雲
2012.8.21
ふと陽射しが陰ったので上を見ると、雲がお日様を隠してくれています。
この短い間は少しほっとできます。
何せ強烈な日差しで、濡らしたタオルを頭に巻いてターバン風にして、蒸発熱で頭を冷やしながら散歩、という状況ですから。
{なんとも「怪しいじいさん」だ。自宅の周りだからいいけど、他所のうちの前だったりしたら絶対「不審者がうろついてる」ですよね。}
雲さんアリガトウ。です。
ところで、一つの雲が白かったり黒かったり。おもしろいですね。
縁の方は向こう側にある太陽の光を散乱して、その散乱光が私まで届くので白い。
雲の厚い部分では、同じように散乱しているはずですけれど、雲の内部で散乱を繰り返しているうちに光が弱まって、散乱光がほとんど出てこない。そのために黒く見えるのです。
同じような水滴、氷粒などが集まっているのに、見え方が白・黒と異なってしまうというのは結構面白い現象です。
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