時の「前後」は「背腹」ですし、四足歩行の哺乳類の「前後」は「頭尾」なんですね。ですから、混乱が起こらないように「背骨の軸」=「頭尾軸」とします。}

このように、3つの軸を持つ物体は鏡に写ると、「裏返し」になってしまうのです。
二つの軸を一致させると、残る一つの軸が反転します。

背腹軸と上下軸を一致させたために「左右軸」が反転してしまったのですね。
上下軸と左右軸を一致させれば、背腹軸が反転します。(これが普通に見る鏡の中の自分)
もし、左右軸と腹背軸を一致させようとしたら、(想像しにくいですけど)上下が反転します。

{私、背腹と書いたり腹背と書いたりしているかもしれません。どちらが正しい言葉かよくわからなくて、その時の手の動きでどっちかになります。悪しからず。}

★「鏡の話:2」はここ↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-457c.html

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