一滴の虹が見たい
2012.2.4
門のそばのカエデの木。
ふと下の方から視界に輝きが入ってきました。
雨上がりの水滴が残っていたようです。
足元の方で輝いています。
かがみこむのは辛いのですが、なんとかカメラを近づけました。
マニュアル・フォーカスで距離は無限大に固定。
たぶん、水滴にピントを合わせてしまうと、分光されたうまく色が入らないだろうと。
無限大にしておいて、カメラを近づければ、水滴自体の像はぼけますが、水滴で分光された光を全部とらえられるのではないか、という魂胆です。
いかがでしょうか。
色合いが薄いのですが、一応、一滴の水滴に虹を見た、というようになったと思うのですが。
少しずらして、赤や黄色が入るようにしてみました。
もう少し、腰を安定させられればもっといろいろ試みられたのでしょうが、ちょっときつかった。
ここまで。
でも、おおよその感じはつかめました。
やはり、距離を無限大にして、うまく水滴との距離や位置を定めれば、一滴の水滴による虹が撮れるのではないでしょうか。
水滴の像が7角形になっているのは、カメラの絞りの羽根が7角形を構成しているせいです。
また、その7角形の縁から内側へ縞模様が見えるのは、光の回折現象を見ているのではないか、と思います。(自信はないけど)。
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