ヤマトシジミ
2012.6.28
カタバミの葉で。
妻曰く、シジミってこんなだったっけ?
翅の縁取りがくっきりしていて、なんだか、いつも見るのと違うみたいな気がする
と。
いや、普段翅を開いているところをあまり見かけないだけで、これで間違いなくヤマトシジミなんですけどね。
こういう模様は見慣れているんですよね。
と、その場はそれで終わったのですが・・・
パソコンで写真を整理していて、あれぇ!産卵だ!
妻を呼んできて、見てこれ、産卵してるよ。
腹を曲げて葉の裏にくっつける、これ産卵行動です。
ヤマトシジミの食草はカタバミだ、と知っていながら、結びついていなかったんですね、お恥ずかしいことです。
アゲハやアオスジアゲハの産卵行動はよく知っていて、あそこに産んだ、といって目をつけて記憶し、メスが去った後で卵の取り込みに行くということはよくやるんです。
ヤマトシジミの産卵は初めてでした。
カタバミの黄色い花はもういいから、ムラサキカタバミを選択的に集めて並べようと思っていたのに、これじゃあ、カタバミも抜けなくなっちゃたわ、と妻。
6.29
翌日、お風呂椅子を持って、撮影に。
どっかり腰を据えて、昨日産卵行動を見た辺りのカタバミの葉をひっくり返してみました。
ありました。
これです。
小さいです。
そりゃ、アゲハとシジミじゃ成虫の大きさも全然違うもんなぁ。
円盤というにはちょっと高さがありますが、柱状というにはちょと短いか。
白玉団子を平らにつぶしたようだ、といったら、それ、近い表現だ、といってくれました。
上面に模様があるんです。
中央にポチ。
これ以上くっきりとは撮れませんでした。
どんな幼虫が孵化してくるのやら。
http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/doubutsu/06chou/youchu/yamato/index.html
ここに、卵や幼虫、蛹の写真があります。
ちょっとなぁ、飼育する気力は湧きませんでした。「視力」不足ですよ。肉眼じゃ何だかよく見えないんだもの。あきらめます。
別件:鳩山邦夫さんもなぁ、政治的センスがよいとは言いにくい人だけどなぁ。(同世代の爺さんなので、勝手をいわせてもらいます。)
チョウの飼育で有名な人なんですよ。「チョウを飼う日々」とかいう本も出してるし、昭和天皇とチョウ談義をしたとかいうのも有名。
ヤマトシジミじゃないけど、シジミチョウの仲間の飼育では定評がある。はず。
お小遣いはいっぱいあるし、「チョウを飼う日々」に専念したらいかがでしょう。
チョウ飼育館とか建てて、いっぱい育てたらいい。
環境に貢献する人として、感謝されますよ。
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