ホソヒラタアブ
2012.9.28
このところ、ヒメヒラタアブをよく見かけて、このホソヒラタアブやクロヒラタアブをあまり見かけません。
久しぶり。
出会ってしまえば、このヒラタアブの仲間は非常によい被写体になってくれます。
こんなに近づいても大丈夫。
普通にアブとハチを見分けるには、この顔を見れば大丈夫。(例外的なのはもちろんいますよ)。
触角がハチとは全然違います。
ウィキペディアの「昆虫の翅」という項目から引用
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%86%E8%99%AB%E3%81%AE%E7%BF%85
大部分の昆虫は、翅を四枚もつが、実質は二枚として使い、トンボのように前後別々に動かすことはない。チョウは前後の翅の一部を重ね、同時に羽ばたかせる。セミやハチ、チョウ以外の大半のチョウ目(いわゆるガ)などでは、前翅と後翅がばらつかないよう、前後の翅が引っ掛かるように鉤がついている。
・・・
さらに、ハエ目では、翅が二枚しかない。これは、後翅がごく小さく、先端が球状に膨れた、こん棒状の構造になってしまっているためで、これを平均棍とよぶ。平均棍は前翅の運動と同期して高速で回転し、ジャイロスコープと同様に慣性によって虫体の動きを感知する感覚器として働いている。昆虫でもっともうまく飛ぶのもハエ目のもので、種類にもよるが、昆虫のなかでは最速のもの、空中停止(ホバリング)できるもの、宙返りできるものなど、さまざまである。また、カ類の羽ばたき回数は毎秒600回に達し、ブユなど毎秒1000回の羽ばたきをするものさえいる。最速の羽ばたきをする昆虫はヌカカであり、毎秒1046回羽ばたいている。これは全ての生物の中で最速の羽ばたきである。
ハチを見ても、普通、翅が4枚には見えないですね。鉤で連動してるんですね。
チョウははばたき下ろす時は同時のようですが、上へ翅を上げる時は前翅の方が先に上がってい様子が時々写ります。
上の写真では、平均棍が写っていて。平均棍については記述も多いのですが・・・
私が気づいちゃって、何度か書いたことがありますが、ネット上で見たことがないのは、前翅の付け根に、切れ込みがあって、上に折り上がっていて、平均棍とぶつからないようになっているのかな、という構造です。
上の2枚目の写真をよく見て頂くとそれが見えます。
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