ヘラオオバコ
2012.5.20
毎週行くプールの駐車場。
(このプールで泳ぎ始めて20年以上。通算で2600km以上泳いでいます。だんだん、泳げる距離が短くなりましたことよ。今は毎回1500mを一応のめどにしていますが、調子のよいとき悪い時があって、昔のようには泳げません。歳だよなぁ。)
今年もヘラオオバコが咲いていました。
下から上へ咲き進んでいきます。
ヨーロッパ原産の帰化植物だそうです。でも江戸時代にはもう渡来していたとか。
刈り取りには強いが踏みつけには弱い、とありました。
私がこのヘラオオバコを認識したのは比較的最近のことです。
子どもの頃はオオバコの茎で相撲ごっこをして「相撲草」といっていました。
路傍で適当に踏みつけられることがかえって生存に有利になる、という話を昔聞いたものです。
最近は見かけないなぁ、と思っていたら、ヘラオオバコに出会いました。
葉や花茎には踏みつけに適応できる丈夫な維管束が発達している。維管束の周りには丈夫な繊維が取り囲んで維管束を守っているのである。葉を地面に這わせるようにしていることも、踏みつけへの対応であろう。踏みつけが弱い場所では他の草が高く伸びて光を得ることができなくなってしまう。適度な踏みつけによって生き延びることができる植物である。
踏みつけられても「雑草のようにたくましく」とか、いわれますが、「オオバコのようにたくましく」の方がいいですね。ヘラオオバコは雑草でしょうが、踏みつけに弱いようですよ。
みんなそれぞれいろいろ。
生きるということはそういうことです。
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