青森の雪
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私が憤慨していた話↑の、その後。
青森の雪、石垣の子どもに 那覇の体験会、中止の後(朝日新聞 2012年2月25日)
被曝(ひばく)の不安があるとの声を受けて、青森県から運ばれた雪の体験イベントを那覇市が中止した問題で、沖縄県石垣市はこの雪の一部をもらって市内の児童養護施設へ贈ることを決めた。那覇市内でも28日に幼稚園での催しに使われる。
雪は青森県十和田市から、沖縄県に駐屯する海上自衛隊第5航空群が段ボール箱25個分を運んだ。那覇市や宮古島市の小学校など3カ所で子どもたちにプレゼントされた。
だが、23、24の両日に那覇市内で予定されていた催しは、東日本大震災で沖縄に避難してきた人たちから「不安だ」などの声が寄せられて中止になった。
このニュースを知った石垣市が、段ボール8箱分(約200キロ)の受け入れを決定。市が日本トランスオーシャン航空に打診したところ、沖縄本島から石垣島までの輸送費も無料になった。市の担当者は「自衛隊も放射線量を測っているそうなので、心配ない。溶けない状態で雪が届くとうれしいのですが」と話している。
放射性物質が検出されたものをも受け入れよ、といっているのではないのです。
検出されるはずもない、実際検出されていないものを拒絶するのは、理不尽だ、おかしいじゃないか、といっているだけです。
行政のやることは信用できない。いくら安全だと言われても信用できない、と、それじゃぁどうしようもないじゃないですか、現実の拒否に過ぎない。
現実を見ていないだけです。
口当たり良く「東北の雪はやっぱり危ないのよね」とか言ってくれる人のいうことだけを受け入れる。
それでは人生が始まりませんよ。
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