ホソヒラタアブの羽化
2012.4.28
10日後ですね。羽化しました。
箱を左手で持って、カメラを右手で持って、アングルを狙いましたので、手の色が背景に入ってしまいました。もうしわけない。
これはホソヒラタアブですね。
小さめです。
きれいに羽化してくれてうれしい。
窓の外のコマツナのところで、そっとふたを開けてやったら、コマツナに飛び移りました。
口を伸ばして何かやってますね。
別の葉に移動して、さぁ、旅だちの時。
何という偶然でしょう。右下にヒラタアブの幼虫がいます。
この幼虫から蛹を経て、成虫に至る。
「時」が自分から写り込んできました。
びっくりしました。
あたりに散らばるのは幼虫が食べたアブラムシの残骸。
生態系のごく小さな部分がここに凝縮されています。
成虫は繁殖のために旅立ち、食べるのは花の蜜。
不思議ですね。食性がまるっきり変わるんだ。
羽化した成虫が去った後で、脱け殻の写真を撮影。
スケールでわかるように、7mmくらいの長さですね。
頭のところが、ふたのように開いて出てきたようです。
接写してみるとこんな感じ。
「円くかぱっとふたが開いてます」。
これが実は大問題なのでして。
そうなんだ、ホソヒラタアブはハナアブ科で、ハエの仲間(ハエ目という意味ではなく)なんだよなぁ、とつくづく思い出したのでした。
詳しくは次の記事で。
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