微分
2012.6.4 朝日歌壇より
小学生は気楽でいいなと兄ちゃんがビブンの問題解きながら言う
案山子コメント:「ビブンのことはビブンでしなさい」とお兄ちゃんに言ってあげてください。
★さて。註。
かの大数学者・高木貞治先生が「微分のことは微分でせよ」とおっしゃった、ということになっております。
1:微分関連の証明は微分の中で完結してやりなさい、という意味なのか・・・
2:微分にこだわって不自由な難行苦行をせず、自在・闊達におやりなさい、という意味なのか・・・
2の方は確か月刊誌「数学セミナー」(日本評論社)の何年か前の記事で読んだのだと思います。詳細は忘れました。
私はどっちの解釈も好きです。
どちらかといえば、数学仙人・高木先生が、つまらんことにこだわらず自由闊達におやんなさい、と言ってくれているようで、2の方が好もしいかな。
「気難しいじいさん」というのは好きじゃないからな。
気難しさを気取るのは、人間が未熟であることの自己証明でしょう。
「気難しい」というのは、変化に耐えられない、ということと表裏一体ではないでしょうか。
変化に耐えられなくなったら、人間という商売やめましょ。
変幻自在、融通無碍、自由闊達、出たとこまかせ(これを臨機応変ともいいますね)・・・
好奇心のみで生きるかかしなのです。
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