カヤツリグサ
2012.9.1
ベランダのプランターに「自生」しています。
妻はこれが、花火みたい、といって好んでいます。
小穂に小花がつく、という構造です。
雑草図鑑を見たら、「茎に裂け目を入れ、一人が両端を持ち、もう一人が中央を裂いて開くと四角になる。これを蚊帳の形にたとえた名」とありました。
蚊帳を吊らなくなって久しいですね。
サッシとエアコンの普及のせいかな。
昔は、家の中に蚊が入ってきて、大変でしたね。
蚊帳を吊る、蚊帳を畳む、というのには身長と腕力と「技」が必要でしたね。なつかしい。
蚊帳に出入りするには作法があって、裾からうまく滑りこんで、蚊を中へ入れないようにしましたっけ。
しくじって蚊が蚊帳に入ると、朝、目が覚めた時、血を吸って丸くふくらんだ蚊がいて、叩くと血が手と蚊帳につくのでした。思い出します。
今は「蚊帳吊り」草といっても、蚊帳そのものを知らないだろうからなぁ。
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