オシロイバナ
2011.11.1
この黒いのは「果実」あるいは「実」ですね。
果肉がほとんどなくって、中に種がある。
種の「胚乳」がしろいデンプンの粉なのですね。で、その白い粉を「おしろい(白粉)」に見立てて遊ぶわけです。
もし、ヨウ素入りのうがい薬とか、ヨードチンキがありましたら、この白い粉にちょっと付けてみて下さい。ほとんど真っ黒けになります。ヨウ素‐デンプン反応です。
オシロイバナの「花」と見える部分は実は「萼」なのだ、ということはそれなりに知られていると思います。
ということは、その萼の底部にあって、実が熟すのを支えてきたこの部分は「苞」になるのでしょうね。
お仕事ご苦労様。次の世代がまた栄えますように。
★参考サイト
日本植物生理学会‐みんなのひろば
http://www.jspp.org/cgi-bin/17hiroba/question_search.cgi?stage=temp_search_ques_detail&an_id=1465&category=mokuji
オシロイバナの種子
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