ツマグロヒョウモンなど
2012.9.21
今年は一体何匹羽化して旅立っていくのか。
楽しくも嬉しい忙しさです。
羽化したら、時間を見計らって、充分に体が乾燥して飛ぶ気が起きたところで出して上げます。暴れさせて翅が傷んだら申し訳ないし、まだ体が重くて充分に飛べないのに放したら危険でしょうし。
ツマグロヒョウモンには寄生者があまりいないようです。チョウの北進に寄生者がついてこられないのかな。
都会であっても、パンジーとかスミレ科の花がたくさんありますのでおかげで、「都市蝶」という感じで増えているようですね。
タフなチョウですが、顔を見るとひょうきんだったりして。
ランタナ、ブッドレア、デュランタなどがあると、蜜源として遊びに来てくれますよ。
産卵はまた別としてね。
★アゲハ・アオスジアゲハの羽化のサポート
ところで、こんな工夫をご紹介しておきましょう。
紙を切って、三角コーンにベロがついたようなものを作って壁面に貼っておきます。
そこに、蛹を入れておくのです。ここに入っているのはアゲハの蛹。
蛹化したけれど、糸の張りが不十分だったりしたときには、この方法を使って下さい。
入れておくだけでいいです。接着とかはしなくていい。接着剤を使うと、どうしても蛹にしみこみそうで不安です。
白いカーテンのようなものはティッシュペーパー。
上の方でセロテープでケースの縁に固定してあります。
羽化して出てきたチョウの足場です。
足場を失って落ちて翅を展開できないと、飛べなくなってしまいますが、このティッシュペーパーのカーテンをしてあげるようになってから、羽化時の失敗はほとんどありません。
チョウを飼育しておられる方はぜひご利用ください。
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