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2012年9月17日 (月)

ビロードスズメ幼虫:2

0903_11birodo1 2012.9.3
翌日。しげしげと眺むるに。やっぱり「鼻が長い」よなぁ。
ひょっとして、くつろいでるとこうなのか?
じゃ、少しだけ緊張して頂戴な。と、軽く指で触ったら
0903_11birodo2
頭をぐいと下へ曲げました。(アゲハもよくやる姿勢ですね)
そして、少し「膨らんだ」ようです。{ムッとしてるのかな}
そうしたら、「ヘビ化」しましたよ、っ。
頭の丸いヘビになってしまいました。
まるで本物そっくりですね。
0903_11birodo3
どこから見てもヘビだよなぁ。

この姿が強く頭に残っていたのです。
鼻の長い姿ではなく、ぎゅっと丸まったこの姿。
感動的といえるほどの擬態ですね。

幼虫も成虫も、おそらく誰も自分の眼でヘビを見て、「あれに擬態しよう」なんて思ったはずがない。
体に目玉模様を作ることは、他のスズメガでも、アゲハの仲間でもある程度できます。ある意味では一般的。
それを、一対の目に仕立て、体の模様までヘビに擬態するなんて。
進化って、不思議ですねぇ。

進化を「目的論」で語ることは間違いです。
「高いところの葉を食べるためにキリンの首は長くなった」のではありません。
たまたま、首が長くなる遺伝子ができて、そのことが生存に有利だったので、その遺伝子は保存された。その積み重ねでキリンの首は長くなった。

目玉模様を作る遺伝子はもともとあった。そのうちヘビの目の位置に相当する目玉模様を大きくするという偶然が起こった。そうしたら、そのようにならなかったものに比べて生存率が高くなった。そのようにして、ヘビの目に似た模様が発達した。

大雑把にはこうなのでしょうが、それにしても、すごすぎる。
見たこともないものに、どうしてここまで似ることができるのか。
やっぱりわかりません。
とにかく不思議。

ヘビ型幼虫が好き、と単純に言ってもいいのですが、この幼虫の擬態を見る度に、進化の不思議に打たれるのがたまらない、というのが私たち夫婦の本音でしょうかね。

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