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2012年7月

2012年7月31日 (火)

コフキコガネ

0714_1kohukikogane1 2012.7.14
続くときは続きますね。
前日カナブンを見て、今度はコフキコガネ。
白い粉を吹いているように見えるのが名前の由来でしょう。
死んでるのかな、とつまみあげてみたら
0714_1kohukikogane2
元気元気。指にしっかりしがみついてきます。
触角の先が小さめなのでメスかな、と思います。
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いい顔してます。
虫好きとしては、このちょっとチクチクするような脚でしっかりと指にしがみつかれるという感触がたまらなく楽しいものなのです。
0714_1kohukikogane4
横の方から撮ったらずいぶん白く写りました。
腹側の毛がふさふさですね。
0714_1kohukikogane5
手の甲のほうへ歩いてきました。
くすぐったいぞ。
しばらく手の上を歩かせてから、木の枝の間にいれてやりました。
さよなら。

カナブン

0713_13kanabun1 2012.7.13
部屋にいたら妻が、カナブンが交尾していた、と連れてきました。
揺れましたから交尾そのものは終わっていましたが、頑強に姿勢は保っています。
0713_13kanabun2
オスはメスをがっしりと捕まえています。
増えてくれてもいいですよ。
幼虫の生息環境はけっこうシビアだと聞いていますし。

ところで、カナブンって漢字で書けるんでしょうか。

かな‐ぶん【金 】
コガネムシ科の甲虫。体はやや扁平、青銅色で光沢に富み、体長約2.5センチメートル。クヌギなどの樹液に集まる。また、俗にコガネムシ類をいう。かなぶんぶん。<季語:夏>[広辞苑第五版]

「金」のあとが空白になってますね。コピー&ペーストで貼り付けられませんでした。
ウィキペディアを見たら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%96%E3%83%B3

カナブン(金蚊)は、コウチュウ目コガネムシ科ハナムグリ亜科に属する昆虫であり、やや大型のハナムグリの一種である。
ただし、近縁の種が数種あり、さらに、一般にはコガネムシ科全般、特に金属光沢のあるものを指す通称として「カナブン」と呼ぶ場合もあるためアオドウガネやドウガネブイブイなどと混合されることもある

「ブン」が「蚊」になってますね。
実は広辞苑から貼り付けられなかった文字は「虫」と「文」からできているんですが、横並びではなくて、上に「文」下に「虫」という字なんですね。
Bun
こういう字。さっき、ペイントで手描きで描いてみましたが、あきれました、ひどい字だ。

で、今度はウィキペディアで「ドウガネブイブイ」を調べたら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%AC%E3%83%8D%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%96%E3%82%A4
ドウガネブイブイ(Anomala cuprea、銅鉦蚉蚉)は、甲虫目コガネムシ科の草食昆虫。
とありました。

カナブンの「ブン」とドウガネブイブイの「ブイ」は同じ字なんですね。
「蚉」を訓読みすると「か(多分「蚊」)」らしいです。
漢和辞典で調べると、縦に重なった方は横並びの字の「異体字」とあって、意味は同じ。
でもねぇ、「金蚊」では金色の蚊が飛んできそうですよね。敢えて違いを強調するために縦に重ねた字を使っているんじゃないですか。
字の成り立ちとしては、会意文字だろうが、飛ぶ音にあてた形声文字かもしれない、ともありました。
個人的には「ぶんぶん」と音を立てて飛ぶ、というような意味のほうがなっとくしやすいけど。確実なことは分かりません。

ヒメグモ

0713_9himegumo1 2012.7.13
一番上にオス、中央より少し上にメス、下の方が網の底。
ここまでは不思議ではない。
オスはメスの動向に十分注意を払っていると思いますが、メスの方はさしあたってオスは無視。

完全に状況をフォローしたわけではないのですが、見ていたら右の方から翅のある虫が巣に飛び込んできました。小さなハチかな。
で、巣の糸にぶつかっていったん底に落ちました。
糸には粘りっ気はないようです。
そこへ、上にいたメスがパッと飛び降りて襲いかかったのです。
その直前、虫ははばたいて巣から飛び出していきました。
飛びかかってきたメスは獲物を失ってしまいました。
0713_9himegumo2
で、巣の底に自分が落っこちてしまったのです。
背中から落ちてますね。
巣の底がへこんでますね。
たまたま、メスの狩りが撮影できるかとシャッターを切った瞬間にこういう状況が写ってしまったのです。{ちょっと「失態」を撮ってしまったかな、ごめんね}

ヒメグモの巣の糸にはほとんど粘り気がない。
ヒトの肉眼的には乱雑に張り巡らされていて隙間は狭い気がしますが、虫にとってはかなりすかすか。
飛びこんだ虫が糸にぶつかってバランスを崩している間にメスは飛びかかって襲うのですね。
で、糸で巻き、体液を吸う、という手順なのでしょう。
巣に底がある、というのは、獲物がそこに落ちるという場でもあり、自分が襲いかかって狩りをする場でもあり、自分自身のセイフティーネットでもあるのでしょう。

初めてこんなシーンを見ました。
ちょっと興奮しましたね。ドキドキしてしまった。

マツバボタンにて

0713_6matubabotan1 2012.7.13
すごいことになってます。
小さなハチですから、花粉が重たいんじゃないかというくらいに花粉まみれ。
まったく大丈夫かね。
頭と胸の境目にはさまった花粉なんか掃除できるのかな。
心配になるほどです。

0713_6matubabotan2
オンブバッタはしらっとしてました。
花びらしか食べないもん。

同じ花に来ていて、こうも違うとは、不思議なものですね。

エアログラファイトの続き

★すっごく大雑把な話です。
理科年表によると
ダイヤモンドの密度は約3.5/cm^3
グラファイトの密度は約2.3/cm^3

エアログラファイトの「真密度」は分かりませんが、2くらいでどうですか。ホントはもっと小さいんだろうけど。

エアログラファイトの「かさ密度」は0.2mg/cm^3=2g/10000cm^3
エアログラファイトの真密度を2g/cm^3とすると
2gは1cm^3ですね。

つまりエアログラファイトの10Lという体積中の1cm^3が物質で、後は空気で、すっかすか。
炭素素材そのもの1に対して、空隙が9999というわけです。
なるほど、そういうスケールの「すかすかさ」なんですね。
おっそろしくいい加減な見積もりですから、信用しないでください。
桁くらいあってるかな、もう一桁くらいすかすかかな。

白い雲のような気体

★NHKのニュースです。

子どもたちが空飛ぶ実験(07月27日 07時28分)
夏休みの自由研究に役立ててもらおうと26日、高度1万メートル余りを飛ぶ航空機の中で子どもたちが白い雲をつくる実験が行われました。
この実験は日本航空などが初めて企画したもので、全国から小学生とその保護者200人が参加しました。
子どもたちは26日午後3時ごろ、成田空港を飛び立ち、高度1万メートル余りの航空機の中で、空の容器とウエットティッシュを使って雲をつくる実験に挑戦しました。容器の中にウエットテッシュを入れて空気を満タンにしたあと、ふたを開けると容器の中の気圧や温度が一気に下がります。
その際水蒸気が小さな水の粒に変化して集まり、容器の中に白い雲のような気体ができあがりました。参加した子どもたちは「すごい」などと歓声を上げながら気がついたことをノートに書き込んでいました。
東京都内から小学生の息子と参加した母親は「子どもが自由研究のテーマを何にするのかいつも悩んでいるので参加できて良かったです」と話していました。

★「白い雲のような気体」は勘弁してほしいなぁ。
気体は目に見えません。これは非常に基本的なことですし、小学生にもちゃんと説明できることなんですから。
「雲ができた」「霧ができた」といいましょうよ。

1気圧下で「容器の中にウエットテッシュを入れて空気を満タンにし」ておいて高度1万メートルに上昇したところで「ふたを開けると容器の中の気圧」が一気に下がって、空気が膨張し、そのために温度も下がって、水蒸気が気体ではいられなくなって、細かい水滴になって「白い雲」ができました。

こうでしょ。
地上の湿った熱い空気が上空へ上昇して、膨張して温度が下がり、水蒸気が水滴や氷の粒になって「雲ができる」ということを、目の前で見たわけですよ。
その実験の何がすごいのか、それをちゃんと導いて理解させなくっちゃ、せっかく飛行機で1万メートルまで上がったかいがない、というものです。

★この実験自体は、飛行機に乗らなくてもできますよ。
ペットボトルの中にウエットテッシュを入れて、中の空気を加圧します。
加圧方法としては、口をポンプにして空気を押しこむ、自転車の空気入れで空気を押しこむ、など工夫して下さい。
で、加圧したあと、栓を開けて急激に圧力を下げると、白い霧がボトルの中にできます。
空気を押しこむあたりに工夫を凝らせば、すごい自由研究になるでしょう。

「子どもが自由研究のテーマを何にするのかいつも悩んでいるので参加できて良かったです」というのはまあ正直なところでしょうけれど、こんなイベントがなくったって、いくらでも面白いことは転がっているのです。

★私自身の話をしますと。
小学生のころ、ジュースなんてあまりなかった時代に、お米屋さんから買う「プラッシー」というジュースがありました。これ、憧れのジュースだったんですが。
飲んだあと、ガラス瓶を口にくわえて、口で空気を押しこむ。肺でじゃないですよ、肺での加圧は危険ですしそう高い圧力にはなりません。口でぎりぎり空気を押しこんでから、ポンと口を離すと瓶の中にもやもやが立ち込めたんですね。これが不思議で、不思議で。
で、上野の科学博物館へ行ったら、ウィルソンの霧箱があったのです。展示の前で、ハンドルを力いっぱい回して(小学生の力ではきついくらいでした)圧力を上げます。突然ドカンと音がして圧力が下がり、目の前の霧箱の中に霧ができる。びっくりしましたね。しかも、放射線の軌跡が見えるんですからね。
こういうのは、ボタンを押すとポンプで加圧してくれる、というような装置より、肉体的な力を込めた結果凄いことが起こった、という方が、記憶に鮮明に残りますね。

こういうことをいろいろ経験の中に蓄えながら、理科好き少年が成長していったのでした。

不気味の谷

★「桂米朝さんのアンドロイド」という記事がありました。

人間国宝ロボが一席 「米朝アンドロイド」お披露目(朝日新聞 2012年7月24日)
 人間国宝の落語家、桂米朝さん生き写しの「米朝アンドロイド」が23日、大阪市の劇場でお披露目され、高座で落語まで演じてみせた。
 9年前に撮った写真がモデル。米朝さんの映像をまねた長男桂米団治さんの動きをコンピューターで読み取り、再現した。50代に語った小噺の音源に合わせて動く。大阪大学の石黒浩教授の協力で、劇場運営会社が開発した。お披露目には本人も登場。アンドロイドをまじまじと見つめた米朝さんは「部分部分を見たら、確かによう似てるね」と感心しつつ、笑みを浮かべて「嫌やな」。

これを読んでいて、「不気味の谷」というのを思い出しましたのでご紹介します。

赤ちゃん:「半分お母さん」はイヤ 日本の研究チーム発見(毎日新聞 2012年06月13日 11時21分)

 ママと微妙に違う顔は不気味? 赤ちゃんは、母親と他人の映像はじっと見つめるのに、母親と他人の顔を合成したコンピューターグラフィックスの映像は避けようとする傾向があることを、科学技術振興機構の松田佳尚研究員ら東京大、京都大、理化学研究所などのチームが実験で見つけた。生後間もないヒトが周囲の仲間をどう認識し始めるかの一端を示す成果で、13日発行の英科学誌「バイオロジー・レターズ」電子版に掲載された。
 松田さんらは生後7〜12カ月の赤ちゃん51人を月齢によって3グループに分け、それぞれの赤ちゃんの(1)母親(2)他人の女性(3)両者の顔を合成した「半分お母さん」---がほほ笑む映像を10秒間ずつ見せた。赤ちゃんがそれぞれの映像を何秒間見つめるかを計ったところ、生後7〜8カ月児は3種類を同程度の時間見つめていたが、9〜10カ月児で「半分お母さん」を見つめる時間が短くなった。11〜12カ月児では「母親」を見つめる時間に比べて「他人」の映像は90%程度、「半分お母さん」は75%程度に縮まった。理由を推測するため大人10人に同様の実験をしたところ、8人が「半分お母さん」の映像に「不気味さを感じた」と答えた。
 ヒト型ロボットが中途半端に人間に似ると嫌悪感を感じる「不気味の谷」現象が知られているが、松田さんは「ロボットだけでなく、近しい人への親近感と他人の目新しさの間にも『不気味の谷』がある。赤ちゃんは生後間もない段階で、自分にとって大切な人のイメージを獲得しており、(中途半端に似た顔で)予測を裏切られることに気持ち悪さを感じるのだろう」と分析する。【斎藤広子】

  不気味の谷 森政弘・東工大名誉教授が提唱した概念。ロボットへの好感度は、外見や動作が人間らしくなるほど増すが、ある時点で強烈な不快感に転じ、人と見分けがつかない水準にまで似ると再び好感に戻る。森名誉教授は、中途半端に人間に似たロボットが嫌悪感をもたれる現象を「不気味の谷」と名付けた。

サイエンスポータルニュース
2012年6月13日 赤ちゃんが示す『不気味の谷』現象を発見
 顔の50%がお母さん、50%が他人の女性という合成映像に対して、赤ちゃんは生後9カ月ごろから嫌悪するような「不気味の谷」現象が現れることが、東京大学大学院総合文化研究科の岡ノ谷一夫教授や理化学研究所の松田佳尚研究員、京都大学大学院教育学研究科の明和政子准教授らが発見した。赤ちゃんの認知能力は、「好き」といったポジティブ感情だけでなく「不気味」や「嫌悪」といったネガティブ感情によっても支えられていることが分かったという。13日付けの英国王立協会科学誌「Biology Letters」(オンライン版)に発表した。
 「不気味の谷」現象は、ロボット工学者の森政弘・東京工業大学名誉教授(85歳)が、1970年に提唱した仮説だ。ロボットの概観や動作が人間らしくなるにつれて、人間は好感や共感を覚えるが、ある時点で突然の強い嫌悪感に変わる。さらにそれ以上にロボットが人間らしくなると、人間は再び好感を持ち親近感を覚えるようになる。ロボットの人間への類似度を横軸に、人間の感情的反応を縦軸に取ってグラフを描くと、突然に嫌悪感が起きた部分だけが、ちょうど谷間のように凹んで表わされることから「不気味の谷」と名付けた。
(後略)

★米朝さんの場合は、自分に似ているロボットなので、「谷」ではなく、「似れば似るほど気分悪い」でしょう。ものすごく若い頃の自分ならまだしも、かな。あるいは、別の落語家に似たロボットが自分の噺を演じて見せて、「なかなかやるもんだ」ならまだいいんでしょうね。

日本のロボットは「鉄腕アトム」の影響もあってか「人型」も多いですよね。
妙に似すぎるのは気持ち悪いでしょう。適当に「抽象的」な方がいいと私も思います。
アシモ、ムラタセイコちゃん、ムラタセイサクくん、エボルタくん、などなどは可愛いと思っていますけど。

赤ちゃんは、生後半年から1年くらいの頃に、遅かれ早かれ「人見知り」をしますよね。
「おばあちゃんの知恵」の伝達がないと、初めての子育てのお母さんは不安になるようです。
おばあちゃんがそばにいれば、まあおかあさんと違う顔がちゃんと分かるようになったのねぇ、すごいわねぇ、どんどん知恵がついて来たのよ、などと人見知りなどごく当たり前のこととして励ましてもらえるんですけどね。

そう、認識力、識別力が強くなるんです。
おかあさんに似てるんだけどやっぱり違う顔、なんて嫌ですよね。
「赤ちゃんが示す『不気味の谷』現象」っていってますけど、ある意味では、昔から知られていることですよ。そして、赤ちゃんは無力で無能力なのではなく、成長中の「個人」なんです。親の思う通りになるわけじゃなし。自力で成長していくんです。親はそばにいていつも声をかけてあげて、コミュニケーションは必ず成立するんだという安心感のもとで、心の発達を支えてあげましょう。

フウセンカズラ

0713_4huusenkazura1 2012.7.13
庭のグリーンカーテン。去年までしばらくカニクサがここにあったのですが、今年はフウセンカズラ。
蔓を横に伸ばして支えながら上っていきます。
0713_4huusenkazura2
横に伸ばした蔓をこうやって巻きつけるんですね。
でも、カラスウリのようなコイルを作って引き付ける、ということはしません。
蔓性の植物でも、いろいろバリエーションがあります。
うまくいけば、秋深くまで、小さいけれど虫に好かれる花を咲かせ続けます。
どんな虫を呼んでくれるか、楽しみです。

2012年7月30日 (月)

ヨモギエダシャク(また)

0713_8yomogiedasyaku1 2012.7.13
記事を書いている今日も暑い。
昼食とって、散歩して、水浴びして座り込み、ブログ用の写真フォルダを覗いて、あれま、しまったぞ。
ヨモギエダシャクの写真がまだあったんだっけ。
追加しておかなくっちゃ。

前の記事で使った写真は朝。
昼の散歩に出たら、まだほとんど同じ位置にいました。
落ち着いているようでしたから、顔写真に挑戦
0713_8yomogiedasyaku2
ブロック塀に右肩をあてて固定、思いっきり顔に近づいてみました。
本当は正面顔の方がいいのですけど、高さ的にそこまでは回り込めませんでした。
毛むくじゃらですね。
口吻などは隠れて見えません。
ま、顔を見せてくれただけで、よしとしましょう。
ありがとね。

イチモンジセセリ

0713_3itimonjiseseri1 2012.7.13
顔つきがかわいい、というのが私の印象。
素早い飛行家ですが、写真の被写体としてもいい、という相手。
パンクな髪形だったりして。
0713_3itimonjiseseri2
地味なチョウとお思いでしょうが、なかなかどうして。
真上から見てください。
虹色に輝くんです。
0713_3itimonjiseseri3
ね。
これは色素を持っているというのではなくて、毛の構造で光が干渉して生じる「構造色」でしょう。
今度見かけたら、ご自分の目で確認してください。

知るとよく見えるようになり、よく見えるようになると一層知ることができます。

ニンジン

0713_2ninjin 2012.7.13
これニンジンです。
食べた後、食品トレイに置いて水を吸わせておくと、葉が伸びてきます。
これを育てて、茂らせると、かなり高い確率でキアゲハが産卵にやってきますよ。

前の記事のヨモギエダシャクの「食草」との関連で言いますと
キアゲハはセリ、ニンジン、パセリが大好きです。

パセリをプランターで育てるとやってきます。
手元のニンジンやパセリがなくなったからといって、商品として売っているパセリなんかをそのまま与えないでくださいね。農薬は使っていないはずですが、つや出し用の液かなんかをかけてあることがあって、幼虫が死んでしまって悲しい思いをすることがありました。
自前で食草をたくさん増やしておくことが大事です。

成虫ではアゲハとキアゲハは見分けにくいかと思いますが、幼虫は見間違えることはありません。
キアゲハの幼虫は横縞模様です。かわいいですよ。
もしイモムシちゃんがお嫌いでなければ、下のサイトでご覧ください。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/youtyuu/HTMLs/kiageha.html
幼虫図鑑というサイトです。

ヨモギエダシャク

0713_1yomogiedasyaku 2012.7.13
ブロック塀にとまったヨモギエダシャク。
慣れない人には見えないでしょう。
周囲にみごとに紛れています。
朝、撮影したのですが、妻が帰宅した時もまだ同じ所にいたので、これ見えるかい、と引っ張っていきました。
ん?と、ちょっと戸惑ってから、そうか いるんだ、となっとく。
見事に溶け込んじゃったわね、と笑っています。
でも、もう分かったから今度からはちゃんと見つけられるわよ、と申しております。

ヨモギエダシャクというと、なんだか、ヨモギが主たる食草のような気がしますよね。
いえいえとんでもない。
http://www.jpmoth.org/Geometridae/Ennominae/Ascotis_selenaria_cretacea.html
このサイトによりますと

【幼虫食餌植物】 クワ科:クワ、バラ科:リンゴ、ミカン科:ミカン、ツバキ科:チャ、セリ科:ニンジン、キク科:キク、マリーゴールド、コスモス、マメ科:ダイズ、モリシマアカシア、インゲンマメ、アズキ、ラッカセイ、ミカン科:カンキツ、ナス科:ナス、ボロボロノキ科:ボロボロノキ

要するにまあ、何でも食うのです。
クワ科、バラ科、ミカン科、ツバキ科、セリ科、キク科、マメ科、ナス科
はてな、ヨモギって何科だったっけ?
そうだよな、ヨモギはキク科ですよね。
ヨモギだって食うぞ、というわけでした。

アゲハ羽化

0712_2ageha1 2012.7.12
私の趣味で、チョウが羽化する度に記念写真をお目にかけています。
アゲハの羽化は失敗が少ない。
私が一人でいる時に羽化してしまいました。
0712_2ageha2
そっと蓋の中央の透明部分を持ち上げて隙間から記念写真を一枚。
0712_2ageha3
蓋を開けた瞬間に飛び出していって、雨に濡れたアジサイの葉の裏にとまりました。
雨上がりの陽射しで緑に輝く葉を背景に。アゲハ。
素敵な旅立ちになりました。

居抜状態

0712_1inuke 2012.7.12
昔、現役で勤務していた頃の通勤路にあった食堂。
たまたま通りかかったら閉店していました。
で、不動産屋が貼り紙を出している。
「居抜」って何だ?夜逃げじゃないしなぁ。

業界用語を知らない私、悩んじゃいました。
全く悩み多き老年だ。

★検索して調べてみたら

「居抜き物件」や「居抜き店舗」とは、店舗内の内装・備品が残っている状態を言い、飲食店、物販店を問わず不動産業界全体で使われている言葉です。 「内装付きの店舗物件」という表現も、同じ意味で使われます。

こういう意味だそうです。
なるほどねぇ。で

「スケルトン」とは、店舗内の床・壁・天井・内装などが何もない 「建物の躯体だけの状態」 を指します。 (コンクリートの打ちっぱなしの状態とご想像ください)

なるほどなるほど。
ということは、写真の内容はきっと

現在、物件は居抜状態にあります。そのままでの取引も可ですが、スケルトンにしての取引も可です。

ということなのかな、と解釈しています。
業界用語は難しいや。

★別件ですが。
英和で引いてみたら
skeleton :{名詞} 解剖・動 骨格;がい骨;骨と皮ばかりの人;骨組み;必要最小限の.

最後の「骨組み;必要最小限の」
不動産のスケルトンは。この意味のようですね。

私の場合、骨格とか骸骨というと、脊椎動物の内骨格がまず思い浮かびます。
昆虫などは外骨格です。

不動産の「スケルトン」は、なんだか外骨格だなぁ、という感想も湧きました。

東京タワーが縮んでます:2

★7月26日にも三田へ行きました。
現在デジタル一眼レフは修理中なので、コニカミノルタのZ3という機種を持っていきました。
0726_1tokyotower1 2012.7.26
少しは解像度がいいでしょ。レンズが大きいということです。
前の記事の2枚目の写真も、よく見ると実は写っていたのですが、ワイヤロープが斜めに垂れています。
0726_1tokyotower2
ほらね。
想像するに、真っ直ぐ吊るして資材を上げたり下ろしたりはできないので、斜めのロープを使って資材の上げ下ろしをやっているのではないでしょうか。単なる想像ではありますが。

0726_1tokyotower3
てっぺんを見たら、工事をやっている人が写ってました。
この写真の解像度はこのくらいのレベルなのだということがお分かり頂けると思います。
デジタル一眼があればな、望遠レンズをつけて持っていったのにな。ちょっと残念。

8月中旬まで、あと2週間程度でしょうか、期間限定で見られる、縮んだ東京タワーの姿でした。
{人間、年を取ると身長が縮みます。これは回復しません。東京タワーも年だけど、ちゃんと戻るんだから偉いもんだ、とヒトはため息をつきます。}



東京タワーが縮んでます:1

★こんな新聞記事がありました。

東京タワー、ちょっと低く アンテナ交換で315Mに(デジタル朝日、2012年7月19日11時12分)
 333メートルある東京タワー(東京都港区)の高さが今、少しだけ低くなっている。タワー上部のアンテナを交換しているためだ。19日現在の高さは315メートル。低くなるのは1958年の完成以来、初めてという。
 タワーを所有する日本電波塔によると、今月10日夜からテレビのアナログ放送に使っていたアンテナを撤去。現在は新しいアンテナの支柱の建設と耐震工事をしている。
 アンテナは東日本大震災の揺れの影響で傾いた状態が続いていた。工事完了予定の8月中旬には、まっすぐな姿で元の高さと同じタワーが復活するという。

東京タワー、初めて「背丈」縮む…315mに(2012年7月18日07時16分  読売新聞)
 高さ333メートルの東京タワーが17日、耐震改修工事による鉄塔上部のアンテナ交換のため、一時的に高さが315メートルになり、1958年の完成以来、初めて「背丈」が低くなった。
 10日夜から地上アナログ放送用のアンテナを17分割して撤去し、17日には見た目でも分かるほど低くなった。同日夜からは新たなアンテナ支柱の建設が始まり、工事が終わる8月のお盆前後には、また元の高さに戻るという。

★たまたま、三田の方へ行く用事ができたので、写真を撮ってきました。
0723_1tokyotower1 2012.7.23
これがその「縮んだ」東京タワーです。
0723_1tokyotower2
上の方を拡大すると、てっぺんのところが足場で囲まれているようですね。
持っていたコンパクトデジカメではこのくらいが限度でした。
参考までに、「縮んでいない」東京タワーもどうぞ。
P730tokyotower 2007.7.30
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_98b3.html
2007年7月30日「東京タワー」から

1225_3tokyotower 2010.12.25
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/01/post-98b3.html
2011年1月12日「東京タワー」から

比べて頂くと、てっぺんの棒状のアンテナが現在なくなっていることが分かります。

東京タワーが完成したのが1958年。私が10歳になる直前でしたか。
タワーの足元の建物には入ったことが一回だけありますが、展望台に上ったことはありません。
東京スカイツリーなんか、肉眼で見るチャンスは多分ないんだろうな、と思っています。

バラセメント

★前の記事で「かさ比重」「真比重」という言葉を、あたかも以前から私が知っていたかのような書き方をしましたが、告白すると実は違うんです。

エアログラファイトの件を頭の中にペンディングなままにして生活しておりましたら、別のところからヒントが飛びこんで来たんですね。
{物事をすぐ決着つけようとせず、ペンディングなままに保持しておくというのは、科学では非常に重要なことです。もちろん他の分野でもね。ある時突然、あっそうか!というひらめきが頭の中を走ることが可能になるのはそういうペンディングな状態に耐えられる人だけです。セレンディピティというのもほぼ同じ事。ペンディングな状態をたくさんためこんでおける人の頭の中に「発見」はひらめくのです。}

0725_1bulkcement 2012.7.25
「バラセメント」を積んだタンクローリーの後ろです。
最大積載容量 13.1m^3
最大積載量  13100kg

13100/13.1=1000kg/m^3=1.00g/cm^3
比重としては1.0

なるほど表示通りです。
全体としての比重は1だけれど、個々のセメントの粒々はもっと比重は大きいはず。
それでちょっと検索してみたのです。

★そもそも「バラセメント」って何だ?
袋詰めしていないセメント」のことだそうです。

広辞苑第五版では

ばら‐づみ【散積】
石炭・鉱石・穀物などを荷造りしないままで船や車に積み込むこと。「―貨物船」

これですね、「バラ積みのセメント」のようです。
英語でいうとしたら「bulk cement」らしいです。

★で、
「セメントの比重は種類によっていくらかかわるが、普通ポルトランドセメントは真比重3.15、かさ比重1.5程度のようです。」
という記述を見つけました。

なるほど「真比重」「かさ比重」という概念があるのか。と知ったわけです。

バラセメントの真比重を大雑把に3とすると

13100/3000≒4.4m^3
13.1-4.4=8.7m^3

ですから、セメントの固体部分が占める体積が約4.4m^3で
隙間が8.7m^3あることになりますね。

隙間を含めた見かけの体積での比重、ということなのでした。

世界最軽量の炭素素材

★また悩んでます。悩めるじいさんだな。
こんな記事がありました。

世界最軽量の炭素素材開発 ドイツチーム(朝日新聞 2012年7月20日)
 「世界最軽量」の炭素素材の開発にドイツ・キール大などのチームが成功し、17日に発表した。発泡スチロールの75分の1という軽さだが、圧縮や引っ張りに対して強い。電気を通す性質もあり、電気自動車などに使われる電池や人工衛星の部品の軽量化などに役立ちそうだという。
 この素材は、穴だらけの炭素の筒が集まった構造をしている。密度は1立方センチあたり0.2ミリグラムで、現在最も軽いとされているニッケル合金(同0.85ミリグラム)の4分の1。その軽さから「エアログラファイト(空気のような黒鉛といった意味)」と呼ばれている。

【 2012年7月20日 世界最軽量の炭素素材を開発 】(サイエンスポータル編集ニュース)
 ドイツのキール大学やハンブルク工科大学のチームは18日、空気密度よりも軽い世界最軽量の炭素素材を開発したことを、ホームページで明らかにした。
 新素材は三次元ネットワーク炭素構造の検索によって見つけたもので、多孔質の細かい網構造をしている。密度は1立方センチメートル当たり0.2 ミリグラムと、空気(1気圧、20℃の場合)の密度約1.2ミリグラムよりも小さく、これまで最軽量とされたニッケル素材の4分の1ほどの軽さだ。さらに、発泡スチロールの75分の1の軽さながら、95%に圧縮されても元に戻るなど、まるでスポンジのように圧縮や引っ張りに強く、導電性にも優れるという。
 “空気のような黒鉛(グラファイト)”の意味から「エアロ・グラファイト」と名付けられた新素材は、ナノウォールやマイクロチューブとしての加工も可能で、電気自動車のリチウム電池や航空機、人工衛星などの軽量化などに役立つかもしれないという。

空気の仮想分子量は28.8ですので
0℃、1気圧で1molの空気は22.4Lとすると
空気の密度は約1.18g/L=1.18mg/cm^3
まあ、1.2mg/cm^3でいいですね。

★私の悩みは「エアログラファイトの密度」ってなんなのだろう?という疑問です。

ごく普通の物質なら

物質の密度がその周囲の流体の密度より小さい場合、物体に働く重力より流体から受ける浮力が勝る

つまり「浮く」んですよね。ヘリウム風船みたいに。

でも、エアログラファイトは、すっかすかに多孔質なんだから、空気中では空気が自由に中に入るんでしょ。だから、ヘリウム風船みたいに浮かび上がっていくわけじゃないですよね。

蒲団の綿とか縁日の綿菓子をイメージして下さい。
綿や綿菓子の全体の体積、というのはあいまいさがあるんですけど、綿菓子をいれたポリ袋の体積が綿菓子の体積(V)としましょう。で、そのポリ袋の中の綿菓子を作っている砂糖の質量が綿菓子の質量です(m)。
そうすると、「m/V」という密度が求まります。日常用語では「密度」より「比重」の方がなじみ深いかな。大差ないということにしておきましょう。

「かさ比重」と「真比重」という言葉があるようなのです。
物理用語じゃないですね。工業用語になるのかな。
上でm/Vとして求まる数値は「かさ比重」です。
{「みかけの比重」でもいいのかな。意味合いとしては}

砂糖(ショ糖)の結晶である「氷砂糖」の比重(密度)は約1.59です。
この比重は「真比重」とですね。

どうも、理科屋は比重より密度の方が気分が落ち着きますので、私の造語として「かさ密度」と「真密度」ということにします。

密度は1立方センチメートル当たり0.2 ミリグラムと、空気(1気圧、20℃の場合)の密度約1.2ミリグラムよりも小さく・・・

上の記事にあったこの表現は

(このエアログラファイトの)「かさ密度」は0.2mg・cm^3と、空気の「真密度」1.2mg/cm^3よりもちいさく・・・

こういうことですね。

ここまで考え至るのにずいぶん回り道をしてしまいました。
エアログラファイトを作っている炭素素材の「真密度」を知りたいものです。
概念をきちんと定義して使わないと、コミュニケーションが成立しません。
科学記事なんだから、そのあたりはちゃんとしてほしいなぁ。

★エアログラファイトの「かさ密度」は0.2mg/cm^3、という数値をちょっといじってみましょう。
0.2mg/1cm^3=0.2g/1L=1g/5L

1円玉1枚は1gです。ですから、1円玉1枚を作っているアルミニウムを超極細繊維の「綿」にして体積が5Lくらいになれば、エアログラファイトと同じくらいになりますね。(エアロアルミニウムかな。)

ダイヤモンドでいうと、5カラットで1gですから、5カラットのダイヤを作っている炭素原子を線維にして5Lの「エアロダイヤ」がつくれたら「エアログラファイト」と同じになるんだな。

★ついでに文句をもう一つ。
「軽さ」という物理概念はないよなぁ。
「重さ」が小さい、のですよね。
「軽さ」なんていいだしたら、アリストテレス物理になっちゃうじゃないですか。
質量と密度もごちゃごちゃにしてるし。

★さらについでに、気にしている言葉
「薄さ」という言葉も、実は変。
時計の薄さ、とかね、いうでしょ。
あるのは厚さ・厚みです。
厚さの値が小さいことを「薄い」と形容するのであって、「薄さ」というのは変だよなぁ。

年とって、どんどんうるさい爺さんになってきたぞ。

2012年7月27日 (金)

オオハナアブ(でしょう、多分)

0711_7oohanaabu 2012.7.11
ヒメクチナシの前に立っていましたら、ブンブンと羽音を立てて大型の虫が飛びまわります。
肉眼的には、アブであること、黒い腹部に太い黄色い縞というのは見えます。
撮れるかな、とあてずっぽうで、一枚だけパチリ。
白い花は明るすぎて吹っ飛んじゃうし、アブの方もおおぼけぼけで、なんともしようのないものが写りました。
お目にかけるのはお恥ずかしい。
「特徴だけ」が写るということもあるんですね。
多分オオハナアブで間違ってはいないと思います。

ちゃんとした写真はこちらで↓
http://mushinavi.com/navi-insect/data-abu_oohana.htm
虫ナビです。

http://www.insects.jp/kon-abuoohana.htm
昆虫エクスプローラです。

ムラサキシキブ

0711_6murasakisikibu1 2012.7.11
今がムラサキシキブの花の時期です。
意外と花を見落としやすいので、もし、紫の実がなる場所をご存知でしたら意識してのぞいてみてください。
0711_6murasakisikibu2
個々の花は小さいのですが、全体の姿がなかなかに佳い。

あそこにはあの花がある、というような「花地図・実(み)地図」のようなものを頭の中につくっておくと楽しいですね。そして園芸家の方も、あんまり毎年植え替えないで、通行人に、今年もこの花が咲きましたよ、って見せて頂けるとありがたいものです。

カエデ

0711_5kaede 2012.7.11
妻が京都から連れてきた実生のカエデですが。
樹皮が緑色なんですね。
幼樹であるせいか。それとも、この種類の特徴なのか。よくわかりません。
元気に成長しています。
ハンカチに包まれて新幹線に乗って京都から東京へやってきたカエデ。
楽しみにして見守っています。

シーオニオンの実

0711_4seaonion 2012.7.11
シーオニオンの実が熟し始めました。
結実率はあまり高くないです。
穂になって咲いて、花はいっぱいついてましたが、実は数えるほど。
熟しきるところまで持つかな。茎がひょろひょろ長くなってしまって、うっかり引っかけて切りそうです。
注意して見続けたいと思います。

アガパンサス

0711_1agapanthus1 2012.7.11
アガパンサスの時期が来て、あちこちで花が咲いているのは認識していましたが、写真を撮りにいくチャンスがなかなか来ませんでした。
土曜日、蒲田からの帰り、毎年この花が咲く場所というのがあるのでそこへ回りました。
0711_1agapanthus2
ユリ科です。
0711_1agapanthus3
清楚ですよね。
好きな花です。
花の季節になると名前を思い出して、季節が終わると思い出せなくなって「脳がかゆい」とかいってる私です。
妻に「あれ、ほら、あれ」といってます。老人だなぁ。
妻がアガとかなんとか、私はパンサとかなんとか。二人合わせてアガパンサスだぁ。
いい組み合わせだわねぇ、と笑って思い出したり。

http://www.hana300.com/agapan.html
季節の花300のサイト。

学名:Agapanthus : アガパンサス属      
  Agapanthus(アガパンサス)はギリシャ語の「agapa(愛らしい)+ anthos(花)」の組み合わせことば。花名も同様。

あらま、そうなんだ。「アガペ」ですか。
広辞苑第五版から引用

アガペー【agape】
①神の愛。神が罪人たる人間に対して一方的に恩寵を与える自己犠牲的な行為で、キリストの愛として新約聖書にあらわれた思想。

エロス【Eros】
①ギリシア神話の愛の神。あらゆるものを結合する力を擬人化したもので、アフロディテの子とされることが多い。ローマ神話のキューピッドと同一視される。
②愛。普通には恋愛・性愛の意味であるが、プラトンは肉欲から始まり、愛の上昇の種々の段階を説き、最高の純粋な愛は美のイデアに対するあこがれであるとし、エロスは真善美に到達しようとする哲学的衝動を意味すると説く。フロイトの精神分析では生の本能を指す。

花の色素でアントシアニンとか、アントラキノンとか、そういう名前聞いたことないですか?
この「アント」がギリシャ語の「花」に由来するのは知っていました。

ガザニア

0710_4gazania 2012.7.10
これガザニアのつぼみです。
花の花弁はもちろんきれいですが、こうやってつぼみの姿もいいものですね。
萼が美しい。
真ん中から花弁が少しだけ顔を出している。もうすぐ開きますよ、と。
真横もいいのですが、膝をついてさらに低く構えないと撮れないので、真上ショットにしました。
お楽しみください。

アオスジアゲハ

0710_1aosuji 2012.7.10
蛹が少し透けてきたので、もうすぐ羽化だな、と思っていました。
ところが、なかなか羽化してこないので、これは寄生でもされていてダメなのかな、羽化には至らないのかな、と思っていたんですね。

そうしたら、7月13日。
朝、妻を勤務先へ車で送って行って帰宅し、今のドアを開けたらパタパタっという音がする。
見れば、傍らのケースの中でケースの底に落ちて仰向けになってアオスジアゲハがもがいていたんです。
しまった、失敗させてしまったか、ごめん、すまん。間に合うかな。
と大急ぎでティッシュペーパーとセロテープを取ってきて、チョウの脚のところにティッシュを垂らしてつかまらせたら自力で歩き上がってきたのですね。
驚かせないようにそっとそっとティッシュをケースの縁にセロテープで固定して、玄関の隅の薄暗い所において、カーテン地の布をかぶせて更に薄暗くして落ち着かせておきました。

2時過ぎ、帰宅した妻に、事情を説明して、羽化失敗だったら蜜など与えて、室内で飼うしかないかな、と話しながら、そっと布を外してみました。
緊張の一瞬。
なんと、翅の展開に成功していました。

落ちているところを私が見つけたのは、本当に羽化直後だったのですね。よかったぁ。
前に書いた記事で、羽化して、翅を展開し始めると、ほんの数分で一応の広さに展開してしまうのをお目にかけました。ですから、本当にぎりぎりセーフだったのでしょう。

0713_11aosuji1 7.13
翅をパタつかせているところ。
げんき、げんき。よかったねぇ。
0713_11aosuji2
広げた翅を見せてくれました。
0713_11aosuji3
飛び立っていって、ちょっと気の葉につかまって、すぐに飛び去りました。
もう、嬉しいのなんのって、たまりません。
一時はもうだめかと思ったのに、元気よく飛び去っていきました。
夫婦二人で、しばらくハイな状態になっていました。

★後日談
翌日、私が玄関を出ると、右手高くのところから、アオスジアゲハが舞い降りてきて、特に花もないのですが、目の前をしばらく舞って去る。
妻を呼んで一緒に見ることができるくらいの時間、舞い姿を見せてくれる。
翌々日、道の突き当りのところで花を見ていたら、目の前にふわ~っとアオスジアゲハが舞いこんできて、しばらく舞ってクスノキの方へ高く飛び去っていきました。
こんなことが二日間続いたのです。

妻曰く、アオスジアゲハのお礼の舞いかもよ。
早い時点で手助けしてくれたので無事羽化できました、って。

う~む。ファンタジーなんですが、そんな気がしてしまうのです。
ひょっとしてそうなのかもしれないなぁ、と思ってしまう二人です。
勝手な思い込みなんでしょうけれど、なんだか、チョウと交流しているような気がしてしまうのでした。

浜風

★朝日新聞の「しつもん!ドラえもん」の894回で甲子園の「浜風」の話が出ていました。

 晴れて陸の気温が上がると、上昇気流が生まれて海から空気が流れ込むんだ。右翼方向から左翼方向に吹き、風速10mを超えることもあるよ。

★これを読んでいて、昔の物理の授業を思い出しました。
熱、熱容量、比熱などの話のところです。
海の「水」は比熱が大きく、陸の土は、比べれば水より比熱は小さい。

比熱の大きいものは温まりにくく冷めにくい。
比熱の小さなものは温まりやすく冷めやすい。

この話の続きとして、黒板にこんな図を手描きします。↓
Hamakaze {図}
上段は夏の海岸の真昼。お日様が「サンサン」と照っている。{sun sun で生徒にうけます。}
比熱の小さな陸は温まりやすく、比熱の大きな海は温まりにくいので、相対的に陸が海より熱くなるね。すると、陸で上昇気流が生じ、海では下降気流。それを繋いで、海から陸へ「海風」が吹くんだよ。

★これが甲子園の「浜風」ですね。

★下段は夜の海。月が出てるからね。
{ここで、敏感な生徒は、先生!「ムーンムーン」とした夜なんでしょ、とか、からかってきます。大真面目に。その通り。}
比熱の小さな陸は冷めやすく、比熱の大きな海は冷めにくいので、相対的に海が陸より熱くなる。すると、海で上昇気流が生じ、陸では下降気流。それを繋いで、陸から海へ「陸風」が吹くんだよ。

じゃあ、昼と夜の境目は?なんだろね。
朝と夕。でしょ。

夏の暑い夕方に、さっきまで吹いていた涼し目の海風が止まってしまって、むわぁっと暑くなる時間帯があるんだね。

これが「夕凪(ゆうなぎ)」、海も「凪(な)ぐ」。
朝は「朝凪」というね。

「凪(なぎ)」という字は「風が止まる」という意味で日本で作られた漢字なんだよ。国字というね。
英語では「calm」。
形容詞だと、天候や海などが、穏やかな、平穏な、冷静な、という意味で
名詞だと、平静、なぎ、という意味だ。
やっぱり「風が止まった状態」のことのようだね。

★さて、話をでかくしよう。
夏。大陸は熱くなり、太平洋は比較的冷たい。
図の上段と同じ。
海から陸へ風が吹く。そこに日本列島があるでしょ。
だから夏は太平洋高気圧から大陸へ南風が吹くんだね。

冬。大陸は冷え切ってしまう。海はそれほどではない。
図の下段と同じ。
陸から海へ風が吹く。
シベリア高気圧からの冷たい北風が日本列島に吹くわけだ。

じゃあ、春や秋は?
ある意味で「凪」なのさ。
圧倒的な風が切り替わる時期なんだな。
梅雨があり、秋の長雨があるでしょ。ね。

★古い理科年表には、世界の気圧分布の図がありました。
8月、北半球では大陸に低気圧・海に高気圧が分布します。
2月、北半球では大陸に高気圧・海に低気圧が分布するのです。
そして、南半球では見事に分布が反転している。
この図をコピーしてプリントにし、配布すると、「ナットク」です。

わっと記憶が押し寄せてきましたので、ちょっと再現してみました。

考えすぎかな

世界一「自然な光」発売 有機EL照明・・・(2012年7月18日)
 世界で最も自然光に近い有機EL照明を、・・・が開発し、8月に発売する。難しいとされてきた赤や肌色を含め、すべての色について自然光の下での見え方に近い照明を実現したという。
 この照明を使うと、生鮮食品や衣料品から人の肌の色まで本来の色を引き出せる。試着室で確かめた服の色合いが、自然光の下で違って見えることも防げる。展示品の本来の美しさを引き出せるとして、試作段階から美術館などの評価も高いという。高級ブランドの衣料や高級食材を扱う店、美術館などに売り込む。
 有機EL照明は紫外線や赤外線を含まないため、照らされる物の劣化を防ぐ特徴もある。照明は白色で、薄さ約2ミリ。サイズは約10センチ角、約15センチ角など5種類ある。実勢価格は税別1万3千円~4万円の見込み。
 ・・・

こんな記事を読んだのですが、これって「有機農業」とかのイメージで、「有機はいい」というイメージ戦略を使ってないだろうか。
考えすぎかな。
有機だから、自然光に近い。有機だから優しい、照らされる物が劣化しない。
ってイメージになってませんかね。
合成有機化合物を使っています。
要するに炭素を中心とする化合物が有機物であるというだけなんですけどね。
ところが、今の日本で「有機」というと、人工じゃなくて自然、みたいに使われているところがあるので、ちょっと悩む。
考えすぎかな。そうならいいけど。

2012年7月26日 (木)

スグリゾウムシ

0710_3sugurizoumusi1 2012.7.10
スグリゾウムシだと思うのですけれど。
0710_3sugurizoumusi2
どうもね、私が見かけるのはみんなこんな感じなんですよ。
泥の中から出てきて、その泥が乾燥してひびいって、少しはがれかかったような・・・。
そんな感じのばかりに出会う。
福光村昆虫記の写真にリンクします↓
http://members.jcom.home.ne.jp/fukumitu_mura/syu_k/k095.jpg
この写真だと「泥んこ」という感じはないんだよなぁ。

以前にも書いたことがありますが

本土のスグリゾウムシは交尾なしに、単為生殖と呼ばれる生殖方法で、♀だけで増えています。日本では男女群島に♂が生息しているそうです。(保育社原色日本甲虫図鑑Ⅳより)

いいのかなぁ。遺伝的な多様性が失われると、種としては不安定になるのではないでしょうか。
{ここでの「不安定」とは、通常に生きている分には問題なくても、虫の病気が流行るとかいうような擾乱が加わった時に、釣り合いを取り戻すことができずに、一挙に絶滅へ向かってしまう、というような意味での「不安定」性のことです。}


ベランダにて

0709_15lavender 2012.7.9
ラベンダーが3本、成長中。
ゆっくりですが、伸びています。
0724_11lavender 7.24
ほら、伸びたでしょ。
花が咲くようになるのはいつかな。

0709_16okra
オクラも去年ほどの勢いはないのですが、花を咲かせ、実をみのらせています。
去年と時期的にはほぼ同じ時期に実がなっています。
ただちょっとまだ草丈が低くって。大丈夫かい、と様子を見ながら食べています。
うまいです。

ホウセンカ

0709_14housenka 2012.7.9
少し前にも書きましたが、双葉がちゃんと残っているのが面白い。
双葉は双葉で成長して、節のようになったところにきちんと付いている。
他の植物の場合、双葉って消えてしまうんじゃなかったかなぁ。
考えてみるとちゃんと見たことがない。
草丈が60~70cmくらいに太く逞しく成長した茎の下の部分の写真です。

0709_14housenka2
で、花を見ると。
後ろから照らされて、花の中が見えました。
そしてアリの姿も。
アリは本当にホウセンカが好きですね。
いっぱい花に群がっています。
蜜なんでしょうかねぇ。
それとも、アリを呼び寄せるフェロモン的なものが出てるんですかねぇ。
アブラムシはいません。でもアリは来ます。

ヒメグモ

0709_11himegumo 2012.7.9
左下がメスで、この巣の持ち主でしょう。
右上の赤くて小さいのがオスです、交尾のチャンスを狙っているのでしょう。
右下は餌になってしまったテントウムシ。ダンダラテントウかな。

オスは空腹にならないのかな。
いや、空腹という概念が違うんだろうな。
オスは精子を成熟させるに必要な栄養さえ摂れればきっと満腹なんでしょう。
メスは卵子を成熟させられればよい。
余分な栄養はほとんど要らないのではないでしょうか。

哺乳類はアイドリングストップのできない生き方を選択した。
だから、生きていくことそれだけで腹が減ってしまうんですよね。
エネルギー浪費型の生物です。
それに比べると、クモの生き方はエコですね。

モッコク

0709_10mokkoku1 2012.7.9
モッコクの花です。
0709_10mokkoku2
色が薄いので、派手さはないですが、花としてのすべてを完備しています。
0709_10mokkoku3
このほうがメシベとオシベの関係が分かりやすいですね。
オシベが壁のようにメシベを囲むのがツバキ科の特徴のようです。
0709_10mokkoku4
今年は例年になくモッコクの花がいっぱい咲きました。
おかげで、この花の香りを知りました。
上品で佳い香りでした。
この香り、この花から来てるんだよなぁ、としばらく考えて納得しました。
キンモクセイのように、向こうからやってくる香りじゃないです。花の前に佇むと香りがそっとやってくる、というのかな。

さて、結実率がどのくらいのものか、よく分かりません。
真っ赤な種ができるかどうか、見守りましょう。

参考
http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/theaceae/mokkoku/mokkoku.htm
ここにこんなことが書いてありましたよ

庭木にもよく用いられ、根元にセンリョウやマンリョウを寄せ植えして「千両万両持ち込む」と読ませたりする。

ナルホド。
我が家には、寄せ植えではないけれどセンリョウもマンリョウもありますね。ぜひぜひ「千両万両持ち込ん」でください。

ルコウソウ

0709_9rukousou1 2012.7.9
これ、ルコウソウの一対の双葉です。
二対の葉ではありません。一対です。
0709_9rukousou2
こうなるとわかりやすいですね。
双葉が一対。真ん中から本葉が出てきている。
双葉の一枚の葉が、まるで二枚のように見えるので、戸惑いを覚えてしまいます。

モミジルコウの方はどんどん花を咲かせていますが、ルコウソウはこれからです。
共に強烈な赤い花。並んで咲き競ってくれたらいいのですが。

花とオンブバッタ

0709_6onbu1 2012.7.9
マツバボタンにオンブバッタ。
0709_6onbu2
白い花にも。
オンブバッタって、何が好きなんでしょうね?
花を食べて栄養になるのかな。
ホウセンカの葉を穴だらけにしてくれた一団もいます。
単子葉植物を食べるという、勝手な思い込みがあったのです、私には。
ところがどっこい。去年はシソを全滅させてくれたし。
オンブバッタにはチョウの幼虫などにおけるような「食草」という概念は通用しないようです。
しぶといですね。

テントウムシの脱け殻

0709_5tentounuke 2012.7.9
テントウムシの脱け殻のようですね。
私には種の特定はできません。
写真上の方が後ろになります。
そのあたりに、脱ぎ捨てた幼虫時代の皮が固まっています。
テントウムシの数の少なさは続いていて、このまま経緯していくのかもしれません。
来年に期待しますか。
すっごく寂しいんですが。


2012年7月25日 (水)

トウキョウヒメハンミョウ

0709_4tokyohimehanmyo 2012.7.9
悪漢面というえばこっちの方がすごい。
凶悪な目つきに見えます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%9F%E3%83%A7%E3%82%A6%E7%A7%91
「ハンミョウ科」

 漢方の生薬にある「斑猫」は、名前は同じでもかなり縁遠いツチハンミョウ科のマメハンミョウやミドリゲンセイなどを指す。これらは非常に強いカンタリジンという毒性成分を含み、国外では実際に暗殺に利用された例がある。しかし、日本では江戸時代の初期に渡来した『本草綱目』を訳した際の間違いで、ハンミョウ科のものがそれだとされてしまった。そのため、実際にハンミョウ科の昆虫の粉が忍者などが暗殺用の毒薬に使われたとも言われる。特に種としてのハンミョウはその鮮やかな色彩も相まって、いかにも毒がありそうに見えるのも、このような誤解の一因でもあろう。そのため、ハンミョウに毒があるとの誤解は長く残り、今も結構な知識人にもこの誤解を持つ人がいるという
 ハンミョウ科の昆虫には実際には毒はない。ただし大顎で噛まれるとかなり痛いので、注意しなければならないことに変わりはない。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%84%E3%83%81%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%9F%E3%83%A7%E3%82%A6
「ツチハンミョウ」の項目です。
ここを見て頂けば分かりますが、ツチハンミョウ科はハンミョウ科とは姿がずいぶん違います。
頭の片隅に収めておいて頂ければ、ツチハンミョウをつまんでしまう、というようなことは避けられるでしょう。

触ると死んだ振り(偽死)をして、この時に脚の関節から黄色い液体を分泌する。この液には毒成分カンタリジンが含まれ、弱い皮膚につけば水膨れを生じる。昆虫体にもその成分が含まれる。同じ科のマメハンミョウもカンタリジンを持ち、その毒は忍者も利用した。中国では暗殺用に用いられたともいわれる。
「ハンミョウ」と名がついているが、ハンミョウとは別の科(Family)に属する。しかし、ハンミョウの方が派手で目立つことと、その名のために混同され、ハンミョウを有毒と思われる場合がある。

ファーブルの昆虫記をお読みになった方はご存知の方も多いと思いますが、マルクビツチハンミョウなどは、単独生活するハナバチ類の巣に寄生して成長する、というなんともすごい生活史を持っています。
http://eco.goo.ne.jp/nature/unno/diary/201004/1270809105.html
連載「日本昆虫記」6 ツチハンミョウの不思議

海野和男さんのサイトですから安心して読んでみてください。

カマキリなんか、一つの卵囊から孵化した100の桁の幼虫から、成虫になれるのは1桁かな、と。100匹中1匹しか大人になれない世界、というような言い方をします。
ツチハンミョウなどは、桁がもう一つ上。卵の数が1000の桁なんですね。
生き残り率が非常に低いのです。
凄い生き方をしています。

カナヘビ

0709_3kanahebi1 2012.7.9
足元の草が揺れます。
誰かいる。
覗けば、カナヘビ。
草ではカナヘビの体重を支えることができずに、たわんでしまい、周りが揺れます。
何だか口を動かしている様子。
舌舐めずりのようです。何かおいしいものを食べたらしい。

0709_3kanahebi2
できれば、ヘビの舌のように、チョロっと伸ばした状態が写ることを期待したのですが、口の周りを舐めています。
あぁうまかったぁ。というちょっと獰猛な雰囲気を漂わせていますね。
何を食べたのやら、できればトンボとかカエルは食べないでほしいのですが。

ホオズキカメムシ:3

毎朝顔を合わせるものですから、なんとなく、撮りたい。
0718_1hoozukikamemusi2 2012.7.18
被写界深度がひどく浅い。それをねらったのでもあるのですけれど。

0719_16hoozukikamemusi1 7.19
ぐじゃぐじゃ、という感じが出ました。
これも、外側を向いているのが多いようですね。
0719_16hoozukikamemusi2
この集団をほぼ真横近くから眺めると、触角が目立つんですね。
なんだか、気張っていて、かわいい。
生まれたてですが、立派な触角だなぁ。

はっきりいって、今、ホオズキカメムシ、増えてます。

ホオズキカメムシ:2

0713_12hoozukikamemusi1 2012.7.13
前の記事の卵ではありません、別の卵が孵化しました。
左に見えるのは、孵化後の卵の殻です。
卵の端に、幼虫が出た痕があるのが分かります。
卵から出た幼虫は、どういうわけか、すぐそばで集団を作ります。
触角のせいで、なんだか、みんなで外側を向いてスクラムでも組んでいるように見えます。
内側を向いているのは一匹しかいませんね。
外側を向いて集団を組むということが、孵化直後の幼虫にとって生存率を上げる、というようなことでもあるのでしょうか。

0713_12hoozukikamemusi2
幼虫だけトリミングしました。
0713_12hoozukikamemusi3
さらに比較的鮮明な一匹だけ切り出しますとこうです。
眼が赤くて、腹部背面に二つ出っ張りがあるようです。
頭部や胸部の背面に、白いもじゃもじゃがあります。これも目立ちます。

0713_12hoozukikamemusi4
同じ集団を、フラッシュなしで撮影したらこうなりました。
葉を透過した緑色の光が、幼虫の腹部まで透過してしまいました。
透明な体なんですね。
フラッシュなしなので、絞りをf2.2まで開いていますので、どうしてもブレます。未熟ですね。

ホオズキカメムシ:1

0709_1hoozukikamemusi1 2012.7.9
お、ホオズキカメムシの卵だ。
2階の雨戸を開けると、目の前にヤマノイモが伸びあがってきています。
ヤマノイモの葉の裏に産み付けられた卵。これかなり目立ちます。
0709_1hoozukikamemusi2
そばには成虫がいました。
求愛中なのか、交尾が終わったところなのか。
それとも、私が雨戸をあけたので交尾を邪魔されてしまったのか。
0709_1hoozukikamemusi3
求愛中ですね。
園芸家はカメムシというと嫌うでしょうが。
愛・昆虫家としては、難しいところですね。
植物が大きなダメージを喰らわない限りは、基本的に放置、です。

誤飲

★7月20日にこんな記事がありました。

焼酎と間違え客に漂白剤 高松の焼き肉店
 焼酎のペットボトルに入れていた漂白剤を過って客1人に飲ませたとして、高松市保健所は20日・・・を22日まで3日間の営業停止処分にした。
 保健所によると、18日午後7時ごろ、店は市内の男性客(41)に、水で薄めた漂白剤を焼酎として提供。男性客は2口飲んで店員に味の異変を訴えたが、気分が悪くなって発熱し、病院に搬送された。手当てを受け、快復しているという。
 漂白剤はまな板などの消毒用に保管していたといい、焼酎のラベルが付いたペットボトルに入れてあったという。

やっちゃったか。
焼酎のラベルが付いたペットボトルに入れてあった」って、これ絶対やっちゃダメ

食品の容器に、別のものを入れてはいけないんです!!!

★実は今月初め、似たような事件があって、ブログに書こうと思ったけれど、つい書きそびれていました。

酒と間違えて食器洗剤を客に 新潟の飲食店、2人軽症(朝日新聞 2012年7月8日)
 新潟市保健所は8日、・・・7日夜、従業員が食器用洗剤を日本酒と間違えて提供し、これを飲むなどした客の男性2人が、口のただれやのどの痛みを訴える症状を発症した、と発表した。男性2人は病院に運ばれたが、軽症のため入院はしなかったという。同保健所は洗浄剤の誤飲による食中毒として、同店を食品衛生法に基づき9日から3日間の営業停止処分とした。
 被害にあったのは、団体客32人のうちの男性2人(67歳、64歳)。黒色のおちょこに注いで、1人は少量を飲み、もう1人は口にふくんだところ、苦みを感じてはき出したという。(後略)

この朝日新聞の記事ではよく分かりませんが、同じ事故を報道したNHKでは下のように報道しました。

居酒屋で日本酒と間違って洗剤出す(7月8日 19時35分)
 新潟市の居酒屋が日本酒と間違って食器用の洗剤を出し、飲んだ男性客2人がのどの痛みなどを訴えて病院で治療を受けていたことが分かりました。2人の症状は軽いということですが、新潟市保健所は、この居酒屋を9日から3日間の営業停止処分にしました。
 ・・・
 7日午後8時30分ごろ、新潟市中央区の居酒屋・・・で、日本酒を注文した60代の男性2人が飲んだあと「のどが痛い」と訴えました。
 2人は病院で治療を受けた結果、アルカリ性の洗剤を飲んでいたことが分かりました。
 新潟市保健所などによりますと、居酒屋では、食器用の洗剤を、ラベルがついたままの一升瓶に入れていて、従業員が日本酒と間違えて出してしまったということです。
 2人の症状は軽いということですが、新潟市保健所は、居酒屋を9日から3日間の営業停止処分にしました。
 ・・・

ほらね「食器用の洗剤を、ラベルがついたままの一升瓶に入れていて」なのです。

有毒物を食品の容器に入れては絶対にいけないのです。!!!

昔、町内会で殺虫剤を配布していた時代がありました。白濁した有機リン系の殺虫剤だったかな。それをガラスの牛乳瓶に入れておいたら、誤って飲んで死亡した、というような事故はかなり頻発したんです。
比較的近いところで思い出すのは、ペットボトル容器に入っていたニガリの原液を飲んでしまって、重体になったり亡くなったりしたことがありましたね。一時流行ったんですよ、ニガリで痩せるとかいうのが。塩化マグネシウム自体は海水の成分ですが、濃縮したものを飲んだら死にます。

★似たようなことですが、胃薬とか風邪薬とか、普通にはそうとんでもないものとは思っていない物でも、お菓子の空き缶などに保管してはいけません。
子どもや、老人が知らずに多量に飲んでしまう事故が起きます。

食品容器には食品しか入れてはいけません。

ヒルザキツキミソウ

0708_9hiruzakitukimisou 2012.7.8
こんなに長く花が楽しめるんでしたっけ。
大田区へ引っ越してきたころは全然認識したいませんでした。近頃あちこちで見かけるようになった気がします。

ふと、黒いものが見えて、顔を寄せたら、ルリマルノミハムシですね。
まぁ、黒くしか見えません。ルリ色にはちょっと見えませんね。
ただ、後脚が両脇に張り出した姿が特徴的で、パターン認識の「パターン」が頭に入ってしまえばすぐ分かるようになります。
花の中で見ることが圧倒的に多い昆虫です。

ガザニアにて

0708_8gazania 2012.7.8
ガザニアは強い日差しが好きらしい。線路際に移したガザニアが元気です。
花を覗いていたら、ハチ目の2種類の昆虫がいました。
大きい方は、ミツバチでしょうか。セイヨウミツバチではないと思いますが。色からして。
左の小さいのはもちろんアリ。
互いに無関心。

こんなに大きさが違い、翅の有無も違うのに、共にハチ目昆虫です。
昆虫になじみが薄いと、えっ と思われるかもしれませんが、アリはハチ目昆虫です。
昔は「膜翅目」といいましたが、ハチ目の方が分かりやすいですね。
ウィキペディアから引用します。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%86%E8%99%AB
昆虫

種類数の多いグループとしては、以下のようなものがある。
    甲虫目(鞘翅目)(カブトムシ、ゴミムシなどの仲間) 35万種
    チョウ目(鱗翅目)(チョウ、ガの仲間) 17万種
    ハエ目(双翅目)(ハエ・カ・アブなどの仲間) 15万種
    ハチ目(膜翅目)(ハチ、アリの仲間) 11万種
    カメムシ目(半翅目)(セミ、カメムシなどの仲間) 8万2千種
    バッタ目(直翅目)(バッタ、コオロギなどの仲間) 2万種
    トンボ目(蜻蛉目)(トンボの仲間) 5千種

虫を見た時に、まず「目」のレベルでこれは~~の仲間だ、と言えるようになれば、虫好き第一歩をもう踏み出したといえます。

★追記
脈翅目といろいろあったよなぁ、と調べてみました。
http://www.tamagawa.ac.jp/gakubu/nougaku/agronomy/biology/matsuka/web_study/biology_m/04lineage/image/no%20of%20sp.html
「分類群と種数」という表です。
29の目について新旧の名前が載っています。
おまえは「目」のレベルで全部識別できるか、といわれると、多分ダメですね。
情けない虫好きですが。

2012年7月24日 (火)

モミジルコウ

0708_7momijirukou 2012.7.8
次々と咲く赤い花。
ルコウソウより早い時期から咲き始めますね。
ルコウソウも今伸び始めたところですので、いずれ、一緒に花をお目にかけられるかもしれません。
また、線路沿いに少し行ったところにマルバルコウがあるはずなので、それも一緒に比較できると楽しいですね。
ルコウソウはモミジルコウと同じような赤。
マルバルコウはオレンジっぽい色だったと思います。

生レバー駆け込み、食中毒

★朝日新聞デジタルから。

生レバー駆け込み、食中毒11件 3日間で1年分超える(2012年7月20日11時33分)
 7月1から提供が禁止された牛のレバ刺し(生レバー)を食べた人の食中毒が、禁止直前の3日間に全国で11件発生し、54人に症状が出ていたことが厚生労働省のまとめでわかった。通常、牛生レバーが原因となった食中毒は年間でも9件程度で、「駆け込み消費で発生が急増したのではないか」とみている。
 厚労省食中毒被害情報管理室によると、牛生レバーを食べた人が下痢や発熱などを訴えた食中毒は、6月は12件58人が報告された。このうち埼玉県の1件を除く11件は28~30日の食事で発生していた。(後略)

以前は、O157などの腸管出血性大腸菌は腸管内にいて、内臓を取り扱う過程でレバーに付着するものだと考えられていたのですが、腸管出血性大腸菌がレバー「内部」に入り込んでいることが確認されたのですね。

以前、私がこのブログで書いたように、腸管というのは「体の外部」であって、腸管に開く胆管の中も外部空間に開いているのであって、肝臓の「内部」といっても、胆管の始まりの部分は「体外」なんですよね。

体外の細菌が尿道に上がると、尿道炎、膀胱炎を起こしますが、外部空間とつながっているのですから当然と言えます。
同じことが肝臓についてもいえるのですね。
腸管内の細菌が、胆管をさかのぼって、肝臓の中に入ることができるようなのです。
屠殺直後に腸の内容物が圧力の関係か何かで肝臓内に入るのかな、とも思っていましたが。

★こんな記事もあったのです。

肥満の肝臓、細菌に過剰反応 肝炎の治療法開発に期待(朝日新聞 2012年7月5日)
 肥満によって慢性肝炎が発症する仕組みを、横浜市立大の中島教授(消化器内科)らがマウスの実験で見つけた。太っていると、肝臓の細胞が、ごくわずかな細菌の毒素にも過敏に反応し、炎症を起こしていた。お酒を飲まないのに運動不足などで脂肪肝や肝炎になる人は増えており、治療への応用が期待される。
 肥満の肝炎では、腸内細菌による影響が指摘されていた。チームの今城さんらは、肥満だと、わずかな細菌の毒素に肝臓が過敏に反応して、肝炎になっていると考えた。
 ・・・(後略)

プレス発表資料によると

健康な肝臓では腸内から侵入してくるごくわずかの細菌毒素に関しては無反応で炎症をおこすことはないが、肥満状態では脂肪組織からホルモンの一 種であるレプチンが多量に分泌され、肝臓のクッパー細胞(Kupffer細胞)上に転写因子の一種STAT3活性化を介して細菌内毒素 (endotoxin)の共受容体CD14の発現を亢進させます。この結果肥満状態では通常は炎症をおこさないごくわずかの細菌毒素に対してCD14によ り過剰反応をきたしKupffer細胞は活性して炎症性サイトカインを産生し肝炎を発症することを明らかにしました。

腸内細菌がわずかに肝臓に進入しても通常の人は病気にならないが、肥満の人は過剰反応を起こして慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんになりやすいのですね。
人が生きている状態で、肝臓に腸から細菌が侵入することがあるのですね。

同じ哺乳類ですもの、屠殺前の牛でも細菌が肝臓に侵入することは充分あり得るでしょう。

刺身とか、生牡蠣とか、衛生管理で食中毒を防げるものもあります。
ふぐ刺しのように、有毒部位を完全に除去すれば大丈夫なものもあります。

でも、牛の生レバはそれらとは質的に違うんですね。
おそらく生きている時から、そして屠殺後にも、腸から肝臓内へ腸管出血性大腸菌が侵入している。

ですから、新鮮であればいいとか、衛生的な取扱いをして表面が清浄であればいいとはいえないのです。汚染部位を取り除けばいいかというと肝臓全部がなくなっちゃう。
やっぱりダメなんですよ。

「牛の約1割が腸管出血性大腸菌を保菌している」そうです。牛自身はそれで病気にはならない。ところがヒトにはかなり危険な食中毒になってしまうのです。死者も出ます。
感染が2次的に広がる危険性もあります。
自己責任では済まないですね。

熱して食べましょう。美味しい調理法を作り出せばいいじゃないですか。

加熱は内部全体を63度で30分以上か75度で1分以上が目安。

これは守りましょうよ。

「うちのは新鮮だよ」。東京都内の焼き肉店の店主は不満そうだ。信頼する卸業者から直接仕入れ、調理器具の衛生管理も徹底してきたという。「自信を持って生で出せるメニューであることに変わりはないのにね。もどかしいですよ」

事態を正確に理解していないですね、この店主。悲しいです。質的に違うレベルなのに。

牛がダメなら豚はどうだ。という方もいるとか。
豚はもともとだめです。
日本のシカ、イノシシ、ブタにE型肝炎ウイルスが存在するということは聞き及んでいます。
E型肝炎ウイルスははじめから豚の肝臓や血液の中にいますので「新鮮だから大丈夫」とは言えませんので、十分加熱してください。

馬についての知見は私にはありませんが、馬刺しくらいにしておいてください。
肝臓は同じような危険があるんじゃないでしょうか。

改めて、非専門家ですが、敢えて解説しました。

★以前に私が書いた記事です。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/12/post-ed3a.html
2011年12月19日 (月) 牛レバー内にO157

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/post-78c6.html
2011年7月12日 (火) 牛生レバー

ギボウシ

0708_6humei1 2012.7.8
白いキキョウの下です。
薄っすらと紫がかった花。
葉は斑入り。
0708_6humei2
メシベ・オシベはこんな感じ。
見たことがあるような気がする。
あれは何か?と妻に聞けば
ギボウシでしょ。

0716_4gibousi7.16
これはご近所のギボウシ。
そう、薄紫色で、葉は斑入りではなく縁取りがある。
これは知ってる。

http://www.hana300.com/gibosi1.html
季節の花300のサイトを見たら、斑入りの葉もあるし、白い花もあるんですね。
いろいろあるんだなぁ。

白いキキョウ

0708_5kikyou1 2012.7.8
ご近所。
咲いていることは気づいていたのですが、撮影に行くことを失念していました。
白の質感、というのでしょうか、結構いい具合に撮れたと自賛しております。
0708_5kikyou2
つぼみの膨らみ具合がまた何とも言えませんね。
ぽん、という感じですね。
0708_5kikyou3
たまたま「後ろ姿」というアングルが狙えました。
気品ある後ろ姿です。

「紫」も「白」も、人がまとうにはかなり難しい色ですが、花たちはそれをさりげなくやってくれる。
おみごとです。

マツバボタンにて

0708_4matubabotan1 2012.7.8
オンブバッタの方は花びらを食べる気なんでしょう。
ハチの方は蜜を吸いたい。
それぞれの食生活が見えるワンショット。
0708_4matubabotan2
ピンボケですみません。
そばの花に移動した、花粉まみれのハチ。
0708_4matubabotan3
ハチは花粉を運んでくれますが、オンブバッタはだめですね。
オンブバッタは花粉を食べてみようという気は起こさないのですかね。きっとおいしいのに。

花と二種類の昆虫が織りなす関係性の面白さでした。

アオスジアゲハ:2

0708_2aosuji1 2012.7.8
13時22分。
もう翅も乾き、蛹便も排出し、体も大分、軽快になったころ。
夫婦二人で放蝶。飼育屋としての最高の瞬間です。
0708_2aosuji2
いい顔してるでしょ。
なんだかチョウと交流が生じているような気がする至福の一瞬です。
0708_2aosuji3
妻の手に乗って、外を眺めて。
こういう時の手のひらの感触というのが、くすぐったいような、脚の力強さを感じるような、もうたまりませんね。
0708_2aosuji4
そばの木に移りました。
13時25分。
浮き浮きした気分になりました。

ちょっと車で買い物に行って、返ってきたらまだのんびりしていました。
0708_3aosuji
14時16分です。
翅の白い部分が半透明で光が透けています。
神々しいというのか、輝くアオスジアゲハ。

何百というチョウたちを手元から旅立たせたはずですが、毎回嬉しくって、チョウの生きる力に毎回心揺さぶられて、しあわせ、です。

アオスジアゲハ:1

0708_1aosuji1 2012.7.8
もうすぐ羽化するわよ、と妻。
ホントだ、と一枚。
日曜日の朝、9時9分

出たぞッ、と私
0708_1aosuji2 9時34分
わぁ、と妻、駆け寄る。

0708_1aosuji3 9時35分
みるみる翅を展開していきます。

0708_1aosuji4 9時38分
ほぼ展開終了。
もうちょっとですが、撮影はここまで。
チョウが驚いて翅の展開に失敗したら大変ですから、ケースの外からそっと撮影。
翅が乾くまで、なんとなく息をひそめて過ごします。
大げさですがそんな気分。もし失敗させちゃったら、私たちはもうぐったり落ち込んでしまいますのでね。とにかく、そっと、そっと。

翅の展開の時には、体から圧力をかけて体液を翅に送ります。翅脈が管として使われるのはこのときだけ。翅を展開した後は、液体は回収して、排泄します。これが蛹便(ようべん)。
翅脈は中空の管として、翅を支える丈夫な構造となります。
断面が中まで詰まった丸い棒より、中空の管の方が軽くて強い構造材になります。
チョウの翅が薄くても丈夫なのはこの翅脈のおかげです。

赤と黒

0707_3housenka1 2012.7.7
アハ、タイトルだけ凝ってみました。
赤いホウセンカに黒いアリ、です。
どういうわけか、ホウセンカの花にはアリがいっぱい来ています。
蜜がおいしいのかなぁ。
0707_3housenka2
よれっとしてます。
なんという格好で潜り込むんだ?!
それほどアリを夢中に「酔わせる」ようなものがホウセンカにはあるのでしょうか?
よく分かりません。
0707_3housenka3
ホウセンカの蜜に酔うアリ。
特別な成分があるのでしょうか。
不思議なものを見た。

2012年7月23日 (月)

ミニトマト

0707_2tomato1 2012.7.7
ミニトマトの花です。
0707_2tomato2
一目でナス科の花ということは分かりますが、ナスの花そのものや、イヌホウズキ・タマサンゴ・ワルナスビのような白い花とは雰囲気が違うんですね。
それでいて「一目でナス科の花ということは分かる」と認識することができるというのも不思議なものです。
食べられるくらいまで成長するかな。
私のいい加減さだと、普通のトマトを栽培したら「ミニ」なトマトができそうな気がする。
ミニトマトを栽培しているのだから「ミニミニ」トマトになるんじゃないか。
でも、食い意地は張ってるからなぁ、酸っぱくったっていいよ、食べたいな。

アゲハ

0706_4ageha1 2012.7.6
車で帰宅して居間に入ったら、パタパタっと羽音。
アゲハが羽化していて、出たいよ、といっていました。
妻は外出中。いつもは二人で羽化したチョウを放すのですが、こんなに暴れられては大変。
翅を傷めたら一大事ですから、しょうがない、私一人で外へ放してやることにしました。
この時、雨はほとんどあがっていたので、大丈夫でしょう。
ケースの蓋をちょっとだけ持ち上げて、隙間から、翅の一部だけでも記念写真をとっておこう、とまず一枚。

0706_4ageha2
とにかく一枚は撮れたからいいや、と、ケースの蓋を開放。
また一枚撮れました。
0706_4ageha3
次の瞬間ケースから飛び出して行って、そばの木の葉にとまりました。
葉っぱがまだ濡れてますね。

チョウの翅は完全防水です。
もし死んだチョウでもあったら、翅に水を垂らしてみてください。完全な球形になって転がり落ちます。鱗粉が翅に撥水性を付与しているんですね。
(鱗粉のおかげで、クモの巣の粘着性の糸に触れても貼りつかずに逃げることができます。)
体も毛がいっぱい。濡れはしません。

この後はもう見られませんでしたが、おそらく、直接雨のあたらない葉陰に隠れたと思います。

帰宅した妻にはもちろんこの一連の写真を見せました。
飼育の主役は妻ですもの、喜びは分かち合わないとね。

ツユクサなど

0706_1tuyukusa 2012.7.6
この日の朝は雨でしたが車を出す用事があってガレージへ。
足元のツユクサが濡れてきれい。
いつも持ち歩いているコンパクトデジカメは生活防水。
雨くらいは気にせず撮影できます。これはこれでいいですね。
一眼レフは防滴レンズですが、防水じゃないし、レンズに雨がかかるのはやっぱり避けたい。
コンパクトのほうは、レンズ面の外側がガラスで覆われていますので、濡れたり汚れたりしてもきれいな布でさっと拭けばいい。これは助かる機能です。

0706_2yukinosita
これはツユクサの隣り。
花の終わったユキノシタ。
ジグザグに2分していって、交互に花が咲いていったということが分かります。
ちょっとピントが甘かったので、晴れた日にもう一回と思って行ってみたらこんな風にきれいには見えませんでした。
枯れた茎が雨で濡れて水を吸って白く膨らんで見やすかったようです。
撮りたいと思ったときに撮る、というのがやはり大事なことのようです。

オクラ

0705_7okura 2012.7.5
種をまく時期がちょっと遅かったか。
草丈が低いまま花が咲きそうです。
0707_1okra1 7.7
もう2番目の花になってました。
実がついてるもんな。
0707_1okra2
雨の後なんです。
雨でプランターを見なかったせいで、ワンステージ先に進んでしまっていました。
0707_1okra3
商品としてのF1ではなく、F1が交雑したF2です。
何か性質にバラツキが出るのでしょうか。

去年も、この時期から花が咲き実がつき、かなり長く楽しめました。
今年はF2の味を楽しめそうです。わくわくしますね。

収穫した実は、水で洗って小皿に乗せて、電子レンジで適当にチンしますとおいしく食べられます。
細かく切ってぬめりを出してもいいのですが、夫婦二人で半分コ、ぱくっといただくと、ぬめり感と味とが口の中に広がりますので楽しいです。何より手間なしがいい。
しょうゆとかの味付けもなし。青臭いくらいの感じの甘みが味わえて幸せになります。
電子レンジ・チンは素材の味を生かしたおいしい食べ方です。お勧めします。

枝豆、かぼちゃ、ジャガイモなど、電子レンジ調理が非常にうまい。
ゆでたり、煮たり、ふかしたりは不要、楽しておいしい食べ方です。

ササグモ

0705_6sasagumo 2012.7.5
悠然たるメスです。
お腹も大きいし、産卵間近でしょうね。
見やすい場所で卵のうを作ってくれると嬉しいのですけどね。
どうなるかな。
ササグモの生まれたての幼体は実にかわいい。
おじいちゃんなぁに?と目が合った感じになるんですよ。
また会えるといいな。

マツバボタン

0705_5matubabotan 2012.7.5
もういいかな、とおもったのですが、よく見たら虫が花の中を探り歩いたと思しき「跡」。
白い花弁に黄色い花粉が散っています。
左手でこっちを向かせて撮影。
せっせと受粉作業をしているのがいるんですね。
ありがたいことですね。
今の時期あまり花アブやミツバチを見かけていません。
ホウセンカにはアリがいっぱい来ています。
マツバボタンに潜り込んだのは誰なのでしょう?
アリか、コハナバチか。想像すると楽しいですね。


マンリョウ

0705_4manryo 2012.7.5
池の奥のマンリョウ。
つぼみが大きくなっています。
現在、足元の状況が私には近寄れないような具合。で、遠くから。

0711_8manryou 7.11
独特の花が咲きました。
庭のあちこちにマンリョウが顔を出していて(何万両もあるんだぞ、と笑ってます)、シロミノマンリョウというのまで出現して、鳥さんたちの種蒔きの成果。池の縁のヒサカキも鳥さんが献上してくれたものだし。
池を中心に、動物も植物もみんなで勝手にビオトープづくりをやってますね。
ありがたいことです。

トンボの脱け殻

0705_3nukegara1 2012.7.5
池に立てた棒や枝にトンボの脱け殻がいっぱい。
モノサシトンボらしき脱け殻が写っています。
0705_3nukegara2
これは確定はできませんが、シオカラトンボとかオオシオカラトンボとかアカトンボとかの仲間ですね。
しっかり棒を抱きしめて脱皮の時の安定をはかったことがわかります。
0705_3nukegara3
このくらい大きなヤゴだと、メダカを食べることができたと思います。
池を掘った娘は、トンボが来たと知るや、早速にメダカを放しましたね。
ヤゴが小さいうちはメダカに食べられることもありますが、逆にヤゴが成長した時の餌としてはメダカがちょうどいい。
そんなこんなで始まった池ですが、今やヒキガエルも産卵に来るし、ある程度定常的な生態系を構成しています。

追記:この後、シオカラかオオシオカラか確定できませんが青いトンボが庭を飛んでいるのを何回か見ています。おそらくこの池から羽化していったのだと思います。
背中から見て、翅の付け根が黒ければオオシオカラトンボなんですけどね。後ろ姿を見せてくれていません。

2012年7月20日 (金)

濃硫酸が走ってました

0705_1ryusan1 2012.7.5
タンクローリーの後ろ。

品名:濃硫酸
最大積載容量:5600L
最大積載量:10300Kg

ここまでは見えますが、その下はホースで隠れてる。
0705_1ryusan2
次の信号で。

成分:HSO

なるほど。

10300kg÷5600L=1.839Kg/L=1.839g/cm^3
手元の化学辞典をみましたら

密度は「1.84g/cm^3」

だそうで、ぴったりですね。

LPガスの時とは違って、濃硫酸の場合は、タンク内に空間を残してちゃぷちゃぷさせたくないんじゃないか。運ぶ時は空間を残さず詰めているのではないでしょうか。そんな想像をしています。

タンクローリーを見たら、何を運んでいるのか、確認すると面白いですよ。
ビックリするようなものを運んでいることがあります。

★濃硫酸というとやたらと怖がる人がいます。
確かに危険な薬品ではあります。
でも、皮膚についたら洗えばいい。
酸は硝酸のような酸化力のある酸以外は、過剰に怖がらず、眼を防御さえすれば大事には至りません。もちろん可能な限り早く洗わなければいけませんが。
一方、アルカリは怖い。
これはたんぱく質を分解しますからね。短時間でも皮膚に接触すれば、ぬるぬるに皮膚が溶けます。大量の水でひたすら洗う、ぬるぬる感がなくなるまで洗うしかない。
眼に入れることは絶対避けなければいけない。酸よりやっぱり怖い。角膜の表面が溶けますからね。

実験室で濃硫酸を扱う時は炭酸水素ナトリウム(重曹)を用意しておいてください。
手についたら重曹を握って擦りこむ。中和します。
垂らしたら。
重曹をまいて泡が出なくなったらぬれぞうきんでふく。
きちんとした対応を準備して冷静に実験すれば危険は非常に減ります。
正しく怖がること。冷静であること。が大事。
あわてて大騒ぎすると、事故が連鎖・拡大して悲惨なことになります。

元化学教師のワン・ポイント・アドバイス。

カタバミの葉にて

0704_7aburamusi 2012.7.4
ヤマトシジミの卵はその後どうなったかと近づいてみましたが、よく分かりませんでした。
幼虫も差し当たって見当たらないし。
アブラムシでしょうか。大小がいて、まるで親子ですが、よく分かりません。
昆虫であることは間違いない。
0704_7dani
こちらは昆虫でないことは間違いない。
ダニなんでしょうね。
ダニは全然わかりません。
とてもじゃないけど種の同定を試みる気もしません。
いろんなのがいるんだなぁ。

ハラビロカマキリ

0704_6harabirokamakiri 2012.7.4
カエデの木のてっぺん近く。
ハラビロカマキリの幼虫が、何か獲物を食べているようでした。
どうやっても近づける場所ではないので、青空を背景にシルエットにしてみました。
子どもっぽさが消えて、悠然たる雰囲気が漂うようです。
これで、電線がなければもっといいんだけどなぁ。

サキグロムシヒキ

0704_3sakiguromusihiki1 2012.7.4
サキグロムシヒキで間違いないと思うんですが。
なんだか、見得を切っているような。
0704_3sakiguromusihiki2
腹端部がとんがってますからメスでしょうね。

7月11日に車のフロントガラスにへばりついて一緒に走ったアブがいて、サキグロムシヒキかな、と書きましたが多分あれと同じ種類だと思います。。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-02c6.html
この時は腹側しか見えませんでしたが、今回は背側が見えました。

ムシヒキアブは肉食性です。でも、人を刺すことはないです。
刺すアブというのは、ウシアブとかでしょう。
ヒラタアブなどは外見が「ハチ」に擬態していますのでビビる人もいますが、ハチ顔じゃなくハエ顔だということが確認できていれば警戒する必要はありません。舐める口しか持ってません、針もないし。

昔、お盆過ぎの川沿いで、刺すアブの大群に出くわしてしまったことがあって、あれは焦りました。
車の中に避難して、入りこんだやつは片端から叩き殺しましたけど。今でも語り草です。

http://www.mytokachi.jp/ecopark/entry/79
虫に刺される経験談(アブ)
という話が載っています。夏にアウトドア活動を楽しむ方は熟読してください。

「一大事」と「ツバつけときゃいい」、この差を本を見て知っている人と、実際に痛みをもって知っている人の差は大きい

確かにね。大抵はツバつけときゃいいんですけどね。一大事とはどのようなことかを知っておくことは大事です。
原子炉事故の時にちょっと聞いた言葉ですが、「適切に正しく怖がることが大事」です。
化学もね、危険な薬品をいっぱい使うのですが、危険性をよく知って、正しく怖がることが大事なんです。
「自然は優しい」なんて嘘っぱちを信じ込まないで、正しく怖がって、いっぱい楽しんでください。

ヤマモモヒメハマキ

0704_2ga 2012.7.4
この写真、なんだかよくわからないと思います。
上の方が頭で、触角が見えています。
これ以外のアングルはなくって、中腰でやっとの撮影。
1cmあるかないか、小さなガですが、なんとなく目立ちます。
撮っても、ひょっとすると種の同定は無理かな、と思いつつ。

虫ナビを見ていたら、これかな、というのに出会いました。
↓ここです。
http://mushinavi.com/navi-insect/data-ga_himehamaki_yamamomo.htm
ヤマモモヒメハマキ(別名:ヤマモモハマキ)
出現期:6~11月
エサ:幼虫はヤマモモの葉。

我が家にヤマモモの木はあるんです。実はなりませんが。
ですから、我が家の近辺にいてもおかしくはありません。

http://www.jpmoth.org/Tortricidae/Olethreutinae/Eudemis_gyrotis.html
ここに何枚もの写真がありまして、見ていたら、頭の後方に「立った」部分がありました。
冒頭の私の写真をもう一回見てください。
背中に「リボンをつけている」ようなものが見えますね。
やっぱりあるんだ、コレ。

まず間違いなくヤマモモヒメハマキでいいと思います。

この「jpmoth」というのは「みんなで作る日本産蛾類図鑑」というサイトです。詳しいですよ。詳しすぎて、知らないガを、最初からこのサイトで調べるのはちょっと辛いものがあります。かなり絞り込んでから調べた方がいい。
ご利用ください。

ヒメグモ

0703_15himegumo_2 2012.7.3
ここに2匹のヒメグモが写っています。
左の色の濃い方がオスで、右がメスでしょう。
メスもずいぶん大きくなってきましたので、交尾の時期なのでしょう。
0703_15himegumo_1
ここにも2匹のヒメグモが写っています。
悩んじゃうんですけどねえ。
体の色合いがほとんど同じだし、腹部の膨らみ方も同じような感じですね。
両方ともメスに見えてしまって仕方がない。
一つの巣にメスが2匹なんてことがあるのでしょうか?
多分それはないと思うんですよね。
とすると、上の少しだけ色が濃いかな、という方がオスなのだろうか。
よくわからないのでした。
多分、雌雄なのだとは思います。

ムクゲ

0703_13mukuge1 2012.7.3
我が家のムクゲは完全に白。
0703_13mukuge2
下から仰いで撮ると脈が浮き上がってきれいです。
0703_13mukuge3
ソフトクリームみたいなつぼみ。
0704_4mukuge 7.4
花弁の細かい凹凸が描写できたかな、とお目にかけます。

私はこの真っ白な花が好きですが、妻はアクセントがないなぁ、といいます。
白い花で、花弁の付け根あたり、花の中央部分が赤紫色をした花がありますね、あれが好きだといいます。
真っ白なんて珍しくていいんじゃない、となだめております。

ところで、花の色とは無関係に
0703_14kusagikamemusi 7.3
クサギカメムシはこのムクゲが大好きなんですね。
ブルーオーシャンやヤマノイモにはホオズキカメムシが群がっていますが、ムクゲにはクサギカメムシ。
写真は終齢幼虫でしょう。
つぼみに抱きついています。
あんまりいっぱいついていると、追放!と言って離れたところへ弾き飛ばしたりもしますが、まあ、すぐ戻ってきちゃうんでしょうね。あ~あ。


モミジルコウとフウセンカズラ

0703_11momijirukou 2012.7.3
つぼみから花が終わった後まで。
0703_12huusenkazura
花と緑の風船。

線路際に並べてあるんですが、まだ「茂っている」というほどにはなっていません。
今年はどうも、線路際がさびしい(今のところ)。
下の方、30~50cmくらいには、マツバボタンやホウセンカ、ヒルザキツキミソウ、ブルーサルビアなどあるんですが、いかんせん、低い。
虫などが来ていても私には撮影がつらい。
できれば1mくらいの高さまで茂ってくれると、カメムシやテントウムシ、ハチやアブなどじっくりカメラを構えられるのですが。
1mクラスがまだほとんどないんです。
かろうじて、モミジルコウとフウセンカズラが1mに届いてきましたが、今のところ茂ってません。
昼の散歩に出ても、虫はほとんど庭で出会うだけ。門を出ると虫密度が下がってしまう。さびしい。
立秋過ぎ頃には、もっと虫密度が高くなることを願っています。

2012年7月19日 (木)

ミズヒキ

0703_10mizuhiki1 2012.7.3
我が家のミズヒキは紅白です。
0703_10mizuhiki2
そりゃそうだ、紅白だから水引にたとえたんでしょ。
ところが、「季節の花300」というサイトを見ていたら
真っ白なミズヒキがあるそうです。
http://www.hana300.com/mizuhi2.html
↑ここで見られます。

ところで、今年の春か、初夏が近づくころか、足元に「V字型」の斑入りの葉っぱがあったような気がするのですが、今はどうも見かけない。
ヒメツルソバの斑入りの葉のでっかいやつのようでした。写真撮っておけばよかった。

季節の花300によりますと

特徴のある葉っぱです。ギザギザ模様がなんとも不思議。秋の花の季節になるとこの模様はうすくなるようです。

くっきりした斑入りの葉の写真がありました。
そうなんだぁ。それを見たのかもしれませんね。
今は夏ですが、模様が見えません。今度気づいたら、ちゃんと記録します。

★漢字で「水引」というと、結び切りだ蝶結びだとか、ややこしい「常識」があることくらいは知っていますが・・・
昔、昔、かかしさんが結婚する直前、妻になる人は奈良の人でしたので、結構しきたりが面倒。結納の時に、なにやらいろいろ床の間に積み上げてあって、水引細工というものを初めて見ましたっけね。鶴や亀を水引で作ってあるんですね。
「ものしらずの東男」はビックリしました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E5%BC%95
「水引」の項目です。

オンブバッタ

0703_4onbubatta 2012.7.3
常連ですが、思い切りアップにすることは少ないので。
前脚、中脚が横縞模様だというのが面白い。
成虫ではこの縞はなくなりますので、若齢幼虫の特徴です。

なんだかこう、すっごく、「踏ん張ってる」という感じがしますね。
「幼さ」を感じませんか。

LPガス

0703_1lpg 2012.7.3
この数値で割り算すると密度は
8000kg÷18645L=0.429kg/L=0.429g/cm^3
になります。
プロパン(C)やブタン(C10)を主成分とする混合物でしょうが、ちょっと密度が小さめに出ています。0.5は超えると思うんですが。

プロパンの密度が0.5程度、ブタンが0.6弱のはず。
ということは、つまり分母が大きめなのですね。
最大積載時でも、タンクが液体だけで満たされるのではなく、必ず上部に空間があるということでしょうか。
圧力の逃げ場をつくるとかそういうことかな、と思いました。

理学と工学の違いというのはこういうところに現れるんだよな。

{昔、工業高校で教えていました。理科というのは「机上の空論・実験」だと笑ったものですが、工業化の先生方は「現場の職人さん」なんですよね。電気科の先生は電気工事士の免許を持っていて、自宅の電気配線全部自分でやっている、とか。機械科の先生は、溶接の資格を持っていたり。自宅の水道工事をやっていた先生もいたな。とにかく、自分で「つくっちゃう」のです。理科教員としては工業高校で仕事をしたというのは貴重な経験でした、実に楽しかった。理科人間はその原理だけは知っているから、やってることの意味はよく分かるんですが、自分ではできかねました。好奇心だけの人間です。いまだに。}

アシブトハエトリ

0702_16asibutohaetori1 2012.7.2
わたし的にはあまり顔なじみではないハエトリグモ。
0702_16asibutohaetori2
これはメスでしょう。オスはもっと濃い色だそうです。
0702_16asibutohaetori3
落ち着いていたので、真横からかなり近づいて撮れました。
今回の写真では正面の一対の眼がほとんど見えなくて、横の眼がはっきり写ってこちらを見ているように感じさせます。

「日本のクモ」によりますと、関東以南に生息するようです。
関東北部から北の方はお目にかかるチャンスがないかもしれません。

ヒトスジシマカ

0702_15ka1_2 2012.7.2
左手にとまりました。
いつもなら、反射的にパチンと叩くのですが、これはアングルがいい。
で、撮影。
0702_15ka2
何十秒かのうちにこれですよ。
私の血で腹が膨らんできました。
頭部に「ポンプ」のような仕組みがあるそうです。
受動的に流入する血を飲んでいるのではなく、積極的に吸っているのです。
皮膚を切り裂く「のこぎり」のような仕組みや、その時に鋭い痛みが起こらないように軽い麻酔のようなものをするとか、吸った血液が固まってしまわないように唾液を混ぜるとか、なんといいますか、「腕のいい外科医」ですね。

などと感心しつつ、結局は 「パチン」。
肌に自分の血がつきました。

年をとったせいでしょう、昔ほどかゆみを感じなくなってしまった。
ということは、おそらく、免疫の力も弱っているのではないかな。
インフルエンザやその他の疾病にも弱くなっているのかもしれません。
年齢を重ねるというのはそういうことです。

コテンと死んでしまうのが、一番いいのですが。
どうか望みがかないますように。
誰かさんのいうように「夢は必ずかなう」と念じていましょうかね。(嘘っぱちもほどほどにしなさい、と思って聞いていましたが。)

生徒には「夢がかなう」なんて大ウソだよ、といいました。
夢がかなった人がそんなことを言ったってそれは、ハイそうですか、とは聞けませんね。
かなわない人の方が圧倒的に多いんです。

ただね、しっかりした夢を持ち、意志の力でその夢を保持し続ければ、必ずその夢を軸とした人生を送ることはできるよ。
人生の終盤戦に入ってから振り返ってみると、ああ自分の人生は若い時のあの夢を軸として、その周りをぐるぐる回りながら生きてきたんだな、と満足できることは保証できる。

よくこんな話をしたものです。

シラン

0702_9siran 2012.7.2
ビヨウヤナギの木に向けていた体を左へ回して線路の方へ。
シランの実が3つ熟してきている最中です。
庭のシランは今年は実がつきませんでしたが、線路際で3つ。

ウィキペディアの「シラン」の項目には

ラン科植物の種子は一般的に特別な条件が無いと発芽しないものが多いが、本種の種子はラン科としては異例に発芽しやすく、普通に鉢に播くだけで苗を得られる場合がある。

こういう記述があります。
小さな実ですから、風に飛ばされて生息範囲を広げていくことができるのでしょう。

自力で繁殖していく植物が好きです。
だって、それが本来「生きる」ってことでしょ。
ヒトなんていう生物界での新参者の手を借りなければ繁殖できないというのは異常事態のように思うんですね。

コハナバチの仲間

0702_8kobati1 2012.7.2
コバチか、コハナバチか。
コハナバチの仲間かな。
ビヨウヤナギのオシベでブランコ状態。
花粉まみれ。
0702_8kobati2
花から飛び出して近くの葉の上。
脚に花粉がいっぱい。
ミツバチのように花粉をもちかえるということはないようで、体を掃除していました。

ダンダラテントウ

0702_6dandaratentou1 2012.7.2
ダンダラテントウなのですが、見え方が何となく妙だな、と思ったら
0702_6dandaratentou2
交尾中でした。
上から見た「面積」的には普通なのですけれど、手前に盛り上がって見えたのですね。
こういう姿勢を上から見たせいです。

ダンダラテントウも成虫・幼虫ともにアブラムシを食べます。
ナナホシテントウだけでなく、ナミテントウやコクロヒメテントウなどみんな可愛がってあげてください。


2012年7月18日 (水)

ヒメグモ

0702_5himegumo 2012.7.2
一つの巣に2匹のヒメグモ。
色具合からすると、上の、赤が濃い方がオスだと思います。
でも、下のメスがまだ成熟していませんね。体のサイズがほぼ同じですもの。
この状態ではまだ交尾という感じではないと思うのですが。
メスが成熟するまで、居候のまま待つのでしょうか、このオス。
同じ巣にいたら、メスから餌と認識されないように動かずにいなければならないのではないか。
ということは、メスが成熟するのを飲まず食わずで待つのかなぁ。
ま、オスの仕事は交尾のみ、ですから、それでもいいのかもしれませんが。
メスは、産卵、巣守り、子育て、と長く仕事が続きます。
去年は子育てを見ました。クモがあそこまで子育てをするのは初めて見たのでした。
なんだか、感情移入してしまって、ヒメグモがかわいくて仕方ありません。

マツバボタン:2

0702_12matubabotan 2012.7.2
背景にコンクリートが見えます。これが線路の柵の横棒。
一番下の横棒の辺りまで伸びて開花しています。

0703_5matubabotan1 7.3
いろんな色をご紹介します。
0703_5matubabotan2
花の中に潜り込んでいるのはおそらくルリマルノミハムシでしょう。
0703_5matubabotan3
情熱的といいますか。
0703_5matubabotan4
そして純白。
八重咲きのようでいて、オシベ・メシベが完備しています。
花弁のようなのは、萼などが変化したものなのでしょうね。

マツバボタン:1

0702_2matubabotan 2012.7.2
今年のマツバボタンはヒットですね。
色とりどり。真っ白、というのもあるのですが、ここには見えません。

保育園児が散歩に来る線路際の柵の下にもあって、次々と花が開いています。
幼い人は「低い」ものに視線が届きやすい。
ぜひ花で遊んで楽しんでほしいと思っています。
{大人になると地面が遠くなってしまったなぁ、とつくづく思います。}

ハラビロカマキリ

0630_3harabirokamakiri 2012.6.30
畳んだカマを前に差し出しているといった感じですね。
不思議な姿勢だ。
祈りを捧げているようにも見えます。
「praying mantis」=「祈りを捧げる僧侶」という命名は悪くないですね。

あちこちへ広がっていったのでしょう。このごろはあまり見かけなくなりました。
大きくなったらまた来てね。
遺伝的な撹拌も今年は可能だし、増えてください。

オオヒメグモ

0630_2oohimegumo1 2012.6.30
ガレージの隅です。
ガレージの蛇腹式の戸を開け閉めすると、ちょっと巣が変形するような位置。
0630_2oohimegumo2
大きいし、腹が丸いし、メスではないでしょうか。
以前にもこの場所に巣を営んだオオヒメグモがいました。
卵囊までは見られたのですが、大雨の直撃を受けてダメになったような記憶があります。
今回はどうなるでしょう。
ガレージを閉じたままにはできませんので、いなくなるのではないかな、と思っています。
もうちょっと落ちついた場所で営巣してくれるといいのにな。

ブッドレア

0630_1buddleja 2012.6.30
ブッドレアが咲き始めました。
つぼみが四角い。
房になって咲くのですが、咲き始めですのでこういう状態。
0702_7buddleja 7.2
これが花の房、という状態。
次々とこの花の房が垂れて、いろいろな虫やチョウが訪れます。
楽しい花です。

ブッドレアやランタナがあると、チョウとの出会いが増えたり、なにかと虫好きには好もしい舞台ができます。お試しください。

ササグモ

0629_9sasagumo 2012.6.29
ガクアジサイ「墨田の花火」にて。
ササグモは常連ですから、特別な解説はありません。
映像をお楽しみください。
色や姿の対比がいいでしょ。

カナヘビ

0629_6kanahebi 2012.6.29
池の縁の石の上。
メスですよね、で、おそらく卵をいっぱい持っているのではないか。
カナヘビの卵とか、幼生とか見たいと思いますが、飼育する気にはなれなくって。
爬虫類の飼育がお好きな方もいらっしゃいます。きっとかわいい子が見られるんだろうな。

一回だけ。息子が小学生の時にカナヘビをつかまえてきたので、いわゆる「根切虫」を入れてやったらパクパク食べてましたっけね。ミルワームかなんか買ってきて与えれば飼育はできると思います。
好みの問題として、爬虫類より昆虫の方が好きなんですね、やっぱり。
飼うならカマキリとかチョウ。

セグロアシナガバチ

0702_13seguroasinagabati1 2012.7.2
狩猟モード。
木の枝の間にいて、丹念に葉の裏など見ていきます。
アングルが選べません。
0702_13seguroasinagabati2
強力なあご。迫力ですね。
0702_13seguroasinagabati3
餌を探索していた辺りの葉の上に、何かの糞のようなものが写っていました。
結構大きな糞です。ということは、セグロアシナガバチにみつかれば狩られてしまうのかもしれません。

セグロアシナガバチ、どこで営巣しているのか。
幸いなことに今のところ、家の近辺ではないようです。

トウキョウヒメハンミョウ

0629_4tokyohimehanmyo1 2012.6.29
毎年の顔なじみです。
0629_4tokyohimehanmyo2
顔なじみとしては少々「凶悪」ですね。
体長1cm足らずですから、そう大きな獲物を狙っているとは思えません。
虫ナビによると「アリやミミズ」などを餌にするとあります。
今年、庭の土に穴がぽこぽこ開いていましたが、あれがトウキョウヒメハンミョウの幼虫のすみかかな、とも思います。座り込んで中をほじくり出す根気がないもので、確証はありません。
不精な観察者ですね。いかんなぁ。

2012年7月17日 (火)

ショウジョウバエ

0629_3hae1 2012.6.29
ランタナの青い実の上。
ショウジョウバエ、ということにしておきましょう。
種名まではよくわかりません。
眼が赤いからショウジョウバエ、と。
0629_3hae2
小さいし、揺れるし、こんなぼんやりした写真になりました、お恥ずかしい。
甘い液体があるとは思えない場所でお目にかかるのは珍しいかな。
ガラス瓶にバナナを入れてショウジョウバエに来てもらい、生まれたてのカマキリの幼虫に与える、という形で深い付き合いをしましたっけね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%82%A6%E3%83%90%E3%82%A8
ウィキペディアによりますと

ショウジョウバエの和名は、代表的な種が赤い目を持つことや酒に好んで集まることから、顔の赤い酒飲みの妖怪「猩々」にちなんで名付けられた。

広辞苑第五版の「しょうじょう」の①では

しょう‐じょう【猩猩】シヤウジヤウ
①中国で、想像上の怪獣。体は狗イヌや猿の如く、声は小児の如く、毛は長く朱紅色で、面貌人に類し、よく人語を解し、酒を好む。

ということなのです。
目の赤いのを見たら思い出して下さい。

★ところで別件。
台所の生ごみなどでショウジョウバエが発生して困るのだけれど、殺虫剤は多用したくないという方はおられませんか?
猫と一緒に生活しているとか、私共のようにチョウの幼虫などと一緒に生活しているとか・・・なにかの理由で殺虫剤は使いたくない、という方にご提案があります。

台所用の塩素系のキッチンハイターなどあると思うのですが。
我が家にもそれはあります。
ふだん詰め替えを使いますけど、たまに、霧吹き型の容器が余ることもあります。
そういう余った霧吹きに、台所洗剤を適当に2~3倍に水で薄めたものを入れておきます。
食器洗いなど終わった後で、三角コーナーに洗剤液を霧吹き容器でスプレーします。
そうすると、さすがに、ショウジョウバエの幼虫も生活しづらいらしく、発生が減ります。
お試しください。
私の発案で我が家では試用中、多分ある程度の効果はあるようです。

モノサシトンボ

0629_2monosasitonbo 2012.6.29
モノサシトンボのオス。
0630_4monosasitonbo
メス。

トンボたちも大分成熟してきて、見分けやすくなりました。
今年は庭中ふわふわとモノサシトンボが舞います。
来年へ向けて、産卵してるんでしょう、まだ産卵シーンは見ていませんが。
楽しみですね。

子どもの頃、大型のギンヤンマやオニヤンマも憧れましたが、他方でイトトンボは稀少でしたので、やはり憧れのトンボだったんですよ。嬉しいことです。

セグロアシナガバチ

0629_1seguroasinagabati1 2012.6.29
ツツジの木の枝にいましたが、接近しきれません。
何か獲物を抱えているように見えます。
イモムシ系ですね。
0629_1seguroasinagabati2
なにかやってます。
獲物の体液もでたようです。
まもなく飛び去りましたので、この後はよくわからない。
以前、一度だけ、アシナガバチの「肉団子づくり」というのを見たことはあります。
葉の上で、顎を使って獲物を丸くまとめていました。
幼虫のエサにするはずです。
セグロアシナガバチはアシナガバチとしては大型で迫力があります。
巣のそばでない限り、見るだけでしたら攻撃してくることはありませんので、そっと眺めてください。

ヒメジャノメ

0628_11himejanome1 2012.6.28
線路の柵の、これ以上は接近できない場所に、ヒメジャノメが顔を出していました。
ツタ性の植物の葉の合間を縫って何とか撮影。
出てきてよ、と呟きながら待っていたら
0628_11himejanome2
ビヨウヤナギの木の上の奥の方にとまった。
接近は許してくれませんでした。
翅が大分傷んでいます。

幼虫の食草はイネ科の草の葉。
で、幼虫は「ネコ顔」で有名。
一度お目にかかりたいなぁ。
現時点ではあまりイネ科は茂っていません。
線路の草刈りでずいぶんなくなってしまったし。
雑草も適度に伸ばしておいてほしいですね。

カメムシの卵

0628_9tamago1 2012.6.28
ゼニアオイの青い実の裏。
0628_9tamago2
青い実の表。

ブチヒメヘリカメムシの卵だろうと思いますが、このあと、風でこのゼニアオイは倒れてしまって、追跡できなくなりました。ザンネン。
ゼニアオイの方は、現在、みんな背が低い状態でたくさん花を咲かせています。ダメになってしまったわけではないのですが、腰をかがめないといけないので、花に来る虫などは非常に撮影しづらい状況です。これもザンネン。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-9420.html
2012年7月10日 (火) (多分)ブチヒメヘリカメムシの幼虫

ここに、卵や幼虫が写っています。比較して下さい。

ゼラニウム

0628_7geranium1 2012.6.28
シンプルで面白い姿の花をご近所で見かけました。
妻に聞いたら、ゼラニウムだろうと教えてくれました。
実は、花も「おっ」と思ったのですが、花の後が面白い。
0628_7geranium2
なんとなく記憶がくすぐられる。
0628_7geranium3
なんだったっけ
0628_7geranium4
ゼラニウムという名前は有名ですので、その名前と花が一致したのは嬉しいのですが、どうも私にはこの実が気になって仕方がない。

調べてみたら、
季節の花300のサイト
「風露草(ふうろそう)科」ですって。
あぁ、そうか。アメリカフウロの実と似てるんだ、大きさや花は違うけど。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%A4%E5%B1%9E
ウィキペディアです

和名について
普通、園芸植物として栽培されるものはゼラニウムと総称されるが、紛らわしいことに、ゼラニウムとは同じ科のゲンノショウコなどが含まれるフウロソウ属 (Geranium) のことでもある。この2つの属に属する植物は元は Geranium 属にまとめられていたが、1789年に多肉質の Pelargonium 属を分離した。園芸植物として栽培されていたテンジクアオイ類はこのときに Pelargonium 属に入ったのであるが、古くから Geranium (ゼラニウム、ゲラニウム)の名で親しまれてきたために、園芸名としてはゼラニウムの呼び名が残ったのである。園芸店などでも、本属植物の一部をラテン名で ペラルゴニウム (Pelargonium) で呼び、その一方で本属植物の一部を「ゼラニウム」と呼んでいることがあり、これらは全然別の植物のような印象を与えていることがある。ペラルゴニウムとゼラニウムを意識的に区別している場合は、ペラルゴニウム属のうち一季咲きのものをペラルゴニウム、四季咲きのものをゼラニウムとしているようである。

ふ~む。ややこしいんだ。ペラルゴニウムという名前も、名前だけ知ってます。

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/geraniaceae/amerikafuuro/amerikafuuro2.htm
アメリカフウロ Geranium carolinianum  (フウロソウ科 フウロソウ属)

アメリカフウロを調べたら、「Geranium」ですねえ。

私のブログでも、何回もアメリカフウロは登場しています。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2009/06/post-e327.html
2009年6月22日 (月)アメリカフウロ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-e327-1.html
2011年6月21日 (火)アメリカフウロ
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-e327.html
2012年6月 5日 (火)アメリカフウロ

花や実も紹介していますので、ご覧ください。
なるほどねぇ。
記憶がくすぐられたわけです。
ひとつ賢くなったゾ。

ところで、こういう実を結ぶ花の子房のあたりはどうなっているのかと覗き込んだ写真があります。
0628_7geranium5
あんまりくっきりとは写っていませんが(よそのお家であまりしつこい撮影は出来かねまして)。
メシベの柱頭が5裂しているようですね。
撮影時は全く気づいていなかったのですが、「虫」が2匹写っていました。
以前、カラーの花にいたのを、分からない、と書いたら「アザミウマでしょう」とコメントで教えて頂いた、あれですね。
アザミウマですね。
虫ナビによりますと

アザミウマ目は、世界に8科約5,000種,国内には4科176種が生息しています。
多くが体長2mm内外と小さく、目立たない昆虫ですが、農業害虫として有名な昆虫です。
英名からスリップスと呼ばれることも多いです。
翅は大変細長く、翅脈が無く、周囲が長いふさ毛で覆われているという特徴があります。
国内のアザミウマの仲間は2亜科に分かれており、腹部第10節が管状をしているなどの特徴を持ったものを有管亜目、♀の腹部第10節は管状にならず、♂の腹部末端が截形で管状にならないなどの特徴を持ったものを穿孔亜目に分類されています。
食性は科や種によって異なり、アザミウマ科の多くとクダアザミウマ科の一部は植物の汁を吸う為、害虫とされることもありますが、シマアザミウマ科やクダアザミウマ科の一部は肉食性、クダアザミウマ科の多くは菌食性です。

どうも、くわしく知りたいという気が起こりませんで、申し訳ないです。
私の関心(および)老眼視力の外にいる昆虫です。
捕まえて、顕微鏡レベルで拡大でもしないと姿も分かりません。

ジクロロメタン

★前の記事の引用文中に「1、2ジクロロプロパン」のほかにもう一つ、「ジクロロメタン」という溶剤がありました。

名前から察するに、「2つの塩素原子がついたメタン(CHCl)」のようですが、「1,2‐」のようなものはいらないのでしょうか?
Methane
炭素原子を、平面的に描いてみました。
炭素原子は、「結合の手」が4本あります。
時計回りに、1~4と番号を振ってみました。
4本の手があるところへ、2つの塩素原子が結びつくのなら、可能性は2つありそうな気がします。

「1と3」「2と4」のような「向こう側」の位置に2つの塩素原子がつく。
「1と2」「2と3」「3と4」「4と1」のような「隣り合う」位置に2つの塩素原子がつく。

もし、これが本当だとすると、ジクロロメタンには2種類あることになります。
おそらく、融点・沸点などが異なってくるでしょう。{電気的な相互作用の差によって}
それなら、精密な蒸留を行うとか、ガスクロマトグラフィーというような分析法を使えば、2種類が分離できそうです。

ところが、精密な実験の結果では、ジクロロメタンは1種類しか存在しないのです。
ということは、上の図が間違っているのですね。
炭素原子の結合の手は、平面的に{座布団型に}広がっているのではないようです。

Tetrahedron
これは正四面体の図です。この正四面体の重心の位置に炭素原子があって、そこから正四面体の各頂点に向かって結合の手が伸びているのです。
この図をにらみながら考えてください。
正四面体では、ある一つの頂点は他の3つの頂点と「隣り合って」います。
どの頂点についても同じ、ですね。
ですから、座布団型の図で考えられるような「向こう側」という位置はないのです。
どの二つの頂点をとっても必ず隣り合っているので、炭素原子に2つの塩素原子がついた「ジクロロメタン」は一種類しか存在しません。
ですから、「ジクロロメタン」という名称で、その構造式は一つに決まります。
ということで、名前に位置情報を書く必要はないのです。

★ジクロロメタンって、実は身近なところにあるんです。
アクリル樹脂の板を接着したいという時の接着剤にジクロロメタンを使っています。
{系統名ではない「塩化メチレン」という名称が表記されているかもしれません。ご注意ください。正式ではない通称ですが同じ物質をさしています。}
沸点が9℃くらいで、蒸発する時に熱を奪うので、理科の「面白」実験で、水で湿らせた紙を冷やして雪のようにする、というようなことに使ったこともあるかと思いますが、あんまりおすすめではありません。

トリクロロメタン(通称「クロロホルム」、CHCl)も、麻酔作用が強いので麻酔薬に使われたこともありますが、「慢性的には内臓に障害を及ぼす」と化学辞書でも公的に書かれていて、現在はまず使われません。

ジクロロメタンも体にいいわきゃないよなぁ。

ジクロロプロパン

★印刷会社の元従業員の方々が胆管がんを発症したことが明らかになってきました。

朝日新聞の社説(7/11)では

 今のところ、原因として考えられているのは、印刷機のインキを拭き取るときに使う洗浄剤に含まれる「1、2ジクロロプロパン」や「ジクロロメタン」などの有機溶剤だ。

溶剤が原因と考えられています。私は専門家ではありませんので、その是非などについて論評はできませんが、一つ二つ、言いたいこともあります。

★1
肝臓という臓器は、有毒な物質が体内に入ってきたときに、解毒する働きがあります。でも、万能というわけではないということも知っておくほうがいいですね。
侵入してきた物質を肝臓が分析して、ここを分解すれば毒性が消えるとか、やっているわけではありません。大方は、親油性の分子を酸化して水溶性にして腎臓から排出しやすくするとか、大きな分子を壊して小さくするとか、そういう働きをしているはずです。
その働きによってたまたま逆に毒性が強まることだってあるのです。
なにかそういうことが起こって、ジクロロプロパンという物質が腎臓からの排出ではなく、肝臓から胆管へ排出されて、がんを引き起こしたのではないか、と想像しています。

★2
ジクロロプロパンの名前の表記について。

朝日新聞では
   1、2ジクロロプロパン
毎日新聞では
   1、2−ジクロロプロパン
読売新聞では
   1、2―ジクロロプロパン
日経では
   1、2ジクロロプロパン
NHKでは
   1,2-ジクロロプロパン

こんな表記になっていました。
{ニュースサイトからコピー&ペーストでテキスト・エディタに貼り付けたものをそのままここにまた貼り付けてあります。}

半角で系統名を書くと
   「1,2-dichloropropane
こうなります。
読めば「いち カンマ に ハイフン ジクロロプロパン」
なのですが。
MS-IMEでは全角のハイフンは「‐」ですから、全角で日本語で表記すると
   「1,2‐ジクロロプロパン
こう表記するのが妥当かと思います。

こうやってみますと、NHKのサイトにあった表記が一番近いようですね。
それ以外は「,」ではなく「、」が使われているのが気になります。
朝日と日経には「ハイフン」らしきものもない、ということがすごく気になってしまう。

という、有機化学を少しかじった私の感想です。

★炭素が3個の分子プロパン=Cに塩素原子が2個(ジ、di)ついたのがジクロロプロパンです。Clですね。

ところがです。プロパンは炭素が3個つながっているのですが、そこに2個の塩素原子がつくとなると、可能性が複数できるのですね。
Dichlororopane {図}
(1)と(2)は「真ん中の炭素と端っこの炭素」の2カ所、を示していますが、これは同じものとして扱います。
さらに(3)、(4)、(5)が可能ですね。

これを名前で識別したい。

IUPACの命名法の基本は、化合物の構造式と名前が1対1に対応し、構造式があれば名前は一つに決まる、名前があれば構造式が一つだけ書ける、というルールです。
{こういうような、「一つだけが決まる」ということを「ユニーク」と表現することもあります。数学や科学の世界で使われる言葉で一般的ではないかもしれませんが、理数系の人が「ユニーク」という言葉を使った場合は、そういう「唯一の」という意味で理解して下さい。one and only です。}

さて「ジクロロプロパン」という名前だけでは、構造式が一つに決まりません。
そこで、炭素原子に番号を振ります。どちらからでもいいです。
左から1,2,3としましょう。
で、塩素原子がついた炭素原子の番号を書きます。
「複数の場合はカンマで区切ります」
(1)は「1,2」
(2)は「2,3」
となりますが、数字は若いものの方を選ぶことにしますので、(1)の「1,2」が採用されます。
1番と2番の炭素に」という意味になります。
その後に「ハイフン」で区切って
二つの塩素原子がついた」=dichloro
プロパン」=propane

これで、「1,2-dichloropropane」という名前が決まりました。
そして、名前を見れば、逆に、構造式が一つだけ再現できます。

このルールで(3)、(4)、(5)に名前をつけると
(3)1,1-dichloropropane
   (数字は若い方を選ぶのでしたから、「3,3」ではありません。)
(4)2,2-dichloropropane
(5)1,3-dichloropropane
こうなりますね。

★ニュースとしてはこういうルールはあまり関係ないのですけれど、化学の世界で国際的に通用している命名法があり、日本化学会でもそれに準拠した命名法を採用していますので、とんでもなくややこしい名前になってしまった場合はともかく、こういうシンプルな場合には国際ルールに従って表記するのがいいのではないか、と感じました。

NHKのサイトの表記が一番しっくりきます。
各社の科学記者の「科学(化学)常識」が問われるシーンですね。

2012年7月13日 (金)

ビヨウヤナギ

0628_10biyouyanagi 2012.6.28
ビヨウヤナギの花は終わりました。たまに、ひとつ咲いてみたりしてますが。
で、実の成熟の時期にはいっているわけなんですけど。
今まであんまりちゃんと見てこなかったんですね。
子房がきれいな赤い色のものがある。
全部が全部こういう色だというわけでもないんですが、きれいだ。
気づいちゃった。
なんだか、嬉しくなってしまいました。

ゴーヤの蔓

0628_5goya5 2012.6.28
以前にも、カラスウリなどの蔓でご紹介した話題。

ゴーヤの茎が、何かにつかまって伸びていきたい。
そこで、蔓をぐるぐる振り回すわけですね。(目に見える速さではありません。)
植物が運動するには、オジギソウのようなケース以外では、成長によって動くしかありません。蔓の成長を「偏らせる」ことで蔓の先端をぐるぐる回す。
そうして、何かに接触したら、蔓の先端をしっかりそこに固定してしまいます。もちろん巻きついて。
さて、茎と固定点の間に、蔓が一本、よじれもなく張っています。
動物なら、たとえば人間なら、手を伸ばして縦の棒を握ったら、筋肉を縮めてぎゅっと引けばいい。そうすると体が引き寄せられる。
筋肉の働きは「縮む」ことにありますからね。

ところが、植物では基本的に「縮む」という動きはないんですね。
「伸びる」しかない。
では、どうやって伸びることによって茎を固定点に引き寄せるのか。
その方法が「コイルを巻く」ことなんですね。
ところが、両端を固定した蔓に、コイルを巻くことはできません。
そこで、蔓をグングン伸ばしながら、逆向きのコイルを同時に作っていく。
右巻きとか左巻きとか、定義はややこしいので、簡便に「+1」の向きのコイルと、「-1」の向きのコイルを同時に同じ数だけ作れば「プラスマイナス0」で、全体としてのよじれがないまま、コイルを作っていくことができます。
逆に言うと、よじれのない「0」の状態の紐に、コイルを作るためには、「+」と「-」の逆向きのコイルを同数作っていけばいい。

それを実現したのが最初の写真です。
こうやって、茎を固定点に引き寄せる、しかも、コイルですから弾力性があって、風などに吹かれても切れにくい。
植物の知恵って、面白いものですね。

http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/post-d54f.html
去年の9月のカラスウリの蔓の話です。
ここからリンクをたどると、いろいろな話が出てきます。
特に
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/03/post_af88.html
ここには、簡単な実験もあります。よかったらどうぞ。

別件:筋肉の働きは「縮む」ことだ、と書きました。
では、口を開いて、舌を出したり引っ込めたりして見てください。
縮むだけの筋肉で、どうして舌が長く伸びるんでしょう?
考えてみてください。

ゴーヤ

0628_5goya1 2012.6.28
ご近所のゴーヤ。
雌花です。
花の後ろにミニゴーヤがありますからね。
これ子房ですね。
0628_5goya2
こちらは雄花。
0628_5goya3
雄花の中にはオシベがあって
0628_5goya4
雌花の中心部には柱頭があります。
で花弁がおちると
0628_5goya6
こうなって。
後は大きく成長して熟していくのが楽しみ。
グリーンカーテンとして流行っていますが、最後、ちゃんと食べなくっちゃね。
この場合、食べるという行為は、ゴーヤという植物の生き方にきちんと関わるということです。
生きるということは、おざなりにやってはいけません。

ササグモ

0628_4sasagumo 2012.6.28
ササグモのオスです。
求愛ディスプレイをしているようには見えませんでしたが、寛いでいるようにも見えません。
こっちを見ているように見える2つの目は、正面のペアの目ではありません。
でもなんだか、横にいるこっちを見ているようにみえますね。
不思議なものだ。

モノサシトンボ

0628_2monosasi 2012.6.28
モノサシトンボのメスです。
真上から近づけました。
0628_2monosasi2
複眼の模様がなんとなく「怒っている」ように見えるのがおかしい。
今年はまだ産卵シーンを見るチャンスがないのですが、もう卵を産んだのかな。
小さい水たまりのような池なんですが、生態系の「濃さ」はかなりのものですね。
楽しい。

ヤマトシジミ

0628_1sijimi1 2012.6.28
カタバミの葉で。
妻曰く、シジミってこんなだったっけ?
翅の縁取りがくっきりしていて、なんだか、いつも見るのと違うみたいな気がする
と。
いや、普段翅を開いているところをあまり見かけないだけで、これで間違いなくヤマトシジミなんですけどね。
0628_1sijimi2
こういう模様は見慣れているんですよね。
と、その場はそれで終わったのですが・・・
パソコンで写真を整理していて、あれぇ!産卵だ!
妻を呼んできて、見てこれ、産卵してるよ。
腹を曲げて葉の裏にくっつける、これ産卵行動です。
ヤマトシジミの食草はカタバミだ、と知っていながら、結びついていなかったんですね、お恥ずかしいことです。

アゲハやアオスジアゲハの産卵行動はよく知っていて、あそこに産んだ、といって目をつけて記憶し、メスが去った後で卵の取り込みに行くということはよくやるんです。
ヤマトシジミの産卵は初めてでした。
カタバミの黄色い花はもういいから、ムラサキカタバミを選択的に集めて並べようと思っていたのに、これじゃあ、カタバミも抜けなくなっちゃたわ、と妻。

0629_8tamago1 6.29
翌日、お風呂椅子を持って、撮影に。
どっかり腰を据えて、昨日産卵行動を見た辺りのカタバミの葉をひっくり返してみました。
ありました。
これです。
小さいです。
そりゃ、アゲハとシジミじゃ成虫の大きさも全然違うもんなぁ。
円盤というにはちょっと高さがありますが、柱状というにはちょと短いか。
白玉団子を平らにつぶしたようだ、といったら、それ、近い表現だ、といってくれました。
0629_8tamago3
上面に模様があるんです。
中央にポチ。
0629_8tamago4
これ以上くっきりとは撮れませんでした。

どんな幼虫が孵化してくるのやら。
http://chigaku.ed.gifu-u.ac.jp/chigakuhp/html/kyo/seibutsu/doubutsu/06chou/youchu/yamato/index.html
ここに、卵や幼虫、蛹の写真があります。

ちょっとなぁ、飼育する気力は湧きませんでした。「視力」不足ですよ。肉眼じゃ何だかよく見えないんだもの。あきらめます。

別件:鳩山邦夫さんもなぁ、政治的センスがよいとは言いにくい人だけどなぁ。(同世代の爺さんなので、勝手をいわせてもらいます。)
チョウの飼育で有名な人なんですよ。「チョウを飼う日々」とかいう本も出してるし、昭和天皇とチョウ談義をしたとかいうのも有名。
ヤマトシジミじゃないけど、シジミチョウの仲間の飼育では定評がある。はず。
お小遣いはいっぱいあるし、「チョウを飼う日々」に専念したらいかがでしょう。
チョウ飼育館とか建てて、いっぱい育てたらいい。
環境に貢献する人として、感謝されますよ。

ナミテントウ

0627_16namitentou 2012.6.27
ナミテントウが落ちて死んでいました。
どうしたのかな、羽化の失敗か。
私は普通、生きている姿の写真を撮るので、死んだものは撮りません。
ただ、今回は、中の薄い翅がきれいに見えますので、参考に撮らせてもらいました。
薄い翅の先端あたりに薄っすらと黒い模様があるんですね。
生きたいる時には、はばたく瞬間を肉眼で見ることはあっても写真にはまずほとんど撮れません。
見せてくれてありがとう。

撮影後、家の裏の落ち葉の下に置きました。土に還ってください。

ハラビロカマキリ

0627_15harabiro 2012.6.27
やばいなぁ。ハラビロカマキリの幼虫の前の方に、クモの糸が1本、光っています。
これに触れても、くっつくことはほとんどないだろうし、触れた振動でクモが襲ってくるとも思いませんが、近くにクモがいることは間違いない。
こういう状況では、時々私も介入することがあります。
指で、クモの糸を切ってしまうんですね。

あとは、池の上にクモの糸がある場合、ステッキか何かで糸を切ってしまうことはよくあります。羽化してきたトンボなんかがやられないことを祈って。

ヒメグモ

0627_13himegumo 2012.6.27
空間的な広がりのある不規則網の中央あたりで食事中。
あそこまで運んだんでしょうね。
規則的な面状の網の場合だと、餌が網にかかった場合、自分と餌の位置関係というのは把握しやすいと思うんですが、こう3次元的にごちゃごちゃした網だと、空間認識というか、自分の位置と餌の位置の空間地図のようなものはどのようになるんでしょうね。
接近していく道筋とか、ぱっと一瞬で把握できるんでしょうねぇ、きっと。

クモの3次元感覚なんて、きっと面白い研究になると思いますが。
何の役にもたたないか。

ホソハリカメムシ

0627_8harikamemusi1 2012.6.27
ホソハリカメムシとハリカメムシというのは識別が難しそう。
一応、写真を撮った時点では、ハリカメムシかな、と思ったのですが、ホソハリカメムシかもしれません。なんだかそんな気がする。
http://www2.atpages.jp/kjrshoji/yy-kontyuu/hanshimoku/html/harikame-040619.htm
ここに2種の写真が並べてあります。
比較検討して下さい。

0627_8harikamemusi2
頭部の拡大ですが、単眼が2つしかないように見えます。
昆虫の基本形は単眼3つ、ですが、いろいろ変化もあるので、2つでいいのでしょう。
動きがゆっくりなので、写真は撮りやすいですよ。

2012年7月12日 (木)

モノサシトンボ

0627_9monosasitonbo 2012.6.27
今年はモノサシトンボの当たり年。
庭の手入れをしない木陰がいいらしくって、家の外ではほとんど見かけないのに、庭を歩くと足元から、ふわふわ、ふわふわ、いっぱい飛びあがります。
感じとしては20匹以上いるんじゃないか。この狭い庭に。
メスは黄色っぽくて、オスは青っぽいです。
オスはやはり縄張り(テリトリー)を宣言してパトロールするようですね。
シオカラトンボや、アカネの仲間ほど広くはないようですが、それぞれに一応のテリトリーがあるように見えます。
また、いっぱい産卵してください。
よい庭です。

カナヘビ

0627_4kanahebi1 2012.6.27
トカゲに負けじとカナヘビ登場。
高さ1mくらいの葉の上でして、真正面からの顔が撮れました。
いい顔してますねぇ。
なんか、こう、しびれますね。
見つめ合ってしまった。
0627_4kanahebi2
トカゲのように焦ってはいませんから、ゆっくり被写体になってくれました。
目の後ろ、「↑」の指しているところに、丸い窓のようなもの。
これが耳です。
クモの糸かなんかが、目のところにかかっていますね。
クモの巣でも通り抜けてきたのかな。

川端茅舎の句に「眼前に蜘の巣かかり夕山河」というのがありますが、そういう心境でしょうかね。

0627_4kanahebi3
「↑」で指した辺りが胴と尻尾の境の辺りではないかと想像しますが。
腹面から見ればよく分かるのでしょうけどね。
自切するポイントはもう少し右の方だという気もします。ここから切れたら、ちょっと具合が悪そうですよね。本当のところはよくわかりません。

トカゲ

0627_2tokage1 2012.6.27
カナヘビの方をよく見かけます。
でも、トカゲもいます。
この時は、比較的ゆっくり歩いていたんですが、カメラを構えて、接近しようとしたら気づかれてしまった。
ヤベ、逃げろ、と走り始めてしまった。
かろうじてこのショットをものしました。
次の瞬間には
0627_2tokage2
こうなって。
頭が暗いところへ入って安心したらしく、スピードダウン。
尻尾だけ撮らせてくれました。
きれいですねぇ。

アオスジアゲハ

0627_1aosuji1 2012.6.27
どんどん蛹化、羽化が続きます。
左に羽化したばかりの成虫。
右に前蛹の状態の幼虫。
0627_1aosuji2
最初の写真の左にぼんやり写っていた成虫。
飛び立つ直前の顔。
ケースから飛び出して、妻の胸に体当たりして、おっとっと、と向きを変えて飛び去っていきました。
真っ直ぐ、すご勢いで飛び出すんだもんなぁ。

放蝶は基本的に二人でします。
私は座り込んでカメラを構え、目の前に置いたケースの蓋を妻がそっと開く。
蓋とのすき間から一枚パチリ。
蓋を取りはらって、まだシャッターチャンスがある時は、撮れる限りアリガトネとか呟きながら撮影。
遅かれ早かれ、チョウは勢いよく飛び立っていくのです。
この瞬間を共有するのが楽しいんですよね。

ヤマノイモ

0626_11yamanoimo 2012.6.26
2階まで上がってきたヤマノイモが花を咲かせます。
雨戸を開けると、目の前にヤマノイモがあるのですが、この状態、「芳香」とは言えない香り、が漂います。不快臭とまでは言いませんが、「快く」もないな。

後からオーシャン・ブルーが追って上がってきています。
これもタフな植物です。
日光の奪い合いをするのでしょう。
その分、涼しくなるといいですね。

オンブバッタ

0626_9onbubatta 2012.6.26
オンブバッタというやつは、全く、何でも食う。
この時、おまえ、花びら食うきじゃないだろな、と言ったんですがね。
0627_14onbubatta 6.27
妻が、あら、花びら食べちゃったの誰かしら、というのですが
よく見てみなよ、オンブだよ。
あらホントだ。
というわけでした。

以前はオンブバッタは単子葉植物の細い葉を好むと思い込んでいたのですが、なんのなんの。双子葉だろうが、葉でなく花びらだろうが、なんでも食います。
何というやつでしょうね。おどろきあきれています。

ネコハグモ

0626_8nekohagumo 2012.6.26
ネコハグモの標準スタイル。
脚を縮めて、頭胸部を覆ってしまう。
ネコハグモと目が合う、ということは非常に少ないです。
いつも隠しています。
ネコハエトリは正面から目が合うのにね。
同じ「ネコ」の名をもらってもずいぶん違う。
おそらく、褐色系の体色からの命名です。

ヒメグモ

0626_5himegumo1 2012.6.26
ヒメグモの巣です。不規則網ではあるのですが、いちおう「底」というか「床」があるんですね。
まだ、枯葉などを吊るしてその下に身を隠す、という状態にはなっていません。
もう少し成長してからの行動なのかな?

ナンテン

0626_4nanten1 2012.6.26
ナンテンの実が熟してきました。
と思って撮影したら、クモの糸が張り巡らせてありますね。
こういう張り方をするのは何というクモか、よくわかりません。
クモ本体も見えないし。
0626_4nanten2
ここはあまりクモの糸は見えません。
でもずいぶん実が落ちている。
なかなかちゃんとは稔ってくれません。
でも、多分、実でここへ移動してきたはず。
いくつかは稔るでしょう。

マツバボタン

0626_3matubabotan1 2012.6.26
久しぶりに楽しんでいるマツバボタン。
ぱっとみて中央に見えているのはオシベ。
じゃ、メシベは?
0626_3matubabotan2
なるほど、中央に白い色で伸びていますね。
先端がいくつかに分かれているようです。
0626_3matubabotan3
ざっと見、メシベの先端は8つくらいに分かれているように見えますね。
花粉がくっきやすいような、細かい毛があるようです。
自家受粉を避けるような方策はさしあたって見えません。
時間的なズレがあったのかもしれませんね、見そびれたけど。

2012年7月11日 (水)

ハイブリッド車

0626_1hybrid 2012.6.26
ちょっと前に「ハイブリット」というのを見て、ちょっとなぁ、と書きました。
今回は、ちゃんと「ハイブリッド」です。
これもトラックです。
0703_2hybridcar 7.3
これもトラック。

乗用車のハイブリッドは有名で売れているようですが、こうやってみていると、働く車にも結構ハイブリッド車が多いんですね。知りませんでした。

将来の自動車がどうなっていくのか、関心はあるんですが、私個人としては今乗っている軽自動車がおそらく人生最後の車になるのだろうと思っています。

ガソリン

0626_1gasolin 2012.6.26
ガソリンのタンクローリーの写真。
分かりやすくていいですね。
16000kg÷20000L=0.8kg./L=0.8g/cm^3
レギュラーガソリンは比重約0.75とかいいますので、ジャストですね。
ガソリンと灯油と両方積んでいたりすると、計算が面倒。単一だとわかりやすい。

小麦粉とかね、フライアッシュとかね、密度を計算してみると、へぇ、と意外と面白いこともあるんですよ。

アゲハ

0625_10ageha1 2012.6.25
アゲハが羽化しました。
この後
0625_10ageha2
翅を激しくふるわせてから、ケースを飛びだしていきました。
フラッシュを使っていて、体はぶれていませんが、翅がぶれています。
それだけ翅を激しくふるわせているのです。

今年はまだクロアゲハなどが来ていません。
そのうち来てくれるんじゃないか、と期待しています。

ササグモ

0625_8sasagumo1 2012.6.25
葉のこちら側にササグモがいました。
で、この葉の向こう側に
0625_8sasagumo2
脱け殻がありました。
位置関係の状況から推察するに、この脱け殻を残して脱皮したのが、最初の写真の個体ではないでしょうか。
成体になったのだと思います。
0625_8sasagumo4
これはまた別の個体。
オスですね。
4対の単眼が全部見えます。
どこからみても、観察者と「目が合った」気分にさせられるのは、この配置のせいです。
こうやって真上から見てもこちらを見ているように感じますものね。
ハエトリグモほど正面の一対が発達しているわけではありませんが、それでもおそらく正面の一対の単眼が餌を取るときの主役でしょう。

ヒメグモ

0625_7himegumo 2012.6.25
ヒメグモの季節到来。
去年、卵のうを守り、孵化した幼体に餌を与えて「育児」をするところを見ました。
あの時の子どもたちですかね、庭のあちこちで一斉に巣を営み始めました。
まだ幼体ですけどね。
0626_5himegumo2 6.26
最初のはランタナでの営巣。
これはサザンカでの営巣。
サザンカでは、今、3個体がいます。
0626_5himegumo3
まるっきりボールですね。
ちょこっと脚が見えてかわいい。
0626_5himegumo4
真ん中の「ボールちゃん」が一番小さい個体です。
糸が震えて、日光を分光して、きれい。
そのうちまた、子育てが見られるのかな。
楽しみですね。

マツバボタン

0625_4matubabotan1 2012.6.25
マツバボタンのつぼみ、3色です。
0625_4matubabotan2
お楽しみください
0625_4matubabotan3
久しぶりにマツバボタンの種をまいてみたのですが。
マツバボタンってこんなにおおぶりで豪華な雰囲気の花でしたっけ。
記憶に残っているのはまるで砂粒のような種がすごく面白かったこと。
花のイメージがよくわからないのです。
もっと小さくて楚々としていたような。
記憶ってあいまいだなあ。


ホウセンカ

0625_3housenka 2012.6.25
ホウセンカの弾ける実は有名。
ですが、花が咲いている時に子房をちゃんと見たことがない。
花の中央部に子房が見えます。
ただね、オシベとメシベがはっきり分離して見えないんですね。この状態では。
細部にわたってみると、結構複雑な構造の花です。

フウセンカズラ

0625_2huusenkazura1 2012.6.25
これは胃にこたえることはありません。
今年もこれから、ずぅ~っと長く、人の目を楽しませ、虫の食欲に応じてくれるでしょう。
小さな花なのですが、蜜があるのかな、虫たちに人気です。
0625_2huusenkazura2
緑の小さな風船が膨らみ始めたら、そっとつまんでみてください。
気持ちいいですよ~。ふわふわ、ぽわぽわ。
猫の肉球も気持ちいいけど、フウセンカズラの緑の実もいいものです。
おすすめです。

どら焼き(こわい)

0624_3dorayaki 2012.6.24
とあるスーパーにて。
以前、広告で見たことがあるのです。
どら焼きのカステラ生地というのですか、その間にアンコがあるという基本構造はいいとして、そのアンコが「柱状」なんですよね。
おぉ~こわっ。
ついに実物を見てしまった。
~こわ

私、アンコは全くダメなんです。
見ただけで胃が酸っぱくなる。食欲が減退する。
「絶賛どら」というのが商品名のようです。
カステラ生地の直径より、高さの方が大きい。
糸巻きみたい、ともいえますかね。

アンコ苦手じいさんには恐怖のどら焼きなのでした。

サキグロムシヒキ(か)

0624_2abu 2012.6.24
中原街道の信号にて。
いつ飛んで来たのかよくわからないのですが、気づいたらフロントガラスにくっついていました。
大きな道ですので時速40kmを少し超えるような速さで走って、風圧で翅がはためいても飛び去らない。ずっとへばりついたまま。
しょうがないから、内側から一枚だけ撮ったら、飛び去りました。
なんだろね、写真撮ってじゃないでしょ。

ムシヒキアブの仲間であることはわかります。
背中側が見えなかったし、種類はよくわからないのですが、腹端部が黒いからサキグロムシヒキではないか、と考えました。
あってますでしょうか。

2012年7月10日 (火)

アオスジアゲハ:2

0624_1aosuji4 2012.6.24
カエデの木の高いところへ移動しましたのでこんなアングルになりました。
これで電車の架線や電柱がなければ最高なんですけどね、ま、仕方ない。
0624_1aosuji5
ゆったり翅を開閉し始めました。
薄青白い模様のところは半透明で、向こう側が透けているのが分かります。
きれいですねぇ。
0624_1aosuji6
さあ、行くかあ、という感じですね。
翅に力感があふれています。
ぎりぎり、翅を開いたところが撮れました、嬉しかったな。
0624_1aosuji7
ふっと、翅を持ち上げて、はばたき下ろすともう視界から去っていきました。
なんだか、夢を見ていたような気分です。
ふっと力が抜けたような、充実感と吐息の混じった瞬間なのです。
飼育者冥利に尽きる瞬間です。

アオスジアゲハ:1

0624_1aosuji1 2012.6.24
羽化しました。
アゲハの羽化は比較的タフで、多少条件が悪くてもなんとかなるんですが、アオスジアゲハの羽化はセンシティブでして、ちょっと足場が悪かったりすると羽化に失敗します。一度落ちると、リカバリーはかなり難しい。
緊張します。
蛹の周囲にティッシュペーパーを垂らしてやるようにしてからは、羽化はほぼ全部成功していると思います。
0624_1aosuji2
いい顔しています。
撮影しながらつ い、よかったね、いいお顔だね、と声をかけてしまうんです。
他人がみたら、変な爺さん、変な夫婦に見えるだろうなぁ。
0624_1aosuji3_2
ケースを飛びだして。カエデの木にとまりました。

この、放蝶のときに、アゲハはゆったりと翅を開いたり閉じたりして、両面が見られるんです。アオスジアゲハは、飛び立つ瞬間に翅を開くだけで、内側をのぞかせてくれることはほとんどないんですね。
今回も、ここまでのところ、翅を開いたところを撮らせてくれませんでした。

続きは次の記事。

オンブバッタ

0623_8onbubatta1 2012.6.23
オンブバッタの幼虫。
体の大きさではなく、翅の有無で見てください。
不完全変態昆虫は、終齢のときに、短い翅の芽のようなものがあり、最終脱皮で翅が完成します。
この写真のものは、いずれもまだ幼虫です。
大きなチョウの幼虫のように葉を縁からかじりとる、のではなく、葉の表面を削ぎ落とす、という食べ方をしているようです。
0623_8onbubatta2
表面を削いでいって、裏面に達すると「穴が開く」ということですね。
いろんな葉に穴が開いています。
こういう食べ方の結果のようです。
今年は、赤ジソは今のところ無事で、ホウセンカの葉が穴だらけにされています。

ヤマトシジミ

0623_6yamatosijimi_2 2012.6.23
マツバギクの花にヤマトシジミ。
マツバギクという花はあまり昆虫を呼ばないように思っています。
翅が傷んでいますね。
翅が傷もうと、飛べる限りは飛ぶ、生きられる限りは生きる。
チョウの意志です。
ヒトは学ぶべきですね。
こういう姿を見るといつもそう思うんですよ。感傷的すぎるかな。


(多分)ブチヒメヘリカメムシの幼虫

0627_12kamemusi1 2012.6.27
ゼニアオイの成熟中の実の裏です。
卵に変化が起こっているように見えます。
他のところを見たら
0627_12kamemusi2
赤い幼虫がいました。
かなり熟した実です。
0627_12kamemusi3
先に孵化したのもいるのでしょう。大きな幼虫もいました。
状況証拠的に、この幼虫たちはブチヒメヘリカメムシの幼虫であると考えられます。
確定とはいえませんが、一応、幼虫を見た、ということにします。
ケースにでも取り込んで孵化してくるところを見ればいいのにね。
根気がなくなって来たなぁ。

この後、ゼニアオイは高く立ち上がっていた分が倒れてしまったので、カメムシの追跡はできなくなりました。
ゼニアオイ自体は、背が低くなった状態でまた花をたくさん咲かせています。

ブチヒメヘリカメムシ

0623_4kamemusi1 2012.6.23
ブチヒゲカメムシのすぐそばです。
手前に成虫がいて、向こうに卵が見えます。
こういう位置関係だと、このカメムシの卵だろうと考えるのが自然でしょう。
0623_4kamemusi2
卵。ホオズキカメムシの卵と似ていますが、識別するほどの眼力はありません。
0623_4kamemusi3
やはりこれはこのカメムシの卵ですね。
成虫の大きさに対して卵がずいぶん多い感じがして、戸惑いを覚えました。
0623_4kamemusi4
で、この成虫です。
一見、ヒメナガカメムシに似ていますが、少し大型です。
腹部の縁のこういう模様はヒメナガカメムシにはありません。
翅は透明感があります。
{上に写っている個体は、ゼニアオイの花に潜って来たということが明らかですね、花粉がくっついてるよ。}
調べてみたら、ブチヒメヘリカメムシではないかと思います。

虫ナビでは
カメムシ目 > ヒメヘリカメムシ科 > ブチヒゲヘリカメムシ
としていました。

福光村昆虫記では
ブチヒメヘリカメムシ(ヒメヘリカメムシ科)
としていて、注記として

注:Stictopleurus punctatonervosus(Goeze)は、触角が斑になっているわけではないので、ブチヒゲヘリカメムシという名ではないようです。

となっています。

私の個人的な見解としましては・・・
私が見たのは、ヒゲに「ブチ」はない。
ヒメヘリカメムシ科の、体の縁に「ブチ」がある種類、であるならば、
ブチヒメヘリカメムシとするのが妥当ではないか
と考えます。専門家でも何でもないので、信用しないでくださいね。

ブチヒゲヘリカメムシだと、ヘリカメムシ科でヒゲにブチがある種類、ということになるような気がするんですね。

で、一応、私はこれを「ブチヒメヘリカメムシ」と記録しておくことにします。

ブチヒゲカメムシ

0623_4butihigekamemusi1 2012.6.23
ゼニアイオの花にて。
わっと集まっています。
求愛行動をしているのもいます。
0623_4butihigekamemusi2
交尾中のカップルに割りこもうとするオスもいます。
0623_4butihigekamemusi3
交尾中のカップル。

ところで、「ブチ」というのは「まだら」ということですよね。
触角を見て頂くと、白いまだらが入っていますので、これが名前のもとでしょう。
次の記事のカメムシで、このことを蒸し返します。

マツ

0622_7matu1 2012.6.22
今年はマツが元気。
緑色がすごくきれいです。
マツボックリも成長中。
0622_7matu2
ちょっとだけ凝った撮り方をしてみました。
茂ってる、という感じが出ましたでしょうか。

ツマジロエダシャク

0622_5tumajiroedasyaku1 2012.6.22
なんだかこう、しゃっちょこばったような、袴をはいたいるような。
初めて見るガです。
0622_5tumajiroedasyaku2
ね、裃(かみしも)でも着用しているような雰囲気。

エダシャクの仲間だろうな、と見ていったら、ツマジロエダシャクに行きあたりました。
虫ナビでは「まるで折り紙で作ったような姿のエダシャク」という形容をしていました。
成虫は樹液を吸い、幼虫はクスノキの葉を食べるそうです。
クスノキはアオスジアゲハのために育てた木ですから、当然ちゃんとあります。
なっとく。
幼虫をちゃんと見ていません。探さなくっちゃね。

2012年7月 9日 (月)

一緒の日々をありがとう

朝日新聞に「いま子どもたちは」という長期連載がありまして、今回のシリーズは自閉症の女の子の話でした。同学年の子どもたちが織りなすすばらしい環境の中で成長してきました。中学校を卒業することになりました。

★お母さんの言葉

 娘は、今でもパニックを起こすことがある。外出先で床に仰向けになって手足をバタバタさせる。必死に抱きかかえる(おかあさん)は、周りから白い目で見られる。
 でも、手を差し伸べてほしいとは願わない。「理解して、見守ってほしいんです」。同級生たちとの10年余の月日は「本当に恵まれていた」と感じる。

★おじいさんの言葉

 祖父(76)は、「同級生の子たちは卒業後、どこかで障害のある人に出会っても自然に助けてくれるはず」と話す。

★この言葉、実は私自身の言葉でもあったので、心に染みました。
私のホームページ「案山子庵雑記」に、自己紹介を載せてあります。
教師としてのすべての年度当初の授業で、必ず1時間、障害者である自分を紹介し、考えてもらう時間を取りました。
途中から、プリントに内容をまとめ、配布し、ピックアップしながら話をするようになりました。このプリントの冒頭部分をご紹介します。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/essay/profile.htm

「障害があるのに」ではなく「障害があるからこそ」の生き方をすることに意志決定したのでした。教職ならば、生徒たちに障害者としての肉体をさらし、障害者としての生き方をさらして、私と接した生徒は、次に別の障害者と出会う時には、それなりに障害者差別から解放された接し方ができるようになるのではないか、そんな気がしたのです。

[自己紹介 2004年度版]
        およそ深い泉の体験は、徐々に成熟する。
        何がおのれの深い底に落ちてきたかがわかるまでには、
        深い泉は長いあいだ待たねばならぬ。
        (泉に)石を投げ込むことはやさしい。
        しかし石が底まで沈んだとき、だれがそれを取り出すことができようか。
                             ニーチェ「ツァラトゥストラ」(手塚富雄訳、中公文庫)

☆1 こんにちは
 君達の心の泉に石を投げ込みたいと思います。10年後の君達の心に何が残り、何が生まれているでしょうか。10年後に「効き目」のでてくるような石を放り込みたいと思います。今日私と出会い、1年間つき合ってくれたら、今度別の障害者に出会うときには、君達は何も知らない人とは確実に違ってしまっている。私はそれをもくろんでいます。私は君達を巻き込みたいと思います、「障害者と共に生きるという豊かな生き方」にね。そして、これからの1年間を始めるにあたって一度じっくり考えてみませんか?というのが今日です。

  ●ついに疑うこと自体を疑うに至るまで疑いつづけること―――それが事物を見るための火打ち石である。進歩とは、疑問符のつみかさねである。
  ●簡単に咲く花は、簡単に散る。
  ●きみとぼくとは、いま、ここに、たしかに存在しているか?―――生きるとは、しょせん答えていくことである。創造とは、主体そのものである。内部からの問いかけをだきかかえていないものは、そこによこたわっているにすぎない。

★ね。

今度別の障害者に出会うときには、君達は何も知らない人とは確実に違ってしまっている。私はそれをもくろんでいます。私は君達を巻き込みたいと思います、「障害者と共に生きるという豊かな生き方」にね。

これが、私の教師としての基盤なんです。これを私の生き方にしたのでした。
巻き込まれたあと、どうなっていったのかは知る必要はない。それぞれの人がそれぞれの生き方をしてくれればいい。

もう一つ。
「10年後に「効き目」のでてくる」ような教育をしたかった。
教育という営みは、すぐ「結果が出る」「成果が出る」ものではありません。
人の成長の支えなんですから。
学級通信で
「もしよかったら、10年間、この通信を保存してくれないか。10年後に読み返して、私の言ったことがもう古臭くてどうにもならないものなのか、10年後にも生きている言葉なのか、吟味してくれたら嬉しい」
こんなこともずいぶん言いましたっけ。

成果が出ない学校は切り捨てる、という傾向も生まれていますね。
教育の主人公は「生徒」なんですよ。
生徒が人間として成長していく、それを一体「なにによって『測る』」気なんでしょうね。
神にでもなったつもりですか?

ナメクジ

0621namekuji 2012.6.21
最初、なんだかよく分かりませんでした。
よ~く眺めてみたら、枯れ草の茎に縦にナメクジが上がっていったんですね。
上が頭になっています。
どうも、ナメクジというと、地面とか、壁面とか、「平らなところ」で見かけるという先入観があって。細い茎をあがることもできるんだと、失念していました。
ナメクジにとってそんなことごく簡単なことであるはずですが。見る目が偏っていたんだなぁ。
反省しなくっちゃ。
{「日々はんせい堂」でアルバイトしようかな。}

★昔見たのか、聞いたのか。カタツムリは日本刀の刃の上を歩くことができるそうです。決して体が切れてしまうことはないそうです。ナメクジも同じでしょうね。


古いカレンダー:2

0621_cat3
おかあさんと。
おねえちゃんとに。
舐めてもらって。
シアワセ。

しあわせを写真にするとこうなります。
-------------------------------
0621_cat2_2
これ、物理の教材にしたかった。
舌が波源。1秒間に舌を出す回数が振動数。
波の速さが等方的なら、円形波になる。
1秒間に作った波の数(振動数ν)×波長(λ)=最初の波が1秒間に進んだ距離(波の速さv)
v=λν
いろいろ使えるんだよなぁ。

古いカレンダー:1

0621_cat1
20年も前の「猫めくり」というカレンダーです。

ラベンダー

0621_1lavender1 2012.6.21
結局、3本、成長中。
0621_1lavender2
少しかじられたような跡がありますが、食べ尽くされることなく、成長し始めています。
0621_2lavender
本葉もなんとか成長してきました。
種まきのタイミングがずれてしまったようですが、のんびりどうぞ。
「咲かぬとちょんぎるぞ」なんていいませんから。
植物の生きる姿にも寄り添って行きたいと思う夫婦です。

ホウセンカ

0620_6housenka1 2012.6.20
今年はホウセンカがうまく成長・開花しています。
色もたくさん。きれいですよ。
0620_6housenka2
日照と草丈になんとなく関係がありそうな気がしています。
線路際のホウセンカは、強い日差しにさらされているのですが、背が低い。
庭の中の、半日陰のところのものは、背が高い。
そんな気がします。
強すぎる日照は苦手なのかな。
0620_6housenka3
背も高く伸びて、茎も太くなって、花がどんどん咲いているのですが、双葉が残っている。
これ、ちょっと面白いですね。
双葉は双葉で少し成長して、元気に光合成を続けているようです。
今回気づいたことです。

シラヒゲハエトリ

0620_5sirahigehaetori1 2012.6.20
今年はネコハエトリをあまり見ていません。
シラヒゲハエトリにはこれで2回か3回目の出会い。
0620_5sirahigehaetori2
「白ひげ」のゆえんが分かるような写真が撮れました。

私もなぁ、髪もヒゲも、「しらが」が多くなった。
ひげはもう白黒半々くらいかな。
「シラヒゲカカシ」になりつつあります。
{運転免許を更新して、5年前の自分の顔と比べて大きく変わったのは、髪もヒゲも白くなったことでした。}


キンシバイ

0620_2kinsibai1 2012.6.20
ビヨウヤナギはあちこちで見かけるようになりましたが、キンシバイは、家の周辺では一カ所でしか見かけません。
0620_2kinsibai2
郵便局へ行く途中の六郷用水跡の水路脇。
もっと雑然と茂った方が楽しい気もしますが、区の方で、手入れをしています。
水路も定期的にきれいにしてしまうので、ヤゴは住めませんね。残念。
人の歩く道に接した、浅い狭い水路ですので仕方ないですね。
きれいな水が流れている、というだけでも都会では歓迎されるのでしょうが、生態系は成立しません。

水車のある方の水路は、深いし、コイやカメがいて、ある程度安定した系を構成しています。
ですから、オタマジャクシが生まれて育ったり、たまに、アメリカザリガニも釣れます。
人の道と分離して、簡単には入り込めないようにしてありますから可能なんですね。

花はそれなりにあるけれど、虫の少ない散歩道です。

ハラビロカマキリ孵化

★前の記事でなんだか「悟った」ようなことを書きましたが、何にしても命が「生まれる」ということの喜びといったらないですね。

0619_12harabiro1 2012.6.19
今年は2回もハラビロカマキリの孵化に立ち会うことが出来ました。
この卵鞘は、頂いてきたものですので、我が家の庭で産卵されたものに、別の系統が入ることになり、遺伝的に大歓迎ですね。

前幼虫の形で出てきて、脱皮して幼虫になるという過程が、この写真の中に入っています。
前幼虫では脚や触角が体の前にたたまれているということも分かります。

0619_12harabiro2
こちらは幼虫。
0619_12harabiro3
強そうでもあるし、赤ちゃんでもある。という状態。
赤ちゃんは皆かわいい。
{このかわいさに、じいちゃんはもうかなわない、お手上げだ、という状態ですね。}

複眼全体が黒いのは、生まれたての特徴ですね。
全体で光を吸収して外界を見ているということでしょう。
形態視などはまだ不完全なのかもしれない。立体視もまだ不完全でしょう。
そのように想像されます。

★7月8日の朝日歌壇にこんな歌がありました。
馬場あき子選
糸屑のようなカマキリ芥子粒のような虫食む初夏の半球:(新潟市) 太田千鶴子

おみごとです。
ショウジョウバエのようなごく小さなハエやアブラムシなどを食べます。
ちゃんとカマでがっしり捕まえて。
小さな赤いアリを与えたら、蟻酸をかけられて倒れました。(過去の経験)
今の季節、オンブバッタなども幼虫から成長中。
格好のエサです。
食べるものと食べられるものが、共に成長していきます。共にすくすくと。
不思議な感懐に包まれます。

セマダラコガネ

0619_8semadarakogane 2012.6.19
なんだか、触角もどうなっているのか分からないし、脚も妙な具合だし、危機をくぐりぬけてでもきたのでしょうか。
考え込んでしまいました。
生きられる限りをひたすらに生きる。
そうなんだよな。それっきゃないんだよな。

★別件:今朝、NHKをかけ流していたら、進藤兼人さんの話が流れていました。ちゃんと視聴していたわけではないので、いいかげんですが、「生きている限り生き抜きたい」という言葉が話題にのっていたように思います。

恐れ多いことながら、私とっくに、そう思い、そう書き、そう生きてきました。
「生まれた」ということは人生最大の偶然ですからね。生まれた以上、生きるっきゃないでしょう。自分に生きる力があるのなら、その力にしたがって生きればよい。そういう力の消える時、生きることにしがみつくことはない。無理やりぶったぎることもないし、無理やり引き延ばすこともない。ただ生きるだけです。

生物みんなそうなんですよ。
動物も植物も。
生まれたものは死ぬんです。
生きられる間を全力で生きているのです。
ただそれだけ。
ごく単純明快なんですが、人間の欲望の果てしないことですね。

イエユウレイグモ

0619_2yuureigumo1 2012.6.19
あちこちに出現。
0619_2yuureigumo2
どう考えても餌の昆虫がやって来る場所じゃないと思うんだけどなぁ。
ハエトリグモのように、走りまわって、壁の内側とか天井裏とかいろいろ探索して歩けば、自分の大きさに見合った餌もあるでしょうけれど。
何を食べて生きてるんだろう?
{カスミを食ってる仙人蜘蛛なんじゃないか}

名前のせいもありますが、なんとなく影の薄いクモです。
アシダカグモなど、迫力満点なんだけど。

Valeric acid

★何かをけなすとか、持ち上げるとか、そいうい意図は全くありませんので、そのおつもりで読んでください。新聞の広告に

「バレリアン」は、ヨーロッパ原産の伝統ハーブ。根から抽出されたエキスは心地よい休息に役立つはたらきがあるといわれています。しっかり休んで、朝から快適なスタートを切りたい!という方におすすめです。

こういうのがありました。
バレリアン辞書で調べますと

valerian:{名詞} 植 カノコソウ;その根を乾燥して作る神経鎮静剤.

かのこ‐そう【鹿の子草・纈草】オミナエシ科の多年草。東アジアの温帯に分布し、日本の山地草原にも自生。5~6月頃、淡紅色の小花を密生。根茎は生薬の纈草(ケツソウ)根で、鎮痙剤。ハルオミナエシ。<季語:春>[広辞苑第五版]

こういうものですから、ハーブのお好きな方はお使い下さって、何か問題があるとかいうのではありません。
理科おじさんが何かぶつぶついってるから心配だということはありません。
ただ、化学教師としての経歴がね、内心にやっとさせるものがありましてね。

★吉草酸とイソ吉草酸
Valeric_acd
これ、valeric acid = 吉草酸 という物質の構造式です。
炭素が5個あるカルボン酸ですから、「ペンタン酸」と呼ぶのが正式名(系統名)です。
valeric という名前から分かるように、カノコソウから初めて発見された、と聞いています。

さて、次の構造式を見てください。
Isovaleric_acd
炭素は5個あるのですが、これを化学の方では、炭素4個の鎖の、カルボン酸の炭素を1番として3番目の炭素にメチル基がついたものと見ます。
そこで、系統名は「3-メチルブタン酸」というのです。
よく似てます。炭素の位置が一つずれただけ。
で、「吉草酸と『同じ=iso』だけど、構造が異なっている」ということで、慣用的には「イソ吉草酸」(isovaleric acid)というんですね。

・そうなると「大変」
ウィキペディアの吉草酸の項では
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E8%8D%89%E9%85%B8

吉草酸
・・・
足の裏の臭いはこの異性体であるイソ吉草酸が原因である。閾値が非常に低いことから、悪臭防止法の規制対象となっている。
・・・

などと書かれています。

さらに、
http://ja.wikipedia.org/wiki/3-%E3%83%A1%E3%83%81%E3%83%AB%E3%83%96%E3%82%BF%E3%83%B3%E9%85%B8
3-メチルブタン酸 では

 3-メチルブタン酸(3-メチルブタンさん、3-methylbutanoic acid)またはイソ吉草酸(イソきっそうさん、isovaleric acid)は、多くの植物、精油に見られる天然の脂肪酸である。水にはやや溶け、多くの有機溶媒にはよく溶ける無色透明、揮発性の液体である。
 イソ吉草酸自体にはチーズもしくは汗、足、加齢による口臭のにおいのような不快感を伴う刺激臭があるが、そのエステルは快い芳香を持つため香料として広く使われている。

とあります。

まぁ、くさいです。酪酸と並ぶ代表的な悪臭物質ですね。

しかし、嗅覚というものは不思議なものですね。炭素・水素・酸素の原子の数は同じなのに、メチル基が一つずれただけで、ハーブから超悪臭物質になってしまうのですから。
分子の形を「嗅ぎ分け」られるんですね。

★私の自分のHPから引用。

 カノコソウ属植物(Valeriana)の根の精油中に存在します。「不快な変質チーズ臭」を有すると辞書にはありましたが、むしろ汗臭さのもととして有名だと思います。蒸れた靴、蒸れたTシャツ・・・などを想像してみてください。昔、i-吉草酸を使った実験をやったあと、同僚の独身教師が家に帰ったら母親に「あんたまた靴下かえてないんでしょっ!!早く脱ぎなさい!!」と叱られたそうです。汗でぬれたジャージをロッカーに入れたまま夏休みに入って、9月新学期、扉を開けたら臭気でノックアウト、などという状況を想像してみてください。
ところがこのイソ吉草酸とエタノールが化合した「イソ吉草酸エチル」という物質はリンゴのような芳香がするのです。不思議です。実はこの実験をしていたわけです、上の話は。
 花束にはよくカスミソウを飾りにつけますが、カスミソウにはほんのわずかですが、イソ吉草酸の匂いが漂うのです。敏感な人は嫌うようです。この匂いのしないカスミソウの開発が研究されているようです。
 ところで、赤ちゃんの吐く息には、独特の乳臭さがあります。大人がそんな匂いを漂わせたら、総スカンですが、赤ちゃんは別。甘酸っぱい、発酵したような、乳臭さがかわいさを引き立てます。実はこの匂い、イソ吉草酸の匂いが入っているのです。そこで、欧米ではカスミソウを、「Baby’s  breathe」と呼ぶことがあるようです。粋なネーミングですね。

おかしいでしょ。想像しただけでノックアウトされそうですね。

ある学校に勤務していた時のこと。同僚の先生が、3年生の選択化学で、イソ吉草酸エチルの合成実験をやったのです。その学校の化学実験室は5階にあって、ちょうど真下の4階が家庭科の調理実習室。
悪臭が校内に漂い始めて、調理実習をしていた生徒たちが騒然となり、鼻を頼りに悪臭源を探り始めたんですね。鼻をくんくんさせながら、5階に上がってきて、化学実験室の前で、ここだっ!ここから匂いが出てる!、と探り当てられました。人間の鼻もまんざらじゃない。大騒ぎだったな。

私はもう、懲りてましたので、エステルというと、セメダインの香りとかいって、酢酸エチルを合成したり、サロメチールの匂いだよと、サリチル酸メチルを合成しましたね。

★いやいや、話が飛んで歩きました。
「バレリアン」にまつわる思い出。
でした。

2012年7月 6日 (金)

ホップ

0618_8hop 2012.6.18
ホップの先端。
何年も前に、ダイニングの窓の前の緑のカーテンにホップを伸ばしたことがありますが、1年切りでやめたのではなかったか。
その時花が咲いたという記憶もなし。
今年、その場所とは家を挟んでほぼ反対のような場所に生えてきました。
どこから来たんだ?
やっぱり鳥の種まきか?
この写真を撮った時、蔓は直立していて、こんな風にすっくと立っていたのですが、その後強風で倒されて、今は、そばの木になんとか先端を伸ばして立ち上がろうとしているところです。
ホップの花が咲くのなら見てみたい、とは思いますね。
飲兵衛時代にも好きな酒ではなかったけれど、ビールの苦さのもとなんでしょ、ホップの花って。
咲かないかなぁ。


ミズヒキ

0618_7mizuhiki 2012.6.18
ミズヒキが咲き始めています。
この、「舌をぴっと出した」ような姿が好きです。

もう少し開きますけれど、開いた時の花弁のようなものは萼です。
結構長く咲いていて、なんとなく、嬉しい気分、という花ですね。
タデ科です。

ハラビロカマキリ2態

0618_5kamakiri1 2012.6.18
ランタナのつぼみの上。
カマキリの子は警戒態勢。
ひょっと伸びあがったような姿勢で固まってます。
このカマキリの幼虫にとって、このアリは大きいので餌にはならないし、アリの怖さをどこかでしったかもしれません。小さななりを攻撃して、蟻酸を吹かれて閉口したとか。
もし、アリがカマキリの方へ向かってくるようだったら、飛びすさるでしょう。
緊張の一瞬ですね。
アリはカマキリなんか認知してませんね。
見えてても無視でしょう、利害関係なしだから。こんなやつが襲ってくるわけもないし、と思っているでしょう。

0618_5kamakiri2
こちらはホトトギスの葉の上。
ひたすら待ち伏せの態勢。

何匹が成虫になれるかな。

おはずかしい

0618_1hasamimusi 2012.6.18
コンパクトデジカメで。
ハサミムシの幼虫が走っています。
1cmないです。止まってくれない。
コンパクトデジカメはどこにピントを合わせるか、迷って時間がかかる。
どうでもいいから、シャッター落とせよ、ボケてても文句なんか言わないからさぁ。
とぼやきつつ、何枚か。
結局、この一枚だけ。

0618_2konbouyasebati 6.18
同じ日の昼。玄関を出たとたん、何かが飛んでいく。
コンボウヤセバチみたいですが、確認はできません。
持っていたのはデジタル一眼。
勘でレンズを向けてシャッターボタンを押す。
こんな姿がぼんやりと。
まぁ、とにかくシャッターが落ちてくれたことには感謝。
ボケてても文句は言いませんが、恥ずかしい。
こんな写真しかお目にかけられませんでした。
ま、それでも、ユーザーの意志に従ってくれるのが一番だとは思っています。

顔パターン探しなんていらないよ。
人の写真なんて撮ったことない。
虫の顔パターンでも探しておくれ、っと。

カナヘビ

0617kanahebi 2012.6.17
妻が携帯電話で撮影してきたものです。
いつも見るカナヘビより色が濃くないかな、と気になったそうです。
周りとのコントラストでそう見えますが、カナヘビでいいようですね。
脇の白い線はカナヘビのもの。
パソコンにメールで送ってもらって眺めてみたら、体を葉っぱに乗せて乗り出し、手をだらんと垂らしているようですね。
なんか、くつろいでいるというか、ずぼらな格好をしているというか。
ですね。

0623_3kanahebi1 6.23
イチイというのか、オンコというのか、の木の上。
地上から1mくらいの高さです。
なんとなく、イメージ的に地面を走っている、という感じだったのですが、木登りしますね、カナヘビは。
0623_3kanahebi2
このカナヘビは腹部はごく普通。
腹部が大きく平たくなっていたり膨らんでいたりするカナヘビも見かけています。
あれがメスだとすると、これはオスか。わかりません。

0623_3kanahebi3
頭部のアップ。
白っぽい丸いぽちがありますね。これが第3の眼。
光を感じます。頭頂眼のなごりですね。

両棲類のカエルがいて、爬虫類のカナヘビやトカゲがいて、哺乳類の私もいて。鳥さんも来るし、虫はいっぱい、クモもいっぱい。

いやぁ、生態系の庭だなぁ。

テッポウユリ

0617_6teppouyuri 2012.6.17
我が家の実生のテッポウユリ。
先輩の先生と園芸の話をしていて、我が家では実生のテッポウユリを育てています、とか、イチゴの種蒔きはおもしろい、なんてやってたら、シーオニオンを頂いてしまった、という経緯のある、テッポウユリ。

花の数は少ないのですが、毎年この流麗な花を楽しませてくれます。
ユリを実生でやると、時間かかりますよ、でも面白いですよ。

モノクローム または 白と黒

0622monochrome2 {写}
これ、「ニュートン」という科学雑誌の、表紙の右下の部分です。
地震や原発事故の特集だったので購入しました。定期的には買っていません。

さて写真ですが、一番下が「なにもしない」で撮影したもの。普通のカラー写真です。

「暗記グッズ」とでもいうのでしょうか、緑や赤の透明下敷きというのを売っています。
覚えるところを赤いサインペンでマークしておいて、緑の下敷きを乗せると、真っ黒になって見えなくなるので、その部分を思い出さなければならない、というやつです。
写真中央は緑の下敷きを乗せて撮影。
一番上は目には赤く見える下敷きを乗せて撮影。どうもこの「赤」、単色じゃないようです。

ま、おおよそ「単色の世界」になりました。

単=モノ、色=クローム でモノクロームの世界です。
明るさだけの世界になりました。
これをですね、画像処理ソフトでグレイスケール変換というのをやって、「白黒」にしてみました。
0622monochrome2_
白黒の世界なのですが、見え方に微妙な違いがあります。
面白いですね。

0622monochrome1_2
ニュートンの同じ号の裏表紙の広告。
一番下が普通のカラー写真で、真ん中が緑下敷き、上が赤下敷きを透かしての撮影。
ベクトルの矢印が、下から赤、黒、白みたいになりましたね。
自分の肉眼で試すと面白いですよ。
これも白黒にしてみました。
0622monochrome1_
不思議な世界になりました。

白黒の映画や、テレビでも、なんとなく「質感」や「表面の感覚」や、色に関わるイメージは伝わったものです。人間が脳で補うのでしょうね。

モノクロームだと、基本的には明暗の世界になります。
2色の視細胞があれば、色覚が生まれます。
3色性の色覚と同じではないですが、色を識別する、色彩世界を認識するという意味では、同等の視覚です。
4色性の色覚や、5色性の色覚もあるでしょう。

ヒトの不完全な3色性の色覚が最高のものだなどとは思いあがらないことです。

★自分の視覚で実験。
赤や青の下敷きや、セロファンが手元にあるとしましょう。
例示するのは赤ということにしますが、青のものでも同様です。

1:赤い下敷き越しに、室内なり屋外なり、眺めてください。
4,5分もしたら、下敷きなしで同じ光景を眺めてください。
ヘン!でしょ。
赤色に反応する視細胞だけが使われたので、その細胞が感度が落ちているのです。
で、下敷きなしで世界を見ると、赤に対する感度が落ちた状態で色彩を見ますので、実に妙な見え方になるのです。

2:片目の前に赤下敷きを持ってきて、もう一方の目は普通のままにしてしばらく過ごします。
しばらくしたら、下敷きなしで見てください。
左右の目の色に対する感度が変わってしまっていますので、ホントに妙です。
片目ずつつぶって、同じものを見ると、なんで?という気分。
色が違うんですもの。

神経質な方で、そういう感覚の変化に弱い方はやらない方がいいかもしれません。
気持ち悪くなる可能性があります。
ま、しばらくすれば、回復しますから大丈夫。
目の機能に悪影響を及ぼすものではありません。
変な気分を味わって下さい。

★おまけ
下のサイトでみることができる「補色残像」という現象は面白いです。
絶対、あれ?何?これ?となります。
http://www.olympus.co.jp/jp/event/wakuwaku/lesson/04.cfm

実験は簡単、下の通り。
①スタートボタンをクリックすると、補色画像が表示されます。10秒間できるだけ瞬きをしないように、しっかり黒い点を見てください。
②10秒後、マウスのカーソルを画像にあわせると補色画像が白黒画像に切り替わります。すると、白黒画像に色が付いて見えます。

ビックリしますよ~
請け合います。

視線を固定することがポイントです。
補色画像の中央に黒い点がありますから、それを凝視して視線を動かさない。この時はマウスカーソルを画像の外に置く。

で、マウスカーソルを画像上に持ってくると、「色のついた写真」になるはずです。
その後に、視線を動かしてみてください。
実は白黒画像なんですね。

脳がだまされます。快感。

白と黒:2

★反射することが基本性能である「鏡」を使って、「黒」を作ってみましょう。
0622_9black1 6.22
ノートパソコンのキーボードに鏡を乗せて撮影。
フラッシュを使っています。
キーボードはちゃんと写っています。キーボードは表面で乱反射しますので、カメラに光がかえってきます。
鏡に当たったフラッシュの光は反射して液晶画面を照らし、画面から乱反射して散乱。
カメラの側にはほとんどかえって来なかったので、「黒」く写っています。
よく見て頂くと、液晶画面のOFFICE IMEのバーがかすかに写っています。
画面の発光はf10の絞りには暗すぎるんですね。

0622_9black2
上で使ったのと同じ鏡を2枚、V字型にして、上下を左手の指で挟んで、右手でカメラ撮影。
鏡の縁はピンボケ状態で両側に写っています。
その向こうにキーボードが見えます。
黒い部分の真ん中に一本線が見えるのは鏡の合わせ目。
ここを紙で覆えば全くの黒にできますが、そこまですることもないだろう、と。
で、この鏡のV字型に正面からフラッシュをたいての撮影です。
フラッシュの光は、2枚の鏡に反射しながら中へ進んでいきます。
反射する度に減衰していきます。
で、かえってくることができない。
{かすかに光の点が見えるのは、鏡筒部分の反射像です}
Ref_2
以前、「理科おじさんの部屋」で描いた図です。反射角なんかいいかげんなのですが、こんな感じ、というイメージをつかんでください。

★参考↓
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/11th/sci_11.htm
シャボン玉の黒い膜の話がちょこっと載っています。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/39th/sci_39.htm
「暗い水」の観察


↓以前、理科おじさんの部屋でやった、ナイフの替刃が黒く見える話。
http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/6th/sci_6.htm
今回、新たに撮ってみました。
0622edge1 6.22
角度をうまく設定して、各々の刃は、銀灰色の金属であることをまず確かめました。
黒いコーティングがあるとか、そういうことはありません。
10枚くらいの替刃がピタッと並んで包まれていたものです。

0622edge2
少し斜めからフラッシュを光らせて撮影。
側面は銀灰色で、折るための筋が入っています。
ところが、刃が並んだ部分は真っ黒。
入射した光が行きっぱなしでかえってこないからです。

0622edge3
真正面から撮ってみました。
かすかに刃の並びが分かりますが、ほぼ真っ黒け。
入射していってかえってこないということの「すごさ」が実感できる写真です。

★身の回りの「白と黒」について、この「光がかえってくるか否か」という基準で見直してみてください。面白いと思いますよ。

白と黒:1

★葉脈標本
0615_14youmyaku1 2012.6.15
落ち葉が自然に「葉脈標本」になっていました。
「ほぼ」白黒の世界ですね。
私の指や、柵の一部に色があるだけ。
このことに気づいて、積極的に白黒にしてしまいました。
0615_14youmyaku2
画像処理ソフトなんか使ってません。
ただ、単に、フラッシュを使って撮影したらこうなりました。
葉脈は全体が腐る過程で脱色され、無色の線維の束になっています。
絞りは10。
フラッシュを発光させましたので、葉脈からは明るく反射光が戻ってきましたから「白」。
ところが、背景は、肉眼的には木立なのですが、フラッシュ光は行きっぱなしで戻ってきませんし、木陰の光はf10には暗くって、カメラの撮像素子には「光が来ない」ので「黒」なんですね。

入射した光がかえってくれば「白」、かえってこなければ「黒」という写真が出来ました。

2012年7月 5日 (木)

カシワバアジサイ

0617_5kasiwabaajisai 2012.6.17
日曜日、いつも行くプール前。
去年、ここでこの花を初めて認識したのでした。
今年も咲いています。
葉に切れ込みのあるアジサイです。
それで「カシワバ」なのですね。

写真を撮っていたら、顔なじみの方に、これはなんですか?と聞かれて、その時すぐには思い出せなかった、というオマケの恥ずかしい話付き。
調べて、翌週24日、これはカシワバアジサイでした、とお伝えして喜んでいただきました。
すぐ記憶がこぼれる。
情けないなぁ。

アオスジアゲハに寄生

0617_2aosuji1 2012.6.17
アオスジアゲハの蛹の下の方が少し「腰折れ」になって、黒っぽいものが見えます。
0617_2aosuji2
拡大するとこうです。
これ、蛹の体内で、寄生バエが蛹になったのではないか、と思います。
アオスジアゲハに寄生するのはハチよりハエの方が圧倒的多いと感じています。
蛹の体内を食べて、ギリギリまで死なないように食べて、最後、蛹を殺してハエが蛹化します。
0617_2aosuji3
もう一つ、寄生された蛹がありました。
悲しいですね。

寄生バチの場合は、メスバチが針のような産卵管を幼虫に刺して卵を産みつけます。
寄生バエの場合は、そういう「針」のようなものはないので、幼虫の食草、アオスジアゲハの場合はクスノキの若い葉に産卵し、アオスジアゲハの幼虫が卵ごと葉を食べることで寄生します。
食べるという行為が、哺乳類のように「歯ですりつぶして」のみこむ行為ではないのですね。顎でかじり取って丸呑みしているということです。

ですから、幼虫に与えるクスノキの葉を、全部丹念に指で撫でて付着物を取ってやればよい、といわれるのですが、食欲の盛んな幼虫に葉を与えるのにそれだけ手間をかけていられない、というのもありまして。
飼育者の責任もあるのです。つらいですね。

アゲハなどは、幼虫の早い時期に、あるいは卵の時期に、飼育下に置けば、ハチによる寄生はほとんど防げるのですが。
アオスジアゲハの飼育は手がかかります。
それだけ、可愛くなってしまうんですけどね。

アシダカグモ

0617_1asidakagumo1 2012.6.17
天井にアシダカグモがいました。
何げなく一枚。
カメラの背面のモニターで見ると、何か細い物が一緒に写っています。
何か捕獲したのかな、と、もう少し近づいてみました。
0617_1asidakagumo2
この感じはおそらくイエユウレイグモですね。
細長い脚がそう思わせます。
獲物をつかまえて食事中だったので、ここまで近づくことができたのでしょう。
普段だと、さっさと逃げ出すはずです。
食べている最中にはそうそう走れないのですね。
0617_3yuureigumo
いろんなところに、イエユウレイグモがいるんです。
このクモのエサは何だろう、と心配しているのですけどね。
網を張って待ち伏せをします。天井の隅に走ってくる昆虫っているのか?
ゴキブリの幼虫が行くかなぁ?
何を食べているのか、本当に心配になってしまいます。
で、アシダカグモの餌食になってしまった。
ため息が出ますね。

0617_4asidakagumo
同じ日、玄関ドアの脇。
別のアシダカグモがいましたので、これも撮影。
で、妻に、玄関にアシダカグモがいるぞ、といったら
あら、さっきからそこにいるのよ
と、既に気づいておりました。
我が家ではアシダカグモがいても二人とも驚きもしない。
ゴキブリでも探して食べてちょうだい、ですもんね。
我が家においでの節は、玄関のところでアシダカグモが丁重にお迎えしますので、ご苦労さん、と軽く会釈くらいしてやってください。

ガザニア

0616_4gazania 2012.6.16
ガザニアのつぼみ。
例年、鉢植えが玄関前に置いてあるのですが、今年は線路際の柵の下にも植えてあります。
これはその線路際のガザニア。
ま、保育園児たちのお散歩に「花を添えて」あげようという、おばあちゃん(=妻)の作戦ですね。
0618_10gazania 6.18
最初の写真のつぼみが開花しました。
シンプルでいいですよね。
「菊」だと妙に「丹精した」という感じが出たりして、手が出しにくいけど、これは、わぁきれい、と摘んでくれて一向に構いません。
花を楽しんでもらえればいい。
そんなつもりで、線路際にいろいろな花を植えています。

アオスジアゲハ

0616_1aosuji2 2012.6.16
アオスジアゲハの幼虫が前蛹になろうとしているところです。。
0616_1aosuji3
終齢幼虫は歩き回って(ウォンダリングといいます)、蛹になる場所を決め、腹端部を固定し、胸のまわりを糸で固定して、ぎゅっと体を曲げて、蛹になる準備をはじめます。
上の写真ではまだ幼虫の姿が強く残っています。
0616_1aosuji1_2
前蛹の状態。上の写真とは別個体です。
飼育ケースの外側からの撮影で、フラッシュを使っていますから、幼虫が足場として張りめぐらせた糸が光って見えます。
で、黒い点が二つ、なんだか擬人化したくなりますね。これ、目ではありませんので誤解なきように。
この後、脱皮して蛹になります。
0616_1aosuji4
これが蛹。これもまた別個体。
飼育してきた幼虫たちが次々と蛹になろうとしているのです。
そのため、いろいろなステージが一度に撮影できました。

透明感のあるきれいな緑の幼虫が、独特の、多分「葉」に擬態した蛹になります。
不思議ですね。
経験的には、アゲハの蛹よりもアオスジアゲハの蛹の方が羽化の時にセンシティブで、足場を失って落ちることも多いようです。
蛹になってしばらくしたら、蛹を両側から挟むように、ティッシュペーパーを垂らして、上をセロテープで固定して、滑らない足場を作ってやると、羽化時の失敗がものすごく減ります。
もし、飼育なさっていらっしゃる方がおられたら、ちょっとだけ、手助けをしてやっておいてください。
0616_1aosuji5
これ、蛹の腹端部。
糸をマット状に張って、そこに引っかけて固定しているんですね。
幼虫の時代の皮を脱ぐとき、一瞬、皮をまたいでこのマットにしっかり引っかけて固定するのです。

★別件
朝日歌壇にこんな歌がありました。
   糸を吐く蚕の苦しみしんしんと繭となりゆく夜更けの蚕室

カイコは家畜化された昆虫ですので野生のチョウやガとはまた少しは違うとは思いますが。
幼虫が糸をはいて繭を作る作業が、「苦しみ」だとは私は全然思わないんですけど。
幼虫の時代から、蛹の時代へとステージを移り、そうして成虫になる準備に入る。
成長の喜びこそあれ苦しみとは思えない。

人間は、胃の不調で「吐く」ということが起きますが、「吐く」という同じ言語表現を使ったために、同じようにつらい行為なのだろう、と思い入れをするのは不自然でしょう。
人間が吐いて苦しいのは、口から食道、胃へという「順」な流れに反する「逆」の行為だからです。
カイコにとって、口から糸をはくという行為は「順」な行為です。
クモは尻から糸を出すから楽だろうけど、口から糸を出すのは苦しいに違いない、と考える必要はありません。

家畜としてのカイコは、蛹になった後、殺されてしまうので、その意味では蛹化は辛い行為かもしれませんが、昆虫の本来の姿としては、成虫の時代へと大きく変化していく、表面は静かですが内部的には大きな躍動の時間への突入です。
これは歓びだろう、と私は想像するものです。

オシロイバナ

0615_21osiroibana 2012.6.15
今年のオシロイバナ第一号。
「4時花」というくらいで、撮影時刻は3:40頃ですね。
赤・白・黄色、赤白混合と色々な花がこれから咲きます。
ひとつの季節が始まりました。

モミジルコウ

0615_20momijirukou 2012.6.15
なんだか見慣れない葉です。
線路の柵の下。
0615_20momijirukou2
あれは何か?と妻に聞くと、ルコウソウだといいます。
でも、ルコウソウはもっと櫛の歯のような葉じゃないの?
花はルコウソウなんだけど、葉は違うのよ。
ふ~ん。
調べてみたら
モミジルコウというのだそうです。
櫛の歯のような葉のルコウソウと、葉が丸くて広いマルバルコウの交雑種だそうです。
なるほど、切れ込みを無視してみると、一枚の大きな葉で、そこに切れ込みが入ったという形なのかな。
0625_1momijirukou1 6.25
最初の一輪
花はルコウソウとほぼ同じ。
大きさなどはどうなのか、記憶との比較は正確ではないので、よく分かりません。
0625_1momijirukou2
つぼみです。
ルコウソウと同じく、濃い赤が鮮烈。
0626_6momijirukou 6.26
この後は、どんどん咲きます。
きれいですよ。
種をまくタイミングもあったかどうか、ルコウソウより早い時期から咲き始めたように思いますが。
おそらく長い期間楽しめる花だろうと思います。

ザクロ

0615_19zakuro1 2012.6.15
ご近所でザクロが咲いている、と妻に聞かされました。
ザクロの実はよく知っていますが、花を知らない。
見に行ってきました。
0615_19zakuro2
初めこれが何か分からなかった。
つぼみなのか、実の始まりなのか。
ザクロの実のイメージがあって、これは実の始まりか、と思いましたね。
でも、よくみればこれはつぼみなんですね。
0615_19zakuro3
つぼみが開くというより、つぼみが割れるという感じですね。
なかからくしゃくしゃの花びらが出てくる。
0615_19zakuro4
近寄れる花が少なくって、このくらいの接近が限界。
よそのお家の花なんで、あんまり無茶苦茶に接近していくわけにも行きません。
0615_19zakuro5
花びらが落ちた後のように見えます。
ここから実が始まるんですね。

これでおおよその経過を見ることができました。
もう少し正面から近づきたかったな、という思いを残して撮影終了。

★別件
私の好きな「フック・ブック・ロー」のエンディング曲が、少し変わったんですね。
「物語は続いてる」なのですが、歌詞が変わった。これ2番でしょうかね。
記憶だけでちょっと書きます。(細部が違ってたらごめんなさい)

そうさ
花が散るのは 種を結ぶため
あしたっていう花 また咲かせるため

こういうフレーズがあります。
しびれますねぇ。
私の主張とおんなじだ。
花が咲いたら実が結ぶまで。種が熟したら、発芽させて育ててみたい。
とね。

社会にとって
「子どもたちは未来だ」とよくいいます。

じゃ、植物だって
「種は未来だ」って言ってるような気がするんですよ。

2012年7月 4日 (水)

(多分)キタヒメヒラタアブの蛹

0615_18hirataabu1 2012.6.15
ヒラタアブの蛹といつも言っている蛹とほぼ同じ。
ただ、小さい。
カタバミの葉と比べてください。
あるいは私の指先と。
すごく小さいのです。
0615_18hirataabu2
私の知るヒラタアブは、ホソヒラタアブ、クロヒラタアブ、キタヒメヒラタアブが多い。
その中で、大きさではキタヒメヒラタアブがすごく小さい。
ということで、おそらく、この小さな蛹はキタヒメヒラタアブの蛹だろうと想像するわけです。
ケースに入れて出てくる成虫を見ればいいようなものですが、それだけのマメさというか気力があんまり湧かないんですよ。
しくじって、忘れて、羽化したのに餓死させたということも、以前ありましたしね。
想像にとどめます。

カタバミ

0615_17katabami 2012.6.15
なにげなくカタバミの実に手を伸ばしたら、弾けました。
白っぽいまだ未熟な種まで弾けさせてしまったようで、申し訳ないことでした。
色のついたのが熟した種でしょう。
完全に実が熟したところへ手を伸ばすと、プチプチ弾けて手に種が当たって面白いですよ。
痛くはないのですが、ビックリします。
お試しください。

背中で語る

0615_16hati1 2012.6.15
背中で孤独を語る。
ナンテ、見えません?
ハチですが、種の同定は私には無理。
葉の縁にとまっていたのを、ふと撮ってしまった。
0615_16hati2
ハチ本体だけトリミングするとこうです。
小さなハチやハエは私の手に余ります。
やあ、としかいいようがない。
いっぱいいるんですけどね。
名前を知ってあげられなくって、ゴメンネ。

ヒメクチナシ:2

ふと気づいたのですが
0623_5himekutinasi1 2012.6.23
よくご覧ください。つぼみの巻き方。
同じ向きに巻いていますよね。
0623_5himekutinasi2
これも。

この巻き方を「右巻き」というか「左巻き」というかについては、私は議論しません。

なんだか、見ていると自信がなくなる。
いいんですよね、同じ向きに巻いている。
ある意味では当然だよなぁ。
成長開始の時点での「何かの偏り」が多分巻き方を決めている。
その偏りには遺伝子がきっと関わっている。
と思うんですがね。

ビヨウヤナギは、そこのところが、「変」。
偶然に巻き方が決まるのでしょうか。
妙に気になり始めた私です。

ヒトなどでは、初期胚のときに、特定の位置の細胞群の繊毛が流れを起こして、その流れの向きが、左右性を決定しているようです。

植物では左右という「向き」はどうでもいいのでしょうが、右巻き・左巻きというような鏡像対称性の問題はどう決定されるんでしょうね。

ヒメクチナシ:1

0615_12himekutinasi1 2012.6.15
ヒメクチナシのつぼみが開きかけ。
0615_12himekutinasi2
もうササグモが待ち伏せ開始。
やっぱり、花には虫が来る、ということを知ってるようですね。
オオスカシバなどは大きすぎてとても餌にはなりませんが、もっと小さなハエやハチが来るはずです。
0616_3himekutinasi1 6.16
翌日。開花。
雨を浴びて濡れています。
0616_3himekutinasi2
この前に立つと強い芳香が立ち込めます。
室内に持ち込むときつすぎるくらいです。
ただ、この白い花、すごく傷みやすい。
すぐ花弁の縁から傷んできます。

花が咲き始めてからは見かけていませんが、オオスカシバが産卵に来ているのでしょうね。
花の前に、1,2回見かけましたが。

思い出話:カマキリの交尾

★前の記事で、ササグモの求愛について書いていたら、昔、子らと6年もやったオオカマキリの継代飼育を思い出してしまいました。
同じように肉食性ですから、交尾の管理には気を使いました。

・大きな空の水槽に、足場として板でふたをし、さらに木の枝をいれて、水槽内空間を歩き回れるようにします。
・オスを先に入れて落ち着かせます。
・オスが落ち着いたら、そっとメスを入れます。
メスは環境が変わったので、大抵、天井にした板に上って落ち着こうとします。
オスはメスが入って来たことに気づいていて、構え始めます。

・メスの後ろから近付ける場合は、後ろから接近して、飛び乗って、メスの「肩」のあたりをカマで押さえます。すると、メスは抵抗せずに交尾を受け入れます。
・メスの前からしか接近できない場合、オスは正面から近づいて行って、メスと顔を向き合わせる形で静止してから、腹部を左右に振ります。
・その直後、オスは、ぱっと前から急襲してメスの背中に飛び乗り交尾に入ります。

・その意味なんですが。
以前は、オスが腹部を左右に振る行動がメスの攻撃本能を抑制するのかな、と考えていたのです。
その後の読書によって、カマキリは、両眼視によって遠近感を測定し、カマの攻撃範囲内に入ったと視認できた時にカマを伸ばして相手を捕獲するということを知りました。カマの攻撃範囲内でない時は近づくまで待つようです。
また、動いていた虫が停止してしまって動きが消えた時、カマキリは自らの体を左右に振って、視差を作り出して、距離を測定するそうです。
オオカマキリが、ゆったりと体を左右に振る動作はよく知っていました。迫力があるんですよ。
その動作の意味が視差を作ることだったとは、本当に驚きました。

さて、ということは、オスが腹を振るとそれは「遠くに」見えるのではないでしょうか。
動くものが遠くにある、まだ攻撃できる距離ではない、と思わせておいて一挙に接近して交尾に入るのではないか、と今は想像しています。

・交尾は長ければ2時間3時間と続きます。
その間、カマキリへの分散的な集中力を維持しながら、食事をしたり、人の側の生活を続けます。

・交尾が終わると、オスはメスの背中からパッと飛びおります。
野外でしたらこの一跳びで、1mくらいは離れることができるでしょう。
水槽の中ですから、30~40cmくらいしか離れることができません。
家族全員で反応して、ふたを開ける、メスを出す、オスを出す、と分担して終了。
いつもの飼育ケースに戻して、ご苦労さん疲れたでしょ、と餌を与えるのです。

・我が家での交尾で、オスがメスに食べられてしまったことはありません。
野外でもおそらく、オスが元気であるならば、そうやすやすと食べられてしまうことはないだろうと想像されます。
ただ、秋に入って、気温が下がり、オスの行動力が落ちてしまったらメスにつかまってしまうかもしれませんね。
交尾後に離れることに失敗した、交尾のために飛び乗る直前にメスにつかまったが、交尾は続行した、そういうことも起こるのでしょう。

カマキリのメスはオスを食う、ということが広く流布されて、嫌悪感を持つ方も多いようですが、それは最後の非常=つねならざること。
「つね」にはそうそう食べられやしません。オスだって一回きりの交尾で食べられてしまったら、種族の保存に支障をきたします。

・そういう観察を、毎年毎年繰り返しました。
今でも私たち夫婦がカマキリファンなのはそのせいです。
思い起こせば、すんごい「子育て」だったよなぁ。

・「飼育力」の基盤は、母である妻と、子らにありまして、父はなんとなく、一応「司令塔」をやっていましたが、こまめさには欠けていましたね。

ササグモ求愛

★私が毎日愛読している「虫散歩」というブログです。
http://musisanpo.musikoi.main.jp/?eid=887997
書き手は「夏子さん」。
「虫コナーズ」どころか「虫こい」ですから、うれしい。
写真の腕でといい、虫の知識といい、「プロ」です。
そのブログの2012.6.29に「ササグモの求愛」という記事が載りました。
上がそのURLですので、ぜひご覧ください。

★その記事を読んだあと、7月2日、私もササグモのオスの求愛行動を見ることができました。
0702_1sasagumo1 2012.7.2
センリョウの葉の上です。朝まで雨が降っていましたので、滴が残っています。
ふとみると、オスが第一脚を高く上げていました。向こうにはメスがいます。
お、これが求愛ディスプレイかな、と見続けました。

クモは昆虫の交尾とは違って、オスが触肢に予め精子を入れておいて、メスの生殖口に精子を注入します。交尾といってもいいんですが、交接ともいいます。
肉食性の昆虫や、クモの場合、交尾・交接はオスにとって命がけです。

0702_1sasagumo2
メスの正面から接近します。
黒い触肢を細かくふるわせます。ここに精子が入っている、ということを、なんとか提示できるのでしょうか。
そして、第一脚を振りかざします。
徐々に近づいて行きます。
で、メスに飛びつきましたが、はじかれました。
0702_1sasagumo3
ちょっと離れたところで一息つくオスです。

どういう状態になったら交接許容なのかよくわかりません。
生殖口は腹側にあるはずですので、そこにオスは触肢を届かせなければならないはずですが。
見ている間に、2回ほど、接近して抱えようとするのですが、ぱっと飛びすさるという行動を見ました。
どうも、交接は不首尾のように見えました。

やがて、オスはあきらめたらしく、この場所から直線で50cmほど離れたところまで、真っ直ぐに張った糸を伝って引き下がりました。
0702_1sasagumo4
ここがその場所。
アルミ製の門扉です。
おそらくここに糸の始点があって、門扉を伝って、センリョウの葉に移り、そこに糸の他端を固定して逃げるための足場を確保したうえで、メスに求愛したのでしょう。
その結果、回り込んで移動していきましたが、この糸は真っ直ぐ求愛の場と門扉を繋いでいたのだと思います。
行動する時に、糸を引いていって、すぐ戻れるようにしたり、危険に遭遇した時は飛び降りてしまって、糸を手繰って戻る、というような目的のために出している糸を「しおり糸」というそうです。虫散歩で教えて頂きました。

クモの網はなかったのに、なんだか顔に糸が一本ひっかかってしまった、というようなことはよくあるでしょ。あれ、しおり糸を気づかずに切ってしまったということですね。

緊張して見ていましたが、一区切りがついたのでその場を離れました。
クモの求愛ディスプレイを見るのは初めてでした。
ここしばらくは、多分、交接の時期なのでしょうから、注意深く見て回ることにします。


http://homepage3.nifty.com/~hispider/spiderwebbook/ikedah/spiderthread.html
↑池田 博明・新海 明というクモでは有名な方々がお書かきになったサイトです。
詳しいですよ。

http://plaza.rakuten.co.jp/Wolffia/diary/200707270000/
「ササグモ(雌、雄:求愛)」
↑この方も、すごい写真をお撮りになる。ご覧ください。

油を売る

★あれぇ!?という新聞記事を読みました。
2012年6月21日の朝日新聞の記事です。
ある船舶燃料輸送・販売会社が約3億6千万円の法人所得を隠し、約1億円を脱税したというのです。

・・・
 大型タンカーなどに使われる重油は粘度が高いため、船から船に給油する時は温めて滑らかにし、パイプの中を通りやすくする。一方で温められた重油は容積が膨張する。○○は重油のこうした特性を利用。加熱で膨張してタンクの中に余ったり、パイプの中に残ったりした重油を燃料会社から買ったように見せかけ、経費を水増ししていたとされる。
・・・
 給油船のタンク容量は数百キロリットル前後。温めることによって膨張したり残ったりした重油を少しずつためていけば、相当な量に上ることがあるという。

これって、「油を売る」を地で行ったんじゃないの?

広辞苑では

○油を売る:(江戸時代、婦女に髪油を売る者が、ゆっくりと話し込んで商売をしたからいう) 無駄話に時を過す。また、用事の途中で時間をつぶす。[広辞苑第五版]

こうなんですが、私が子どもの頃に落語かなんかで聞いた話は。
油売りが朝、商売に出かけても、油が冷たい。で、油が温まって体積が増えるまで、時間稼ぎをして売ったのだ、と。
そうすると、毎日わずかずつでも、膨張した分だけ儲けが重なっていく、という話でした。

で、今回調べてみたら。
http://www.abura-ya.com/kobore/kobore01.html

「油を売る」話
「油を売る」というと、世間話や無駄話をしたりして時間を過ごすという意味で、「そんなところで油売ってちゃダメだよ」などとあまり良い意味では使われません。
皆さん、この「油を売る」という言葉の語源はご存知ですか?
油屋さんが、行商で油を小分け売りしていた頃の名残ですが、ここで、質問です。
次のどちらが正しいでしょうか?

(1)油は熱膨張率が大きい。また、油の行商人は柄杓で油を測り売りしていましたが、朝の寒いうちに売るよりは、日が昇って暖かくなり、膨張してから売ったほうが得。ですから、午前中は油を販売するより、世間話をして時間をつぶして、暖かくなってからおもむろに商売を始めた。ここから、世間話をして時間をつぶすことを「油を売る」となった。
(2)油を柄杓で計り売りするときに、粘度が高く、ツーッと糸を引いてなかなか切れない。柄杓の油が全部注がれるまで、油屋とお客は世間話をしながら待っていた。これが「油を売る」の語源。

正解は、(2)でした。
実は、サイト運営をしている油屋自身随分前に先輩から(1)の説を聞いて以来、何人もの人に「油を売るの語源知ってる?」と(1)の話をしてしまいました。
その後、(2)が正しいと知り、赤面した覚えがあります。
さあ、「油を売る」のはこの辺にして、まじめに油を売らなくちゃ????

http://www.zenkyu-kyo.or.jp/kotowaza/index.html
全国給食事業協同組合連合会(全給協)の「食のことわざ」というページです。

油を売る
ずるい油売りの行商が油を太陽にあてて容積を膨張させてから売る。冷たい油で計って売るよりも利益が多い。日向ぼっこなどしてすぐ商売をせずに暇つぶしをすることをいう。

私の知ってた方の説もあるし、油はなかなか切れないんだ、という説もありました。

いくら粘っこくても、ツーッと垂れてなかなか切れない、というのも何だか変な感じですねぇ。
使用済みのてんぷら油なんかを濾すことはよくやりましたが、そんなに「切れない」とも思わなかったなぁ。(濾過には時間がかかりますけどね。)

思うに。
商売の相手がおそらく女性でしょうから、いっぱい世間話をしながら売り歩いたので時間がかかった、というようなことの方がありそうに感じますが。
床屋さんというのも世間話のサロンでしょ。
油売りさんも、世間話で世間を広めてくれる、「口コミ=ある種のマスコミ」だったのではないのかなぁ。うわさ屋さんだったとかね。

何にせよ、現代の「油を売る」話に笑いました。

地下1階

幼い人の楽しい言葉の投稿欄 「あのね」。その7月1日から一つ。

●算数の宿題を解いていたら、4歳の弟が「1引く2は?」と聞いてきた。しばらく考えてから、自信満々の顔で、「地下1階!」。(6歳)

いい線いってます。お父さんかお母さん、この子のセンスを大事にしてあげてください。
小1で自力で「数直線」の概念に到達しそう。
「1階から2フロア下がったら、地下2階でしょ」なんてつぶしちゃだめですよ。
足し算は上へ行く、引き算は下へ行く、そういう感覚・センスを大事にしてあげてくださいね。

★日本のエレベーターでは、そのままではダメなんですけどね。
イギリスなんかでは、聞くところによりますと、日本でいう「1階」は「グラウンド・フロア」といいます。そこから1フロア上がると「1階」なんですね。
グラウンド・フロアという「ゼロ(0)」があるのです。

・・・B3,B2,B1,G,1,2,3・・・

こうなっているんですよ。
ですから、1階から、2フロア下がれば、ちゃんと地下1階(B1)になるのです。

ある意味で、日本では最初は「1」という「数え」主義。
英語では最初は「0」で一つ動いた先が「1」という「満」の数え方なんですね。

年齢の数え方と似ています。「満」か「数え」か。
昔、生まれたての赤ちゃんの成長を1年間追った写真集、「ゼロ歳児万歳」だったかな、そういうのが出たことがあるんです。
その時、私の母(大正4年生まれ)などは、すごく違和感があると言っていました。
「満○○歳」という言い方にはもうなじんでいたのですが、「ゼロ歳」にはなじめなかったみたいですね。

左右に延びる数直線上で、足し算は右へ行くこと、引き算は左へ行くこと、と理解できると、負の数なんて何の問題もなく理解できるようになります。
エレベーターで考えようとしたお子さんの発想を大事にしてあげてほしいと、切に願うものです。

★ちょっと先走った話をすると。
「-1」をかけることは、数直線上で0を中心として180度回すことなんだ、と理解すると、「-1×-1」なんか苦もなく分かってしまう。

さらに、数直線上で0を中心として90度左へ回したらどうなるの?
数直線上に戻ってきませんね。
でも、2回同じことをすると、180度回って数直線上に乗りますね。
左へ90度回すことが「虚数 i 」をかけることなんですね。
「虚」なる数があるわけない、なんて言葉にとらわれていないで、「90度回し」で理解してしまえば、何ということもない。
i を2回かける(=2乗(自乗))と、-1を1回かけたことと同じになるのだから

虚数 i とは
   2乗すると-1になる数
でいいんですね。

2012年7月 3日 (火)

アブラムシとアリ

0615_11aburamusi 2012.6.15
アブラムシとクロヤマアリ。
いかにもアリがアブラムシの世話をしているようにも見えます。
虫ナビでは

アブラムシの尻を触覚でたたき、お尻から出す蜜をもらう代わりに、アブラムシの天敵であるテントウムシ(Harmonia axyridis)を追い払うという助け合いをする。

という解説もあります。
アブラムシの蜜、とはいっても、排泄物です。
で、テントウムシを追い払う、というのは本当なのだろうか?
きっと本当なんだろうな、私が見たことないだけで。
虫たちって、捕食関係でない限り、ほとんど相互に不干渉だという印象を持っているので、ちょっと気になるだけです。
アブラムシの密集しているところにテントウムシの幼虫やアブの幼虫などが来てアブラムシを捕食していても、周りのアブラムシが逃げる、というようなシーンは見たことがないんですよね。
と、まぁ、そんなことです。

テントウムシの幼虫

0615_10tentou1 2012.6.15
これは何を見ているのかな。
共食いでしょうか。
脱皮じゃないよな。
やっぱり共食いですか。
自然でもこういうことってあるんですねぇ。
ナミテントウの幼虫だと思います。

0615_10tentou2
これは別の場所。
この模様はナミテントウの幼虫。
なんだか、頭でっかちだなぁ、という感じはしますが。

ナナホシテントウがいませんねぇ。
さびしいな。

ハラビロカマキリ

0615_7kamakiri 2012.6.15
たくましくなりました。
すっかりカマキリの貫録です。
やはり花には蜜を吸いに虫が来ることを知っているのでしょう。
この辺りをテリトリーにしているようです。
私の気づいている範囲で、3,4カ所、ハラビロカマキリがテリトリーにしている場所があります。
このサイズだとまだササグモには勝てないな。
ダメな時はさっさと逃げるんだよ。

穴守稲荷神社

0615_2anamoriinari 2012.6.15
前を走るトラックに穴守稲荷のお札(でいいのかな)が貼ってありました。
大田区ローカルのような、国際的なような、稲荷神社です。
羽田空港の拡張で、強制的に退去させられたのですが、鳥居だけは撤去できずに残された、といういわくつきなんです。
今は、移設された社殿のところに鳥居も移設されてあるということですが、自分では見に行っていません。
成田さんの交通安全ステッカーとかはよく見ますが、穴守稲荷は珍しかったので、パチリ。
地元の工務店さんか何かのトラックです。

カノコガ:2

写真1
0627_3kanokoga1 2012.6.27
お昼の散歩に出ました。居間のガラス戸にカノコガがとまっているのを見かけて、庭からパチリ。
室内の白いカーテンを背景に、空中停止しているように見えます。

写真2
0627_7kanokoga1
ゆっくり移動して、ダイニング前。
ブルーオーシャンと、ヤマノイモが伸びあがり競争をしている場所。
今のところ、ヤマノイモが先行して2階に届いていますが、ブルーオーシャンはたくましいからなぁ、ヤマノイモを覆うかもしれません。
ヤマノイモの葉から、カノコガの翅がちらっと見えました。
そっと葉をひっくり返して体全体の写真は撮れないかな、とまずは覗いてみましたら。

写真3
0627_7kanokoga2
おや、交尾中。
翅がちらっと見えていた方がオスで、奥にメスですね。
腹の太さがまるっきり違います、圧倒的な迫力だ。
これを邪魔しちゃ申し訳ない。
さっと引き下がりました。

で、昼の散歩をぐるっと回ってきて、部屋の中へ。
写真1のカノコガがまだガラス戸にとまっていましたので、今度は室内から撮影。

写真4
0627_3kanokoga2
これがカノコガを腹側からみた写真。
翅の白い部分は実は半透明で、向こうが透けるんですよ。
(青)黒い部分が光を吸収して黒く見えますので、対照的に白い模様として見えますが、白く輝いているというのではないのです。

ぐるっと一周、カノコガめぐりになりました。

カノコガ:1

0615_1kanokoga 2012.6.15
ガレージのタイルにいました。
元気がないけど、死んではいません。
アリにぶつかられてましたけど、ちょっと移動するだけ。

0625_9kanokoga 6.25
最初の写真とほぼ同じ場所ですが、タイルの上ではなく、片屋根を支える鉄棒のところ。
前の写真の場所と、直線距離としては1mないくらい。
同じ個体ではないと思います。

今、季節的にカノコガの出現期になっているようで、あちこちで見ます。
ということは最初の個体は、羽化直後だったのかもしれませんね。
なんかの拍子に、まだ飛ぶ状態でもないのに、ここへ落ちてしまった、のかもしれない。

ユリ

0614_22yuri1 2012.6.14
もうユリとしかいいません。
お楽しみください。
0614_22yuri2
少し小さなタイプ。
0614_22yuri3
すっきりした線が流麗、色は華麗。
0614_22yuri4
花がつぼみと肩を組んでいるように見えませんか?
次はあなたの番よ。

ガクアジサイ

0614_22_7ajisai 2012.6.14
なかなかカラフルです。
自分の家のが白ですし、なんとなく青系のものをよく見かけるように思います。
ですから、こういうのを見ると、すごくカラフルに見えます。
素敵ですね。

ソバナ

0614_22_5sobana1 2012.6.14
なんだか見たことがあるようなないような。
リンドウは上向きだよなぁ。
写真で似たような花を見たことがあるような気もするが。
0614_22_5sobana2
なんだろう。
調べてみたら、
ソバナのようです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%90%E3%83%8A
ソバナ(岨菜、学名: Adenophora remotiflora )はキキョウ科ツリガネニンジン属の多年草。

そわ【岨】ソハ
山の切り立った斜面。がけ。きりぎし。そば。平家物語9「一の谷、生田の森、山の―、海の汀ミギワにて射られ斬られて」。日葡辞書「ソワノカケヂ」[広辞苑第五版]

そういう所に生えるのかどうか、よく分かりません。

広辞苑には「岨菜」はなくって、「蕎麦菜」がありました。

そば‐な【蕎麦菜】
キキョウ科の多年草。山地に生え、高さ50~100センチメートル。葉がややソバに似、若葉を食用。秋、紫色の細長い鐘形花を多数下垂。[広辞苑第五版]

私、野草とかを食べると、すぐお腹が特急列車になりやすいたちでして。
食べたいとは思いません。花を見るだけでいいです。

2012年7月 2日 (月)

ニッコウキスゲ

0614_22_3nikkoukisuge1 2012.6.14
この辺りをお世話していらっしゃる方が、種から育てた、とおっしゃっていました。
何年かかったのか、3,4年はかかるのではないかな。
0614_22_3nikkoukisuge2
濃い黄色が印象的。

ウィキペディアによると
ゼンテイカ(禅庭花)という和名の方が先行していたようですね。
でも、その名前は全く知りませんでした。もの知らずです。

アゲハ

0614_21ageha 2012.6.14
ユリの花にアゲハが蜜を吸いに来ているところを、人待ちの車の中から発見。
コンパクトデジカメでズームアップしましたが、この位写ればまあいいでしょう。
さすがユリの花は大きい、アゲハが潜り込んでいます。
きっと花粉もついたんでしょうね。
ユリの花粉がシャツなんかにつくと結構厄介ですよね。
アゲハもきっと、花粉がくっつくわねぇ、とおもってるんじゃないか。
いや、鱗粉というのは、水ははじくし、クモの網の粘着性の糸に触ってしまっても逃げられるのですから、花粉では困らないのかな?
どっちかな。

ハラビロカマキリ

0614_13kamakiri 2012.6.14
日に日に立派になる幼虫。
精悍な姿になりましたね。
ちょっとしたハエくらい捕まえられるようになったら、しばらく飼いたいな。と妻は思っている様子。
小さな餌を用意するのは大変なんですよね。
これからの季節、ハエなら、猫のエサとかにたかってくるし、楽なんですよね。
どうなるかな、飼おう、っていいだすかな?
そうすると私、ハエトリ爺さんになるんだよな。
目つきが鋭くなって、「おいしそうなハエ」を求めてうろつくことになります。

ホタルブクロ:2

0618_9hotarubukuro1 2012.6.18
ふとみると、ホタルブクロの花の中にハチが潜り込んでいます。
0618_9hotarubukuro2
ハナバチでもなさそう。
ミツバチなのかな。
腹部背面が黒っぽくて、腹面が黄色いように見えますが、じっとしてくれない。
0618_9hotarubukuro3
花から出てきた瞬間を撮ろうと思って、花の先端部にピントを合わせて待つことしばし。
ダメ。
私、鈍いや。
飛び出してきた上に、もう向きまで変えた後でした。
中腰では腰も痛いし、あきらめました。

ホタルブクロ:1

0614_12hotarubukuro 2012.6.14
いったん花の時期は終わった、と思っていたのですが。
どういうわけか、もうひと旗挙げようぜ、というか、つぼみをつけはじめました。
前の花のくたくたになったのがまだぶら下がっている隣りにつぼみが。

0616_5hotarubukuro1 6.16
ほら、咲き始めた。
終わった花と次の花が並んでいます。
0616_5hotarubukuro2
雨の後。大きな水滴を輝かせる花、風情がありますね。

フタモンアシナガバチ

0614_11hutamonasinagabati 2012.6.14
ホウセンカの傷んだ葉のところです。
狩猟モードですね。
せわしなく葉の裏表を探索しては移動していきます。
なにか、虫に食われた植物の葉がサインになるような物質を放出しているのでしょうか。
で、ハチがそれを匂いとして感じてやってくるとか。
まったく当てなしで探しまわるのでは効率が悪すぎる気もする。
植物としては自分への食害を防ぐサインとして、他の昆虫などを呼んでいる、という可能性はありますね。

巣は目に見えるところにはないようです。
相互不干渉で過ごせますように。

シラヒゲハエトリ

0614_10sirahigehaetori 2012.6.14
ブロック塀の表面って、撮影が意外とうまくいきません。
背景の塀の面に、露出を奪われて、被写体がうまくつかまえられないというのかな。
プロなら、一瞬で露出補正などするんでしょうけどね。
あまり植物の葉の上などでは見かけないクモです。
正面から撮れれば「シラヒゲ」の由来が見えるのかな、とも思ったのですが、無理でした。

クサギカメムシ幼虫

0614_8kamemusi 2012.6.14
写真としては、ただ幼虫が写っているだけなのですが。
実は、撮影をしている私には、おもしろい「動き」が目に入っていました。
なんだかね、横綱の土俵入りで、しこを踏んだり、せり上がったりしますね、そういう動きなのです。
しこを踏んでいる、というのが近いかな。
左右に体を揺らしているだけ、といえばそうなんですけどね。
かわいいんですよ。強そうにしこを踏んでいる姿が。
笑って見てました。

音楽昔話

★2012年6月28日付で、「ザ・ピーナッツ」の伊藤エミさんが亡くなられたことが報ぜられました。
白黒テレビで、シャボン玉ホリデーやザ・ヒットパレードを見ていた世代ですから、思い出話を始めてしまったら尽きません。{一つだけ。「振り向かないで」を聞いて、どきどきしていた少年でした。ガキが色気づいてきたころです。}

私共、団塊の世代が、フォークだ、グループ・サウンズだといって騒ぎだす、そのはるか前を先行していって、日本の歌の世界に与えた影響は測り知れません。

合掌、瞑目。

★少しずらしたところで思い出話。
報道に「恋のバカンス」のシングルジャケット写真がありました。
眺めていたら、

HIGH FIDELITY
45 r.p.m.

という印刷が目に入りました。
ひょっとして、今の若い世代の方々には何のことか通用しないのかもしれない、と思いました。

1:古いところで、ハンドルを回してゼンマイを巻き、金属製の針をレコードに置いて、針の振動を振動板で聞くという、メカニカルな蓄音器。
私それを知っている世代です。
ゼンマイがほどけてくると、回転数が落ちるので、あわててハンドルを回してゼンマイをまた巻くのですね。信じられないでしょ。

2:電気式になって、電気蓄音機=電蓄がでました。
ゼンマイを巻かなくてよくなりました。
レコードの回転数は78回転です。

3:ステレオの概念が出てきました。
試聴用に、蒸気機関車が右から走ってきて左へ走り去るレコードがありました。
本当に「立体的」なんだ!と感動したものです。
NHKが第1放送と第2放送のそれぞれに左トラック、右トラックの音を流して、2台の受信器でそれぞれを受信してステレオとして聞く、という時期が短かったけど、ありましたね。

4:テープレコーダーもモノラル・ワントラックから、モノラルの往復2トラック、ステレオ2トラック、往復4トラック、と進化していったんですよ。オープンリールでね。カセットテープが出た時は感動でした。

5:HIGH FIDELITYというのは「ハイファイ」という略語で広がりました。
原音への忠実度が高い、という意味です。
今じゃ「なにそれ、ワイファイじゃないの」と言われそうですね。

6:レコード・プレイヤーは78回転、45回転、33と(1/3)回転の3種類のスピードが使い分けられるのが普通でした。
ここでの回転数は「1分あたり」の回転数ですから「rotation per minute」で「r.p.m.」です。
長時間録音ができるので「LP」(Long Play)でした。
中学高校時代に小遣い貯めて買ってくるのは、このLP。高かったなぁ。

7:そのうちCDが出始めたんです。
デジタル技術ですね。
で、なんだか、デジタルは味気ない、アナログがいい、LPレコードの音質は最高だ、とおっしゃる方もいるんですが、強く反論もしませんが、私個人はちょと違う。
レコードですと、どうしても針が溝をこする「擦過音」が入るな、と聞いていました。CDにはメカニカルな接触がない。ですから、音の透明感は圧倒的にCDの方がいい、と感じたものでした。

8:FM放送も音の透明感が高くて感動しましたね。
東京では、NHKとFM東海(今の東京FM)の2局の時代が長かった。
FMからエアチェックで、オープンリールのテープレコーダーに録音して楽しみました。
その前は中学生のころ、ラジオのスピーカーのところからハンダづけで音声電流を取って、オープンリールに録音し、中波でモノラルで、エアチェックしてました。
J-WAVEという局が現れたときはビックリでした。一日中のように音楽をかけ流してくれて、なんという「気持ちよい」局だろう、すごい、と感動したものです。
(最近は、FM局が増えた割に、個性がなくなった。グルメ情報なんかが多くなって、「耳で聞くものに、食い物の話流してどうすんだ!」と怒っております。)

★左耳の聴力が落ちてしまって、ヘッドフォンで音楽を聞くことはなくなりました。
目的の音だけを聞き取る能力もほとんどなくなった。
ですから、少し離れたところから、「まとまって」とんでくる音楽を全体として聞くしかない。
ま、それでも、ジャズなどのライブは録画して楽しんでいますが。

★いやあ、ばかばかしいお話をしてしまった。
笑って読み飛ばして下さい。
ごめんなさい。

タチアオイ

0614_22_4tatiaoi1 2012.6.14
ニッコウキスゲの隣り。
鮮烈な赤。
0614_22_4tatiaoi2
わぁ、ですね。
こんな色のタチアオイもあるんだ。
0614_22_4tatiaoi3
花の中を見れば確かにタチアオイ。
なんだか、くらくらしそうな色彩世界でした。

我が家で種をまいたタチアオイはまだ背が低いんです。
今年は花は無理そう。多年草ですから、今年は成長の年として、花は来年を待ちましょう。
どんな花が咲くでしょう。

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