アゲハ
2012.7.6
車で帰宅して居間に入ったら、パタパタっと羽音。
アゲハが羽化していて、出たいよ、といっていました。
妻は外出中。いつもは二人で羽化したチョウを放すのですが、こんなに暴れられては大変。
翅を傷めたら一大事ですから、しょうがない、私一人で外へ放してやることにしました。
この時、雨はほとんどあがっていたので、大丈夫でしょう。
ケースの蓋をちょっとだけ持ち上げて、隙間から、翅の一部だけでも記念写真をとっておこう、とまず一枚。
とにかく一枚は撮れたからいいや、と、ケースの蓋を開放。
また一枚撮れました。
次の瞬間ケースから飛び出して行って、そばの木の葉にとまりました。
葉っぱがまだ濡れてますね。
チョウの翅は完全防水です。
もし死んだチョウでもあったら、翅に水を垂らしてみてください。完全な球形になって転がり落ちます。鱗粉が翅に撥水性を付与しているんですね。
(鱗粉のおかげで、クモの巣の粘着性の糸に触れても貼りつかずに逃げることができます。)
体も毛がいっぱい。濡れはしません。
この後はもう見られませんでしたが、おそらく、直接雨のあたらない葉陰に隠れたと思います。
帰宅した妻にはもちろんこの一連の写真を見せました。
飼育の主役は妻ですもの、喜びは分かち合わないとね。
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