ゼラニウム
2012.6.28
シンプルで面白い姿の花をご近所で見かけました。
妻に聞いたら、ゼラニウムだろうと教えてくれました。
実は、花も「おっ」と思ったのですが、花の後が面白い。
なんとなく記憶がくすぐられる。
なんだったっけ
ゼラニウムという名前は有名ですので、その名前と花が一致したのは嬉しいのですが、どうも私にはこの実が気になって仕方がない。
調べてみたら、
季節の花300のサイト
「風露草(ふうろそう)科」ですって。
あぁ、そうか。アメリカフウロの実と似てるんだ、大きさや花は違うけど。
和名について
普通、園芸植物として栽培されるものはゼラニウムと総称されるが、紛らわしいことに、ゼラニウムとは同じ科のゲンノショウコなどが含まれるフウロソウ属 (Geranium) のことでもある。この2つの属に属する植物は元は Geranium 属にまとめられていたが、1789年に多肉質の Pelargonium 属を分離した。園芸植物として栽培されていたテンジクアオイ類はこのときに Pelargonium 属に入ったのであるが、古くから Geranium (ゼラニウム、ゲラニウム)の名で親しまれてきたために、園芸名としてはゼラニウムの呼び名が残ったのである。園芸店などでも、本属植物の一部をラテン名で ペラルゴニウム (Pelargonium) で呼び、その一方で本属植物の一部を「ゼラニウム」と呼んでいることがあり、これらは全然別の植物のような印象を与えていることがある。ペラルゴニウムとゼラニウムを意識的に区別している場合は、ペラルゴニウム属のうち一季咲きのものをペラルゴニウム、四季咲きのものをゼラニウムとしているようである。
ふ~む。ややこしいんだ。ペラルゴニウムという名前も、名前だけ知ってます。
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/geraniaceae/amerikafuuro/amerikafuuro2.htm
アメリカフウロ Geranium carolinianum (フウロソウ科 フウロソウ属)
アメリカフウロを調べたら、「Geranium」ですねえ。
私のブログでも、何回もアメリカフウロは登場しています。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-e327.html
2009年6月22日 (月)アメリカフウロ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-e327-1.html
2011年6月21日 (火)アメリカフウロ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-e327.html
2012年6月 5日 (火)アメリカフウロ
花や実も紹介していますので、ご覧ください。
なるほどねぇ。
記憶がくすぐられたわけです。
ひとつ賢くなったゾ。
ところで、こういう実を結ぶ花の子房のあたりはどうなっているのかと覗き込んだ写真があります。
あんまりくっきりとは写っていませんが(よそのお家であまりしつこい撮影は出来かねまして)。
メシベの柱頭が5裂しているようですね。
撮影時は全く気づいていなかったのですが、「虫」が2匹写っていました。
以前、カラーの花にいたのを、分からない、と書いたら「アザミウマでしょう」とコメントで教えて頂いた、あれですね。
アザミウマですね。
虫ナビによりますと
アザミウマ目は、世界に8科約5,000種,国内には4科176種が生息しています。
多くが体長2mm内外と小さく、目立たない昆虫ですが、農業害虫として有名な昆虫です。
英名からスリップスと呼ばれることも多いです。
翅は大変細長く、翅脈が無く、周囲が長いふさ毛で覆われているという特徴があります。
国内のアザミウマの仲間は2亜科に分かれており、腹部第10節が管状をしているなどの特徴を持ったものを有管亜目、♀の腹部第10節は管状にならず、♂の腹部末端が截形で管状にならないなどの特徴を持ったものを穿孔亜目に分類されています。
食性は科や種によって異なり、アザミウマ科の多くとクダアザミウマ科の一部は植物の汁を吸う為、害虫とされることもありますが、シマアザミウマ科やクダアザミウマ科の一部は肉食性、クダアザミウマ科の多くは菌食性です。
どうも、くわしく知りたいという気が起こりませんで、申し訳ないです。
私の関心(および)老眼視力の外にいる昆虫です。
捕まえて、顕微鏡レベルで拡大でもしないと姿も分かりません。
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