アオスジアゲハ:1
2012.7.8
もうすぐ羽化するわよ、と妻。
ホントだ、と一枚。
日曜日の朝、9時9分
9時38分
ほぼ展開終了。
もうちょっとですが、撮影はここまで。
チョウが驚いて翅の展開に失敗したら大変ですから、ケースの外からそっと撮影。
翅が乾くまで、なんとなく息をひそめて過ごします。
大げさですがそんな気分。もし失敗させちゃったら、私たちはもうぐったり落ち込んでしまいますのでね。とにかく、そっと、そっと。
翅の展開の時には、体から圧力をかけて体液を翅に送ります。翅脈が管として使われるのはこのときだけ。翅を展開した後は、液体は回収して、排泄します。これが蛹便(ようべん)。
翅脈は中空の管として、翅を支える丈夫な構造となります。
断面が中まで詰まった丸い棒より、中空の管の方が軽くて強い構造材になります。
チョウの翅が薄くても丈夫なのはこの翅脈のおかげです。
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