金環食:2
★次の話題は。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-27ae.html
↑ここで、日食の時、月の影が地表面を走っていくという動画をご紹介しました。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-0e17.html
↑ここでは、気象衛星「ひまわり」や、準天頂衛星「みちびき」からの月の影の画像の話もご紹介しました。
今度は、国際宇宙ステーションから撮影した画像です↓
http://www.asahi.com/science/update/0524/TKY201205240166.html
金環日食、そのとき地球は… 宇宙飛行士が撮影(朝日新聞 2012年5月24日)
月が太陽に重なり、地上からは天空に光るリングのように見えた21日の金環日食。その時の地球を宇宙から見ると、月が太陽からの光を遮って丸い影を落としていた――国際宇宙ステーションに長期滞在中の米航空宇宙局(NASA)のドン・ペティ宇宙飛行士がNASAのブログでそんな写真を発表した。「これまで影を見たことがない人が予想して描いた図とそっくりだった」と書いた。
こういう記事で、写真が掲載されていました。
「国際宇宙ステーションから撮影した月の影=NASAのドン・ペティ宇宙飛行士撮影」だそうです。
写真は朝日のサイトでご覧ください。あるいは、NASAのブログというのを直接読める方はそちらへ。私はダメです。英語のブログには歯が立たない。
図は「理屈」です。写真は「事実」「現象そのもの」です。
これが一致するところが科学の面白いところ。
日食という現象を見て感動するのはもちろんとても素敵なことですが、理屈と事実が一致して、「ストン」と「ああそうなんだ。aha!」と、「理解が心に落ちる」瞬間の快感が科学の楽しさ・醍醐味ですね。
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