人工日食
★2012年6月11日 (月)の「太陽がいっぱい」という記事にコメントを頂きました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-e870.html
「まだ、「人工日食」だったら、楽しめますよ~。」とあって、「おもしろ!ふしぎ?実験隊」のURLがありましたので、見に行きました。
http://tsukuba-ibk.com/omosiro/2012/06/post-172.html
丸く切った画用紙で太陽の影を作って、そこにピンホールカメラをセットして、人工日食を作っていました。これはスグレたアイデアですね。
★実際、コロナグラフという観測装置がありまして、人工日食を作って、太陽の光球の外に広がるコロナを日食時ではない平常時でも観測できるようにした装置なんです。
ハワイにあるすばる望遠鏡にもコロナグラフが組み込まれています。
分かりやすい図もありますのでぜひご覧くださ↓。
http://subarutelescope.org/Introduction/instrument/j_CIAO.html
http://www.nikon.co.jp/channel/recollections/07/index.htm
↑これはニコンのサイトです。
長野県松本市安曇乗鞍岳に設置された国立天文台乗鞍コロナ観測所は、太陽周辺のコロナを観測する国内唯一の施設だった。1950(昭和25)年、同施設内に設置されたコロナグラフを製作したのが、ニコン(当時:日本光学工業)であった。
・・・
コロナグラフは、望遠鏡の焦点位置にできた太陽像を、月に見立てた遮光円盤(オカルティングディスク)で覆い隠し擬似皆既日食を実現し、微弱なコロナの光を観測する特殊天体望遠鏡である。また、コロナの詳細な観測のため分光器も搭載している。
詳しくはご自分で読みに行ってください。
乗鞍のコロナグラフというのは、理科ガキの憧れだったんですよ。なつかしい。
★人工日食を作るというのはホントに楽しそうですね。
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