オオバコ
2012.10.1
イチョウの鉢に見覚えのある草。
これ、オオバコ=相撲草じゃないか?
気づかずにいるうちに花が終わって実が実り始めていました。
熟しきって、もう種を播いた実もあります。
妻に、あれスモウグサじゃないの?と聞いたら、そうよ大切にしてるのよ、だそうです。
地面にもう一カ所あって、それと合わせて消えてしまわないように見ているのだそうです。
★子どものころ、この草で「草相撲」遊びしませんでしたか?
茎を「く」の字にして交差させ、引っ張ってどちらが切れるか、切れた方が負け、というの。
「雑草図鑑」から引用します。
ロゼット型で葉は踏みつけに耐え、種子はぬれると根粘つき付着しやすい。人の動きにともなって広まり、しばしば農道や山道などの路上に帯状に群生するのを見る。オオバコは大葉子で、中国名の車前は生育のようすをよくあらわしている。
「踏まれても踏まれても耐える雑草」というイメージの代表格なのです。
踏みつけに弱い草には進出できない所へ進出していく。人の生活の「縁(ふち)」のところで人と共に栄えている草なんですね。
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