ヒメヒラタアブ
2012.9.22
フウセンカズラの葉の上です。
平均棍まできれいに写って嬉しい。
ところで、今まで私は、このアブについて「キタヒメヒラタアブ」という種名を使っていましたが。
キタヒメヒラタアブの分布はロシアまでで、日本のものはミナミヒメヒラタアブ
と呼ばれるようになりました。
あらま、そうなんですか。
平群庵昆虫写真館というサイトでも
http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/2bangura/vi_abu_hae/kitahimehirataabu.htm
ハナアブ科 体長:9~10mm 平群庵昆虫写真館
キタヒメヒラタアブ(マメヒラタアブ) Sphaerophoria philanthus
改め
ミナミヒメヒラタアブ Sphaerophoria indiana虫の名前に、江戸の奉行所の交代みたいなことが起こっていました!?
これまで Sphaerophoria philanthus(キタヒメヒラタアブ) と思われていた日本のアブは、それとよく似た別種のSphaerophoria indiana(ミナミヒメヒラタアブ) であることが分かった、と言うことらしいのです。
だから、これまでキタヒメヒラタアブとしていたアブの写真はミナミヒメヒラタアブと名前を改めるのですが、では、この写真のアブは本当のキタヒメヒラタアブの可能性はないかと言うと、その確率は少ないものの断言はできないらしいです。要は写真ではどちらであるか区別がつかないのです。
と言うことは Sphaerophoria indiana(ミナミヒメヒラタアブ) で通用することになります。
そうなのか。ちょっと混乱してしまいましたので、当分「ヒメヒラタアブ」でいきます。
ここは東京ですから、ミナミヒメヒラタアブが正しいのかと思います。
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