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2012年10月

2012年10月31日 (水)

モンシロチョウ

1011_7monsiro 2012.10.11
モンシロチョウは秋も結構遅くまで活動します。
越冬蛹になる世代を生む時期です。

去年は10月にコマツナにいっぱい産卵しましたっけ。寄生バチもいっぱいでしたっけ。
妻がびっくりして、種をまいてました。
「泥棒を捕えて縄をなう」泥縄、ではなくて、虫が産卵して種をまく「虫種」だね、と笑ったことを思い出します。
その時の蛹が今年の4月でしたか、羽化したのでした。

ランタナで蜜を吸うモンシロチョウ。
今年の世代の最終ランナーでしょう。(いや、最終フライヤーか。チョウは走らないものなぁ。)

ビロードスズメ

1011_6birodo 2012.10.11
なんだ?ガが写ってなくて、イチイの木の葉だけじゃないですか。
かかしさん、なんかミスってないですか?
いえ、いいんです。
昼の散歩を終わりにしようと戻ってきたら、イチイの木の辺りでガサガサっと音がして、揺れるんですね。
てっきりカナヘビが登っているんじゃないかと思いました。
あの体重だと木の小枝は揺れるし、音も出る。
で、ひょいと音のする方を見たら、カナヘビは見えない。
何かがガサゴソ外の方へ出てきます。
なんだ?と見ていたら、ナント!ビロードスズメが葉をかき分けて出てきて飛び去って行きました。
その出てきたあたりの写真なんです。とてもビロードスズメそのものを写す暇はなくって。
わぁ、飛んでった、記念写真撮っておこう。というわけです。
カラーの葉を丸刈りにしてくれたビロードスズメの幼虫たちがいました。
あいつらのうち、鉢を降りて、このイチイの木の下あたりで蛹になったのがいたんでしょう。
で、羽化して上へ出ようとした。
すごいですね、葉っぱをかき分け、音を立てて、小枝を揺らしながら飛び出してきたんですから。
焦ってたかもしれませんね。出られない、どうしよう、って。
でも、ついに外界に出られて、ものすごい勢いで喜び勇んで飛んでいってしまいました。

また来るのかなぁ、蛇顔して。
あれはあれで、面白いですけどね。

テントウムシ

1011_4tentoumusi 2012.10.11
ナミテントウでしょうか。
葉の先から飛び立つ直前なのですが。
で、実際飛んでいったのですけれど。
羽化時に少し失敗したのではないでしょうか。
薄い翅が完全にたためていない気がします。
無事生活してくれればいいけれど。
心配です。

ケムシ

1011_2kemusi 2012.10.11
フウセンカズラでこういうケムシを見るとは。
なんだろう?
まだ若齢幼虫です。
調べる気力もなんだか湧かなくて。
写真だけ撮って、ストップ。
カノコガの若齢幼虫は黒くないらしいのですが、よくわかりません。
毒っ気は感じませんでしたが、消えてくれた方が嬉しいよ、と言い聞かせたら、翌日から見かけなくなりました。
どこかで成虫になったかなぁ。

ブドウトリバ

1011_1toriba1 2012.10.11
前にもお目にかけたことがあります。
知らないととても「蛾」には見えないでしょう。
  チョウ目 > トリバガ科 > ブドウトリバ
です。
飛行機みたいな、ガガンボみたいな、なんだろう?ですね。
「幼虫はブドウ,エビヅル,ノブドウなどの花,蕾,稚果などを食べる。」と虫ナビにありました。
1011_1toriba2
脚の具合をよく見たいと思って拡大してみましたが、なんだか判然としませんね。
1対の脚を腹部の脇にぴたっと揃えているのです。そこまでは分かる。
で、この腹部に揃えている脚は、後脚だと思うのですが、「出どころ」がよくわかりません。
多分あっていると思いますけどね。
なんか判然としませんね。
もし、次に出会うチャンスがあったら、もう少しそのあたりが見える写真を狙ってみたいものです。

屋内性のクモ2種

1010_8adanson 2012.10.10
アダンソンハエトリです。
玄関を入って、すぐの壁。すぐそばに
1010_9misuji
ミスジハエトリです。
一瞬しかいませんでした。走り去ってしまったので、ピンボケ。すみません。

「日本のクモ」という図鑑によりますと

アダンソンハエトリのところには

温暖化により北上しており、それまで屋内にいたミスジハエトリを追い出して住みつく。

ミスジハエトリのところには

本来は屋内性であるが、アダンソンハエトリの侵入地では競争に負け、屋内より出て野外で生活している。

こうあります。
このことは知っていましたので、ミスジが走り去った後のアダンソンのほうに、仲良くしなくちゃダメでしょ、我が家ではどちらも一緒に生きなさい、と説教しましたが。
効いたかなぁ。

ヘビに優しい

★朝日新聞の読者投稿欄に楽しい投稿がありました。

[声]ヘビに優しい今どきの高校生(10/28)
 介護福祉士 53
 「おい、ひかれちゃうよ」。先日、2人の男子高校生が田んぼに挟まれた道路の真ん中にしゃがみ込み、何かに話しかけていた。やがて1人が手のひらでそれを軽くたたくと、ひものようなものが蛇行運動を始めた。ヘビだ。私はは思わず駆け寄ると、全長30cmほどのまだ幼いアオダイショウ。人間に驚くことなく、ゆっくりとあぜ道の草の中へ潜り込んだ。
 2人ともホッとしたのか、先ほどまでのこわばった表情は消え、ニコニコ笑っている。私が「ヘビは好きなの?」と聞くと、「好きじゃないけど、車にひかれちゃうとかわいそうだから」。私はうれしくなり「ヘビに代わってお礼を言います。ありがとう」と頭を下げた、おしゃれな髪形の彼らは「失礼します」と一礼し、携帯を操作しながら帰って行った。

いい話ですねぇ。
私はよく「好きでなくてもいいけど、付き合い方というものがあるのではないか」という言い方をします。
クモが嫌い。
でも「朝グモは殺すな」というのは、益虫なんだから適当に距離を置けばいいでしょ、という教えだと思うんですね。
チョウはきれいだからいい、でも、イモムシは嫌いとかね。単なる身勝手でしょ。
虫やクモを別に好きになってくれなくてもいいんです、でも、嫌いだからって皆殺し作戦に出るのはやっぱり生き物として変ですよね。適当に距離を置いてつきあうという「良い加減」を知らなくっちゃ。ほどよく生きましょうよ。

アオダイショウなんか、昔は屋根裏に入ると「家の守り神」として大事にしたものでしょう。
ネズミを食べてくれるし。ヘビの脱け殻を財布に入れるとか。いろいろあったよなぁ。
ヘビ好きにならなくてもいいから、ひかれちゃかわいそうだ、という感性を持つというのは素敵ですよね。

★嬉しい話を聞きました。
こういうの「斧」「琴」「菊」っていうんじゃないかな。
Yoki
↑これ「よき」
Koto
楽器そのものの写真はなくって。
Kiku
菊の花の写真がなくって。キク科の写真で代用。

よき【斧】 斧オノの別称。[広辞苑第五版]

「よき こと きく」=「佳き 事 聞く」です。

それって樟脳舟?

★ネット上で新聞を読んでいたら、日経で面白い記事を発見。

水面移動の微小機械 京大など開発、水はじく物質放出(日経 2012/10/29)
 京都大学の北川進教授は米ニューヨーク市立大学ハンター校の松井宏教授と共同で、水をはじく化学物質を放出しながら水面を移動する微小機械を開発した。特殊な結晶でできており、全体の大きさは約5ミリメートル角。研究成果は英科学誌ネイチャー・マテリアルズ(電子版)に掲載された。
 微小機械は0.7ナノ(ナノは10億分の1)メートル角の立方体が整然と並んだ多孔性金属錯体で組み立てた。水をはじく疎水性がある「ジフェニルアラニン」という物質を内部に詰め込んだ。
 実験では立方体を溶かす物質を混ぜた溶液に入れた。内部から疎水性物質が徐々に漏れ出し、水面を20分以上にわたって移動することを確かめた。これまでの人工材料に比べて、2倍のエネルギーを取り出せるという。
 光や熱を利用して疎水性物質の放出を調整すれば、より高度な制御ができるという。

なるほどね、と思いつつ、それって樟脳舟と同じだよねぇ。


http://www.face-kyowa.co.jp/sclence/familiar/4-3-6_no_show/
協和界面化学という会社のサイトです。「ショウノウ舟はなぜ動くのか?」という記事です。

http://www.proto-ex.com/fmi/xsl/exp3/browserecord.xsl;jsessionid=75DB99AF66FBE905B41B284F384C85D1.cwpe1?-lay=%E6%9C%AC%E6%96%87%E3%81%AE%E3%82%B3%E3%83%94%E3%83%BC&-recid=1032&-find=-find
科学実験データベース「管理番号113   しょうのう舟を作ろう」

 切り込みを入れたトレイの後部にしょうのうをつけます。しょうのうは,水の表面張力を下げる働きがあるので,舟の後部の表面張力が低下します。表面張力とは,水の表面が自分から縮んで小さな面積をとろうとする力のことです。舟の前後の水面に表面張力の差が生まれ,結果的に船が前へ進むことになります。
 他に石けん舟,松ヤニ舟,セメダイン舟,ねりはみがき舟など,表面張力に関わるおもしろ舟は数多くあります。

というわけです。
「ナノテク樟脳舟」と言うべきなのかな。

★この研究に関する京都大学のプレスリリースを見つけました。
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2012/121029_1.htm
↑ここです。
タイトルは「水面を泳ぐ化学モーターを、生体から学んで開発-光や温度に応じて物質を運ぶ分子ロボットの開発に期待-」

    ・・・
    さらに、運動の効率を上げるデモンストレーションとして、テール部分に切れ込みの    入ったプラスチック製のボートを作成し、そこにMOF-DPA複合体を積載しました。こ    のようにして作成した”MOFボート”は、DPAの放出方向が一方向に制限されたこと    から、MOF-DPA単体に比べて運動速度および寿命が大幅に向上することが明らか    になりました(図4)。
    ・・・
MOFは「多孔性金属錯体」、DPAは「ジフェニルアラニン」のことです。
この「図4」というのを見ますと、まさしく「樟脳舟」なのでした。よろしければプレスリリースをお読みください。
私の直感も鈍ってはいないようです。

2012年10月30日 (火)

ひっつき虫

1010_5inokozuti 2012.10.10
家に入ろうとしたら、ふと気づきました。
まだ熟しきってませんが、ひっつき虫のイノコズチがジーンズにひっついていました。
そんなに、「草をこいだ」わけじゃないんですけど、線路際で柵に体を預けて写真を撮っていた時にでもひっついたのでしょう。
指先で取って、地面に置いてやりましたが、この青さでは発芽は無理だろうなぁ。

シラホシカメムシの幼虫(だと思います)

1010_4sirahosikamemusi 2012.10.10
ネコジャラシ(エノコログサ)の穂にいたカメムシの幼虫。
あまりなじみの顔ではありません。
丸っこくって、かわいいい感じ。
おそらくシラホシカメムシの幼虫だと思います。(違っている可能性もかなりあります。ごめんなさい)。

★ところで、
http://blog.goo.ne.jp/mushidoko64/e/3ba537ade053941bc3fae372bcb73c5e
鈴木海花さんの「虫目であるけば」というブログです。
記事の題は
足摺岬にアカギの雨降る―『日本原色カメムシ図鑑』をめぐる人々を訪ねて その2

カメムシを中心とした、ものすごく面白い話が載っています。関心が少しでもおありでしたら是非読みに行って下さい。お勧めです。

アキアカネ

1009_7akiakane 2012.10.9
今年は私が勝手に命名した「トンボの集会」がありませんでした。
空気が少しひんやりしてきて、透明感が増した秋のある2,3日。
線路際のあたりで、赤トンボが群れるのです。
線路の柵に止まったり浮き上がったり。
かなりの数が集合するのですが。
今年はそれがない。
一回だけトンボつまみの技でオスを捕獲しました。
メスをつかまえられれば、産卵してもらおうと思ったのですけれど。
なんだか、いろんな出来事が、今年は例年と違うみたいな気がするなぁ。


フタモンアシナガバチ

1009_6hutamon 2012.10.9
フタモンアシナガバチはフウセンカズラが大好き。
よくこの花で見かけます。
これはメスですね。
もう少し季節が進むと、交尾のために現れて、その後「用済み」になってしまったオスたちの「日向ぼっこ」が始まります。その時にまた書きますが、オスの顔は黄色いのです。
ほぼ確実に見分けられます。
上の写真のハチは、顔が黄色くないのでメスだ、と判断しています。


キンケハラナガツチバチ(だと思います)

1009_4haranaga1_1 2012.10.9
キバナコスモスにいつも来ています。
このもじゃもじゃ感はキンケハラナガツチバチだと思うのですが。
1009_4haranaga1_2
夢中で花の中に顔を突っ込んでいきます。
1009_5haranaga2
この写真が10月上旬。
どうなのでしょうか、越冬はおそらくメスだけ。
アシナガバチなどもそうですね。
この時期に見られるのはもう、メスだけなのかな。


ハチ

1009_3hati 2012.10.9
またなんだか赤いハチを見かけました。
産卵管が見えませんからオスですね。
おそらく寄生バチの仲間でしょう。
多くの昆虫に、それぞれの寄生者がいますので、これはもう専門家じゃないとなぁ。
素人の私は踏み込めない領域です。


EV

1009_2ev 2012.10.9
目の前をずっと走っていたので、信号停止時にパチリ。
スバルの電気自動車「プラグイン ステラ」という自動車のようです。
東京電力が自社用に購入したのでしょう。電力会社だから。
黄色の5ナンバーですから、軽自動車の扱いです。

調べてみたら、
4人乗り
家庭用の100V電源で8時間くらいでフル充電のようです。
最高時速100km/h
一充電航続距離が約90km

モンパルも便利なのですが、体がむき出しですから、真夏・真冬は乗れません。死にそう。
一人乗りですしね。
最高時速6km/hは、かえって危険な気がします。危険回避のためには逆にもう少しスピードが出ないとこわい。20km/hか30km/hでいいんですけどね。

そろそろ「高齢者」と呼ばれる年齢に突入する「老」夫婦としては。
夫婦2人乗りで買い物に行きたい。子らは勝手にしろ、乗せてやんない。
一般の公道で、最高時速60km/hが出れば十分。高速道なんか乗らない。
自宅から半径10km~15kmくらいの行動範囲で充分。
このくらいのスペックでいいんだけどなぁ。

プラグイン ステラは税抜きで450万円なんですよ。
老夫婦には高すぎる。
老夫婦向け、超低価格EVがほしい!ヨっ!!

ピタゴラス数の生成:2

★前の記事でご紹介したのは、網羅的な方法でした。
網羅的ではないけれど、すごく面白い方法を見つけましたので、ご紹介します。
Pythadoc

話はすごく単純なんですね。
(n+1)^2=n^2+2n+1
という誰でも知っている展開式を
(n+1)^2=n^2+(2n+1)
右辺で、こういうふうに、くくってみると面白い。
詳しくは上の図を読んで下さい。
この考え方をプログラムにしてみました。

「PRGRM.txt」をダウンロード

これもテキストファイルです。
3つのプログラムが書いてありますが、いずれも同じ結果を与えます。

「***** 1 *****」のプログラム
 これは、律儀に奇数を順次作って行って、その奇数が平方数だったらn+1とnを出力する、というプログラムです。
 ここで「i_sqr()」という自作の関数を使っていますが、これ、ひっそり内緒で自慢の関数「整数平方根」です。
昔、パズルを解くプログラムの問題を解いて応募していた時に。
話は全部整数でやっていけるのに、途中で平方根を求めないとならない部分があったのですね。でも、必要なのは平方根の整数部分だけ。
で、全部整数でできるのに、平方根関数だけ実数を使うのは癪に障るというので作ったのが「整数平方根」という自作の関数。奇数を順次たしていくと平方数になるという性質を使ったもの。
1+3=4
1+3+5=9
1+3+5+7=16
・・・
ね。
解答が載った号で、「面白い関数を作った方がいます」と紹介されて舞い上がったものでした。
それを思い出して再現してみました。
平方根の整数部分だけを返す関数です。

結果の初めの方はこうです。すべての奇数についてピタゴラス数の組が作れるのが面白いでしょ。
ただし
20    21    29
こういう組が生成されてきませんから、網羅的ではないのです。

3    4    5
5    12    13
7    24    25
9    40    41
11    60    61
13    84    85
15    112    113
17    144    145
19    180    181
21    220    221
23    264    265
25    312    313
27    364    365
29    420    421
31    480    481
33    544    545
35    612    613
37    684    685
39    760    761
41    840    841
43    924    925

「***** 2 *****」のプログラム
これは、奇数の平方数を探すのではなく、奇数の自乗は奇数だ、という性質を使ったものです。
奇数を順番につくって、それを自乗し、その数を半分にするんですね。でも奇数だからジャスト半分にはならなくって、差が1の2数にします。これだけ。
この方法を覚えておくと、ちょっと手軽に人を驚かせるかもしれませんね。
13の自乗は169(これは暗算でできますね。)
169=84+85(これも暗算でできます。)
で、13と84と85はピタゴラス数。上の表にもありますね。
これを暗算でやって、どうだすごいだろう、とやってみて下さい。中学生あたりにはうけるかもしれません。

「***** 3 *****」のプログラム
これは、1,2の方法を、完全に公式化してしまったもの。
nを1から順次1ずつ増やしていけば
a = 2 * n + 1
b = 2 * n * n + 2 * n
c = 2 * n * n + 2 * n + 1
これでピタゴラス数になります。確認してください。
単純でしょ。

★記事をアップロードした当初、ファイルが文字化けしましたが「Unicode(UTF-8)」で保存し直して再アップロードしたところ、文字化けが解消しました。知識不足でご迷惑をかけたかと思います。申し訳ありませんでした。(10/31記)

ピタゴラス数の生成:1

★↓下の記事の終わりの方でピタゴラスの定理の証明の一つをご紹介しました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-8518.html
2012年10月17日 (水) 「算術平均 ≧ 幾何平均」

ピタゴラスの定理は有名で、3・4・5などは誰でも知っています。
5・12・13を知っている方もいらっしゃるでしょう。
あるいは7・24・25とかも。

でも、意外とそれ以上のピタゴラス数は知られていないように思うんですね。

★意地悪かかし先生の問題。
------------------------------
次の3つの数がピタゴラス数になっているかどうか確かめよ。
ただし、答えだけ書いてある場合は、採点しない。

a=173、b=14964、c=14965
------------------------------
これ、どうします?
bやcを自乗するのはうんざりですねぇ。
実はaを自乗すればチェックできるんですよ。(ま、そのくらいはしなくっちゃね)

a=200、b=9999、c=10001
これならなんとなく「見える」でしょ。
(10000+1)^2-(10000-1)^2
こうすれば大した計算なしでできますね。
最初の3数はこれほどすっきりはしていませんが、似たようなやり方でチェックできます。
これがピタゴラス数になっているなんて、ちょっと面白いでしょ

★さて、「かかし」こと私はどうやって、上のような3数の組を見つけたのでしょうか?
プログラムを書いてパソコンにピタゴラス数を作らせたのです。
Py
↑ここに書かれた方法は網羅的にピタゴラス数を作り出します。

この方法をプログラムにしました。(使っている文字はちょっと違いますが。)
エクセルのVBAで書いたプログラムにリンクしておきますので、読んでみたい方はクリックしてください。
これはテキストファイルであって、実行ファイルではありません。ダウンロードしても自分で動きだすというようなことはありませんから安心下さい。
エクセルのVBAに貼り付ければ、ご自分のエクセルで走らせることは可能です。

「Program1.txt」をダウンロード

で、このプログラムが出力した "Result.txt" というテキストファイルをお目にかけますので、ご覧になりたい方は、クリックしてみて下さい。長大なリストです。ダウンロードして数学の授業に使って下さっても構いません。(数学的な事実の一覧ですから、著作権などないですよね)。
テキストファイルですので、ワープロソフトでも読みこめますが、ファイル形式をテキストにして読みこんで下さい。

「PythaNum.txt」をダウンロード

m を 2 から 100 まで変化させ、各 m について n を m-1 から 1 まで変化させながらピタゴラス数を作っています。結果的に、これで、2040組のピタゴラス数を得ました。いくらでも増やせます。

お楽しみください。

★記事をアップロードした当初、ファイルが文字化けしましたが「Unicode(UTF-8)」で保存し直して再アップロードしたところ、文字化けが解消しました。知識不足でご迷惑をかけたかと思います。申し訳ありませんでした。(10/31記)

2012年10月29日 (月)

セイタカアワダチソウ

1008_14seitakaawadatisou 2012.10.8
線路の雑草の草刈りで、セイタカアワダチソウはほぼ全部刈り取られました。
2株くらいがかろうじて残ったかな。
その一つ。
秋が深まると、この黄色い花が虫たちにとって大事な蜜源になって、にぎわうのですがね。
目の前に高く立っていてくれると、じっくり撮影できるのですが、今年残ったのは、低くて遠い位置。
これでは虫の撮影はできません。ちょっと残念です。
写真ネタが減っちゃったなぁ。

ヒメヒラタアブ

1008_12himehirataabu1 2012.10.8
ヒメヒラタアブの翅が虹色に輝いていたので、フラッシュなしで撮影しました。
私の腰の不安定さのせいでしょうね、ぶれました。
でも、翅の輝きはなんとか見えるかな。
シャボン玉の膜のように薄い翅なんです。
で、翅の膜の表面と裏面で反射した光が干渉して虹のようになる。
「生きたシャボン玉」のようなもので、美しく輝きます。
そういう薄い翅で見事なホバリング飛行。すごいですよね。
見ていて飽きませんでした。
1008_12himehirataabu2
フラッシュなしでこういう瞬間が撮れるとは。
さすがアブはフォトジェニックな昆虫。
今年はどういうわけはホソヒラタアブがほとんどいません。
(ミナミ)ヒメヒラタアブが時々姿を現して慰めてくれます。
ありがたいことです。

ヤブガラシ

1008_10yabugarasi 2012.10.8
待っていると、時間って長く感じますね。
花はまだ咲き、実が熟していく。なかなか熟し切りません。
そうこうするうちに落ちちゃうよ、という感じなのですが、悠長です。
あせりなさんな、って。
ゆっくりゆっくり。

びっくりしました、アゲハです

1008_6ageha {写}2012.10.8
庭へ出て、ゆっくり一歩ずつ移動して行きます。
一歩動いては辺りを見回し、また一歩・・・。のんびりした散歩中。
ランタナの前まで来たとき。
左後ろからほとんど私の頬に触りそうな近さでチョウが顔の前に飛び込んできました。
はばたきの風圧を感じました。
わっなんだぁ、と、ビックリした瞬間、あ、アゲハだ、という認識が成立し、反射的にレンズを向けてシャッターボタンを押しました。ファインダーなんか覗いている暇なし。カメラをオートフォーカスにしておいて良かった。一枚だけ写っていました。ボケてますがダイナミックな写真。
ホントに目の前だったんだ、ということがお分かり頂けると思います。
ランタナの花にちょっと止まって、蜜を吸ったな、と思ったら、すぐ飛び去って行きました。

びっくり、おおよろこび。
絶対これは私に挨拶に来たのですよ。そう信じて疑いません。

1007_1ageha1 10.7
10月7日に羽化したアゲハの写真。
元気なチョウでしてね。あばれてしまった。
1007_1ageha2
外は雨で、大丈夫かなぁ、と心配したのですが、チョウの翅は完全防水で濡れることはないですから、自分で雨宿り場所は探せるだろう、と放してやったのです。狭いケースの中で暴れて翅を傷めてしまうよりはずっといい。
というわけです。

ゼッタイ、このチョウが、挨拶に来たんだよなぁ。
元気だよ、っとね。
うれしくってたまりません。

カネタタキ

1008_5kanetataki 2012.10.8
キンカンの木の、葉の間から顔を見せていました。
メスです。ちょうど目の高さで撮りやすかった。
何だか妙にかわいらしい目に写りました。
樹上性の昆虫ですから、この辺りで、木の枝に産卵するのでしょう。

夜になると、カネタタキのオスの鳴き声がします。
方向性の把握しにくい音で、あっちの方だな、くらいしかわかりません。
家の中に入って鳴いているような気もするのですけど、見られないし。
好きな鳴き声です。

ヒメムカシヨモギ

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-8993.html
2012年10月25日 (木)「ヒメムカシヨモギ OR オオアレチノギク」
↑ここで「さて、どっちかなぁ」といった植物の花です。
1008_3himemukasiyomogi 2012.10.8
これを、つらつら眺むるに。
ヒメムカシヨモギ、と叫ぶことにします。
多分あってると思うけどな。

1008_9himemukasiyomogi1_2
別の場所で。花がもっと撮影しやすかったのでじっくり撮りました。
白い舌状花が目立ちます。これはやっぱりヒメムカシヨモギでしょう。
1008_9himemukasiyomogi2_2
花に集中していたら、おや、カメムシだ。
多分、ヒメナガカメムシだと思いますが、花に意識が向いていて忘れてしまって、ちゃんと撮りませんでした。
1008_9himemukasiyomogi3
イノコズチと一緒に。
こういう眺めって、心なごみませんか。
華美な花よりいいなぁ。
媚がない。
一生懸命生きる姿が美しい。

ハクチョウゲ

1008_2hakutyouge1 2012.10.8
外出からの帰り、近くのマンション脇。
これ、ハクチョウゲですよね。
コンデジでの撮影なので鮮明さに欠けますが、どうみてもハクチョウゲ。
1008_2hakutyouge2
我が家のハクチョウゲは5,6月ごろに咲くのだったと思いますが。
開花時期を間違っちゃったみたい。
来年はちゃんと時を得て咲こうね。

不明・幼虫

1008_1youtyu1 2012.10.8
家の外の道を歩いていました。
そんなとこ歩いてると車に轢かれちゃうよ、と保護したのですが。
1008_1youtyu2
何の幼虫だか、さっぱりわからない。
体長2cmくらいあって、結構大きい。
「蛆」っぽい感じです。しかし大きいなぁ。
いわゆる蛆の「ぷよぷよ」感がないですね。
この大きさで蛹になって羽化したとすると、アメリカミズアブの大きさになりますか。
コンポストのある場所から、この発見場所まで、直線にしたって4mはあるでしょう。
途中にブロック塀がありますから、それを上り下りしないと、発見場所にはたどり着かない。
そんなに歩いてきたのかなぁ。
腑に落ちません。
暫定的に、アメリカミズアブの幼虫の可能性あり、までですね。

安全な場所に放してやりました。

イヌホオズキ

1007_4inuhoozuki1 2012.10.7
ベランダのプランターになぜかミニトマトではないナス科の花が咲きました。
以前庭で見たことがあると思いますが、ベランダへ引っ越してきました。鳥が連れてきたのかな。
イヌホオズキか、アメリカイヌホオズキでしょう。
1007_4inuhoozuki2
花だけ見たら、ミニトマトとも区別がつかないようです。
タマサンゴの花もほとんど同じだなぁ。

イヌホオズキとアメリカイヌホオズキは「区別が難しい」と雑草図鑑にも記述がありますので、どっちかに決めることは放棄します。
どっちかです。

2012年10月26日 (金)

言葉遊び

★「無理」数とか「虚」数とかのお話をしました。
言葉の意味を拡大しない方がいい、定義された意味だけにとどめるのがいい、操作的に把握してしまうのもいい、と。
で、言った本人が言葉遊びをしたくなったんですよ。鏡の前で歯磨きしていてね。

★鏡って、昔から人にとって不思議なものでした。
鏡の向こうにはこちらと同じ世界があるように見える。でも鏡の中には入れない。
こちらが現「実」の世界なら、鏡の中の世界は「虚」の世界。

さて、完璧な鏡があるとします。厚みのない100%の反射率の反射面。
その面上に起点「O(オー)」を置き、鏡面に垂直で現実世界の方へ延びる半直線を考えます。
数の半直線です。
(ゼロ)は鏡面上にあり、自然数、有理数、無理数などがびっしり乗った半直線。
鏡を見ると、手前の「実世界の数の半直線」の虚像が鏡の中に「向こうへ向かって」延びています。
ということは、向こう側に延びているのは「虚の世界の数の半直線」でしょうね。
Kyojitu
そうすると、私たちが今「負の数」と呼んでいるものは、「虚の世界の数」なのかな?

●これを「虚数」と呼んでもよかったかもしれませんね。

と、これがやりたかった言葉遊びなのです。

実世界と虚世界の境目にあるのは「鏡面」。
実と虚からなる数直線に垂直に鏡面内に垂線を立てましょう。
これが、私たちが今「虚数」と呼んでいる数の直線。
これが鏡面に乗っているのですね。

鏡面とは行ってみれば「虚実皮膜の間(あわい)
その「虚実皮膜」に乗っている数ですから、「被膜数」とでも名付けますか?

広辞苑第五版から引用

きょ‐じつ【虚実】
①無いことと有ること。空虚と充実。
②うそとまこと。「―相半ばする」
③防備の有無。種々の策略を用いること。「―を尽して戦う」

きょきょ‐じつじつ【虚虚実実】
(「虚実」を強めていう語。「虚」は備えのすき、「実」は備えのかたいさま) 互いに敵の虚を衝ツき、実を避けるなど、計略や秘術の限りをつくして戦うさま。「―のかけひき」

きょじつ‐ひまく【虚実皮膜】
(近松門左衛門の語。「難波土産」に見える。「皮膜」はヒニクとも読む) 芸は実と虚との皮膜の間にあるということ。事実と虚構との中間に芸術の真実があるとする論。

近松門左衛門によれば「芸は実と虚との皮膜の間にある」のだそうですから、敢えて言葉遊びを発展させれば

●私たちが今「虚数」と呼んでいる数は「芸数」なのかもね。

気ままに遊んでみました。
「芸数は、虚にして虚にあらず、実にして実にあらず」なのでしょう。

ところで、ふと思い浮かんだのですが、
実世界の数半直線上で、小さい数から大きい数を引くと、鏡の中の虚世界の半直線上にいってしまいますね。
鏡の中の世界へ侵入する手段は「引き算」にあるのかな?
などと、この際、目一杯「意味つながり」で遊ぶのも楽しいかもしれません。

★オマケ
Kyozou
凸レンズでできる実像と虚像の簡単な図を載せておきます。
実像の位置にスクリーンを置けば、像が写りますが、虚像の位置においてもなにも写りません。そこにはないもないのです。
鏡の場合も、向こう側にものが存在しているように見えますが、向こう側には何もないのですよね。
鏡に初めて接する子や、動物などが、鏡の向こうを覗いて見て「悩む」ということがありますね。
「虚」というものに初めて接するのが「鏡」なのでしょうね。

ササグモ

1006_16sasagumo1 2012.10.6
午後1時少し前です。昼の散歩の終わり。門に入ったら、門扉についていました。
夏のこの時間なら日は高くてとてもこういうシーンにはならないのですが、さすが10月。
日が「低い」ので、ササグモの体が逆光に照らされて輝いていました。
うまく撮れるかな、とトライ。
頭胸部が透けて輝いてますね。腹部は透けにくいようです。
1006_16sasagumo2
欲張って、アングルを少し変えてみたのですが。
すごくうまくいったとも思えない。

でも、美しいものです。いいものを見た、と嬉しくなりました。

寄生バチなんでしょうね

1006_15hati1 2012.10.6
赤いハチがいる!というのが第一印象。
素早く動き回るので、うまく撮れません。
1006_15hati2
腹端部から出る管は産卵管でしょうね。
翅に模様があるようです。

ヒメバチの仲間かなという気はするのですが、確定できません。
チョウの飼育者としては敵なのかもなぁ。
でも、それぞれがそれぞれの生き方をする、それでいいのです。

ハラナガツチバチですが

1006_14kinke1 2012.10.6
キバナコスモスにはいつもハラナガツチバチが来ています。
ヒメハラナガツチバチか、キンケハラナガツチバチか、だと思います。
1006_14kinke2
もじゃもじゃ感が少ないので、ヒメハラナガツチバチかな。
悩んでいます。
今の季節、キバナコスモスとフウセンカズラの花は非常に人気があります。

クロウリハムシとウリハムシ

1006_11kurourihamusi 2012.10.6
門の外、すぐ脇、デュランタにクロウリハムシがいました。
デュランタはクマツヅラ科でしょ、ウリ科じゃないでしょ。いいのかい?
一枚、スナップ。

1006_12urihamusi1
線路際のカラスウリの葉にハムシがいました。
トレンチ行動というのをやっているようにも見えるのですが、位置関係が変だなぁ。
自分の外側に円形に溝を掘るんじゃないの?

http://sasadon.blog110.fc2.com/blog-entry-136.html  から引用

観察されたハムシの輪作りは、「トレンチ行動」と呼ばれているものです。
トレンチ行動は、葉を円形に傷つけることにより、円内に流入する植物の摂食阻害因子(苦味や粘性のある防御物質)をシャットダウンし、葉を食べやすくするための行動と考えられています。

おそらく、これから自分の周りに傷をつけるのでしょう。
ここはおそらく別のハムシがトレンチ行動をおこなった場所だということなのだと思います。
1006_12urihamusi2
こういう顔をしていました。
この写真をよく見ると、ピンボケなのですが、虫の体の左側に葉に傷をつけた跡があるようですね。
撮影時、全く気づいていなかったので、それをちゃんと撮っていませんでした。残念です。

最初の写真では虫の体の右側を見ていましたので気付かなかったのです。
やはりトレンチ行動をしていたのだということに、写真を眺めていてやっと気付いた次第です。

カエデ

1006_10kaede1 2012.10.6
門の内側に植えてあるカエデの木。
今年、なんだか葉の様子が今までと異なる枝が伸びてきた、とお話ししました。
先ほど、ヨモギエダシャクの幼虫の大きさを測ったスケールが胸ポケットに入れてありましたので、測ってみようと思い立ちました。
まずは石の上に置いただけの写真が上の一枚。
大きさ、色合い、葉としての姿が違っていますよね。
1006_10kaede2
スケールを置いてみました。
一本の木で、こういう変化が今年始まった。
どうなっていくのか、これからが見所ですね。
季節が進めば紅葉するはず。
紅葉はどうちがうのか。
来年、もし花が咲くとしたら(今年は咲かなかったのですが)どういう違いが出てくるのか。
とても不思議な気分がしています。

ヒメヒラタアブ

1006_8himehirataabu1 2012.10.6
なんと、ツユクサの花に来たヒメヒラタアブを発見。
ツユクサに虫が来ているのを見るのは初めて。
ツユクサの花は低い位置に咲くので、あまりしっかりと見ていないせいもあるでしょう。
1006_8himehirataabu2
これで、このツユクサの花は他家受粉ができたのかな。
虫が来なければ、最終的に自家受粉で何とかするという花ですが、やはり生き物の生殖の基本は遺伝子の撹拌。他家受粉が一番。
よかったですね。

フウセンカズラの葉

1006_7huusenkazura1 2012.10.6
ヨモギエダシャクで笑って、ふと見たら、フウセンカズラの葉に濃淡があります。
複数の葉にまたがって濃くなっていて、三角っぽい影が落ちているのか、と一瞬思いましたが、違いました。
1006_7huusenkazura2
位置の異なる別の葉でも観察出来ました。
なんとなく、濃淡が陰影のような、不思議な感じがしましたのでご紹介します。
特に意味はないのでしょうが、面白い出来事でした。

その後、時々思い出して、葉に変化はないか見ていましたが、葉の色が均一になるということもなく、濃淡を維持しています。

フウセンカズラの枝で~す

1006_6yomogiedasyaku1 2012.10.6
思わず笑ってしまいました。ヨモギエダシャクの幼虫です。
フウセンカズラの枝で~す、と主張しています。
枝=体の安定化に糸を張っているのが見えます。
そりゃ「シャクトリムシ=エダシャク」の幼虫ですからね、枝に擬態していますが、フウセンカズラの枝というのはちょっと唐突でねぇ。看破られてしまった。
1006_6yomogiedasyaku2
拡大。
3対の脚をぎゅっと固めています。

実はこのそばにもう一匹、ヨモギエダシャクの幼虫がいました。
1006_6yomogiedasyaku3
これ。
本当は縦で、頭を下にしていたのですが、写真の向きを90度回転させました。
7cm弱ありますね。大きな終齢幼虫です。
1006_6yomogiedasyaku4
胸部3対の脚までを入れトリミングしました
気門も見えています。
小さなトゲがあります。痛くはないです。
1006_6yomogiedasyaku5
頭。
1006_6yomogiedasyaku6
背側にこういう突起があってトゲが生えています。
これはヨモギエダシャクの特徴です。

★以前はヨモギエダシャクというからには、メインの食草はヨモギだと思っていました。
ところが。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/010921b1.html
から引用

食草     ホウキギ(箒木)の枝にいた。
庭園樹や果樹などいろいろな樹木や花卉の葉を食う。ダリア,キク(菊),ムギワラギク(麦藁菊),ヒメジョオン(姫女苑),ブタクサ(豚草),チャ(茶),アズキ,ダイズ(大豆),クズ(葛),ユスラウメ(ゆすら梅),ミズキ(水木),クワ(桑),アカメガシワ(赤芽槲),バラ(薔薇),ナシ(梨),モモ(桃),クリ(栗)

とまぁ、なんでも食べますね。追加でフウセンカズラも。
フウセンカズラはムクロジ科です。
フウセンカズラの種もおっそろしく硬いのですが、ムクロジの実のように羽子板には使えませんね、小さいから。
ある時、フウセンカズラの種子に錐で穴をあけて独楽を作れないかと試したことがあるのですが、硬くてまったくだめだったことがあります。

★別件
 ムクロジを漢字で書くと「無患子」です。行きつけの医者の待合室に患者さんたちが寄せた絵手紙が貼ってあったのですが、「無患子」が読めませんでした。医者に、あんたこれ読めないか?と聞かれて、「患者が無くなる健康にいい草とか?」と笑いましたが、当時の同僚の国語の先生に聞いたらあら「むくろじ」よ、とあっけなく返事されて、さっそく広辞苑をコピーして医者に届けたのでした。思い出してしまった。

2012年10月25日 (木)

ヒメムカシヨモギ OR オオアレチノギク

1006_5himemukasiyomogi 2012.10.6
今年、庭と線路際の両方でみる草。
草丈1mくらい。
キク科の花・実。
「雑草図鑑」を見ましたら、見開き2ページで。
左にオオアレチノギク、右にヒメムカシヨモギ。
さて、どっちかなぁ。
花の形が見分けのポイントのようですが、そういわれても、何だかよくわかりません。

ニジュウヤホシテントウ

1006_4nijuyahosi1 2012.10.6
ミニトマトに葉を食い荒らしたニジュウヤホシテントウ。
これはナス科の植物を食害しますね。
アブラムシを食べるタイプではない。
ミニトマトの収穫は少なくって、濃い味の小さいトマトを何回か口に含んだだけでした。
1006_4nijuyahosi2
我が家では、タマサンゴとか、イヌホウズキとかがナス科です。
殺虫剤なんか絶対使える庭ではないので、ま、共存していくしかないですね。

ツマグロオオヨコバイ+

1005_21tumaguroooyokobai 2012.10.5
さて、妻を助手席に乗せて、車を運転して買い物に。
いつもの買い物、というやつです。車を止めていても全く邪魔にならない場所、というのがあって、そこで妻が買い物を済ませてくるのを待ちます。
何かが視界の中で動く。
見れば、車のウィンドウの外側にツマグロオオヨコバイが止まっているではありませんか。
ふ~ん、我が家から車にくっついてきてしまったのかな。
携帯しているコンデジで、ぎりぎりの接写。まぁまぁ、ですね。
ツマグロオオヨコバイの腹なんて見たことなかったなぁ。
脚の先端部はハエみたいな構造、これでガラス面にくっついているんだな。
長い後脚が中脚と交差しています。なるほど。
なんとなく「きょとん」とした顔に見えるのは、こちら側からでも同じなのですね。
何枚か撮っているうちに飛んでいきました。

で、改めて車の外を眺めると
1005_22kumo1
秋の雲ですね。
うろこ雲ですか。
1005_22kumo2
高いところのすじ雲ではないですが、秋だなぁ。
ちょっと前にここで車を止めていた時に見たのはもくもくとわき上がる積雲でした。
空には空きが来ていました。

カナヘビ

1005_20kanahebi 2012.10.5
買い物に行こうと車のところへ行ったら、そばの石の上にいました。
わぁお、ですね。
こんなに尻尾が長いんでしたっけ。
感動的に長いですね。
カナヘビはトカゲよりはのんびり被写体になってくれることが多いのですが、この時は急いでいたのかな、さっさと走り去っていきました。

ササグモ幼体

1005_18sasagumo 2012.10.5
体の側面や脚に青みがかった色が残っています。
これ、幼体の名残でしょう。
卵囊から出た時は、すごく青味がかっていますから。
今の季節、いっぱい幼体がいますので、よく顔を合わせます。嬉しいですね。

小さいクモのエサには小さい昆虫。それぞれの世界があるのですね。
{ナガコガネグモとかオニグモなんか、アブラゼミを捕獲しますものね。あれはすごい。}
{カマキリも、幼い時はショウジョウバエなど食べて、エサのオンブバッタと一緒に成長して、成虫はアブラゼミを捕獲しますよ。あれもすごい。}

ミズヒキ

水引が元気です。
1005_17mizuhiki1 2012.10.5
庭だけでなく、線路際へも進出して行きました。
ふと思い出して
1005_17mizuhiki2
上から。
1005_17mizuhiki3
下から。
紅白なので「水引」。

1005_17mizuhiki4
独特の花。
虫が来ているところを私は見かけていないのですが、知らないうちにアリとかアブとか来てるのでしょうか。
風媒花とも思えないしなぁ。
結実すると、ひっつき虫になるのかなぁ、と思わせる姿ですが、実際にはよくわかりません。

セスジスズメの幼虫:去っていきました

1015_11sesuji1 2012.10.15
見れば、立派なウンチを残して、幼虫は姿を消していました。
おそらく、鉢から降りて、地面を探し、土に潜るか石と土の間に潜り込むかして、蛹になったと思います。
越冬するんでしょうね、この時期に蛹になったら。
長い冬、無事で乗り越えてね。
1015_11sesuji2
残されたカラー。
この何年か、こんなにスズメガがやってきたことはなかったのですが、今年はやられましたね。来年また枯れずに復活してくれるかな。
カラーの方も、
長い冬、無事で乗り越えてね。

セスジスズメの幼虫:続き

1010_6sesujisuzume1 2012.10.10
すっくと伸びた姿、立派ですね。
1010_6sesujisuzume2 10.10
頭のところだけトリミングしてみると、これは立派なヘビですね。
1012_3sesujisuzume 10.12
食欲旺盛。
1014_2sesuji 10.14
まだ頑張ってるな、と、コンデジで。
またまたカラーの葉はずいぶん食べられてしまいました。
ごめんな、こんな夫婦の家の鉢植えで。
耐えるカラー、です。

セスジスズメの幼虫

1005_16sesujisuzume1 2012.10.5
あれまぁ、です。
カラーの葉が、ビロードスズメにほぼ食いつくされましたが、その後何とか頑張ってまた伸びて葉を出して復活してきていたんです。
気づいたら、そこにこんどはセスジスズメの幼虫がいました!
前回のセスジスズメはホウセンカにいたのですが、今回はカラーにセスジスズメ。
もうずいぶん大きく成長した幼虫です。
1005_16sesujisuzume2
おみごと!スズメガの幼虫です。っ。
尻尾がなんともいえませんねぇ、愛嬌がある。
ま、我ら夫婦のことですから、いいです。カラー食べて、大きくなって下さい。
ただ、飼育はしませんので、屋外で自分で場所を探して蛹になって下さい。
いやはや。
かわいいなぁ、とか。
飼ってみる?とか。
何となく未練も残るけど、でも、飼わないぞ、と決意しました。

★別件:1959年にコニー・フランシスさんの「Lipstick On Your Collar (カラーに口紅)」が出ました。私は11歳、ガキでしたので、カラーに口紅がついているなんてことの意味は全く理解していませんでした。マセガキではなく、純朴なガキでした。

で、替え歌。「Sesujisuzume on Calla♪」
字余り気味。歌ってみて下さい。
「カラー」のスペルは異なります。
(ネイティヴの人は、これ、発音し分けられるのかなぁ?

2012年10月24日 (水)

ハラビロカマキリの卵

1005_10harabirotamago 2012.10.5
ザクロの実を見ていたら、あれっ、ハラビロカマキリの卵囊じゃない!
他所のお家のものですから、勝手にとってくるわけにも行きませんので、経過を見続けることにしましょう。
うれしいな。
ご近所に増えるといいな。
できればオオカマキリも増えるといいんだけどな。

多摩川の河川敷が整備され過ぎなんです。
30年前には、もっと虫にとって住みやすい環境だったのですが、今は整備されてしまって、虫さんの住環境は悪化しました。
虫が住みにくければ、鳥だって住みにくいはずなんですよ。
愛鳥家の皆さん、鳥のために、虫を増やしましょう!
環境を適度に放置して、虫も鳥も住みやすくしましょう!

この卵囊、私の身長より高いところにあります。180cmくらいかな。
カマキリがその冬の積雪量を予知する、という言い伝えがありますが、あれは間違いのようですよ。
もし当たったら大変。今年の冬は、大田区南部は積雪180cmになりますが・・・。

雪に埋もれるカマキリの卵はいっぱいあるそうです。耐寒性の強い卵囊ですから、中が凍りつかなければ大丈夫。
たまたま、積もった雪の表面より高い位置に出ていた卵を見た人が、そう言い始めたのではないかな。後付でものを考えてはいけません。{占いというものが成立するのは、基本的に後付で考えるからです。}
弘前大学名誉教授の安藤喜一氏が「カマキリの積雪量予知は誤りである」という結論を書いた本を書店で見たことがありますが、さすがに専門書過ぎて、買いませんでした。
読むべきだったかなぁ、4年くらい前の本だったような、・・・、う~む。いいや。

ザクロ

1005_9zakuro 2012.10.5
ご近所でザクロの実が熟してきています。

今年の7月5日付で書いたザクロの花の、その実です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-58e8.html

この場所で完全に熟したザクロを見たことはないような気がします。
少し先へ行って、踏切を渡って、多摩川の土手の方へ行く途中にザクロがあって、ここでは真っ赤に弾けた実を季節になるとみられるんですけどね。

この写真の実がどこまで熟すか、時々見てみましょう。

ヤブラン

1005_8yaburan1 2012.10.5
ご近所でヤブランが咲いていました。
いつも、紫色の花の穂を認識しているだけなのですが、腰をかがめて見たら、個々の花が見えました。
1005_8yaburan2
ほら。
1005_8yaburan3
当たり前ですが、メシベ・オシベがちゃんとありますね。
こういう花だったとは知りませんでした。ちゃんと見たことのないもの、っていっぱいあるんdねすね。
ユリ科ヤブラン属です。
そういわれれば、ユリ科の花なんだな、この姿。

ツマグロヒョウモン

1004_6tumaguro1 2012.10.4
ごく標準的な姿勢で蜜を吸っています。
1005_12tumaguro1 10.5
アクロバティックなスタイルで蜜を吸っています。
1005_12tumaguro3
しかしなぁ、キミ、これじゃ蜜は吸えていないんじゃないの?
この位置関係で、蜜源に口吻が届きますかねぇ。
どこか「ひょうきんさ」を感じさせるチョウですね。


ホトトギス

1022_4hototogisu 2012.10.22
前の記事で、キンモクセイの花のつき方に気づいたので、キンモクセイの真下にあるホトトギスを見直してみました。
すると、ホトトギスの場合は、つぼみは葉に抱かれるようについています。
そして、やがてつぼみの茎が伸びてきて、膨らんで、開花に至るようですね。
1022_4hototogisu2
どんどん咲きます。

キンモクセイも咲いています

1014_1kinmokusei 2012.10.14
2階の雨戸を開けたら、眼下にキンモクセイのつぼみ。
もうすぐ咲くね。
1015_3kinmokusei1 10.15
咲いた。
この色が何とも言えない佳い色ですね。
風の流れで、香りが強く漂ってくる位置と、そうでない位置があります。
風の道、が嗅覚でわかります。

1015_3kinmokusei2
ふと気づいてしまったのですが、なんだか、キンモクセイの花って「唐突」に咲いてますね。
茎からぴょんと花が出てますよ。
1015_3kinmokusei3
ほらね。
毎年見ているはずなのですが、気づいていませんでした。

日本にはオスの花しかない、なんていうウンチクは好きでご紹介してきましたが、花のつき方まではちゃんと見ていませんでした。迂闊なことでした。

ホトトギスが咲き始めました

1019_2hototogisu1 2012.10.19
お、つぼみが弾けそう。
1019_2hototogisu2
と思ったら、2輪咲いていました。

1019_2hototogisu3
弾ける寸前のつぼみを真上から見るとこうです。
1019_2hototogisu4
ぽん。
音はしないでしょうけど、弾けましたね。

ルリタテハがもっと産卵しに来てくれてもいいのになぁ。
待ってま~す。

紅葉

1020_2sida 2012.10.20
庭で紅葉がはじまりました。
池のほとりのシダ。{「ほとり」というほどのものかなぁ。}
1020_3kaede
鉢植えのカエデ。
京都南禅寺のそばから東京へやってきた実生のカエデ。

小さな秋が始まりましたよ。

2012年10月23日 (火)

オンブバッタ

1004_17onbubatta1 2012.10.4
オンブバッタが交尾していました。
1004_17onbubatta2
秋だなぁ、という光景ですね。
交尾して産卵して、この親世代の個体は死にます。
卵が越冬して、来年孵化して次の世代が始まります。
冬という季節をくぐりぬけるのに、昆虫はいろいろな方法をとります。
幼虫で越冬、蛹で越冬。

冬を越えると、新しい命の季節。
今は、秋。

白いヒガンバナ

1004_8higanbana1 2012.10.4
線路向こうにあるんです。
1004_8higanbana2
我が家の前の赤いヒガンバナが咲いているので、向こうのも咲いているだろうと、散歩を少し伸ばしていってみました。
白とはいっても、薄いピンクですね。

まず目的地へいこうという意識で歩いていて、見落とし。
1004_10higanbana
線路のこっちがわに一株だけ引っ越してきてました。
この品種には種ができるのでしょうか?それとも、やはり塊茎をひとつここへ移動させてきたのでしょうか。
増えるといいですね。

ところで、調べてみたらこのシロバナヒガンバナの学名は「Lycoris albiflora Koidz」だそうで、「albi」は白、「flora」は花ですから、学名からしてシロバナなんですね。ナットク。
普通の赤い花のヒガンバナは遺伝子が3倍体なので結実しないのですが、2倍体の変異種もあるようで、それなら減数分裂が可能です。そういう変異種と「ショウキズイセン(鍾馗水仙 )」が自然交雑して、シロバナヒガンバナができたという話でした。

http://www.hana300.com/syousu.html
ここにショウキズイセンの写真があります。
なるほど、と納得のいく姿の花でした。

イチモンジセセリ

1004_4itimonjiseseri 2012.10.4
オシロイバナの葉に止まっていたイチモンジセセリ。
ひょいとシャッターを切ったら、「半透明」になっちゃった。
フラッシュの光に反応して飛び上がったんですね。
この反射神経、このはばたきのスピード、すごいですね。
小さなアシナガキンバエならいざ知らず、この大きさのチョウがこれほどの動きをする。
ふだんはのんびりしているチョウで、指先でつまめるくらいののんびり屋なんですが、こういう素早い動きもできるのでした。
おみごと。

ツマグロヒョウモン

1004_15tumaguro1 2012.10.4
わぁわぁ、ですね。雌雄です。
1004_15tumaguro2
雌雄がいる場合、当然「女性優先」。和服の「褄」という感じがいいですね。
この間にオスは飛んでいってしまいました。
ツマグロヒョウモンも羽化失敗のないチョウです。
アオスジアゲハがセンシティブで失敗しやすいです。
今年はそういう悲しい思いはせずに済んでいますけど。

1005_1tumaguro 10.5
5日に羽化したオス。
ツマグロヒョウモンはどこかひょうきんな感じがしてしまう「顔つき」です。何となく人懐っこいし。
毎日毎日、わぁ羽化した、わぁ飛んでった、やぁうれしいなぁ、と。
騒がしい夫婦なのでした。
なんとなく、ふっと、気が抜けた感じもするんですよ、無事旅立たせるとね。
感情移入してしまっているから。

キタキチョウ

1004_14kityou1 2012.10.4
アオスジアゲハの撮影に熱中していましたら、視野の中に黄色いチョウが割り込んできました。
キタキチョウです。
アオスジさんばっかりほめてないで、私も見てよ、とディスプレイにやってきたという気分。
ひとしきりアオスジを撮って満足して、見ればまだすぐそばで蜜を吸っている。
このチョウがじっと目の前にいるというのも珍しい。
で、ぱちり。
よくみれば、ササグモも一緒に写っていました。
サイズ的にキタキチョウはちょっとササグモには大きすぎますね。
目をやれば虫がいる、という庭です。
1004_14kityou2
おいしいよぉ。
なんだかまぁ、すごい写真が撮れましたねぇ。
こういう時はどうしても、おじいちゃん私を撮って、とやって来たように思えるのです。

案山子写真館店主 白(もう)す。

アオスジアゲハ:2

1004_13aosuji4 2012.10.4
ランタナの花に移してやりました。
1004_13aosuji5
フラッシュを使った撮影。
チョウの毛のふさふさに、なんとなく、犬の毛並みを思い起こすんですね、わたし。

1004_13aosuji6
玄関先に座っての撮影ですし、チョウも落ち着いているので、フラッシュなしでいってみようか。
逆光になります。
白い模様は半透明。翅の重なったところでは下の翅が透けてます。
輝く女神ですね。

アオスジアゲハ:1

1004_13aosuji1 2012.10.4
アオスジアゲハは少し繊細な雰囲気。
アゲハの迫力にはちょっと負けます。
なんかこう、かわいいでしょ。きょとんとしている、というのかな。
1004_13aosuji2
のんびりしていましたので、アップ。
1004_13aosuji3
ありがとうねぇ、きれいだよ、と声をかけながら正面から。
知らない人が見たら、虫に話しかけながら写真撮ってるなんて、「あぶないじいさん」に見えるだろうなぁ。
こそばゆくって、これがたまりません。

アゲハ

1003_14ageha 2012.10.3
もう出るぞ~、っと叫んでいるような口に見えませんか。口吻が。
1004_11ageha1 10.4
最初の写真の個体ではないか、と思ってしまうのですが、外へ出たら目の前へ飛びこんで来てデュランタの蜜を吸って、そして反転して高く舞い上がってミカンの木の方へ。
挨拶に来てくれたと思っております。

1004_16ageha2 10.4
上のとは違う個体。
これまた、もう出たい、と騒ぎまして、はばたいているところを撮ったので、翅が湾曲して見えるのです。実際に曲がっているのではありません。
アゲハはパワフルです。

1004_16ageha1
そしてパーフェクトな美です。

羽化週間

★すごかったんです、1週間。
10月1日(月)から10月7日(日)の一週間で、チョウが15匹も羽化して行ったのです。
Ukasyukan
毎日アゲハは羽化しまして、アオスジアゲハやツマグロヒョウモンも羽化して、多い日は1日4匹も羽化して行きました。
やあ、さすがに私共夫婦も大忙し。こんなに羽化が続くのは全く珍しい。
この一週間の後はもう、秋の陽射しに変わって、羽化はポツンポツン。
蛹で冬越しをするのが来るかもしれません。

★今年はずいぶんいっぱい旅立たせたね、何匹くらい我が家から旅立っていったんだろう?と日記メモをたどってみたら、全部記録したかどうか、判然としなくなっていますが、確認できたものの表を作ってみました。
Ukasuu
4月のモンシロチョウは蛹で越冬していたものです。
5月のルリタテハは、ホトトギスの葉にいた幼虫6匹が無事成長して羽化して行ったものです。その後はルリタテハさんは来てくれないなぁ。

ということで、10月の20日現在で「71匹」が我が家から旅立っていったのでした。
何匹かガも羽化しましたが、ここには入っていません。

すごいわね、すごいな、と夫婦。
すごいでしょ。虫的時間の中に生活する夫婦なんですよ。
皆さんもいかがですか。

2012年10月22日 (月)

メスジロハエトリのオス

1004_2mesujirohaetorim 2012.10.4
メスとは全然違いますね。
クモの場合、雌雄の差が大きいものがあります。
また、幼体と成体ですごく異なる姿だったり。

図鑑に載っているような典型的な姿でいつも姿を見せてくれると分かりやすくていいのですけどね。
屋外で瞬間的に出会うクモたちはなかなかにむずかしい。

これ オニタビラコ?

1003_13onitabirako 2012.10.3
プランターに黄色い花。
これってオニタビラコみたいですが。
季節が全く違いますが、いいのかなぁ。
草丈は非常に低いです。
季節外れに、ちょっと伸びて、さっと咲いてみましたかね。
あれれっ?という気分です。

蜜を吸いに

1003_9kitahimehirataabu 2012.10.3
ヒメヒラタアブがフウセンカズラの花に口をつけています。
1003_10rukousou
ルコウソウの花の一輪が今終わるところ。
花弁がしおれて垂れてきました。
オシベはまだ垂れ切ってはいませんが、しおれた花弁が落ちる時、一緒に落ちます。
後には、子房とメシベの花柱が残ります。
さて、今、しおれかかった花弁が萼から抜けるところですが、外に蜜がこぼれるというか、絞りだされたのではないでしょうか。
小さなアリがいっぱい来ています。
花の中までで潜り込まなくても、こぼれ出した蜜を外から舐められるのだと思います。
受粉とかはもう関係なくなった状態ですけれど、残った蜜はアリを養っていますね。

ルコウソウたち

1003_8rukou1 2012.10.3
左がルコウソウ。右にぼかしたのがモミジルコウ。
もう入り乱れてます。ごちゃごちゃ。
1003_8rukou2
ほらね。絡み合って、すごいことになっています。
大きな通りから来て、線路沿いに歩いて行く方に見やすい位置にあります。
ぜひこの強烈な赤と緑の大混戦を楽しんでいただければいいな、と思っております。

ヒガンバナ

1003_5higanbana 2012.10.3
最盛期。
華やかですね

1009_1ageha 10.9
用事があって車を出そうとしたら、ヒガンバナにアゲハが来ていました。
コンデジしか持っていなかったので、かなり甘い画像になりました。
ヒガンバナは結実はしませんがある程度の蜜は出るんでしょうね。
アリが来ている写真はお目にかけました。
今回はアゲハ。
でも、いろんなチョウがやって来るという感じではないです。
デュランタ、ブッドレア、ランタナの方がいつも何かのチョウが来ています。

ヒメジャノメ&ヤマトシジミ

1003_4himejanome 2012.10.3
季節が進むと、翅の傷んだチョウを見かけるようになります。
後翅の後端部が欠けたのが多いですね。
鳥に捕まりそうになって逃げてきたのでしょうか。

1003_7yamatosijimi1
ヤマトシジミですが、ボロボロになっていました。
1003_7yamatosijimi2
前翅もやられてしまっています。
でも頑張る。

生きる力があって、生きられる限りは、生きる。
私もそうありたい、虫たちをお手本に見習って生きるつもりです。

ヒメグモ

1003_2himegumo1 2012.10.3
庭のフウセンカズラのネットにヒメグモの巣があるのですが、持ち主の姿があまり見えずにいました。
ふと見ると、ダンダラテントウでしょうか、獲物がかかって食べていました。
右上にゴミを円錐形にした隠れ家がありますね。ふだんこの中にいるはずです。
ところが、高さ的に微妙な位置でして、私の腰の「性能」ではかがんで覗きこむことが出来ないのです。
で、中に主がいるのかどうかわからずにいたわけですが、今回、食事のために出てきたところにお目にかかれました。
1003_2himegumo2
拡大です。
出糸突起から巣網に糸が伸びています。
獲物が暴れてしまった場合でも、自分の安全は確保できますね。
獲物と一緒に落っこちるというようなことはありません。

虚数(その2)

Rotate
図中、複素平面上のA点は(a+bi)という複素数です。
これに「i をかける」と90度回って、B点に移ります。
計算は図中に書いておきました。
さらに、もう一回「i をかける」と、C点(-a-bi)に移ります。
Bからは90度ですが、最初のAからは180度回りました。
180度回るのは「-1をかける」操作。(a+bi)に「-1」をかければ、確かにC点に移りますね。
そして
(a+bi)+(-a-bi)=0
ですので、逆元の関係にありますね。
「-1をかける」という操作は、数直線上でも、数平面上でも「逆元へ移行する」操作であることは同じなのです。
2回「i をかける」操作=「-1をかける」操作。
したがって
i×i=-1
なのですね。

★質問!
2回「-1」をかけると、360度回って、元に戻ってくる。
4回「 i」  をかけると、360度回って、元に戻ってくる。
じゃあ、3回かけたら360度回って元に戻ってくる、という操作はないんですか?

あります。
Omega
原点を中心として、360度を3等分する角度ならいいのです。
1から出発して3回かけると戻ってきますね。
これは
x^3-1=0
という3次方程式の解なのです。
Omega2
ですね。
この数は有名で「ω(オメガ)」という記号までもらっています。

複素平面上では、1を頂点とする正n角形を描くと、x^n-1=0 のn個の解が描けるんですね。
個別に名前を与える必要はありません。
実数と虚数の「複合した」数ですべて表すことができるからです。

★今回のお話はここまで。
複素数の四則演算やその他諸々、について立ち入ることはしません。
ただ、複素数では、掛け算に「回転」が入ってくることを頭の隅っこに入れておいていただくといいかな。なにかと。

虚数(その1)

★「無理数」「負数」と名前で「つまづく」話をしてきましたが、「虚数」も名前で コテン の方が多かったことでしょう。

「虚」なるものが「存在する」ってどういうこと?「実」なる数が存在するのはわかるけど。

とはいえ、そもそも「数」って存在してますか?
「数」というのは実在ではなくって、実在から抽出された概念なのですよね。
実数といったって、存在しているわけじゃないんですけどね。
なのに、虚数になると、「虚の存在」なんていう言葉の「意味」にひっかかってしまうんだなぁ。

★負の数を考えたときに、「-1をかける」と原点の向こう側へ180度回る、という操作で理解すると楽ですよ、とお話ししました。

原点からある方向へ延びる半直線上にあった数が、「-1」をかけることによって「向こう側の世界」=「負の世界」へ反転し、数直線になったのです。
この数直線上で、自然数、整数、有理数、無理数、超越数などが発展して、数直線は完全に「密」につまったものとなりました。

ところで、数直線の原点から垂直に立った方向というのは、開拓されてませんね。
半直線の「向こう側」のように、数直線の垂直方向というのもあるんですね。
{歴史的な発展過程をたどってはいません、悪しからず}

★操作的に考えましょう。

「-1をかける」という操作が「180度の回転」であるなら、
「ある操作」を数直線上の数に行う(かける)と「(反時計回りに)90度回る」という操作があったっていいでしょ。
その操作を2回続けて行えば180度回ります。
180度回る操作に「-1をかける」という名前をつけたように
90度回る操作には「iをかける」という名前をつけます。
何でもいいんです、実は、単なる名前ですから。
Img
数直線上の「1」に「iをかける」と90度回って数直線から出てしまいます。
その数に、もう一回「iをかける」とまた90度回って、数直線に戻ってきますが、着地点は「-1」です。
そこで、「i」を「2回かけると-1になる」のですね。

「2回かけるとmになる」数を「√m」というのでしたね。
ですから、「i」という操作は「2回かけると-1になる」のですから「√(-1)」なのです。
それだけのこと。悩むほどのことでもない。

蛇足ですが4回「iをかける」と当然、元に戻ってきます。

そう約束すると、数直線から飛び出した側方世界が開けてきて、数の世界がまた一段と広がって自由で爽快な世界になるわけです。
数学的な拡張はいつも「自由の拡大」なのです。
気分いいですね。

一応の名前として、最初の数直線上の数に「実数」という名前を付け、原点で実数の数直線に垂直に交わる、「i」をかけた数の世界を「虚数」という名前をつけたのです。
あえて言ってしまえば、実数=「普通の数」の世界と、虚数=「側方に展開する数」というように考えてもいいでしょう。{かかし流です。数学本流ではありません。念の為。}

実数は完全に密ですから、それを90度回した虚数も完全に密な数の世界です。
{連続だとか完備とかいう用語はここでは使わないことにします。めんどっちい。}

★半直線だった数の世界が、「-1をかける」ことで数直線になり、数直線上で数が発展したのでした。
今度は、数直線に「iをかける」ことで、虚数という別の数直線を生み出しました。
いってみれば数直線から「数平面」への発展です。
この「数平面」上の点は、実数と虚数のセットで表現される数です。
a+bi
というように。
「実数と虚数のセット」ですから「実数と虚数の『複合数』」といっていいでしょう。
で、複合=complex で、 数=number
ということで実数と虚数がセットになった数をcomplex numberというのです。
これを日本語に訳して「複素数」としたのですが、これ、いい訳だったかなぁ。
複合数でもよかったのではないかなぁ。

で、複素数で構成される「数平面」なので、この平面を「複素平面」というのです。


英和辞典を見ますと

complex {形容詞}多くの部分から成る,合成[複合]の;複雑な.

なのですが、日本語で「コンプレックス」というと

コンプレックス【complex】〔心〕
①心の中で抑圧されて意識されないまま強い感情をになっている表象の複合体。病的行動の原因となることがある。精神分析の用語。
②特に、インフェリオリティ‐コンプレックス。「―を抱く」
                       [広辞苑第五版]

劣等感とかね、こんな感じになってしまう。
英語本来の意味もちゃんと日本に根付いてくれればよかったのにね。

名前としての「虚」にこだわらない方がいいですよ、というお話しでした。

ダメ。ぜったい、ダメ。

事故がありましたね。

地下鉄丸ノ内線車内で洗剤の缶破裂 男女2人重傷(2012年10月20日 朝日新聞)
・・・
 20日午前0時20分ごろ、東京都文京区本郷2丁目の東京メトロ丸ノ内線本郷三丁目駅に停車中の電車内で、「乗客の女性が持っていた缶を振っていたら破裂した」と110番通報があった。東京消防庁や警視庁によると、中に入っていた液体が飛び散って乗客にかかるなどし、11人が手当てを受けた。いずれも意識があり、男女2人が重傷という。
 東京消防庁によると、11人は20代から50代で、男性4人、女性7人。このうちの20代の女性が持っていた容器が破裂したという。メトロによると、缶には「強力洗剤」と書かれていた。東京消防庁によると、女性は、コーヒーのキャップ付きアルミ缶に強アルカリ性の業務用洗剤を入れていたという。
・・・

丸ノ内線14人けが洗剤破裂か(NHK 10月20日)
・・・
この女性は警視庁に対して、「自宅を掃除するために、勤めている飲食店から油汚れを落とす強力な液体洗剤を分けてもらい、500CCのコーヒーのアルミ缶に入れて持っていた」と説明しているということです。
・・・

油汚れを落とす業務用洗剤だったんでしょうね。
アルカリのかなり濃い溶液(販売できる濃さというと5%程度以下でしょうけど)と界面活性剤の混合物かな。
いわゆる「苛性ソーダ」「苛性カリ」ですよ。
苛性というのですから「性質が劇しい」のです。

私の化学の授業をちゃんと受けた人だったら、こういう失敗はしないなぁ。(と思うけど。)
●アルミニウムは金属ですからね、酸と反応して水素を発生します。塩酸で書けば
2Al + 6HCl → 3H + 2AlCl

金属が酸と反応して水素が出るというのは、小学校でもやるのかな。
ですから、アルミニウム容器に酸を入れようという人はあまりいないでしょう。
古い話、毎日アルマイトの弁当箱に日の丸弁当を詰めて食べると、そのうち、梅干しに当たっていた部分が腐食してきましたよね。

●ところが、アルミニウムは両性金属。アルカリとも反応します。
「アルカリとも反応」と書くと、酸とは激しく反応し、アルカリとは酸ほどではないけれど少しは反応する、と言う感じがしてしまうかもしれません。
ところが違うんだなぁ。
「もののことはものに聞け」なんです。物質ごとに性質は異なるのです。
アルミニウムは酸より、アルカリとの方がよく反応するのですよ。「よく」というのは「激しく」ということです。

2Al + 2NaOH + 6HO → 2Na[Al(OH)] + 3H

いろんな書き方がありますが、よくアルミン酸ナトリウムといいます、ちょっと別の形で書いてみました。
本当は Na[Al(OH)(HO)] と書いた方が正確かとも思います。
NaAlO と書くことも多いです。

2HO + 2e- → H + 2OH-
こうかな、金属のアルミニウムが放出する電子が水分子を還元するのでしょう。

★授業で。3年生の少人数講座での生徒実験。
普通に使う試験管より少し太めの試験管に、6Mの水酸化ナトリウム水溶液を3mLくらい入れ、くしゃくしゃに丸めたアルミホイルを投入します。すごい勢いで反応が始まりますので、マッチの火を近づけると、試験管の口に炎が立ち、「火炎放射器」状態になります。水素の発生速度が激しすぎると、炎が成立せず、水素ガスで水素の炎が吹き飛ばされて消えてしまいます。
亜鉛と塩酸の反応に比べて、アルミと水酸化ナトリウムの反応の激しさはものすごいものです。
酸よりアルカリの方が危険ですので、この実験は気心の知れた3年生向けの実験。
1年もしくは2年では、塩酸と亜鉛、塩酸とアルミ箔の反応ですね。

★さて事故の話に戻って。
アルミ缶の内側は酸化膜の上にさらに保護膜がコーティングされています。
でも、小さな傷などがつくことはいくらでもあり得ますよね。
ですから、アルミ缶にアルカリ性の洗剤を入れて、ネジの栓を閉めたらとんでもないことになります。少しずつ少しずつ反応が進み、内部で発生した水素の圧力が高まる。コルク栓のようなものなら吹っ飛びますが、ネジの栓は吹っ飛びませんので、やがて強烈な破裂を起こすことになります。爆発です。

ペットボトルだったらなぁ、おそらく大丈夫だったんだけど。
アルミ缶では絶対だめ。
強アルカリ性の固体や溶液は、ポリエチレンの瓶にいれるのが一番安全です。

事故に遭われた方の中で、目に入った方がいらしたようでした。
大丈夫かなぁ。皮膚や角膜はたんぱく質で、アルカリの存在で加水分解してしまうので、酸よりもアルカリの方が怖いのです。もし、目に入ったなと思ったら、緩やかな水流でじっくり目を洗って下さい。激しい水流だとかえって角膜を傷めますから。眼科医に処置してもらうのはその後でもいい。とにかく、まず洗うこと、これが第一です。

・掃除に重曹(炭酸水素ナトリウム)を使うのが流行りですが、これだって目に入ったらかなり危険ですよ。
「伊達眼鏡」をして掃除して下さい。直撃は避けられます。(少し鬱陶しいかもしれませんが、目を傷めることを考えたら我慢できるでしょ。)

★もう一つ。重大なミスがあるんです、この事件には。
洗剤を「コーヒーのアルミ缶」という食品容器に入れた、ということ。
食品容器には食品以外のものは絶対に入れてはいけません。
うっかり、食品のつもりで口にして、重大な事故になることがかなりの頻度で起こるのです。
これは絶対に守って下さい。

自分は分かっているから大丈夫、とは思わないこと。
昨日の自分は、今日の他人、なのです。
自分が何をしたか、全部覚えてる人などいないのです。
自分の命を守るために、そして身の回りや周辺の人の命を守るために、このことは必ず守って下さい。

★「化学知識は命を守る」のです。
化学を学んで身につけましょうね。
化学は生きる力であり、生活の知恵になるのですから。

2012年10月19日 (金)

アゲハ

1003_1ageha 2012.10.3
アゲハが二房なってます。
いえ、これから外へ放そうというところなのですが、2匹でしょ、ひょっとすると一挙に飛び出してしまうかもしれない。で、とりあえずの記念写真をケースの外から。

1003_3ageha1
案の定、2匹ともふわっと飛んでいってしまいました。
後ろからフラッシュを光らせたのですが、むこうの自動車にピントが行ってしまいました。ザンネン。

1003_3ageha2
門の外へ行ったが、と出て見たら、オシロイバナのしぼんだのに止まったり。
1003_3ageha3
ビヨウヤナギの茂みのそば、ルリマツリかな、で休んでみたり。
2匹のどれがどれだか、よく分かりませんが。いいや。
「うちの子」たちです。

ヤブガラシ

1002_6yabugarasi 2012.10.2
私が好む「時間を写し込む」というタイプの写真。
つぼみから花、実、実の落ちた後、まで。
熟した実がないのがいけませんね。
青い実のうちにずいぶん落ちてしまいます。

http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/yabugarashi.html
↑ここにヤブガラシについての素晴らしい写真や記述があります。ぜひお読みください。

ウラナミシジミ(かな)

1002_8uranamisijimi 2012.10.2
頭は下の方です。触角がありますよね。
写真はこの一瞬だけ。
すぐに飛んでいってしまいました。
私の肉眼視の記憶で、あれは確かウラナミシジミだったよなぁ、と思っております。
もうちょっと、ちゃんと翅を見せてくれればいいのにね。
右の翅には尾状突起がありますね、左のはよくわかりません。

http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/doubutsu/06chou/chou/hp-8/urashi.html
↑いい写真があります

フタモンアシナガバチ

1002_7hutamonasinagabati1 2012.10.2
フウセンカズラの「花の杯」を傾けて、エネルギー補給をしています。
実においしそうな姿ですね。
1002_7hutamonasinagabati2
次々と花を移りながら蜜を飲んでいきます。
フウセンカズラ蜜酒場は繁盛しています。
「梯子酒」ならぬ「梯子蜜」ですね。

別のササグモ

1002_9sasagumo1 2012.10.2
前の記事のササグモとは別の場所で見かけたササグモです。
ツユクサの花の上ですね。
なんだか変な格好しているんですよね。左後脚だけがぴょんと上がっている。
よく見たら、糸が脚にかかっているんですね。
1002_9sasagumo2
ほら。
この場所へ飛び下りてきたときに出したしおり糸でしょうか。
糸で網を張ったりはしませんが、ジャンプする時などにしおり糸を接着して引いてくる、というのはクモの共通の特徴で、ササグモももちろんそれをやります。
ちょっと脚にくっついてしまったかな。いや、引いている糸に脚を乗せているのかもしれません。どっちかな。
不思議なスタイルを見せてもらいました。

「サル(=ヒト)だって木から落ちるんでしょ」
「クモだって、たまには変わったこともやるんですっ」
ナルホド。

★「日本のクモ」という図鑑で、アリグモについてこんな記述があります。

アリに非常によく似ているので、糸を引いて降りるまではクモと気付かないことがある。

ね、みんな糸を引いて跳ぶんですね。

ササグモ

1002_5sasagumo 2012.10.2
トゲトゲ仲間、とでも言いましょうか。
ヒナタイノコズチにササグモがいました。
一つだけ茶色い実が出来てるのかな、と一瞬思ってしまいました。

1003_6sasagumo1 10.3
多分、上の写真のササグモと同一個体でしょう。同じ場所ですから。
何をつかまえたのかはっきりは分からないのですが、小型のハチでしょうか。
1003_6sasagumo2
糸でくるんでいるわけではないので、噛みついて、毒液を注入して、獲物が動かなくなるまでの短い時間、しっかり脚で押さえ込まなければなりませんね。パワーが要りますね。
網を張るタイプのクモとは異なる戦略です。
大きくなってね。

オオバコ

1002_3oobako 2012.10.2
オオバコの花は終わったのだと思っていましたら、まだ咲いていました。
ブラシ状のものがメシベの柱頭でしょう。
ちゃんと見たことがありませんでした。
今年、間に合ってよかった。

マイナスの数×マイナスの数はプラスの数

★テキスト・エディタで書き始めてみて、「x (エックス)」と「× (かける)」が極めて識別しづらいので、ちょっと変則的な書き方にしました。

ワードを使って、英数小文字はSMPLX martini というフォントで、全角文字はMSゴシックで書きました。
これだと「x」と「×」は区別できます。
その文書をコピーしてペイントに貼り付けますと、画像として保存できます。

その画像を下に置きますので、クリックして読んで下さい。
Product
公理から出発して、逆元の存在が一意(unique)であることに帰着させただけです。
「意味」のほとんどない、乾燥した論理になっていると思いますが。
自分で読みなおした限りでは論理ミスはしていないつもりですが、私の論理力は甘いからなぁ。
これを全面的に信用したり、このままで引用しないで下さい。
引用する時はご自分で証明をやりなおしてからにして下さい。

やはり、視覚的・操作的に理解すれば充分だと思いますね、我々非数学的人間は。

⑤この集まりに属する0でないどのxについても
x+a=a+x=0を満たす数がこの集まりに中にただ一つ存在する。このaをxの逆元と呼び「-x」記す。

こういう記述がありますね。これが負の世界の定義そのものです。
特に、なんだかんだと意味を考える必要はないのです。

原点の向こう側の世界に、自分(ある数)の「像」が1つあって1つに限る。ということです。
その「像」へ移行する操作が「-1をかける」という操作なのですね。

一応その数に「-x」という記号を与えますが、別に、どんな記号でもよかったのだし、名前も「マイナス」という「マイナス・イメージ」の言葉である必要もないのです。
言葉の意味に過度にとらわれずに、やり過ごして下さい。
数学というのはそういう乾燥した居心地の良い世界なのですから。


正の数・負の数

★先日、「有理数・無理数」という用語は、「比」で表せるかどうかについて与えられた名前だという話をしました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-6193.html

★中学校の数学で「正負の数」というのも「躓きの石」らしいですね。
「正」に対して「儲け」、「負」に対して「損」を、アナロジーとして対応させることはよく行われますね。(歴史的に、負数が発見されたときにも、やはり損得の話のアナロジーが使われた、というように聞いています。)

「アナロジー」とは「類推・類比」「たとえ話」です。

アナロジーはある側面で出来事の性質をよく表現することができることがあります。
ある側面で有効なアナロジーだからといって、全面的に有効であることは稀です。
ですからアナロジーを無限定に拡大してはいけません。
どうしても人は「言葉の意味」にとらわれてしまう。
で、損と損が掛け合わさって儲けになるのはおかしい、納得できない、というようなアナロジーの拡張に戸惑ってしまうのです。
アナロジーは、「損と得という、反対向きの出来事」くらいのところで止めておけばいいのにね。

★「0(ゼロ)」を起点として、右に伸びる半直線上に1,2,3・・・と自然数を書いて行きます。
この半直線では足し算は右に行くことです。
2+3は、2の位置から3つ右に行くこと、ですね。
この半直線上で足し算は自由にできます。

では引き算はどうでしょう。
3-2なら、3の位置から2つ左に行く、でいいですね。
ただ、差し当たって、半直線は原点で閉じてますから、無制限に左には行けない。
2-3だと、原点を超えてしまう。
こういうとき、数学は多少、経験的・感覚的に抵抗があっても、制限を外して新しい概念を作っちゃおう、と考えるのですね。窮屈な制限を取り払って、広々と自由な方がいい、と考えるのです。
原点より左側、というのがあってもいいじゃないか、そうすれば引き算も自由になる。世界が広まります。

●原点を超えて左側の領域に「負」という名前を与えました。

で、負の方向にも半直線を際限なく延長して、直線にしてしまいましょう。
そうすると、この直線上では、足し算も引き算も完全に自由になります。制限なし。気分いいですね。
負の数というのは基本的にそれだけなんですよ。
引き算も制限なく自由にできる世界、です。

★ところで操作的にものを見る、というのも大事です。ちょっと数学的な厳密性には欠けますけどね。
Minus
数直線があります。差し当たってここには整数が目盛られています。

なんでもいい、ある正の整数「m」に対して「-1をかける」という「操作」を考えます。

「-1をかける」というのは、原点を中心として180度回すことと約束します。(反時計回りに、ということにしておきます、便宜上。)

そうすると「m」は負の領域へ飛びこんで「-m」の位置へ行く。
じゃあ、「-m」に「-1をかける」とどうなるでしょう?
同じこと。原点を中心として180度回すのですから、また「m」に戻ってきますね。

単純明快。
「-1をかける=180度回す」のですから、2回「-1をかける」と360度回って元に戻ります。
マイナスの領域にある数は負の数、それに「-1をかける」と正の領域の正の数になるのですね。

操作的に考えてしまえば楽でしょ。
「損の損は得なのか」なんてあんまり言葉の意味を拡張して悩まずに、単純に理解すればよいのです。
以上。

★(-2)×(-3)は
{(-1)×(2)}×{(-1)×(3)}と考えられます。すると
{(-1)×(-1)}×(2)×(3)
{ }内で、(-1)を2回かけてますから360度の回転、これは「1」
そうすると
(-2)×(-3)=(1)×(2)×(3)=6
詳しく分解するとこうなりますかね。

★一応、厳格な証明も考えましたので、次回でご紹介しましょう。


2012年10月18日 (木)

アメリカミズアブ

1001_12americamizuabu1 2012.10.1
何をやっているのかといいますと。
体の掃除、翅の手入れ、なのです。
後脚を器用に背面に回して、翅をこすって汚れを落としているのですね。
生ごみなどの分解を手伝ってくれますから、体が汚れる。
翅もベトついたりするんでしょうね。ですから、掃除をしてきれいにしておかないと、飛行にも影響がでかねない。
きれい好きなんですね!
1001_12americamizuabu2
この複眼の模様が面白い。
触角を交互に縦に振る動作が特徴的。
脚が白い。
これがアメリカミズアブ。
ベンジョバチと通称されるアブがもう一種いまして「コウカアブ」。
コウカは後架で、便所のこと。
脚が黒いです。で、区別がつきます。
どっちも「刺す」ことはないです。アブだもん。
1001_12americamizuabu3
後脚を浮かせてますね。おもしろいポーズです。
平均棍も真っ白ですね。ハエ目の証拠。
陽射しが暖かい。

生ごみをコンポストなどで処理する人も多くなってきましたが、そこでは、生ゴミが微小動物によって細かくされたり、発酵によって分解されたりするわけです。
そのことを環境に優しい行為だ、と評価するのなら、アメリカミズアブのような昆虫もそれなりに遇してほしいと思うんですよ。
一緒に手伝ってくれているんだから。
不潔といったって、小さな昆虫、そうむちゃくちゃに黴菌がついているわけではない。
人間側が衛生管理をすれば済むこと。

うまくつきあっていきませんか。

オオヒメグモ

1001_11oohimegumo1 2012.10.1
低い位置に巣を作っていました。
オオヒメグモだろうと思いますが、脚の模様はこれでよかったでしょうか。自信がない。
1001_11oohimegumo2
翌日には巣の位置を変えてしまったらしく、見えなくなりました。
なかなか継続的に見続けるのはむずかしい。
一度、卵のうを作ったところまで見ることはできたのですが、子グモの出囊は見られなかった。
思うようにはいかないものですね。

ハラビロカマキリ

1001_10harabirokamakiri 2012.10.1
10月に入りましたので、カマキリの自然での寿命が終わりに近づいています。
室内で飼育すればまだ1~2ヵ月生きられますが、今年はそれはしません。
成虫になるまでのところを飼育しましたので、あとは自然な形で、自然に帰って下さい。
少しよろっとした感じはありますが、まだ元気そうでした。
エサが目の前に飛んで来さえすれば捕獲能力は充分にあります。

枯れ枝などの片付けの時に、卵が産んでないか、注意深く見ようと妻と話し合っています。
毎年、絶えることなく続いてはいるのですけどね。これからも、長く付き合いたい。

アオオビハエトリ

1001_8aoobihaetori1 2012.10.1
四季成りイチゴのプランターの縁。
アオオビハエトリがアリを捕獲していました。
前回、アオオビハエトリがアリを攻撃しているのを見た時は、飛びついては離れ、を繰り返していたので、アリの蟻酸攻撃に負けて飛びのいているのか、攻撃は失敗したのかなと思ったら、捕まえていた、のでした↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-d00e.html
2012年6月25日 (月)「アオオビハエトリ」
その行動は「アリを見つけるとアリの後から攻撃し、逃げるアリの脚を数回にわたって噛みついては離れ、少しずつ弱らせて捕える」という本来の狩りの動作だったのです。

今回は攻撃を見ることはできず、既に捕獲していました。
1001_8aoobihaetori2
一番前の脚、一対を振り上げていますよね。
この動作、アオオビハエトリに独特の動作です。
アリグモでは、触角に擬態して動かしますが、アオオビハエトリではこれは触角には見えないし。
青い色がキラキラしてきれいですね。
1001_8aoobihaetori3
他のクモたちがあまりエサにしないアリをエサにする、という生態的地位(ニッチ)の開発者なのですね。
新しい食料源を確保するということは、生存競争でのある種の勝者なのです。
生存競争というと、互いに食ったり食われたり、ということを考えがちですが、それよりは食料の確保競争の方がシビアなんですよ。食料が競合するというのが一番シビアな生存競争です。

オオバコ

1001_7oobako1 2012.10.1
イチョウの鉢に見覚えのある草。
これ、オオバコ=相撲草じゃないか?
1001_7oobako2
気づかずにいるうちに花が終わって実が実り始めていました。
1001_7oobako3
熟しきって、もう種を播いた実もあります。

妻に、あれスモウグサじゃないの?と聞いたら、そうよ大切にしてるのよ、だそうです。
地面にもう一カ所あって、それと合わせて消えてしまわないように見ているのだそうです。

★子どものころ、この草で「草相撲」遊びしませんでしたか?
茎を「く」の字にして交差させ、引っ張ってどちらが切れるか、切れた方が負け、というの。

「雑草図鑑」から引用します。

ロゼット型で葉は踏みつけに耐え、種子はぬれると根粘つき付着しやすい。人の動きにともなって広まり、しばしば農道や山道などの路上に帯状に群生するのを見る。オオバコは大葉子で、中国名の車前は生育のようすをよくあらわしている。

「踏まれても踏まれても耐える雑草」というイメージの代表格なのです。
踏みつけに弱い草には進出できない所へ進出していく。人の生活の「縁(ふち)」のところで人と共に栄えている草なんですね。



ハゼラン

1001_5hazeran1 2012.10.1
完熟したハゼランの実。割れて中の種を播く寸前。
1001_5hazeran2
手のひらに受けてみました。
また「コンマ」形ですね。細かい凹凸があるように見えます。
{カタツムリ形といえばいえるかな。}

今年は成長・開花が遅れたようで心配しましたが、来年もまた楽しめそうです。
よかった、よかった。
この花が好きだもん。


アゲハ

1001_3ageha 2012.10.1
これをやられると、焦るんです。
翅も乾いたし、蛹便も出して体は軽くなったし、「私、もう、出るのよ!」っと叫んでいます。
翅を傷めては大変なので、急いで外に放します。
狭いケースの中でホバリングができるんだ、なんて悠長な認識は後から。
虫と交流してます。



若い間に、いっぱい失敗して、挫折してください

★先日、10月12日付で「失敗は終了ではない」という記事を書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-cb14.html
山中さんご自身の言葉は「成功=完成ではない」なのですが、少しもじらせていただきました。
元高校教師として「失敗こそ大事なんだよ、『失敗したらもうおしまい』じゃないんだよ」というメッセージを発したかったからです。

10月12日付の読売新聞でこんな記事を読みました。

   山中教授「いっぱい失敗して」高校生らにエール
 ノーベル賞受賞者を囲むフォーラム「次世代へのメッセージ」(読売新聞社主催)が12日、東京都目黒区の東京工業大学で開かれ、さまざまな臓器や組織に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)を作製し、今年のノーベル生理学・医学賞に決まった京都大学教授の山中伸弥さん(50)が講演とパネル討論を行った。
 山中さんは「失敗すればするほど幸運は来る。若い間に、いっぱい失敗して、挫折してください」などと語り、会場の高校生らにエールを送った。
(後略)

「失敗すればするほど幸運は来る。若い間に、いっぱい失敗して、挫折してください」
いいですね。とってもいい。
失敗一つしないで過ごしてきた人間なんて、薄っぺらくてどうしようもない。
人間的な厚み、人間的な迫力、人間的な存在感、いろんな言葉がありますが、これらはみんな、たくさんの失敗を積み重ねて、失敗を自分のものにしてきた人にのみ生じるものなのですよ。

失敗を怖がってはいけない。失敗と正面衝突して、真正面から受け止める、それをしておそらく「成功」というのではないですか。

夢があってもうまくかなわないことばかりなんです、失敗は続くんです。
でも、振り返って、自分は夢を中心軸として生きてきたんだよな、ということには必ずなるのです。
それは保証します。

夢は必ずかなう、なんて言っている人の薄っぺらさに比べて、人間思うようにはいかないものさ、とおっしゃる方にこそ圧倒的な存在感があるのです。

失敗は決して終わりじゃない。挫折したらそこで終わり、じゃない。

私自身のメッセージでもあります。

2012年10月17日 (水)

算術平均 ≧ 幾何平均

★タイトルをご覧になって、ムッとしてませんか。まぁ、気を落ち着けて読んで見て下さい。
高校数学で習うのですよね、算術平均 ≧ 幾何平均 というやつ。
(a+b)/2 ≧ √(ab) というあれ。
左辺を算術平均(相加平均)といい、右辺を幾何平均(相乗平均)といいます。
普通は、「平均」といえば算術平均です。ただ、成長率とか、経済的なところでは幾何平均も使われていますが、あまり意識されていないですね。

単純に言えば、算術平均は2本の棒の長さの中間、ですね。
幾何平均は、長方形の面積を変えずに正方形に変形した時の正方形の一辺、ですね。

★ところで、10月8日(月)付で、「平方根(ルート、√)の作図」という記事を書きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-7cfb.html
この中で、「ちょっと面白い作図をご紹介しましょう」といって、「作図可能な任意の数」の平方根を作図する方法を書きました。
あの図を、自分で眺めていて、「そう、面白い話があったっけ」と思い出しましたので追記します。
あの図の方法を使って「算術平均 ≧ 幾何平均」を証明してしまおうというのです。
数学の授業でオーソドックスな証明を学んだかもしれません。さして難しい証明ではないですけどね。
大小関係は自乗しても変わらないので、不等式の両辺を自乗して、差をとり、計算すると、((a-b)^2)/4の形になり、自乗はゼロまたは正ですので、証明終わり、と。

★これを視覚的にやってみましょう。
Heikin
これだけ。
PD=√(ab)になっているというところに、平方根の作図の相似関係を使っていますが、めんどくさいのでここには書きません。(△DAPと△BDPが相似です。)

直感的にOCはPDより大きいですから、証明終わり。っと。
「明らか」なんて言葉を数学で見かけて「どこが?」とムッとすることはよくありますけどね。
明らかでしょ。

直感的には「明らか」だけど、ホントに直感だけでいいの?という向きには
図の右下。sinが1より小さいことを使えばいいでしょう。

というわけでした。

★別の、面白い証明も思い出してしまった。
Mean
これだけ。
「4畳半」みたいな図ですが、図の右に書き込んだ証明でお分かり頂けるでしょう。
全体の正方形の面積=(a+b)^2 は、部分である4枚の長方形の面積の和=4ab より大きい、ということを使っています。
等号が成立するのはa=bのときのみ、というのも明白ですね。aとbが等しいと、真ん中の斜線部分が消えてしまいますね。
数学って、分かり切ったようなことをうまく使うものです。

★ところで、思考が飛んで歩いて。ピタゴラスの定理の証明を思い出しました。
{似てないですけどね。なんだか記憶がむずむむずしました。}
Pythagoras

全体の正方形の面積から、4枚の直角三角形の面積を引くと、中の斜めの正方形の面積になる、ということを書き表しただけです。
証明終わり。
面積を移動させるオーソドックスな方法は、実に見事な方法だと思いますが、直観的に明白、というのもいいでしょ。

★別件:ピタゴラスの定理でまた思考が飛び回っていまして、ピタゴラス数を網羅的に作るというのを、そのうちお目にかけます。それなりに面白いはずです。

アダンソンハエトリ

1001_2adansonhaetori1 2012.10.1
洗面所の小さな窓のアルミ枠にいました。
触肢の先が白くって、これを動かすと、すごく可愛い動作になります。
1001_2adansonhaetori2
屋内性のハエトリグモですので、きっと見たことのある方も多いことでしょう。
学名が
Hasarius adansoni
といいます。
「adanson+i」という構造で、「i」は男性を示す語尾ですから、アダンソンさんが発見した種ですね。

日本で頑張ってます。

ヒキガエル

0929_13hikigaeru1 2012.9.29 夕方5時半ころ
水まきに出ていた妻が、ヒキガエルがまた鉢にいるわよ、と呼びます。
「また」というのは、去年の夏にも、ヒキガエルが鉢に入っているのを観察していたからです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-40a3.html
2011年7月28日 (木) ヒキガエルの夏眠
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/post-fe92.html
2011年8月 9日 (火) Don’t disturb

暑いときでしたから「夏眠」だろうと思ったのですが、今年は暑さの最盛期には来ませんでした。
9月も末になって見つけてしまった。
0929_13hikigaeru2
ゆったりした生活感覚の動物ですね。
悠々、焦らず、のんびりと。
0929_13hikigaeru3
夏眠かなぁ。そんなに暑くはないと思うけど。
くつろげる場所を見つけた、という気分なのでしょうか。
眠そうではあります。
0929_13hikigaeru4
ヒトと構造は違いますが、横長の瞳と虹彩。
虹彩の、瞳の両端に接する部分が黒くって、横に完全に切れたように見えますね。
そのことに何か意味があるのかな?
よくわかりません。
ヤモリの瞳は縦長でしたよね。
動物によって、ずいぶん違うものです。

ま、何にせよ、我が家の池でオタマジャクシから成長した「大人」でしょう。
また、春先に、産卵に来てくれますように。

オンブバッタ

0929_12onbubatta1 2012.9.29
そろそろ雨戸を閉めようか、とガラス戸を開けたら目の前にオンブバッタ。
なんだか脱力して、グダァっとしてます。引っかかっている、という感じ。
0929_12onbubatta2
どっこいしょ、と体を起こしたところ。
体色が緑ではないタイプ。時々いますが、どういう条件で体色が決まるのかはよく知りません。
ひょいと手を伸ばして。
0929_12onbubatta3
つままれちゃったよ、なにすんだよ。
複眼の模様が面白いですよね。

めったにないチャンスだから
0929_12onbubatta4
顔を見せてもらいました。
二つの複眼の間に、単眼が見えています。
放してよ、と、もぞもぞしますので、放してやったら、跳ねてベランダから飛び出していきました。
ぐだっとしていたので心配したのですが、元気でした。
さよなら。

ササグモ

0929_6sasagumo1 2012.9.29
ヒガンバナで。
ササグモの幼体と、おそらくこの個体の脱け殻。近いですもの。
このところ、ササグモの幼体を見かけることが増えています。
うれしいですね。
卵のうから出てきた直後の一番幼いのは一回しか見てませんが、きっとあちこちで出囊したのでしょう。
0929_6sasagumo2
ここにも。

おそらくササグモは自分では蜜を吸うわけではないけれど、蜜があって小型の昆虫がやってくる「花」を認識できるのではないでしょうか。色とか香りとかで。
そういう能力があると、エサの捕獲率が高まりますからね。
よく花でササグモを見かけるんですよ。じっと待ち伏せしている姿を。

優曇華かな?

0929_5udonge 2012.9.29
ビヨウヤナギの枯れた葉についていました。
1個だけ。
う~む。
クサカゲロウの卵、俗に言うウドンゲではないかと思うのですが。
普通、複数個が同じ場所に産みつけられているのですけど。
1個だけ。
ちょっと不審な気もしますが、仕方ない、どう見てもクサカゲロウの卵です。


アゲハ

0929_10ageha1 2012.9.29 14:00頃
さっきのアゲハですね。カエデの木にいました。(門の中)
0929_10ageha2
目の前の高さのところにとまってくれて、はいポーズ。さっきは高いところへ行ってしまってゴメンネ、といってますね。
きれいだぁ。
0929_10ageha3
門扉をジャンプして門の外のデュランタへ。
目の前で蜜を吸ってみせます。
0929_10ageha4
口を伸ばしておいしそう。
0929_10ageha5
ごくごく。
なんだか表情があるような気がしませんか。
しばらくデュランタの花で舞を見せてくれて、飛び去りました。
じいちゃん、ばあちゃんを認識しているような気がしてならないんですよ。
精神生活が「虫的」になってきたようです。「虫的」時間に浸っているような気もする。


アゲハ羽化

0929_3ageha1 2012.9.29 13:20頃
羽化したアゲハが、出たいよ、といっています。
0929_3ageha2
蓋を開けたら舞い上がって、ボウガシの木の高いところに。
日を浴びて輝いています。
堂々と、自信に満ちた顔つき、です。

写真をパソコンに取り込んでパソコン画面で見たら、おや、ツマグロオオヨコバイが葉の裏側にいたのですね。
奇遇ですな。
こういうこともあるんだなぁ。


2012年10月16日 (火)

シラホシカメムシ

0929_4sirahosikamemusi 2012.9.29
玄関ドアにとまっていました。
シラホシカメムシだろうと思います。
マルシラホシカメムシ、ムラサキシラホシカメムシ、トゲシラホシカメムシなど、正直なところ、厳密に区別できていません。トゲシラホシカメムシではないというのは確かですけど。
何の修飾語もつかない「シラホシカメムシ」というのが、一番近いかな、と思います。
イネ科、マメ科、キク科に多いということですので、条件はあっています。

玄関ドアを出たとたん、とか、帰ってきて玄関を開けようとしたとたん、という出会いもありますので、我が家は気が抜けません。
虫屋敷です。(屋敷じゃないなぁ、小屋か。正確には「虫小屋」ですね。)

アシナガグモ

0929_2asinagagumo1 2012.9.29
アシナガグモが門とカエデの枝の間に網を張っていました。
私の身長より高い位置です。
0929_2asinagagumo2
背中側が撮れました。
風通しのよい場所で、なかなか静止してくれませんでしたが、何とか、一枚。
私のイメージでは、アシナガグモというと、水面近くの低いところ、という感じ。
我が家の小さな池の水面近くにもいることがあります。トンボの羽化の季節には、さすがに網を壊してしまいます。せっかく羽化してきたトンボが獲物になるのは避けたい。
「日本のクモ」という図鑑によりますと

人家、神社、寺院などの庭園の池の周囲、水田、水路、小川、河原などの水辺、林道、渓流沿いの樹間、草間に水平円網を張り、中心に歩脚と腹部を真っ直ぐに伸ばして静止する。昼間は網の一端の枝に潜むことが多いが、枝に長い歩脚と腹部を伸ばして止まっているので、極めて見つけにくい。

「水辺」ですね。
まあいいや。近いといえば近いから。
0929_2asinagagumo3
網を強調してみました。
上3枚は、午前10時少し前。

0929_9asinagagumo1 9.29
午後2時ころ。
網の一方はカエデの木の枝なのです。
おや、網にクモがいない、と思ったら、カエデの枝にいました。
「昼間は網の一端の枝に潜むことが多いが、枝に長い歩脚と腹部を伸ばして止まっているので、極めて見つけにくい」というのは確かですね。
枝の色が褐色だったら見つけられなかったかもしれません。緑の枝ですからね、見つけやすい。
0929_9asinagagumo2
またアップを一枚。

翌日からはこの場所にはいなくなりました。
どこか、人通りの少ない場所に移動したのでしょう。
高い位置にいてくれて、接写しやすくて、助かりました。ありがとう。

ゴミムシダマシ科の

0929_1gomimusidamasi1 2012.9.29
妻が連れてきました。
なんだろう。
とりあえず、ゴミムシダマシ科かな。
0929_1gomimusidamasi2
二人でこの顎を見て、クワガタのメスでも飛んできたらいいのにね。
同じようなことを考えています。この間コクワガタが門の前で死んでたしなぁ。
0929_1gomimusidamasi3
元気に歩き回りますので、ひとしきり撮影した後は、元いた場所に戻してやりました。

さて、何かな。
ユミアシゴミムシダマシというのが顔つきが似てますが、我が家にいたのは「弓脚」とはいいがたい。
キマワリでしょうか。
なんとなく、顔つきが違う気がするのですが。

一応、キマワリということにしておきます。
違っていたらごめんなさい。教えて下さい、よろしく。

ヨモギの花

0928_19yomogi1 2012.9.28
ニラと一緒になってヨモギも生えているんですが。
なんだか見かけない姿。
これヨモギか?そうよヨモギよ。ふ~ん。
0928_19yomogi2
これヨモギの花なんですねぇ。
これは知らなかったぞ。
0929_11yomogi1 9.29
不思議な姿の花ですね。
構造がよくわかりません。
0929_11yomogi2
葉っぱも少し細めになってます。
秋のヨモギはこうなのかな。
http://www.geocities.jp/mc7045/sub132.htm  から引用

ヨモギの花は秋に咲くが、春の若葉が古くから草餅(ヨモギ餅)や笹団子に使われていた為、春の植物のイメージが強く、しかも、秋のヨモギは全体が大きく生い茂るのでヨモギのイメージとはかけ離れた姿をしており、ヨモギの花と気付く人も少ない。
しかも、風媒花で、昆虫がいなくても受粉できる為、他のキク科の花に比べるときわめて地味な花つけ、いっそう目立たない

なるほど。そうなんですね。
プランターで栽培してみて初めて知りました。
よもぎ餅は毎年作りますが、秋のヨモギの姿を知りませんでした。

ニラ

0928_18nira1 2012.9.28
ベランダ菜園でニラの花が咲いています。
ニラを食草にする昆虫がいないので、ニラの葉が時々食べられます。
市販品より逞しくって、筋っぽいですが、味は濃いです。
家計を助けるほどではないですが、そうだ収穫してこよう、と妻は楽しんでいます。
私の舌も楽しんでいます。
{コマツナ栽培して食べようと思ったら、モンシロチョウに全部とられてしまいましたっけねぇ。}

0928_18nira2
花が終わった姿がかわいい。
0928_18nira3
萼や花弁は落ちて、メシベの柱頭が子房の先に残っています。
稔りの姿はなんであれ美しい。
きれいな色や香りよりも、命の継続という植物の仕事を見ることは楽しいことだと思っています。

アゲハ幼虫

0928_17ageha1 2012.9.28
まだ続くアゲハの飼育。
0928_17ageha2
飼育していると、当たり前の事実として受け入れてしまっているのですが・・・

アゲハの幼虫がほかの芋虫と違うのは、発生の途中つまり、四齢から五齢に脱皮するときに紋様を変える点だ。チョウは完全変態昆虫であるから、幼虫は脱皮を繰り返して大きくなるが、アゲハのように脱皮の際に紋様などを大胆に切り替えるものは意外に少ない。

「似せてだます擬態の不思議な世界」藤原晴彦著、DOJIN選書、化学同人、2007年1月20日
より。
そうなんだ!鳥の糞タイプから緑の「ヘビ」or「葉」タイプに変わるのって、少数例なんですね。
この本によりますと

強制的に幼虫の体内のJH(幼若ホルモン)濃度を高めてやると、五回目の脱皮をした五齢幼虫は「葉」の紋様ではなく、四齢幼虫のような「鳥の糞」紋様になった。この興味深い結果は、「四齢初期からJHが少しずつ下がり、その濃度変化がクチクラ合成時の紋様形成の運命を決める」という仮説が考えられる。

なるほどねぇ。白黒で、ぷちぷちデコボコの多い体が、緑で滑らかな体に変わりますものね。不思議なものですね。

昆虫の擬態に関心がおありでしたら、上記の本、すっごく面白いです、絶版にはなっていませんので、簡単に手に入ります。ぜひお読みください。
価格は税別1500円です。

キイロテントウ

0928_15kiirotentou1 2012.9.28
ボウガシの葉。キイロテントウがいました。
歩き回っていて
0928_15kiirotentou2
見えなくなってしまいました。
私はあまり虫を追跡しませんが、ちょっと葉の裏を見たのですけどいませんでした。
飛んでいったか、とその場を一歩離れたら、右手がむずがゆい。
見れば今のキイロテントウでしょう。くっついている。
進行方向を利用して左手に移ってもらって
0928_15kiirotentou3
撮影。
いい写真が撮れました。
わざわざありがとうね、とまたボウガシの葉に戻してやりました。
なんとなく、写真撮って、と言われた気分です。

ホソヒラタアブ

0928_12hosohirataabu1 2012.9.28
このところ、ヒメヒラタアブをよく見かけて、このホソヒラタアブやクロヒラタアブをあまり見かけません。
久しぶり。
0928_12hosohirataabu2
出会ってしまえば、このヒラタアブの仲間は非常によい被写体になってくれます。
こんなに近づいても大丈夫。
普通にアブとハチを見分けるには、この顔を見れば大丈夫。(例外的なのはもちろんいますよ)。
触角がハチとは全然違います。

ウィキペディアの「昆虫の翅」という項目から引用
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%86%E8%99%AB%E3%81%AE%E7%BF%85

大部分の昆虫は、翅を四枚もつが、実質は二枚として使い、トンボのように前後別々に動かすことはない。チョウは前後の翅の一部を重ね、同時に羽ばたかせる。セミやハチ、チョウ以外の大半のチョウ目(いわゆるガ)などでは、前翅と後翅がばらつかないよう、前後の翅が引っ掛かるように鉤がついている
・・・
さらに、ハエ目では、翅が二枚しかない。これは、後翅がごく小さく、先端が球状に膨れた、こん棒状の構造になってしまっているためで、これを平均棍とよぶ。平均棍は前翅の運動と同期して高速で回転し、ジャイロスコープと同様に慣性によって虫体の動きを感知する感覚器として働いている。昆虫でもっともうまく飛ぶのもハエ目のもので、種類にもよるが、昆虫のなかでは最速のもの、空中停止(ホバリング)できるもの、宙返りできるものなど、さまざまである。また、カ類の羽ばたき回数は毎秒600回に達し、ブユなど毎秒1000回の羽ばたきをするものさえいる。最速の羽ばたきをする昆虫はヌカカであり、毎秒1046回羽ばたいている。これは全ての生物の中で最速の羽ばたきである。

ハチを見ても、普通、翅が4枚には見えないですね。鉤で連動してるんですね。
チョウははばたき下ろす時は同時のようですが、上へ翅を上げる時は前翅の方が先に上がってい様子が時々写ります。

上の写真では、平均棍が写っていて。平均棍については記述も多いのですが・・・
私が気づいちゃって、何度か書いたことがありますが、ネット上で見たことがないのは、前翅の付け根に、切れ込みがあって、上に折り上がっていて、平均棍とぶつからないようになっているのかな、という構造です。
上の2枚目の写真をよく見て頂くとそれが見えます。

2012年10月15日 (月)

今年の気温(9月まで)

Temp10_1
今年、2012年の気温のグラフです。生のデータを、平年気温のグラフと重ねてあります。
毎日の新聞掲載データをグラフ化していますが、時々気象庁の公式な気象統計データを見に行って、公式データにしてあります。

なんだかんだ言っても、確かに平年気温の辺りを上下しながら移り変わっていくものですね。
さすが「30年」という重みが平年気温にはあります。

Temp10_2
毎日激しく上下する気温の傾向を知るために、移動平均をとった線を黒線で描き加えてあります。
前後に7日間のデータをくわえて、延べ15日の上下の間を縫って行くようにしてあります。
正式な気象データ処理手法ではありません。個人的に「こんなもんで、どうだ」とならしてみているだけです。
7月末からの「高温」が「身に染みましたが」こうやって見ると「目にもしみますね」。
平年気温からの高さがものすごい。
この平年気温からのずれだけ取り出してグラフ化すると
Temp10_3
こうなります。
7月に入ってから、ぐんぐん高くなりましたね。
きつかった。

現在、秋が進行中ですが、今年のまとめは、また後ほどお目にかけます。

なつかしいなぁ「青ガエル」

★毎日新聞のサイトを見ていましたら下の記事に出会いました。
http://mainichi.jp/select/news/20121014k0000e040114000c.html

熊本電気鉄道:「ケロロ軍曹」ラッピング列車が運行開始(毎日新聞 2012年10月14日)
 漫画家、吉崎観音(みね)さんの人気アニメ「ケロロ軍曹」のラッピング列車が13日、熊本市の熊本電気鉄道(北熊本−上熊本間、3.4キロ)で運行を始めた。
 同社の5000系電車は丸っこい緑色の車体から青ガエルの愛称で親しまれており、吉崎さんが熊本育ちという縁で実現した。土日祝日を中心に1日29往復する。
 列車は東急電鉄の車両として55年前に誕生した唯一の現役という。数年後に引退する予定だが、声優らの車内放送に子供たちも大喜びで「これで人気もよみガエル」と関係者。

リンク先に「青ガエル」の写真があるのです。この写真で、あ!あれだ、と嬉しくなってしまった。
http://kumanichi.com/news/local/main/20121006003.shtml
熊ニチの記事。写真もあります。

「青ガエル」がケロロに変身 熊本電鉄運行へ 2012年10月06日
 熊本電鉄(熊本市)は、「青ガエル」の愛称で親しまれている5000系の車両に、人気アニメ「ケロロ軍曹」のキャラクターを描いたラッピング電車の運行を13日から始める。鉄道愛好家にも、アニメファンにも愛される電車を目指す。
 青ガエルは車体が緑一色で、正面がカエルの顔に見えるためその愛称がついた。全国でも現役は同社のみ。一方、ケロロ軍曹作者の吉崎観音[みね]さんは、小・中学生時代に同市に在住。熊本ならではの組み合わせとなっている。
 同社の青ガエルは1957年製で、85年に東急電鉄から譲り受けた。現在運行している2両のうち、1両をラッピング。車体にケロロ軍曹と仲間を描き、車内にキャラクター紹介の中づりポスターやステッカーを飾る。車内アナウンスはケロロ軍曹役の声優、渡辺久美子さんが務める。
 上熊本-北熊本間を1日29往復運行。老朽化などを考慮し、2014年秋までの限定運行となる。
 北熊本駅(北区室園町)で13日に開かれる「電車ふれあいまつり」で出発式がある。同社は「青ガエルは熊電の顔。ケロロ軍曹とのコラボで地元の名物電車になれば」と期待している。

私が高校生から大学生、世田谷に住んでいた頃、東横線をよく利用していた時代、この青ガエル、東横線も走っていました。車体断面が角張っていなくて丸みを帯びている。それが人気ですが、ラッシュ時の利用者としては、ドアの前で足元が詰まって少し立ちにくかった、と思い出します。

大田区に引っ越してきて、目の前が目蒲線=今の多摩川線。
この電車走ってたんですよね。
ウィキペディアで調べたら「1986年6月18日限りで5047-5354-5050の3両1編成が目蒲線での運用を終了し、これをもって東急での運用は全て終了した。」
私の子らも小学生で乗ったことがあるはず。
やはり「青ガエル」とか呼んでましたが、「イモムシ」という愛称もなかったかなぁ。

引退が近い熊電の「青ガエル」車両も、きっと私ら乗ったことがあるんじゃないかな。
あまりに懐かしくって、ご紹介しました

目蒲線はもうなくなってしまって、東急多摩川線になっちゃったし。
教師だったのがもう退職して長くなりましたし。

時代は変わる。のですね。

ネコハグモの顔

0928_10nekohagumo1 2012.9.28
ネコハグモが何か小さな昆虫をつかまえて食事中。
脚が開いて、頭胸部がちらっと見えました。
不鮮明ですがご勘弁を。
上に向いた単眼1対がフラッシュ光で光っています。
正面の単眼もかろうじて見えているのだと思います。
ネコハグモの頭胸部は見づらいということは少し前にも書きました。
0928_10nekohagumo2
そばで撮影した別のネコハグモ。
ね、脚をぴたっと揃えてしまって、頭胸部は見えない、というのが常態なのです。
面白い習性のクモですね。

ササグモ

0928_8sasagumo1 2012.9.28
左にちょっとボケましたがササグモ。
右にクモの脱け殻。
位置関係、距離から想像するに、左のクモの脱け殻だと思います。
0928_8sasagumo2
脱け殻を拡大すると、こんな風。
脚のトゲトゲは、ササグモの脚ですね。
位置的には、以前ランタナの葉を折り曲げて卵のうを守っている母グモがいる、と書いたあの場所から斜め下へ1mくらいの場所。
あの時の子グモが成長しているのかな。
なんだか嬉しくなります。

オーシャンブルー

0928_6oceanblue1 2012.9.28
高いところで咲いています。
0928_6oceanblue2
濃い色がきれい。
0928_6oceanblue3
10月までは咲き続けます。
塀の外を通る人の中に、この花に気づいていて、きれいですね、と声をかけて下さることもあります。
アサガオも、特段の手入れをせずに放置しておくと、花の時期は8月末から9月になりますね。東京のこの辺りでは。

http://www.sc-engei.co.jp/plant/green/cultivate/?kid=73
住友化学園芸というところのサイトです。
「ノアサガオ(宿根アサガオ)の育て方」という表題。

流通名「琉球アサガオ」や品種名‘オーシャンブルー'、‘クリスタルブルー'などが、5月頃から流通します。

という記述がありました。
いろいろな名前で呼ばれるようですので、混乱なさいませんように。

復活

0928_5sumire_katte 2012.9.28
ツマグロヒョウモン達に食べ尽くされてしまったスミレが復活しつつあります。
ニオイスミレを買いに行って、やっと賄いきれたのでした。
すごい食欲だったよなぁ。
0928_14kala
こちらは、ビロードスズメの幼虫たちに食べ尽くされてしまったカラー。
また葉が出てきました。
あの幼虫たちはどこか、この近くの地面に潜り込んだか、医師の陰に入り込んだか、蛹になれたのだろうと期待しています。
あれだけ派手派手しく食べてましたからね、頑張ってもらわなくっちゃ。

植物たちの方も、タフですね。
ガンバレ。

ヒメジャノメ

0928_3himejanome 2012.9.28
こういうチョウが遭遇する危機ってどんなものだったのでしょう。
鳥が襲ってきた?
で、翅の後部をかじられたけれど、かろうじて逃げられた、のかな。
意外とクモの巣には引っかかりにくい。鱗粉のお陰で粘る糸に絡めとられにくいんです。
ホトトギスの葉の上で休んでいましたので、この写真を撮って、退き下がりました。ふだんだと、前進してキンカンの木の下を通って勝手口あたりへ抜けて行くのですが、ヒメジャノメをそっとしておきたかったので。

シソ

0928_2siso 2012.9.28
去年はオンブバッタに食べられて全く花を咲かせることができなかったシソ。
今年も、ある程度はオンブバッタが食べたのですが、全部は食べられずにすみましたので、花の準備が始まりました。
シソの花は久しぶりのような気がします。

1001_4siso1 10.1
シソ科元祖、シソの花。
1001_4siso2
意外と「口を開いた」という感じが少なくって、普通の花ですね。
他のシソ科の花は、口を開いた感じでわかるのに。

私はあまり香辛料を使わないたちで、シソの実は苦手。
七味唐辛子はまず使いません。使うのは一味唐辛子だけ。
辛さがほしい時は辛ければいい、という人なんですね。他の香りが混じることを嫌ってしまう。頑固爺さんだよなぁ。

羽化は続く

0924_2ageha 2012.9.24
この日は羽化ラッシュ。
アゲハも。

そして
0924_3birodo1
ビロードスズメも。
ちょっと右の翅がゆがんだようで、心配しましたが、真っ直ぐに飛び去っていきました。
大丈夫のようです。
これは、例の、ヘビ型幼虫。
外で8匹ほど、育っていった連中の多分兄弟か姉妹。

セスジスズメの蛹は変態が途中で止まって死んだようです。蛹が扁平になってきました。
残念でした。そういうこともあるのです。

0924_3birodo2
これがビロードスズメが残していった脱け殻。
終齢幼虫の大きさからするとかなり小さいともいえます。
成長期と変態期の仕事は全然違うのですね。

ツマグロヒョウモン羽化

0924_1tumaguro1 2012.9.24
どんどん羽化が続きます。
真上に飛び上がらずにケースの壁にぶつかるチョウもいて、そういう場合は手で外に出してやります。
ランタナの花にとまらせて。
0924_1tumaguro2
この口吻、左右2本の「樋」のようなのを1本にまとめて管にしています。
羽化直後、運が良ければ、口を1本にまとめる瞬間も見られます。
0924_1tumaguro3
つぎのも控えてます。
のんびりしていたので、こんなアングルも
0924_1tumaguro4
珍しいショットですね。
口吻が2本だということが、見てとれます。
いいお顔。


2012年10月12日 (金)

失敗は終了ではない

★山中さんのノーベル賞受賞でにぎわっていますが、iPS細胞そのものにはコメントしません。
山中さんを紹介する記事の中に下のような逸話がありました。

 朝日新聞(2012年10月9日)
 ●テーマは「記憶」、中学で初の論文
 山中さんの「初の論文」と友人の間で言われているのが、中学時代の自由研究「記憶能力について」。学校で優秀作品に選ばれたという。
 当時、人間の脳に興味があったという山中さんが、でたらめな10種類の単語を覚えてから、1時間おきに何個覚えているかを自身で実験した。復習すれば、記憶が続くかも、何通りかで試している。最初から2時間以内が一番忘れやすいとして、復習するならこの時間で、効果は12時間くらいたって表れる――と結論づけた。ほかに印象の強さと記憶の関係についても調べている。
 論文の最後には「研究は実験がスムーズで成功だったが、成功=完成ではない」とある。同級生が「常に目標をもって、反省しながら、努力を続けていくタイプ」と話す山中さんらしい結びで締めくくられた。

「成功=完成ではない」 これいいですね。
成功したらそれでピークに達しておしまい、ではなく、更にそこから先がある。
成功は次のチャレンジへの出発点。

昔、ある年配の同僚が、自分の人生の頂点は大学に入学したあの時だった、と懐古するんですね。
ある成功体験で自分を語ろうとする。そこから先に進もうとしない。それって、もう、今を生きていない、過去にすがりついて生きてるってことですよね。

私共のような引退老人にもよくあるんですよ。
かつての役職・肩書きにしがみついて、今を生きてない人がね。
成功は完成ではありません。

★失敗したらおしまいか。
教師現役時代から感じていたのですが、生徒があまりにも失敗を恐れすぎる。
ちょっとでも失敗したら、自分の存在が全否定されたように感じてしまう。
自然科学では失敗こそが前進の原動力なのにね。
失敗こそが出発点なんです。
失敗してこそ前進あり、なんです。

そんなことを、ふと思いました。

★iPS細胞について一言だけ言っとこかな。
・読売新聞では「iPS細胞(新型万能細胞)」としていましたが、これはちょっと頂けない。
「i」は「induced」の頭文字なんで、「induced」を「新型」と訳すのはちょっとなぁ。

・朝日新聞では「iPS細胞(人工多能性幹細胞)」としていました。これが通常の訳です。
「induced」は「誘導された」というような感じですが、「人間が人為的に誘導した」のですから「人工」でもいいでしょう。

さらに

 <iPS細胞> 皮膚などの細胞を操作し、心臓や神経など体のさまざまな細胞になれる能力を持たせた。様々な細胞になる「万能性」は、1981年に作ら れた胚性幹細胞(ES細胞)と同じだが、受精卵を壊して作るES細胞と違って、倫理的な問題を避けられる。induced Pluripotent  Stem cell(人為的に多能性を持たせた幹細胞)の頭文字で、山中教授が名付けた。(2012年10月9日 朝日)

 iPS細胞は、induced Pluripotent Stem cellの頭文字で、山中さん本人が名付けた。「i」だけが小文字なのは、はやりの米アップル社の携帯音楽プレーヤー「iPod」にあやかって、広く普及して欲しいとの遊び心だ。(2012年10月9日 朝日)

と解説されていました。

さて。「omnipotent」という単語をご存知ですか?「omni」と「potent」に分解できます。
「omni」は「全・・・」とか「総・・・」です、「すべて」。
「potent」は「力」とか「能力」です。
合わせて「omnipotent」は「全能の」という形容詞になります。

じゃあ、「pluri」は?
英語の辞書で、名詞の複数形に「pl.」って書いてありますよね。あれは「plural form」です。
「plural」は「複数の」「多数の」ということですね。多分ラテン語あたりが語源でしょう。
そうすると「pluripotent」は「多能」とうことになります。

「stem」は「幹」です。そこからたくさんの「枝」が出るところですね。
「stemcell」 は色々な能力に分化する前の「幹(みき)」の細胞。

全部合わせて「人為的に誘導された」「多能性の」「幹細胞」なのでした。

★どうも、余計なお世話でしたね。ごめんなさい。
iPS細胞そのものの解説なんか始めたら、もう止まらなくなってしまいますから、やめときます。教師時代は、日本人がノーベル賞を受賞すると、解説プリントを作って、1時間くらい話をしましたけどね。

「無理」数・「有理」数

★2012年10月 8日 (月)の「平方根(ルート、√)の作図」という記事です。↓
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-7cfb.html

この記事を書いた時に、私は無造作に「有理数、無理数」という言葉を使いました。
数学が苦手とおっしゃる方の中には、「無理な数が存在するなんて変だ。「理がある」数ならわかるけど」というような感覚をお持ちの方がいらっしゃるかもしれません。

科学や数学ではやたらと難しい用語が使われていてとっつきにくい、とお考えかもしれません。

実は、科学や数学の「用語」というのは、正確なコミュニケーションをするために、言葉の意味を狭く限定しているのです。

日常の言葉は、多様な意味を持っていたり、あいまいさを持っていたりします。
それが日常会話にはいいのですし、詩などでは、多様な意味が重なりあって新たな言語世界を切り開いて見せてくれたりもするわけです。

ですが、それでは科学の文章は書けません。ある言葉が著者と読者で違う意味になったのではどうにもなりません。ですから、意味を限定して使うのですね。それが、日常語の「ゆるさ」に慣れた方には窮屈に感じられるのでしょう。なれると、あいまいさがない分、すっきりしていいものなのですが。

★さて、「有理数、無理数」ですが・・・
広辞苑を引いてみますと

ゆうり‐すう【有理数】〔数〕(rational number) 二つの整数a、bによって a/ b の形で表される数。
むり‐すう【無理数】〔数〕(irrational number) 有理数でない実数。例えば √2,3√5,π(円周率)など。

こうなっています。定義は正確です。で、英語の部分を見て下さい。「rational」という言葉があります。
英和辞典では

rational
{形容詞}合理的な,道理にかなった;理性的な; 数 有理の.
irrational
{形容詞}不合理な;理性のない; 数 無理数の.

こうなっていますから、訳せば「有理数・合理数」「無理数・不合理数」となってしまうんですね。
数学用語を日本語に訳した時の失敗作の一つですね。
おそらく、数学に慣れない方は、この「合理・不合理」というような意味で捉えてしまって、変だなと感じられるのでしょう。

実は、もう一段先がありまして
ratioという言葉なのです。

ratio {名詞}((複数形)ratios)比率;割合(to); 数 比(to).

これです。「比」なんですね。
「平方根(ルート、√)の作図」の記事でも使いましたが、比を「a:b」と書かず、「a/b」のように書くのです。
分数を見たときに、これを「比」と見ることは、ほとんど学習していないかもしれないんですね。ですから混乱する。

「 二つの整数a、bによって a/ b の形で表される数」と広辞苑にあるのは
「 二つの整数a、bによって a:b の比の値として表される数」としたほうがいいのかもしれません。
「a:b」と「a/b」は同じものなのだという理解がここでは大切です。
ですから、有理数というのは実は「有比数」、無理数というのは「無比数」なのです。
整数の比で表せるか、表せないかの違いなんですね。
別に「合理的だ」とか「不合理な無理な数」じゃないのです。

というわけで、この「比」で表され得るかどうか、という一点に意味を絞って使えばこんな便利な言葉はないのですね。
言葉というラベルの日常語的な意味に振り回されると、本来の概念を見失います。
約束事ですから、ああそうですか、と気楽に相乗りさせてもらえばいい。
単なるラベルでしかない言葉に、意味を見い出そうとしない方がいいです。
意味を限定するための定義を理解すればいいのです。

科学用語に出会ったら、そんなスタンスで接してみて下さい。
気楽になりますよ。そして視界がクリアになります。
詩ではないのであいまいさはありません。

のび太くん

0922_17nobita 2012.9.22
濡れ縁でのんびりくつろぐのび太くん。
どこかのお家の飼いネコだと思うんですけどね。

チャコちゃんはずっと我が家の外猫暮らしをしていますが、一時、大きなオス猫がずうずうしい雰囲気で訪れてきていたのです。そいつに「ジャイアン」という名をつけて呼んでいました。
その後にやってきたオス猫なので「のび太」になりました。

左の後ろ足を、事故かな、無くしていて、3本足で歩いてやってきます。
チャコちゃんも別に追い払おうともしないので、やってくれば食事はあげます。
3本足で歩くのはやはり大変でしょうが、なんだか結構ケンカに強いみたいでもあります。
ま、いいや。精いっぱい生きておくれ。

オンブバッタ

0922_13onbubatta 2012.9.22
オンブバッタがフウセンカズラの花を抱えていますが・・・
オンブバッタの場合は蜜を飲もうというわけじゃないでしょうし。
花を食べようというのかな。
両手で花を抱えている、という感じ。
ひょっとして「花を観察している」とか。まさかね。
フウセンカズラの花の構造について研究中。ふ~ん。
(陽水風に。「いつかノーベル賞でももらうつもり」なのかな?)

この後、花を食べたかどうかはわかりません。

コハナバチ(でしょう)

0922_12kobati 2012.9.22
種を同定できずにいて、よく見かけるハチ。
小さいものですから、小さいフウセンカズラのその中の黄色い杯状のところに頭を突っ込むのがジャスト・サイズ。
脚が花粉だらけになっています。
このサイズのハチで、こんなに花粉をくっつけていると、飛翔に影響しないか心配になります。
花粉を食べるのかどうかはわかりません。

またルコウソウ

0922_10rukousou 2012.9.22
また十字花のようなルコウソウ。
均整のとれた咲き方で、とてもこれが5弁花の「ちょっとミス」とは思えませんね。
こういう花なんだ、と納得してしまいそう。
ほかの花で、こういうことって普通なのでしょうか。
よく知りませんが。


クモ2種

0922_4mesujirohaetori1 2012.9.22
メスジロハエトリのメスの幼体を見かけました。
0922_4mesujirohaetori2
しぐさがなんとなく愛らしいでしょ。
ササグモの幼体もそうですが、脚が何となく青みがかって透き通った感じがします。
頭胸部がかわいい。

0922_7nekohagumo
これはネコハグモ。
このクモはホントに、「頭隠し」のクモです。
普通は腹部しか見えない。頭胸部はいつも脚をぎゅっと固めて隠してしまっています。
メスジロハエトリの場合は頭胸部の目に個性を感じるのですが、ネコハグモとは目が合わない。
いろいろとそれぞれ面白い習性を持っています


ツマグロヒョウモン:2

0922_2tumaguro4 2012.9.22
ケースから飛び出して、そばのランタナの葉にとまった1匹。
のんびりとこっちを向いている。それじゃあ、顔を撮らせてよ、と。
0922_2tumaguro5
なんだか、こう、ちょっと深刻な顔つきじゃありません?
眉間に縦じわでも寄りそうだ。{チョウの眉間ってドコダヨ}
私はどう頑張ってもおでこに縦じわのよらない人です。深刻な顔つきにならないんだよなぁ。どう頑張っても横じわしかよらないという、タコおやじなんですよねぇ。
0922_2tumaguro6
ふわっと翅を上げて打ちおろそうとしていますね。
ダイナミックでパワフルな姿です。見ていてほれぼれしますね、この力感。
ホントに、役者じゃのぅ。

0922_2tumaguro7
みんな行ってしまった跡。
みんな赤い蛹便をして、体を絞ったあとです。

卵からずっと見ていた連中も旅立ったしなぁ。
またパンジーでも買いに行くかなぁ。

ツマグロヒョウモン:1

0922_1tumagurohyoumon 2012.9.22
ツマグロヒョウモンが「豊作」ですね。いっぱい「生(な)って」いる。{3匹ですけどね}
記念写真を撮り損ねた場合の保険に、まず一枚。
0922_2tumaguro1
そっと蓋を持ち上げて、裏に2匹。
0922_2tumaguro2
妻の手にとまったオス。手乗りツマグロはかわいいですよ。くすぐったいというかね。
0922_2tumaguro3
さて行くか。

この日、4匹のツマグロヒョウモンが旅立っていきました。
大忙しです。


2012年10月11日 (木)

ミスジハエトリ

0921_5misujihaetori1 2012.9.21
玄関の下足箱の上にミスジハエトリのメスがいました。
0921_5misujihaetori2
地味なクモです。
クモ図鑑によりますと「アダンソンハエトリの侵入地では競争に負け、屋内より出て野外で生活している」とあります。
我が家ではアダンソンハエトリも見かけますし、時々このようにミスジハエトリも見かけます。
頑張れ、負けるな、ミスジちゃん!

押されミスジ 負けるなかかし ここにあり

こういう遊びをしたときに高校時代、松尾無精とか小林喫茶とかいってたものです。


ヒメヒラタアブ

0922_14kitahimehirataabu 2012.9.22
フウセンカズラの葉の上です。
平均棍まできれいに写って嬉しい。

ところで、今まで私は、このアブについて「キタヒメヒラタアブ」という種名を使っていましたが。

http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/doubutsu/07hae/hirataabu/type46/index.html

キタヒメヒラタアブの分布はロシアまでで、日本のものはミナミヒメヒラタアブ
と呼ばれるようになりました。

あらま、そうなんですか。

平群庵昆虫写真館というサイトでも
http://www.hegurinosato.sakura.ne.jp/2bangura/vi_abu_hae/kitahimehirataabu.htm

ハナアブ科     体長:9~10mm     平群庵昆虫写真館
キタヒメヒラタアブ(マメヒラタアブ) Sphaerophoria philanthus
改め
ミナミヒメヒラタアブ Sphaerophoria indiana

虫の名前に、江戸の奉行所の交代みたいなことが起こっていました!?
これまで Sphaerophoria philanthus(キタヒメヒラタアブ) と思われていた日本のアブは、それとよく似た別種のSphaerophoria indiana(ミナミヒメヒラタアブ) であることが分かった、と言うことらしいのです。
だから、これまでキタヒメヒラタアブとしていたアブの写真はミナミヒメヒラタアブと名前を改めるのですが、では、この写真のアブは本当のキタヒメヒラタアブの可能性はないかと言うと、その確率は少ないものの断言はできないらしいです。要は写真ではどちらであるか区別がつかないのです。
と言うことは Sphaerophoria indiana(ミナミヒメヒラタアブ) で通用することになります。

そうなのか。ちょっと混乱してしまいましたので、当分「ヒメヒラタアブ」でいきます。
ここは東京ですから、ミナミヒメヒラタアブが正しいのかと思います。

ツマグロヒョウモンなど

0921_3tumaguro1 2012.9.21
今年は一体何匹羽化して旅立っていくのか。
楽しくも嬉しい忙しさです。
羽化したら、時間を見計らって、充分に体が乾燥して飛ぶ気が起きたところで出して上げます。暴れさせて翅が傷んだら申し訳ないし、まだ体が重くて充分に飛べないのに放したら危険でしょうし。
0921_3tumaguro2
ツマグロヒョウモンには寄生者があまりいないようです。チョウの北進に寄生者がついてこられないのかな。
都会であっても、パンジーとかスミレ科の花がたくさんありますのでおかげで、「都市蝶」という感じで増えているようですね。
タフなチョウですが、顔を見るとひょうきんだったりして。
ランタナ、ブッドレア、デュランタなどがあると、蜜源として遊びに来てくれますよ。
産卵はまた別としてね。

★アゲハ・アオスジアゲハの羽化のサポート
ところで、こんな工夫をご紹介しておきましょう。
0921_4sanagi
紙を切って、三角コーンにベロがついたようなものを作って壁面に貼っておきます。
そこに、蛹を入れておくのです。ここに入っているのはアゲハの蛹。
蛹化したけれど、糸の張りが不十分だったりしたときには、この方法を使って下さい。
入れておくだけでいいです。接着とかはしなくていい。接着剤を使うと、どうしても蛹にしみこみそうで不安です。
白いカーテンのようなものはティッシュペーパー。
上の方でセロテープでケースの縁に固定してあります。
羽化して出てきたチョウの足場です。
足場を失って落ちて翅を展開できないと、飛べなくなってしまいますが、このティッシュペーパーのカーテンをしてあげるようになってから、羽化時の失敗はほとんどありません。
チョウを飼育しておられる方はぜひご利用ください。

オンブバッタ

お見事っ!
0920_7onbubatta 2012.9.20
みごとな擬態ですね。
ん?なんか変?と凝視すれば、オンブバッタがいるではないですか。
クモの糸が見えますね、これネコハグモの巣の糸なんです。
大きなオンブバッタの体力、パワーだと、ネコハグモの巣糸は無視、のようです。
巣を破壊して行ってしまいます。
たいしたもんだ。

オーシャンブルー

0920_4oceanblue 2012.9.20
今が最盛期ですね。
オーシャンブルーと何となく覚えてしまったのですが。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B5%E3%82%AC%E3%82%AA
ウィキペディアによりますと

ノアサガオ Ipomoea indica
    沖縄県原産で、同県では低地の森林や藪にごく普通に分布する野生種である。多年生・宿根性で、関東以南では越冬して成長し古い茎はやや木質化する。ノアサガオの園芸品種が「琉球アサガオ」「オーシャンブルー」「宿根アサガオ」など多くの異なる名称で販売されている。草勢はきわめて強健で、蔓は数mの高さにまで伸び、垣根や家の壁面などをカーテン状に覆い尽くす。葉もアサガオより大きく、掌大のハート形で、花は多数が房咲きし壮観である。時刻と気温によって花の色が変化し、早朝は青く昼は紫になる。結実しにくいので挿し木で繁殖させるが、夏から秋に古い蔓を30cmほどに切って浅く植えると簡単に根付き、繁殖は容易である。暖地なら露地でも越冬するが、0℃以下だと株が凍死するので鉢上げして室内に取り込む。

いろいろな名前で呼ばれているようです。
「草勢はきわめて強健」なので、うっかりすると伸びすぎることもありますので、ときどき詰めて、コントロール下に置かないといけません。野放図はダメ。
東京ではシーズンが終わっても放置しておくとまた来年出ますよ。
実はなりません。

カナヘビ

0920_3kanahebi1 2012.9.20
庭にいたら、ナンテンの木でガサッという音がして揺れました。
誰かな?と顔を寄せてみるとカナヘビ。
カナヘビって結構木の上にもいますね。
0920_3kanahebi2
この写真の直後でした、このカナヘビ、ジャンプしましたよ。
少し下、奥の枝に飛び移りました。
ほぉ、ジャンプもできるんだ。
なんだか、地面を走っているイメージが強くて、ジャンプするとはね、知らなかった。
トカゲは今のところ走る姿しか見たことないですが。
カナヘビの新たな能力を知りました。

アゲハ

0920_1ageha1 2012.9.20
羽化して飼育ケースから飛び出していったアゲハ。
0920_1ageha2
アゲハ、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモンを主として飼育していますが、羽化して飛び出していくときの「流れとか姿」にも、種の個性があります。うまく言葉で表現できませんが、アゲハは「力感あふれる」という感じかな。
こういうチョウと、目の前20cm、30cmという至近距離で正面から顔を合わせたり、声をかける、というのは至福の瞬間です。
人間界のぐちゃぐちゃなんかどうでもよくなります。
虫好きの通性ともいえます。
なんとなく、雰囲気が似てくるんだなぁ。虫好き同士は。

ルコウソウ:2

人生いろいろ お花だっていろいろ 咲き乱れるの♪?
0920_6rukousou1 2012.9.20
よく見ると、いろいろ、あるんですねぇ。
0920_6rukousou2
これがルコウソウの花の標準形。
花弁そのものにも構造があります。尖端が「傘の骨」の先みたい。ちょっぴり。
0920_6rukousou3
ん?と思ったのですが、これ、6弁になってますよね。
ふ~む。
なんだかなぁ。花を作るのも大変なんだなぁ。
0920_6rukousou4
左がモミジルコウ、右がルコウソウです。
どちらもこれが普通。
ルコウソウの花の色の方が「濃い」ですね。
今年は楽しい線路際。
毎日、この鮮烈な花を楽しんでいます。

ルコウソウ:1

誰にだって間違いはあるものさ。
そりゃそうだ。
0919_5rukousou1 2012.9.19
いいのかい?十字花植物になっちゃったぞ。
0919_5rukousou2
切れ込みを作るのも結構大変なのよ。
切れ込み過ぎちゃったりもするし。
{この花の右側が普通の切れ込み具合で、左側はちょっと切れ込み過ぎています。}
0919_5rukousou3
いろいろあってこその「人生さ」。
そうだそうだ。

2012年10月10日 (水)

和音の可視化

★ちょっと前の記事「平方根(ルート、√)の作図」を書く時にインスパイアを受けた、季刊「理科の探検」(RikaTan)の2012年夏号「√2が開いた科学の扉」という記事には、ピタゴラス音階の話がちらっと載っています。
これにまたインスパイアを受けまして、ちょっと「和音の可視化」を試みてみましょう。
音階の話に深入りはしません。ピタゴラス音階、純正律音階、十二平均律について、和音を可視化してみようという話です。

★各音階で、ハ長調について、振動数比と、基音を100Hzとした場合の振動数を表にまとめてみました。
Onkai

・純正律(Just intonation)では、うなりを伴わない純正な和音が得られるが転調・移調ができないと聞いております。ギターを昔ちょっといじった程度の音楽知識ですので、いい加減です、ご容赦を。
・転調・移調が自由な十二平均律(equal temperament)では、r=2^(1/12)(2の12分の1乗 ≒1.059)を12回かけると、振動数が2倍になるわけです。

表を見ると、振動数比が微妙に違います。当然、基音を100とした場合の振動数も結構違うものだな、ということが読み取れます。

★楽器の音の波形は複雑なものなのですが、ここでは音を完全な正弦波として扱います。(音叉の音が正弦波に近いです。)
和音というのはこの正弦波の足し算ですので、エクセルを利用して簡単に正弦波の足し算およびグラフ化ができます。
(初めは十進BASICという言語で書きました。このソフトは安全なソフトではあるのですが、今はフリーソフトを紹介するのがチト気分悪いご時世なので、エクセルで実験してみたところ、うまく行きますので、だれでも手軽に試せるエクセルでの試みをご紹介します。)

音楽そのものの話ならA=440Hzという振動数を使うのがよいのでしょうが、話はどうせ相対的なものですし、440Hzでは、1秒をグラフ化しても線が重なってつぶれてしまいます。
そこで、基音を100Hzにして、作図してみました。
本物の楽音の、ごく短い時間を拡大したものだと考えて頂けばよい、ということです。

●1純正律でのドとミ
Justdomi
きれいですね。すべてが狂いなく規則的に繰り返されています。これは耳に澄んだ音として聞えるパターンです。

●2ピタゴラス音階でのドとミ
Pythadomi
振幅が変化する部分は「うなり」として、ざらつきが聞こえるのでしょうが、ドミの重ね合わせではうなりはあまり大きくないようです。
全体的には規則的に見えますが、細部を見ると乱れていて、完全な繰り返しにはなっていない部分があります。

●3十二平均律
Equaldomi
うなりも発生していますし、細部はかなり不規則です。これが「濁り」なのでしょうね。

★では、もう一つ実験。ドミソの和音
Just
↑純正律

Pytha
↑ピタゴラス音階

Equal
↑十二平均律

というわけです。
純正律はいくつ重ねても澄んだ和音です。
ピタゴラス音階は、3つ重ねるとさすがに唸りが聞こえそうですね。図中で3回くらい大小を繰り返しています。
十二平均律はというと、うなりが図中でほぼ2回で聞こえやすくなり、そのうなり自体も乱れていますので、耳の鋭い音楽家の耳には和音が濁ってしまうのだと思います。

★このグラフをお目にかけることが今回の記事の目的ですので、ここまで読んで頂きましたら、もう一回、それぞれのグラフを拡大して、「和音を目で見て」ください。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%94%E6%AD%A3%E5%BE%8B
ウィキペディアの「純正律」という項目で、ここに「純正律と平均律によるド-ミ-ソの和音」などの視聴ができるようになっているのですが、私にはダメでした。聞き分けられません。
わっかんないや。いい加減な耳ですね。
和音を目で鑑賞するだけです。

★グラフの描き方ですが。
Excelgraph
これ私が「ド・ミの和音」を作ったシートの一部です。
・一番左の列が時刻で1000分の1秒刻み。これを実際には1秒まで下に引っ張ります。
・本当は数値が表示されている状態でグラフ化するのですが、どういう式が書き込まれているかを表示してみました。
・平均律の場合は、2^(1/12)の値の入ったH1セルの値をを絶対指定して利用しています。
で、適当に、散布図でグラフ化して下さい。詳細は省略します。


コハナバチ(の仲間でしょうか)

0919_3kohanabati 2012.9.19
よく見るんです、この小さなハチ。
花粉まみれになっていたり。
アシブトコバチではないし。
コハナバチの仲間でしょうか。
ご存知ないですか?

ムラサキツユクサ

0921_1murasakituyukusa 2012.9.21
雨のしずくを花弁に乗せたムラサキツユクサの花。
ちょっと季節を間違っちゃたよなぁ。
夏の暑さが異様でしたから(9月になっても異様に暑かったし)、植物の調子がくるってしまったのでしょう。
ニュースで桜が咲いたとかいってましたし、季節外れがいろいろ起きているようです。

復活の日

何だか小松左京さんのSFの題名みたいですが・・・
0919_1calla 2012.9.19
カラーです。
ビロードスズメの幼虫たちにすっかり丸坊主にされて、わずかに茎しか残っていませんでしたが、ここに来て、復活の兆し。
植物もタフですねぇ。
I’m not so easy to die.
と言っておりますよ。そう簡単にくたばってたまるか。と。
日々、葉が増えています。
「復活の日」を楽しみにしています。

ミツバチ

0918_6mitubati1 2012.9.18
フウセンカズラの花の前にいましたら、セイヨウミツバチがやってきました。
せわしなく花から花へと移り飛びます。
おかげで、空中姿勢が撮れました。
やはり、ネコも、チョウも、ハチも、空中で向きを変えようとすると、まず目のある頭部からひねって、体がそれに追随して行くように思えます。
上の写真でも、頭部がひねられているようです。
0918_6mitubati2
こんな空中姿勢も写っていました。
前脚を軽く組んだようにしています。そこにとんがった口が見えます。
0918_6mitubati3
フウセンカズラの花にとまりました。
ハチ顔ですね。触覚が全然違うでしょ。複眼の形も。
0918_6mitubati4
毛むくじゃらで、いかにも効率的に花粉を採取できそうです。
そして、写真の右下、矢印で指し示したところが、花粉バスケットです。
体についた花粉を櫛のような毛で梳きとってここに集めるのですね。
脚がここでは平らになっていて、周囲を毛が取り巻いていて、いかにもバスケットになっています。
ミツバチを見ると、よく後脚に花粉団子をつけて飛んでいますが、この場所に花粉団子をくっつけているのです。
確か、蜜を少し混ぜて粘り気を与えて団子状にするのではなかったかな、ちょっと記憶があいまいですが。
実によくできた仕組みでしょ。
体全体が、花粉と蜜を効率よく集められるようになっているのです。

ブチヒゲカメムシ

0918_4butihigekamemusi 2012.9.18
キバナコスモスの花が風に揺れたら、花の裏に何かが見えます。
何だ?と近づいてみれば、ブチヒゲカメムシ。

なるほど、こういう手もあったか。
花に大手から迫ると、花粉だらけになります。前にもお目にかけました。
こんな風に、搦め手から迫れば、花粉にまみれることなく、おいしい汁が吸えるのかもしれません。
かしこいなぁ、キミは。
邪魔しないよう、そっと花を放して立ち去りました。

ネコハエトリ

0918_3nekohaetori 2012.9.18
ワカバグモを見た翌日、うまいこと、ネコハエトリに出会いました。
見て下さい、この顔。
ワカバグモとはずいぶん感じが違うでしょ。
真正面の大きな一対の目がすごく印象的。
目が合った、という感じにさせられます。
この顔、好きなんだよなぁ。
つい声をかけたくなってしまう。
で、また、このクモが結構落ち着いて「対面」してくれるんです。しばらく対面していると、すっと葉の裏へ消えますけど。
写真を撮る余裕は充分にくれます。
大好きなクモです。

ワカバグモ

0917_9wakabagumo1 2012.9.17
夕方、庭で水やりをしていた妻が、見慣れないクモがいた、とケースに入れて連れてきました。
先ずは一枚、ケースの外から腹側をパチリ。
この「構え」が見覚えありますね。
0917_9wakabagumo2
今度は背側から。
この構えは「カニグモ」の仲間でしょう。分かるのはそこまでですが。
調べてみたらワカバグモのようです。網を張らずに待機するタイプ。
0917_9wakabagumo3
頭胸部の拡大。
分かりやすい単眼ですね。左右それぞれ4個ずつ、計8個。
一番外側の目はかなり後方を向いています。
0917_9wakabagumo4
ケースの外からなので、こういうローアングルも可能。
2対目の単眼が正面を見据えているように見えます。
ハエトリグモの正面の目のようには大きくないけれど。
0917_9wakabagumo5
もう一回、単眼の辺り。
正面を見ていた目がどれだかすぐ分かりますよね。
真上を見ている目もあるんですよね。

クモの見る「視覚世界」ってどんなものなのでしょうね?
動物それぞれに自分の世界を感じ取っています。
世界は人間が見る通りだけの存在ではありません。

写真撮影後は、捕獲した辺りへまた放しておきました。
元気でね。

ササグモ

0917_7sasagumo1 2012.9.17
ランタナの葉を曲げて卵のうを作って母グモが守っていた場所。
子グモの出囊です。
0917_7sasagumo2
透明感のあるからだ。青みを帯びた脚。独特の「顔つき」
かわいいでしょ。
ササグモの子のかわいさはまた独特です。
母グモはいなくなりました。多分死んだのでしょう。
出囊するまで頑張っていたのに。気が緩むのかなぁ。ほぼタイミングを合わせて死んでしまうようです。
0918_1sasagumo 9.18
少しずつ子の集団がばらけていきます。
やがてみんなそれぞれに生きていくことになります。
ヒメグモとはやり方は違うけれど、どちらも子の生き始めのある時期を守ってやることで、生存率は産みっぱなしよりずいぶん高くなるはずです。

がんばって大きくなれよ。

0917_7sasagumo3 9.17
そばには、くつろいだ様子のササグモがいました。
これは母グモではありません。
母グモが卵のうを守っていた時から、この辺にいたクモです。
見守ってくれるわけではないけれど、こんな風に、大きくなってね。

アオジソ

0917_4aojiso 2012.9.17
ご近所で栽培しておられるアオジソ。
ビワの実がなった時に、一枝差し上げたら、お礼にとシソの葉を頂いたことがあります。紫蘇味噌をつくって食べたらおいしかったですよ。
とまあ、それは前の話。今はシソの花。
元祖「シソ科」の花です。なるほどなぁ。
0917_5simahanaabu1
我が家のように、オンブバッタに葉を食べられてしまわないようにはしていらっしゃいますが、翅のある虫は飛んできますよね。
アブがやってきました。蜜を吸っています。
0917_5simahanaabu2
シマハナアブだと思います。
この大きさでこの模様だと、ミツバチかと思う方もいらっしゃるでしょうね。
慣れてくると「ハチ顔」と「アブ顔」はすぐに区別がつきます。
これはアブ顔。
0917_5simahanaabu3
うまいこと平均棍まで写りました。
平均棍があるのはハエ目です。

アブも花粉の媒介に大きな働きをします。
ミツバチだけをひいきしないで、アブも可愛がってあげて下さい。

2012年10月 9日 (火)

マユミの実

0917_2mayumi1 2012.9.17
思い出して、マユミはどうなったかな、と見に行きました。
これ、マユミの実の形だと思うのですが、ほとんど残っていない。
0917_2mayumi2
木の下にも落ちていました。
赤い実を期待して見に行ったのですが・・・
http://www.hana300.com/mayumi.html
季節の花300 というサイトです。
赤い実がなるはずだったんだけどなぁ。
なかった。
頻繁に見に行っていれば事態がどう進行したのか分かったかもしれませんね。
ズボラして、花からここまで、「キセル」だもんな。

こうなっていた、というご報告にしかなりませんでした。

ブタクサハムシ

0917_1butakusahamusi1 2012.9.17
昼の散歩に出たら、眼鏡の視界に何か入りこんできました。
眼鏡を外してみたら、虫がとまっている。そんなところに来るなよな、とぼやきながら、でもまぁ、記念写真くらいは撮ろうか、と撮影。
裸眼でファインダーをのぞいても、なんだかよくわからない。視力調節はできますが、そんなことしている暇もない。オートフォーカスにまかせて、とにかく視野の中心に捉えて何枚か撮影しました。
初めて見る虫です。
ハムシの仲間だということは、まず間違いない。
0917_1butakusahamusi2
ブタクサハムシではないでしょうか。
食草がないんですけどね、このあたりには。
ブタクサもヒマワリも。
虫ナビによりますと

アメリカから来た小型ハムシ。
      黄褐色に縦長の特徴的な黒い紋がある。
      1996年に関東で見つかり、鹿児島県まで広がっている。
      本種は主な食草であるブタクサ以外にも、ヒマワリも食害する為害虫となっている。更に本種の食草であるブタクサも北アメリカ原産の帰化植物であり、花粉がアレルギーの原因になっているなど、これらの外来種による日本の生態系に悪影響を与えている。

16年くらい前に関東で確認された外来種だそうです。
さてなぁ、同定ミスかもしれません。
どうか、この写真、じっくりご覧になって、間違っていたら教えて下さい。

やっぱ、眼鏡なんかにとまるなよな!

ネコハグモ

0915_10nekohagumo 2012.9.15
オープンな草のてっぺんで、草を糸でまとめて巣にしているネコハグモ。
いっぱい獲物がかかるようです。
位置的にはいい場所なんでしょうね。
で、「草」としか認識していないこの「草」。なんだろう?
ヒメムカシヨモギかな、などとも思うのですが、今までこの辺りによく見る草ではなかった。
庭にも似たのが来ています。
キク科の草、としか言いようがなくって、お恥ずかしいことです。

アリ

0915_9ari 2012.9.15
どうもつまらない写真をお目にかけます。
露出がむちゃくちゃ。ピンボケ。
フウセンカズラにはいろんな虫がやってくるのですが、意外なことにアリの姿は多くない。
私の見る限りでの話です、もちろん。
アブやハチやチョウなどが頻繁に訪れていますが、アリは珍しかったので撮影してみました。
白と黒では、撮影は難しい。
(と、言いわけをくっつけておきます。)

ツツジグンバイなど

0915_5gunbai 2012.9.15
今年、何回か経験しているのですが、このグンバイムシに好かれてしまった。
腕がむずむずするな、と思って見ると、こいつが腕にとまっている。
なんでかな。そんなに、「飛び回る虫」とは認識していなかったのですがね。
この時は、右腕にとまられました。右腕では写真は撮れないよ、とそっと左腕に移動させて撮影。これでも、カメムシの仲間です。別にヒトの皮膚を刺したりはしません。

0915_7hitosujisimaka
こっちは刺して血を吸う方。
ヒトスジシマカ。叩きました。
きっと、ツツジグンバイは叩かなかったのに、こっちは叩かれるなんて、差別だ!と叫んでいるかもしれません。
Hitosuji
翅の付け根のところを見て下さい。
白い矢印で指しているところ。
判然としないのですが、丸いものが写っています。
ひょっとすると、これ、カの平均棍かもしれません。
カもハエ目昆虫ですから、翅は1対2枚。後翅は退化して平均棍になっているはずなのですが、これまで見たことがない。
ハエやアブでははっきり視認できるし、ガガンボでも見えました。
カだけがまだなのですが、これがそうなのかな。
もう少し気合を入れてちゃんと観察すればいいのでしょうが、どうも、ぺちゃんこに叩き殺したくなってしまって、気が逸る。いかんなぁ。
そのうち、カの平均棍と卵舟は見たいものだと思っています。

アカマンマ

0915_4akamanma1 2012.9.15
足元にいっぱいです。
アカマンマ=イヌタデです。
中の実がちらっと見えています。
0915_4akamanma2
花穂の長いのや短いのや、いろいろあるんですね。
これをアカマンマ=赤飯に見立てる、というのは不思議な能力ですね。
子どもの遊びの中の「見立て」というのは、人間の一体どういう能力の表現形なのか、不思議でなりません。

ツマグロヒョウモン幼虫

0915_3tumaguro1 2012.9.15
食べものがないぞ!コラ、と言われていますね。
なんとか、スミレ科の葉の追加を探しに行かずに済みそうですが、ぎりぎりです。
丸坊主になったのは、日を当てて、葉を復活させています。
枯れてしまったわけではないので、植物のパワーで葉が復活してきます。
0915_3tumaguro2
前蛹になったばかり。
しばらくこの状態でじっとしていて、脱皮すると蛹になります。
食べて成長する時期から、飛んで交尾して次世代を残す時代へと体を変えます。
不思議な生き方を選択した動物ですね。でも、完全変態昆虫の隆盛をみると、この生き方は大成功のようです。

それにしても、ツマグロヒョウモンがこの地でもごく普通の種になったのは、そう遠い昔ではない。64歳の私の人生の3分の2くらいの時間はツマグロヒョウモンなんてそう身近ではなかった気がしますが。

ツマグロヒョウモン

0915_2tumaguro1 2012.9.15
ツマグロヒョウモンというと褐色のチョウのようですが、この赤のきれいなこと、わくわくしますよ。
0915_2tumaguro2
腹面からみると見えます。
0915_2tumaguro3
これは羽化直後に排出した蛹便ですが、赤いのですね。
緑色の葉っぱを食べていて、いつこんな色をこしらえているのやら。
今年の秋はチョウづくし。
にぎやかですよ。

2012年10月 8日 (月)

平方根(ルート、√)の作図

★季刊「理科の探検」(RikaTan)という雑誌があります。
2012年夏号に「√2が開いた科学の扉」という記事がありました。

自然数、有理数、無理数そして実数、というようなお話で、ピタゴラスの定理から無理数が生まれてしまうことが簡潔に述べられています。
そこに下のような図がありました。
Root_1
雑誌の図版は正確できれいです。
私の図は、作図ソフトをちゃんとコントロールするのがめんどくさくって、ずれを生じていますが、こんな図だという「感じ」さえ伝わればいい、ということでずさんな図を載せました。

間隔が「1」の平行線を使って、1と1から√2を作図、1と√2から√3を作図・・・と進めていけば、原理的に全ての自然数の平方根を作図できますね。
私が中学生のときは、原理は同じなのですが、ちょっと見、違うスタイルで学びました。
Root_2
このように、次々と直角三角形の斜辺上に作っていくわけです。
どちらも、自然数の平方根は作図出来ますが、順番に作っていくしかない、という方法です。

★そこで、ちょっと面白い作図をご紹介しましょう。
Root_3
まず「1」という長さは絶対必要です。任意に「これが1だ」と定めます。
次に、平方根を作図したい有理数「m」が与えられたとします。
直線上にAP=1、PB=mとなるような、線分ABをとります
線分AB=1+mです。
ABを直径とする半円Oを描きます。
PからABに垂線を立て、円との交点をCとします。
すると、図の下に書き込んだように
△ACPと△CBPの相似から、比例式が書けます。
ここで、分数形で「AP/PC」というような表記をしているのは、比の表現です。
「AP:PC」というような表記よりも、比でありながら分数としての取り扱いもできて便利なものです。幾何をやった方ならストレートに理解して頂けるでしょう。図形の中の比を扱う時は全て分数形で行います。
で、図中に書き込んだように
PC=√m になります。

●こうして、与えられた任意の有理数mの平方根が作図出来ます。

1という長さに対して、作図可能な長さであるなら、mは必ずしも有理数に限定しなくてもいいのですが・・・。
例えば、無理数である√2は作図できるのですから(√(√2))も作図出来ます。いろいろ何が作図できるか探ってみて下さい。

「任意の(=すべての)」という言葉をつけられるのは有理数に限定したときだけですね。

●ところで、上での私の書き方は、すべての有理数が作図できることを含意していますね。
ほんとでしょうか?
Rationaln
詳しくは省略します。図中の書き込みをよく読んでいただければ難しいことは書いてありません。
OP=1、OA=m、OB=nとし
ABに平行なPQを作図しますと
OQ=n/m となりますので、2つの自然数m、nが与えられれば、n/mは作図出来ます。

オマケ:普通、二つの自然数m、nを掛けるという作図を考えると、m、nを2辺とする長方形を描けばその面積がm・nになりますが、面積と長さでは比較できません。
m・nという2つの自然数の積を長さで求めることはできないのでしょうか?
図中、色のついた線が積を作図する線です。
PBに平行なARを引きますと、OR=m・nとなります。
2つの自然数の積を長さで表示出来ました。

★最初歩的幾何のお遊びでした。

アゲハ

0914_8ageha1 2012.9.14
今年はずいぶんたくさんのチョウを旅立たせています。
羽化して玄関前でケースから飛び立たせていると、やはり、この辺りを中心にして生活するようですね。幼虫の食草も当然そばにあるわけだし、おかげさまで、我が家は「蝶屋敷」になってきました。外に出るとチョウがやってくる。おじちゃん・おばちゃん、こんにちは。です。
ふっと、後ろから顔の脇を通って私の前に出て、デュランタの花で蜜を吸います。
0914_8ageha2
翅を震わせながら口を伸ばして蜜を吸っています。
0914_8ageha3
ひとしきり、こっちの花あっちの花と目の前を飛び回って、去っていきました。
ホントに、アゲハが挨拶にやってきたという気分。
しあわせですねぇ。うれしいな。

ヒメグモ旅立ち

0914_7himegumo 2012.9.14
ヒメグモの子たちが解散して、それぞれに旅立っていきました。
この時、母グモの姿はありませんでした。死んでしまったのでしょう。
このうち何匹が成体になれるか分かりませんが、最初の一歩、のところを母グモが守ってくれたので、産みっぱなしよりはずいぶん生存率が高くなると思います。
がんばれな。楽しみにしてるよ。

ツユクサ

0914_5tuyukusa1 2012.9.14
先日、10月3日付で、ツユクサの受粉について書きました。
他家受粉を基本としながら自家受粉も可能だ、という話です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/post-3afd.html

で、どちらの受粉形態だったかは分かりませんが、実が熟してきたのを見つけましたので写真に撮りました。
0914_5tuyukusa2
摘み取って、手のひらの上で開いてみました。
0914_5tuyukusa3
中から出てきたのはこんな種。
めでたし、めでたし。ですね。

ブチヒゲカメムシ

0914_4butihigekamemusi1 2012.9.14
キバナコスモスにブチヒゲカメムシがいました。
口の針を花の根元に刺しています。
0914_4butihigekamemusi3
最初の写真のカメムシの背中あたりをトリミングしてみました。
ピントが甘いですが、花粉だらけです。
ということは、最初からここにいたのではなく、いったん花の中へもぐりこんだということでしょうね。
花の中にいるよりは、外からのほうが汁が吸いやすかったのかな。
0914_4butihigekamemusi2
風で揺れてぶれてしまいましたが、背中の模様が見えます。
私はこの背中の模様でこの虫を判別しています。

ヤブガラシ

0914_3yabugarasi1 2012.9.14
ヤブガラシの実がぽつんぽつんと大きくなってきました。
一斉に咲いて一斉に稔るというタイプではないのですね。
この写真でも、つぼみ、花、実といろいろなステージが一枚に収まっています。
ちょっと不思議な感じもします。
0914_3yabugarasi2
こちらでは、ほかの実がなぜか全部落ちてしまって、一つだけ大きくなってきました。
実が完全に熟すと黒くなるはずですが、そこまで行けるかどうか、心配しながら見ています。

2012年10月 5日 (金)

ミツバチ

0914_2mitubati 2012.9.14
暑い夏には見かけなかったミツバチが姿を見せ始めました。
花から花へ忙しく飛び回るので、なかなか思い通りの写真は撮れずにいます。
この時も、一瞬花にしがみついてすぐに飛び去ってしまいました。
おそらくセイヨウミツバチで間違いないと思いますが、じっくり背中側を見せてはくれませんでした。
フウセンカズラのそばに佇んでいると、かなりの確率で何かハチの仲間が飛んできます。
日を浴びることが苦痛ではなくなってきましたから、ゆっくりと花のそばにいられます。
秋ですね。

サルスベリ:2

0913_13sarusuberi4 2012.9.13
他にも3種類ほど。
0913_13sarusuberi5
微妙に色合いが違います。
0913_13sarusuberi6

以前は、白山神社のそばで買い物をしたので、よく白山神社のサルスベリなどお目にかけましたが、そこのお店が閉店になってしまったので、白山神社に行かなくなってしまったのです。
で、サルスベリにもお目にかからなくなっていたのですが、今回新たに、いい場所を発見しました。
来年もこの辺りをうろつくことになるかどうかは、今のところよくわかりませんが。

サルスベリ:1

0913_13sarusuberi1 2012.9.13
道路の街路樹として植えられているサルスベリがありました。
0913_13sarusuberi2
いろいろな花の色があって、短いけれど楽しい区間です。
0913_13sarusuberi3
季節的にもう花の終わりが近くて、実もいっぱい。

フウチョウソウなど

0913_10huutyousou1 2012.9.13
フウチョウソウを見かけました。わたし的には久しぶりです。
0913_10huutyousou2
つぼみがまだ開いていないうちに、蕊が弓なりに出てきています。
独特な姿ですね。

何となく私の頭の中には「花鳥風月」というような言葉があって、「風鳥」草のような気がしてしまうのですが。
「風蝶草」ですね。

http://www.hana300.com/seiyou.html
このサイトをよく利用します。
解説を読んで下さい。

0913_12dahlia 2012.9.13
そばにダリアも咲いていました。
ゴージャスですね。
キク科です。そりゃそうだ、この姿ですものね。
Dahl さんという人命にちなんだ名前だそうです。
写真のファイル名にダリアをちゃんと書こうと思って調べたら「Dahlia」でした。その時に由来を知ったのでした。

ツマグロヒョウモン:2

0913_9tumaguro3 2012.9.13
翅を閉じた時の外側というのか腹側というのか、の面です。
ここにまた、実にきれいな赤い色があるのです。
色名がわかりません。赤ではないのですけどね。朱、ピンク・・・どういう表現があるのかよくわかりません。
0913_9tumaguro4
飛び出して、ボウガシの葉にとまったところ。
0913_9tumaguro5
更に移動したときに、うまいこと、翅の内外の特徴が同時に撮れました。
サービス精神旺盛なチョウですね。
わぁ、きれいだよぉ、と呟きながら撮影していました。

ツマグロヒョウモン:1

0913_9tumaguro1 2012.9.13
羽化したツマグロヒョウモンを放そうと、飼育ケースの透明窓を開けたところです。
ゼンマイ状の口の下の方に、体にピタッとくっつけている前脚が見えます。
0913_9tumaguro2
きれいですねぇ。名前の由来の「褄・黒」がおみごと。
0913_9tumaguro2_
メスのこの褄黒は目立ちますが、黒い部分に更に「白い帯」を見る、という見方もあるようです。
一瞬ケースの縁にとまったところです。

ヒガンバナ:3

1002_4higanbana2 2012.10.2
花の姿などはよく知られている花ですから、今回は、少し「ゲージツ」的に行ってみよう。
1002_4higanbana3
ヒガンバナの場合は「タネを結ぶ」ということができない。
つぼみ→花→(種)
植物の生き方としては少しさびしいですね。
1002_4higanbana4
アリがいっぱい来ていました。
花粉の媒介、ということはないわけですが、何か甘みがあるのでしょうね、きっと。
染色体がもう一回倍化して、6倍体にでもなれば、偶数ですから、減数分裂が可能になるかもしれません。
そういう進化はしないのかなぁ。

ヒガンバナ:2

1002_1higanbana 2012.10.2
もう満開です。
ぱっと最盛期に入ってしまいました。
1002_4higanbana1
いつもながらに、鮮烈な赤ですね。
写真の下の方に、ツユクサの青がちらっと見えています。
撮り方によっては近くのオシロイバナの赤をぼんやり入れることもできますがそこまではしませんでした。


ヒガンバナ:1

0929_7higanbana1 2012.9.29
ヒガンバナのつぼみ。
今年は去年より少し遅いですかね。
0929_7higanbana2
いっぱい咲きそうな気配ですね。
0929_7higanbana3
硬いつぼみ、ほころび始めています。
0929_7higanbana4
開いてきました
0929_7higanbana5
わぁ、花がでてきますよ
0929_7higanbana6
開いた花もありましたが、線路の草刈り作業の際に倒れたのかもしれません。
草刈り作業の人もこういう花は刈り残していってくれます。

律儀にお彼岸のころにちゃんと咲いてくれますね。
この花の持つある種の「凄み」が、彼岸という宗教行事と重なって、いろいろな話が生まれるのでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%8A
部分引用

異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)、はっかけばばあと呼んで、日本では不吉であると忌み嫌われることもあるが、反対に「赤い花・天上の花」の意味で、めでたい兆しとされることもある。



2012年10月 4日 (木)

ムラサキシキブ

0913_7murasakisikibu1 2012.9.13
ムラサキシキブの実が色づき始めました。
0913_7murasakisikibu2
こういう過渡的な状態が好きです。
熟しきって美しい紫色になったのもきれいですが、変化の最中がいいなぁ。
0913_7murasakisikibu3
時が流れていく、という写真が好きなのですね、ワタシ。


そうさ
花が散るのは 種を結ぶため
あしたっていう花 また咲かせるため

(フック・ブック・ローより)

写真というのはある瞬間を「止める」ものですが、その止った瞬間の中に「時の流れ」を写せたら最高だな、といつも思っています。


ヒメグモ

0913_6himegumo 2012.9.13
このヒメグモの子育てはほぼ終わりですね。
残っている幼体が数えられるくらいに減ってきましたから。
母グモの顔が真正面から撮れました。迫力あります。
立派なお母さんです。
きっと、ほっとしていることでしょう。
一番小さな時期を保護できれば、生存率はぐんと高くなりますものね。
お疲れ様。

チュウレンジバチ

0913_4churenji1 2012.9.13
最初にこの写真では、なんだ?と思われるでしょう。
たまたま真後ろから見てしまったものですから。
0913_4churenji2
横へ回ってみたらチュウレンジバチだったという次第。
申し訳ないことに、排泄中でした。
固形分のない、人間的に言えばおしっこという感じの排泄物でした。
昆虫は、大小と分けて排泄するわけではありません。まとめて排泄です。

ハチ目>広腰亜目>ミフシハバチ科>ミフシハバチ亜科>チュウレンジバチ
ということいなります。
我が家ではどうも、ツツジが食われているようです。
園芸好きの方はご注意ください。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/tyuurenjibati010727.html
↑ここに幼虫の写真があります。見覚えのある方も多いのではないでしょうか。

メスジロハエトリ

0913_3mesujirohaetori1 2012.9.13
白い被写体を思うように写せないという、情けない腕前のカメラマン。
0913_3mesujirohaetori2
影との境に入ってくれると「くっきり」写ります。
0913_3mesujirohaetori3
白く飛んじゃうよりは、暗い方が画像の情報量が多いですね。
この写真は「女の子」です。
白いからメス。体長も短いし、腹部が小さい幼体。
脚にも成体とは違って半透明な感じがあります。
合わせて「女の子」。

オクラ

0912_9okra 2012.9.12
オクラの実が完熟しました。
0912_9okra2
先端が割れて開きかけています。
この実から種を取り出して、また来年まいてみます。
家計を助けてくれたというほどではないけれど、心はほくほく、温かくなりましたよ。
濃い味でした。


ツマグロヒョウモン

0912_8tumaguro4 2012.9.12
もう大変。ここに4,5匹いますね。
0912_8tumaguro5
こちらにはやっぱり5匹くらいいますね。
この食欲はものすごい。スミレの葉はひとたまりもなく消滅します。
これほどわんさか押し寄せてきたのは初めてだなぁ。
いいけどさ、元気で羽化まで行ってくれれば。
実感として、すごいなぁ。


クロアゲハ

0912_7kuroageha1 2012.9.12
久しぶりにクロアゲハの羽化。
まずはケースの外から。
0912_7kuroageha2
そっと蓋を開けて。
青みがかった黒には迫力があります。
0912_7kuroageha3
元気なのですが上へあがってこないものですから、妻が手を添えてケースの縁までガイドしたら、一挙に飛び去っていきました。
いつだったかのある年、何回かナガサキアゲハを育てる経験をしましたが、今年はナガサキアゲハは到来していません。来てほしいなぁ。


ヤツデ

0912_6yatude 2012.9.12
ヤツデの木の下に、幼い木が生えてきました。
人間の赤ちゃんなら「もみじのようなお手て」とかいうわけですが。
ヤツデの赤ちゃんですから、ヤツデみたいなお手て、でしょうかねぇ。
かわいいです。

ブチヒゲカメムシ

0912_5butihigekamemusi 2012.9.12
今回は、体が毛だらけだ、ということがよく分かる写真が撮れましたので載せます。
ふだんはこんなにもじゃもじゃには写らないのですけど。
触角の「ブチ」より、背中の模様で名前をつけたい気もします。
私はいつも、背中の模様で判別しているものですから。
パッと見て、触角に目はいかないなぁ。



2012年10月 3日 (水)

ネコハグモ

0912_4nekohagumo1 2012.9.12
草のてっぺんを糸でまとめているクモがいるようです。
どんなクモかな、とよくよく見たら
0912_4nekohagumo2
あれ、ネコハグモですね。
普通、ネコハグモは葉をたわませて、そこに糸を張っています
0913_1nekohagumo 9.13
こんな風に。
あるいは人工物の角・隅を利用したり。
0913_8nekohagumo 9.13
こんな風に。
これは玄関灯のアクリル製のカバーの溝に入っているネコハグモです。
脚をぴたっとそろえて固まっていることが多くて、頭胸部がなかなか見えないというのも特徴ですね。
オープンな草のてっぺんで、片側が閉鎖されているような状況ではないというところで、糸で草を寄せ集めてその中にこもる、というのは私の見る範囲では珍しいことです。
そういう技もあったのか、と感心しました。

キバナコスモス

0912_3kibanakosumosu 2012.9.12
特別なことはなくって、普通のキバナコスモスの花なのですが・・・。
この写真を撮った時の私の頭の中はというと・・・。
「これ、日時計みたいだなぁ」
と。
日時計は英語だと「sundial」です。
「 dial 」は時計の文字板、目盛り板のことですね。
中央の花の影が、日時計の目盛り板に落ちているような感じがしませんか?
ヒマワリがサンフラワーなら、キバナコスモスはサンダイアルでもいいかもね、と思った次第です。

★ところで「妄想」。
東京スカイツリーの影を追跡して歩く「東京スカイツリー日時計計画」なんてのはダメですかね。
上見て下見て歩いてると交通安全上問題ありかな。
春分の日・スカイツリーを日時計にして楽しもう!というような企画、立ててみませんか!?

春分の日、うちの店の前にスカイツリーのてっぺんの影が落ちてきたら○○時ですよぉ。その時にご来店の方に◎◎のサービスします。

とかね。

オオシオカラトンボとシオカラトンボ(だと思います)

0912_1oosiokaram 2012.9.12
これはオオシオカラトンボのオスだと思います。
池のそばの枝にいて、テリトリーを守っているのかな。
0912_2siokaraf
上のトンボから直線で2mないだろうという位置の鉢の縁。
これはシオカラトンボのメスかな。
互いに全く無関心。
同じ種だったら、交尾・産卵への行動がありますよね。
ちょっと見た時は少々混乱しました。

来夏、池から羽化してくるのはどんなトンボかな。
オオシオカラトンボ、モノサシトンボは必ず羽化してくるでしょう。
他にはいないかな。楽しみですね。

ヒメハラナガツチバチ(かな?)

0911_4hati 2012.9.11
花はヒナタイノコズチですかね。
こんな「ヒトの目」には地味で、花が咲いているとは思えないような花が、きっと昆虫にはおいしそうに見えるのでしょう。
人間の目なんて当てにならないものです。
ヒトの色覚は、2色性の色覚を、急遽3色性に拡大したものだから、色の識別能力は低いし、紫外線領域は見えないし。
確か昆虫は紫外線領域を含めて6色性の色覚をもっているものが多いのではなかったかな。
彼らはヒトの想像を超えた豊かな色彩世界に生きているのですよ。

ツユクサ

0911_2tuyukusa1 2012.9.11
ツユクサがいっぱいきれいな花を咲かせています。
0922_3tuyukusa 9.22
この写真の方が花の構造が分かりやすい。

http://homepage2.nifty.com/hih/C.communis.htm
ここに、ツユクサの花の構造が詳しく載っています。
ツユクサには3種類のオシベがあるのだそうです。
詳しくは、このサイトをお読みください。

また、「雑草のはなし」田中修 著、中公新書1890 によりますと

この花には、萎れるときにオシベとメシベが寄り添って受粉、受精をするしくみが備わっている。一日花であるから、タネを確実につけるために、ハチやチョウが他の株の花粉を運んできてくれなかった場合の保険をかけているのだ。

とありました。他家受粉を基本としながら、保険として自家受粉もできるという花なのですね。

0911_2tuyukusa2 9.11
めでたく、結実しそうです。

スミレ&ツマグロヒョウモン

0910_8sumire1 2012.9.10
チロリアンランプのプランターにいつの間にか来ていました。
葉が細長い。何の形容詞もつけずに「スミレ」といっていい種かな。
いろいろな品種があるのでよくわかりません。
今のところツマグロヒョウモンが産卵した形跡はありませんが、いずれ狙われるかもしれませんね。
0910_8sumire2
ツマグロヒョウモンときたら、スミレ科ならなんでもいいようです。
ほんとに、タフだよなぁ。

0911_1tumaguro1 2012.9.11
噂のツマグロヒョウモン。羽化したばかり。
0911_1tumaguro2
いいお顔。

一体何匹羽化して行くのか。もう30匹は超えたかな。
で、羽化する度に記念写真を撮ってあげたくなる。
だって、かわいいんだもん。

モンシロチョウ

0910_7monsiro1 2012.9.10
そばのフウセンカズラでモンシロチョウが蜜を吸っていました。
とりあえずの1枚の後、接近したら
0910_7monsiro2
花を移動するために舞い上がった瞬間が撮れました。
0910_7monsiro3
で、次の花で。
おいしそうですねぇ。
フウセンカズラの蜜はとても人気があります。(いや「虫気」があるというべきか。)
0910_7monsiro4
お顔拝見。
チョウに「悪漢づら」はないよなぁ。みんないい顔してる。
ありがとう。

ヤマトシジミ

0910_5yamatosijimi1 2012.9.10
ん?ヤマトシジミが倒れてるのか?
それとも、クモにでも捕まってしまったのか?

と、回り込んでみたら
0910_5yamatosijimi2
別に。何ともないよ。
といってました。
たまたまそういう姿勢で、キバナコスモスの花の蜜を吸っていただけでした。
おいしそうですね。

2012年10月 2日 (火)

ホップの花

0910_4hop1 2012.9.10
ホップに花が咲き始めましたが・・・
ホップは雌雄異株だそうです。
これ、雄花のような気がします。
0910_4hop2
手でつまんでみましたが。
なんだか花の様子がよく分からない。
オシベしかないのですね、ここには、おそらく。
0910_4hop3
いろいろ撮ってみましたが、どうも、雌花はないみたい。
0910_4hop4
いっぱい咲いていますけど、実はならないわけか。

そもそも、今年ここにホップが伸びていることがかなり謎なんです。
以前、何年も前に、ダイニングの窓の外にホップを植えたことはあるのです。
その時は花が咲いた覚えはありません。グリーンカーテンとして最適とはいいかねたので、その年限りでやめたつもりだったのです。
今はその場所に毎年オーシャンブルーが伸びています。
今年のホップは、家の外。以前の場所からは20~30mは離れています。
種を蒔いた覚えなし。
なんでだか、見覚えのある葉っぱの蔓性植物が生えてきちゃった。
ホップだよなぁ。
どうしてここに来たのかが分かっていません。
せっかくだから、雌株くればよかったのにね。

成り行きを見守っています。

イチモンジセセリの華麗な舞い

0910_3itimonji1 2011.9.10
ふだんは、のんびり被写体になってくれるイチモンジセセリですが、たまにフラッシュ光に反応する時があります。
上の写真はランタナの葉にとまっていたイチモンジセセリをフラッシュを使って撮影しようとしたら、光り始めに反応して飛び上がり、空中姿勢が撮影されたものです。首をひねっていますね。
おみごと!
0910_3itimonji2
これも空中姿勢が写ってしまいました。
人間的な感覚でいうと、黒くて丸い複眼の{写真上での}下方に口がありそうな気がしませんか?
ところが実際には、まるで触角か何かのように、頭のてっぺんのような場所から出ているのが口吻です。
蜜を吸っている時にフラッシュが光ったものだから、口吻をしまいきれないまま写ってしまったというわけです。
脚の姿も面白いですね。
0910_3itimonji3
ランタナの花に口吻を伸ばしているところが撮影できました。
で、パソコン上で見たら、口吻に何か白いものがついていますね。
0910_3itimonji4
拡大してみるとどうも、ダニじゃないかな。
これは空中姿勢のショットのアップ。
0910_3itimonji5
これは蜜を吸っている時のアップ。
ぶれてしまっていますが、何か脚がある「動物」がくっついています。
こんなところにダニがつくか?
花にいたダニが、たまたま蜜を吸うべく入ってきたチョウの口吻にくっついてしまったのか?
よくわかりませんが、不思議なこともあるものです。
これ、チョウは自力で取り除くことができるんでしょうか?
ちょっと心配ですね。
{人間が取ってあげるというわけにもいかないし。}

ササグモ

0910_1sasagumo 2012.9.10
これは葉の表側でじっとエサを待つササグモ。
ここから4,5歩先のランタナの葉の裏に
0910_2sasagumo
卵のうを守っているササグモがいました。
こういう状態の母グモは「警戒」状態にあります。
姿勢がふだんと違うんですよね。やはり「守る」という「意識」があると思います。
「意識」かな、「こころ」かな。
ふだんの生活でエサを待って構えているのとはやはり違いますね。
それって、「こころ」なのではないか。

0911_3sasagumo 9.11
やはり卵のうを自分の体の後ろにして、外敵から守っています。
驚かさないよう、写真は控えめにして、そっと通りすぎるようにしています。

ラベンダー

0909_7lavender1 2012.9.9
しばらく見忘れていたら、ずいぶんがっしりと成長しました。
ウィキペディアを見たら、「シソ科の背丈の低い常緑樹の1属である」ということで、「木」なんですね。
0909_7lavender2
来年は花が咲くでしょうか。
種をまく時期が遅れて、大丈夫かなと心配したのですが、立派になりました。
期待しましょう。

ムクゲ

0909_2mukuge 2012.9.9
庭の白いムクゲの分家。
家に隣接した小さな土地、区の公園化が管理する「公園」ですが、「おたくで植物を植えてきれいにして下さい」と言われていますので、少しだけ手を入れています。
ここに移した白いムクゲが今年は元気。本家より元気。
ちょっとひっそりと、次々と、きれいな花を咲かせます。

ツマグロヒョウモン

0909_1tumaguro 2012.9.9
この写真一枚に、多分7匹の幼虫が写っていると思うのですが。
すごいことになってきた。
この幼虫たちの食欲ときたらもう、ものすごいものです。
あきれるほど、むしゃむしゃ食う。
エサの調達に苦労はしますが、嬉しいものです。
このニオイスミレの一鉢を一晩で食べちゃうことも。

「おいしい、おいしい」という声が聞こえてきそう。
こういう「勢い」のなかに、「おいしい」という満足感を聞きとるのは行き過ぎですか?
でもな、やっぱり「おいしい」「まんぞくだ」という「こころ」があるように思うんですよ。
言葉での表現ではなく、生きることの姿そのものがそう語っている。

ツマグロちゃんのいいところは、最初に食べたその「種」のスミレの葉っぱしか食べないというのではなく、いろんな種類のスミレ科の植物の葉なら何でも食べてくれることです。
パンジーだって食べますよ。元気な子たちです。

うちの子

0908_14ageha 2012.9.8
こんにちは~、と目の前をとぶアゲハ。
やっぱりこれ「うちの子」だよなぁ。
チョウの道に私が立っているだけなのでしょけど。それにしても、わざわざ目の前までやってくるように思えて仕方ありません。
気分いいものですよ。

0908_15agehayoutyu
もうすぐ脱皮しま~す。
足元を固めて脱皮の準備。
こうやって、目の前でぐんぐん育っていきます。

アカヒメヘリカメムシ

0908_13akahimeherikamemusi 2012.9.8
初めて見るカメムシですが、何となく「姿」的には見覚えがあるようで、でも色合いとか見慣れない。赤茶色っぽいですね。
調べたらやはり「アカ」という名前がついていました。
ヘリカメムシの姿でもあるわけです。
そうなのか、と納得。
特定の「これ」という植物につくわけではないようです。

http://ujiharao.exblog.jp/4191685/
ここにこのアカヒメヘリカメムシの幼虫の写真があります。かなり「トゲ」っぽい幼虫のようです。まだ見たことはありません。

2012年10月 1日 (月)

台風一過

★台風17号が関東の近くを通過していきました。
読者のみなさんのところでは、被害はなかったでしょうか。心配です。
私の住む東京南部では、風がかなり強かったのですが、雨量は心配したほどではなく、ほっとしました。

★NHKニュースから。

東急 田園都市線など見合わせ(9月30日 20時3分)
台風による強風のため東急電鉄は、田園都市線、大井町線、世田谷線、こどもの国線、目黒線、多摩川線で午後7時16分から全線で運転を見合わせています。

東急線が全線で運転見合わせというのは珍しいです。「災害に強い多摩川線」などといっていますが、そうそう止まる路線ではありません。
家の外からの電車の走行音が聞こえなくなったな、と意識するのは結構むずかしい。
音がしていなかったのが聞こえ始めると、ああ聞えて来た、とは思います。

東急電鉄 全路線で運転再開(9月30日 23時9分)
運転を見合わせていた東急電鉄はすべての路線で午後11時から運転を再開しました。

11時過ぎ、お、多摩川線の電車が走り始めた、というのは気づいていました。音がし始めたから。
また、そのころ、家のそばの高架から、新幹線か横須賀線の電車の「徐行運転音」が聞こえ始めました。音で電車の運行状況が分かる家です。

風が強かったのですね。新幹線、横須賀線、東横線は多摩川などを渡っていきます。川を吹き抜ける風というのは、強烈なものです。そういうのも影響したでしょうね。

★多摩川の水位
Photo
国土交通省 関東地方整備局 京浜河川事務所のサイトからの引用です。

水防団待機水位   4.50m
氾濫注意水位    6.00m
避難判断水位    7.90m
氾濫危険水位    8.80m

です。
グラフを見ますと、水位はずっと水防団待機水位レベルで遷移したようですね。
水害については今回はあまり心配せずに済みました。
以前の台風では、このサイトのこのグラフを見ていたら、ぐんぐん水位が上がって、高台に避難しなければならないかな、と本気ではらはらしたこともあります。
多摩川の堤防のすぐ外側にある小学校が近くにあります。あの小学校の先生方は、おそらく、多摩川の水位には敏感だろうと、推察します。溢れちゃったらもう、避難ができるような位置ではないからなぁ。

★台風一過
1001_1sora 2012.10.1
朝、7時少し前です。
「台風一過、雲ひとつない青空」という題名の写真です。
すごいでしょ。
コンデジの一番広角側で空を撮ってみました。

大学生の頃、「原生花園の青空」という青一色の写真や、「摩周湖の霧」という灰色一面の写真とか撮って楽しみましたっけ。写真屋さんが失敗作だと思って焼きつけてくれないんですよね。「これはちゃんと意図通りに写ってるんですからプリントして下さい」と声を大にして頼みに行くのがまた楽しかったな。

おそらく、多くの方に経験があると思いますが、子どもの頃の私はラジオで台風情報を聞いていましたから(テレビはまだなかった)、てっきり「台風一家」だと思い込んでいましたね。お父さんお母さん子どもたちとそろってやってくるのかな、と。
洞爺丸台風で、借間の壁が一部吹き破られて、恐ろしい思いをしたという記憶があります。
1954年の9月下旬でしたね。母と既に小学校にあがっていた兄が、ベニヤ板を切って懸命に打ちつけていましたっけ。

「一過性」という言葉を知ったのはかなり後のことでした。
「一過性」は英語なら「 transient 」ですね。
この言葉は難しいものな、きっと現在でも多くの子どもたちが困惑しているのではないでしょうか。それもまたよし。

1001_1tamasudare
近所で、タマスダレがまとまって咲いていました。
我が家の近辺では木が倒れるとかの被害はなく、植物たちはみな、しなやかにあの暴風をやり過ごしたようですよ。ほっとしました。

被害があわれた方に 心からお見舞い申し上げます。
しなやかに、生活を立て直されますよう。
かかし 白(もう)す。

キタヒメヒラタアブ

0908_12kitahimehirataabu1 2012.9.8
フウセンカズラの花をスケールにして大きさを感じて下さい。
スズバチとかのハチだと、花を抱え込むようにしていますが、このアブだと、小さな花の中に頭を突っ込むという状態になります。
0908_12kitahimehirataabu2
いつも思うのですが、フウセンカズラの花は、人の目には小さな白い花ですが、ハチとかアブにはすごく人気があります。チョウでも、シジミチョウなどはきていますが、他のチョウはあまり見かけない。
何か「視覚的」に特定の昆虫にだけ見える色があるのかもしれません。多分「紫外線色」でしょうけれど。ここに蜜があるよ、と宣伝しているのだと思います。
人間の色覚は結構貧弱なものでして、昆虫の見ている色彩世界は想像もつきませんが、多「彩」なもののようです。

ヒメカメノコテントウ

0908_11himekamenokotentou 2012.9.8
ヒメカメノコテントウです。
小型のテントウムシですが、やはり成虫も幼虫もアブラムシを食べます。
相変わらず、ナナホシテントウは姿を見せません。寂しいな。

http://members.jcom.home.ne.jp/fukumitu_mura/syu_k/koucyu5_1.html
福光村昆虫記のサイトです。
このページの中ほどに、ヒメカメノコテントウの写真がありますが、色が赤いものや、紋が全然違うものなど、多型があるのが分かります。
今回の私の写真は、標準的なスタイルのものです。

オンブバッタ

0908_8onbubatta 2012.9.8
おや、久しぶりに茶色のオンブバッタ。
緑色のと同じ種です。色のタイプが違うだけ。
どういう風にして色が決定されるのかはよく知りませんが。

0908_9onbubatta
こちらはよく見る緑色のオンブバッタですが、この写真の見どころは頭の角度。
通常に見かける時は、腹部・胸部・頭部とまっすぐで、人間みたいに「首」があるわけではないので、こんな風に頭の角度を変えられるとは思えないですね。
葉をかじるときに、このように頭を立てることもできるので、葉の縁をかじることもあるし、葉の「面」を削るようにかじることもできるのです。


アゲハ羽化

0908_4ageha1 2012.9.8
元気、元気。
開いた!と勢いよく飛び出すアゲハ。
0908_4ageha2
ちょっとは記念写真撮ってもらわなくっちゃな。と近くにとまりました。
0908_4ageha3
きれいでしょ。
飼育していると、幼虫や成虫や、目の前の至近距離で眺めて、うっとりできるんですよ。
いいでしょ。


オジギソウ+ニオイスミレ

0908_3ojigisou1 2012.9.8
久しぶりに見たオジギソウの花。
この花、大好きです。
0908_3ojigisou2
ちょいと指先で刺激して、葉を閉じさせてみました。
す~っと順番に閉じていく。
これ、葉の付け根のところの細胞から水が抜けて変形することで閉じているそうです。

★ツマグロヒョウモンの話をしていて、突然オジギソウが出てきたのはどうしてでしょう?
実は、スミレの葉が足りなくなって、2駅ほど先の大規模スーパーのガーデニング・コーナーへスミレ探しに出かけたのです。

ショッピングカートを押しながら、ないなぁ、ないわねぇ、と歩き回っておりましたら、店員さんが、何かお探しですか、と声をかけてくれた。
ん~スミレ科を探して、と私が言っちゃった。
店員さんは、ニオイスミレがいくつか残っているかなぁ、と妻を案内して行った。
私は、このオジギソウが気になって、残ってコンデジで写真を撮っていたのです。

すると、遠くから妻の声が少し聞こえてきた。ツマグロヒョウモン・・・。
あ、ばれちゃったのか。まずかったかなぁ。スミレ科なんて言わなきゃよかったかなぁ。
残っていたニオイスミレの鉢を全部(といっても9個くらい)買い占めてしまいました。

花屋さんに虫のエサの葉を買いに来るなんて、申し訳ないことです。
と謝りましたところ

いやいや、結構なことです。
と全然気にしていない。それどころか喜んで下さる。

どうも、この店員さん、退職後のパート勤務でここにいらっしゃるらしいと拝察しましたが、もともとが、農林関係か環境関係のお仕事をなさっていらっしゃったよう。プロです。
で、個人的には、「虫屋」さんでいらっしゃいました。
私共はひそかな「虫飼い夫婦」ですが、この方はその方面では「かなり有名なマニア」でらっしゃるようで。
はぁ、恐れ入りました。
アゲハやクロアゲハ、ナガサキアゲハのためにミカンやキンカンを植え、アオスジアゲハのためにクスノキを、ツマグロヒョウモンのためにスミレを、ルリタテハのためにホトトギスを、オオスカシバにヒメクチナシ・・・などという話をしたら大いに喜んでいただきました。
今、セスジスズメとビロードスズメの幼虫もいるんですよ。と言いましたら
それはいい、スズメガはいい、スズメガはいい、と大喜びしていらっしゃいました。
巨大なヘビ型幼虫など、詳しくご存知の様子。

不思議な出会いをしてしまった。
なにか、虫屋は虫屋のにおい、でもするのでしょうかねぇ。
申し訳ないので、園芸用の土を一袋追加して買って、帰宅。

0909_3nioisumire 9.9
そのニオイスミレの写真を撮り忘れていたので、9日に撮影。
この一鉢を一晩で食べてしまうんですよ~。
スミレの生えている場所、何カ所かを知っていますので、それも採集してきて与えています。
今いる幼虫は何とかなりそうですが、まだこれからもツマグロヒョウモンは来そうな気配ですから、パンジーとか、なにか、スミレ科を蓄えておかなければいけないねぇ、と妻と二人で話をしています。

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-nioi-sumire_large.html
ここに、ニオイスミレのよい写真があります。
「学名:Viola odorata 」だそうで、「odor」は英語で「におい、芳香」ですから、その語源のラテン語なのかな。そのまま「ニオイ・スミレ」なのですね。
ツマグロヒョウモンが食べた後、復活できたら花を咲かせてみたいものです。
どうなることでしょう。

花の店に来て、虫のエサを購入するのはやっぱり少し申し訳ない。
罪滅ぼしに、園芸用の土を一袋一緒に買いました。

そういえば、以前、プランターや土を買いこんだときに、「何を植えるんですか」と聞かれて妻が「レンゲソウ」と答えて、一瞬、がくっとなった店員さんがいたっけ。たしかあの時の人と、今回の人と、同一人物の気がする。不思議な夫婦だなぁ、と思われているでしょうね。


ツマグロヒョウモン幼虫

0908_2tumaguro1 2012.9.8
スケールを入れてみました。
まっすぐになると、2cmを超えてますね。
まあ、すごい配色。派手派手しいなぁ。これ、警戒色ですか?
0908_2tumaguro2
ケースの縁に乗ったところを真横から。ちょっとふだんは撮りづらいショット。ちょっと幻想的でしょ。
腹脚4対、尾脚1対。きれいに見えます。
胸脚3対はちょっと見づらいか。
0908_2tumaguro3
スミレの葉をムシャムシャ。
0908_2tumaguro4
1度頭を縦に振ると、1~2mmくらい消滅しますね。
終齢幼虫の食欲はものすごいものです。
うれしい悲鳴。スミレの葉が足りなくなる!

ツマグロヒョウモンの脱け殻

0908_1nukegara1 2012.9.8
スミレの葉の交換などしていた妻が、脱け殻がいっぱい落ちてるわ、と。
どれどれ。
なるほど、小さな栗みたいないがいががいっぱい。
上の写真では、左下に幼虫が写っていて、赤い数字で3つ脱け殻を示してあります。
0908_1nukegara2
「1」の辺りを拡大しますとこうなっています。
「頭」も落っこちています。(物騒な)。でも脱け殻ですからご安心を。
ぐんぐんと成長している証しです。

うんちだったり、脱け殻だったり、変なものをみて、成長の証しだ、と喜んでますね。

再開 その1:ウスイロササキリ(かなぁ)

ども。一段落つきましたので、再開します。お待たせしたというほどのこともないでしょうけれど、またお楽しみください。
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0907_14humei1 2012.9.7
雨も降らず、暑い日々が続く9月の初め。
少しは暑さがおさまってくる夕方、妻は毎日鉢植えなどに水やりに出ます。
で、虫がいると、ひょいとつまんで連れてくる。
見たことがあるようなバッタ、といって連れてきたのがコレ。
確かに、見覚えのあるような顔。
大雑把にいえばキリギリス科の姿です。
終齢幼虫ですね。翅がまだ完成していません。
0907_14humei2
なんだっけなぁ。この顔見覚えあるなぁ。
0907_14humei3
ふだんは撮れないアングルですので、せっかくですから腹側を一枚。

さて、ササキリ、ヤブキリ・・・なんだっけ。
で、一応の到達点はウスイロササキリではないか。
成虫になれば、もう少し分かりやすくなりそうな気もしますが。

捕まえた場所に放してもらいました。
大人になったらもう一回捕まってくれると嬉しいんだがなぁ。無理だろな。

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