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2012年11月 7日 (水)

マツバボタン

1016_5matubabotan 2012.10.16
おや、これは。
トランスポゾンが動いたのかな。
白い花が咲く株だったと思うのですが、赤が少し入りました。
トランスポゾンが動いて、部分的に赤い色素を作る酵素の遺伝子が復活したのではないでしょうか。
ホウセンカでも似たようなことが起こっていました↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-92c6.html
2012年11月 1日 (木) 「ホウセンカ」

植物では、絶えずこのようなトランスポゾンの動きがあるのでしょうかね。

アサガオの変わり咲き
http://mg.biology.kyushu-u.ac.jp/mg-files/transposon/index.html
http://www.museum.kyushu-u.ac.jp/PLANT2002/01/14.html

オシロイバナ
http://www.jspp.org/cgi-bin/17hiroba/question_search.cgi?ques=true&quesid=2060

ヒトの遺伝子の中にもトランスポゾンは入ってます。
進化史上重要な働きをしてきたようです。
遺伝子が壊される、とかいって、ビックリしないでください。
遺伝子というものはもちろん保存的・保守的なものです。そうでなければ種が保てない。
でも一方で、完全に不変であったら進化が起こらない。
進化が起こるメカニズムには色々な要因があるようですが、トランスポゾンもそのひとつであるようです。

進化する、ということは今までの遺伝子とは違うものができてくる、ということなのです。

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