« ルリタテハ:2 | トップページ | ルリタテハ:4 »

2012年6月11日 (月)

ルリタテハ:3

0529_1ruritateha3 2012.5.29
蛹になってしまえば、時間をかけてゆっくり撮影ができます。
ただ、刺激を与えると、反応して動きますから、無駄にエネルギーを使わせないように、そっと撮影します。
何度見ても不思議なのは、最終脱皮の時に、脱け殻をどうやって脱ぎ捨てるかです。
皮を腹端部へ脱ぎ送っていって、最後の一瞬に「またぐ」のですけどね。
またいでも「落ちない」。すごいでしょ。
見ても考えても、ため息の出るような瞬間です。
0529_1ruritateha4
ファスナーで閉じてあるような感じもしますね。
美しい姿です。
0529_1ruritateha5
同じタテハチョウ科のツマグロヒョウモンの蛹には、光を受けて強く反射する突起があるのですが(自ら発光するのではありません、受動的に光ります)、ルリタテハの蛹では、光る「窓」状の部分が2対4つくらい見えますね。突起にはなっていません。
腹端の方に向かって、突起はありますが、光りません。
こういう構造が一体化して、ツマグロヒョウモンの光る突起ができてきたりしたのかな、とも考えます。

« ルリタテハ:2 | トップページ | ルリタテハ:4 »

動物」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ルリタテハ:3:

« ルリタテハ:2 | トップページ | ルリタテハ:4 »

2024年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ