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2012年9月18日 (火)

クロウリハムシ

0904_7kurourihamusi 2012.9.4
久しぶりに見るような気がします。暑さの盛りには出てこなかったのかもしれません。
よく「黄色と黒は警戒色」といいますよね。自分は危険だぞ、と宣伝する色。
スズメバチ科のハチは確実にそうですね。で、アブもそれを擬態したりする。
クロウリハムシはこれ、警戒色かなぁ?ちょっとそうは思えませんね。

ところで、「虫目で歩けば」によりますと
http://blog.goo.ne.jp/mushidoko64/e/be8463a63165e16615f92d3ae8d144e2

・・・
大好きなカラスウリの葉っぱを食べるクロウリハムシ。
このまあるく葉を齧って食べるにはわけがある。
カラスウリの葉は、虫に食べられるのを阻止するために、食べられそうになると苦みやべとつく粘性の物質などの、摂取阻害物質というのを出します。
この物質を遮断するためにクロウリハムシは、食べる前にまず葉に傷をつける。
このクロウリハムシの行動を、トレンチ(溝の意)行動といいます。
 クロウリハムシがまあるく葉に傷をつけると、その部分から白いゴムのような物質がにじみ出てくる。
これが摂取阻害物質。そして、これがかたまったころ、クロウリハムシはその輪ゴムのような物質の内側の、苦くない部分だけを食べるのだ。
(ちなみに、ある人がカラスウリの葉がどのくらい苦いのかと食べてみたら・・・・
まったく苦く感じなかったそうです。人間とクロウリハムシの味覚の違い?)
・・・

ということなんですね。知らなかったなぁ。
昆虫の食痕をきちんと見ると、何が食べたのか、きっとかなりのところまでわかるのでしょうね。私は未熟者とて、全然わからないのですけれど。

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動物」カテゴリの記事

コメント

 はじめまして!鈴木海花です。
先日の大宣伝につづき、また取り上げていただいて、ありがとうございました!
こちらから私のブログにも何人も来てくださいました。
 クロウリハムシは、どこにでもいる虫ですが、
あの食痕に意味があることを知ってから、
以前より注意深く見るようになりました。

私共夫婦は、子育ての頃、虫を見てキャッというような女性に娘はなってほしくない、とカマキリの継代飼育などして家族全員で楽しみました。そんなことで、虫好きの女性がいらっしゃると、うれしくなるたちです。現在は子ら二人は独立して、団塊世代夫婦で日々アゲハ、アオスジアゲハ、ツマグロヒョウモンなどの幼虫を飼育して喜びを分けてもらっています。

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