ルリタテハ:2
2012.5.28
これは終齢幼虫です。
ホトトギスの葉の消費速度の速いのなんのって、あきれるほどです。
食べたら、出す。(あたりまえ)
あたりまえですが、たまたま、「あたりまえの瞬間」が撮れてしまった。
ほんとに、葉っぱだけ食べて、自分に必要な体のすべての材料にするんですから、大変ですよねぇ。菜食主義というのは効率は悪いですね。
この日28日、最初の前蛹。
終齢幼虫は結構タフです。
そして蛹になってしまえば、体内での変化は激変ですが、外部的には変化しませんので、蛹になった場所がよくなかったとか、他の幼虫が足元の茎を食べてしまって、蛹が落ちた、とかいう「事故」があっても、きちんとした位置に手で吊るしてあげることができます。
ただ、この前蛹の時間帯は非常にセンシティブでして、危険な時間帯。
蛹化に失敗した場合は人の手では救いようがありません。
そっと、無事を祈って見守るだけです。
翌29日。
無事、蛹化。
下には脱け殻。
ほっとしますね。
脱け殻もすごいですね。
左端が頭で、3対の脚も見えています。
幼虫の体をいったん解体して、既に用意してあった成虫の体の芽を育て、劇的な変化を遂げる時間に入りました。
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