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2012年6月 5日 (火)

スズラン

0514_5suzuran 2012.5.14
ご近所でスズラン発見。
以前、我が家にもあったのですが消滅しまして、今はスノードロップだけ。
あらためてスズランを見ると、小さいですね。

可憐な花で、いろいろロマンティックな別名もあるようですが、毒草ですのでご注意を。
ウィキペディアでみたら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%BA%E3%83%A9%E3%83%B3

毒性
強心配糖体のコンバラトキシン (convallatoxin)、コンバラマリン (convallamarin)、コンバロシド (convalloside) などを含む有毒植物。有毒物質は全草に持つが、特に花や根に多く含まれる。摂取した場合、嘔吐、頭痛、眩暈、心不全、血圧低下、心臓麻痺などの症状を起こし、重症の場合は死に至る。
北海道などで山菜として珍重されるギョウジャニンニクと外見が似ていることもあり、誤って摂取し中毒症状を起こす例が見られる。スズランを活けた水を飲んでも中毒を起こすことがあり、これらを誤飲して死亡した例もある。

とありまして、ギョウジャニンニクと誤って摂食、という話が頭に引っかかりました。
手元の私的データベースで検索したら、スズランを食べた事例はヒットしませんでした。
2007年4月に新潟県で

50歳代の自営業の夫婦が、食用のギョウジャニンニクと誤って毒草のイヌサフランを食べ、夫が死亡した

というのがありました。

今年の4月には
ニリンソウと誤ってトリカブトを食べたという事故が北海道でありました。

山菜やキノコはおいしいですが、気をつけてください。
腹を下したくらいで済めばいいですが、命にかかわることもあります。
植物は優しい、なんて思わないで下さいよ。多くの植物が有毒なんですから。

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