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2012年3月 5日 (月)

うれしいひなまつり

★朝日新聞に、土曜日の「be」という別刷りがあります。扱っている内容で「be」と「be」と2種類あります。{私共は夫婦間のみでの「符牒」として「赤兵衛)(あかべぇ)」「青兵衛(あおべぇ)」と呼んでおりますが・・・}
で、3月3日の赤兵衛の「うたの旅人」という毎週の特集は今回、「うれしいひなまつり」でした。タイトルに「捨てたいのに広まった」とありまして、お、なんだ?どういう話かな?と読んでみました。
抜粋します。

be on Saturday  2012年3月3日
[うたの旅人]
捨てたいのに広まった
サトウハチロー作詞 「うれしいひなまつり」
 東京都台東区の浅草橋一帯には、ひな人形の店が並ぶ。その一つ「吉徳」は、江戸時代中期の1711(正徳元)年から300年以上も続く老舗だ。
 同社の資料室長で日本人形玩具学会の代表委員である小林さんを訪ねると開口一番、「この歌は困るんです。みなさん、歌の通りだと思い込まれていて」と苦笑された。
 歌詞では「お内裏さまとおひなさま」とあるが、あり得ない呼び名だ。正しくは男雛と女雛で、男女の人形一対を指して内裏雛と言う。また、赤い顔は右大臣でなく左大臣の方なのだ。
 実は、こうした歌詞の間違いを最も気にしていたのが、作詞した当のサトウハチロー(1903~73)だった。
 岩手県北上市にあるサトウハチロー記念館の館長、佐藤四郎さんはハチローの次男だ。「父が自分の作品の中で一番嫌ったのが、この歌。我が家ではこの歌の話はタブーでした」と話す。
 四郎さんが大学生のころ、テレビからこの歌が流れるたびにハチローが「おい、四郎、スイッチ切れよ」と言った。自分の作品なのになぜこんなに不機嫌になるのか、と不思議だった。ある日、ハチローはぽつんと言った。「できることなら歌に関する権利を全て買い取って、、この歌を捨ててしまいたい」
 ・・・(後略)

ということでした。
そうだったんだ、ご自分でもミスに気づいていたんだなぁ、と了解しました。

★実は、去年、私はブログでこんなことを書いたのです。
http://yamada-kuebiko.cocolog-nifty.com/blog/2011/03/post-e96f.html
2011年3月 1日 (火)「内裏雛」

・・・
内裏雛というのは男雛・女雛の一対のことですよね。
「おだいりさまと、おひなさま」というのは、作詞家の誤りだと思います。ねぇ、サトウハチローさん。
左右はよく分かりません。現代的なのは向かって左が男雛で右が女雛かな。(関東的?)
古典的には(京都的には)逆かな。
「あづまおとこ」にはよく分かりません。
・・・

やっぱりなぁ。ご自分でも気づいたのだけれど、取り返しがつかなかったのですね。
もう、しょうがないんでしょうね。一応、古来からの伝統ではコレコレと親は知っておくべきでしょう、としか言えないですね。

★私のブログ中で、男雛・女雛の左右の事を書きましたが、吉徳の資料室長さんによると

 ・・・
 以前は向かって右が男雛だったが、昭和天皇の即位式にならって左が男雛になった、とはいえ、京都では昔のままだ。東西の違いは他にもあり、三人官女の中央の官女は関東では三方を、関西では島台を捧げる。関東では能楽の五人囃子が多いが関西は雅楽の楽人も飾る。衛士は関東では行列だが、関西は庭掃除姿だ。
 ・・・

そうなんだ。江戸と京の違いではなくて、東京と京都の違いなのですね。
男雛が左になったのは昭和からなんだ。ですから「江戸」ではなく「東京」と書きました。
結構新しいことなんだ、と知りました。伝統行事といっても、新しいものも紛れ込んでいるんですね。

もう一つ。
「島台」ってなんだ?
分かりませんでした。
広辞苑第五版によりますと

しま‐だい【島台】
①洲浜(スハマ)台の上に、松・竹・梅に尉(ジヨウ)・姥(ウバ)や鶴・亀などの形を配したもの。蓬莱山を模したものという。婚礼・饗応などに飾り物として用いる。古くは島形シマガタといい、肴などの食物を盛った。しま。好色一代男8「―、金の大土器、祝言の如く」
②「島台」を題名とする地唄・長唄・うた沢など。

すはま‐だい【洲浜台】
 洲浜②に同じ。

す‐はま【洲浜】
①洲が大きくなり、海岸線に曲線的な出入りのある浜辺。
②洲浜の形にかたどった台。これに岩木・花鳥・瑞祥のものなど、種々の景物を設けたもの。もと、饗宴の飾り物としたが、のち正月の蓬莱・婚姻儀式の島台として肴を盛るのに用いた。洲浜台。落窪物語「島に木共多く植ゑて、―いとをかし」

はあ。そういわれても、まだわからない。
具体的な形がイメージできない。
広辞苑の図を引用します。
Suhamadai
なるほどねぇ。
こういうものでしたか。

いろいろ、分からないことばかり多くて、恥多き人生ですなぁ{と年寄っぽく}。
まったくだ。

★別件:「いわせてもらお」という面白話コーナーが青兵衛にあります。
3日の記事のひとつ。

勤め先の老人ホームにひな人形が飾られた。ひな壇に名前の分からない人形があったので、「これ何ですか?」と入所者の女性に訪ねると、「下っ端」との答え。「?」。後で調べたら「右大臣、左大臣」だった。

ナルホド。私共「しもじも」の者からみれば、いろいろ偉さに差があるようですが、内裏雛から見れば、みんな下っ端なんだなぁ。恐るべき真実を教える正しい答えですね。ナットク。

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