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2012年6月 6日 (水)

6月6日に雨ざぁざぁ降ってきて・・・

「三角定規にひびいって」はいませんが・・・。
東京では、金星の太陽面通過はどうやっても見られる状況ではありません。

見られる所の方々は、日食観測グラスではなく、太陽観測グラスで観察して下さい。
目は大事、強い光を減光してくれる太陽観測グラスは、日食も観測できますし、金星の太陽面通過も観測できます。

★あいにくの天気で、見えない方は、ウィキペディアなどどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%98%9F%E3%81%AE%E6%97%A5%E9%9D%A2%E9%80%9A%E9%81%8E
「金星の日面通過」という項目です。とても詳しいので、じっくり読んで楽しめます。

前回は2004年6月で、今回が2012年6月6日。
そして、次は105年後、といっていますね。
なんでだ?ということも上のウィキでわかるでしょう。

ニュートン力学で計算できることなんですね。
そして、太陽系全体をユークリッド幾何学で考えて、太陽までの距離測定ができる、というような話もあるわけです。

ところが、水星の近日点移動、という現象を考える時は、アインシュタインの相対性理論が必要になる。時空のひずみ、なんていうことが出てくる。それは非ユークリッド幾何ですね。

自分の目で観測することは確かに感動ですが、それで終わっちゃつまんない。
天体現象の向こうに、いろんな力学や幾何学があって、実に楽しいにぎわいなんですよ。
もちろん、現象はすっごく感動的ですから、それは味わうとして。

で、宇宙のことはまだ分かってない、ときた。
そういう面白いことへのきっかけになるといいですね。日食や月食、金星の太陽面通過などから、一歩先へ踏み出してみませんか。

★参考
http://homepage2.nifty.com/eman/relativity/mercury.html
水星の近日点移動の話です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E6%98%9F
水星の話です

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