白と黒:1
★葉脈標本
2012.6.15
落ち葉が自然に「葉脈標本」になっていました。
「ほぼ」白黒の世界ですね。
私の指や、柵の一部に色があるだけ。
このことに気づいて、積極的に白黒にしてしまいました。
画像処理ソフトなんか使ってません。
ただ、単に、フラッシュを使って撮影したらこうなりました。
葉脈は全体が腐る過程で脱色され、無色の線維の束になっています。
絞りは10。
フラッシュを発光させましたので、葉脈からは明るく反射光が戻ってきましたから「白」。
ところが、背景は、肉眼的には木立なのですが、フラッシュ光は行きっぱなしで戻ってきませんし、木陰の光はf10には暗くって、カメラの撮像素子には「光が来ない」ので「黒」なんですね。
入射した光がかえってくれば「白」、かえってこなければ「黒」という写真が出来ました。
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