可否
2月8日の朝日新聞「天声人語」で「素人防衛相の可否」という話がありました。
話の内容そのものは私がここでどうこういう問題ではありません。ただ話の導入部で
よく知られる「珈琲」をはじめ、コーヒーには数十もの当て字があるという。「可否」もわりと流布していて、獅子文六(ししぶんろく)がかつて「可否道」という、コーヒー好きたちの小説を読売新聞に連載した。
作者は「可否」の当て字が好きだったらしく、登場人物に言わせている。「可否が、一番サッパリしているよ。それに、コーヒーなんてものは可否のどちらかだからな」。むろんこの可否は味の良し悪(あ)しで、国会審議を抜け出して飲むことの可否ではない。
・・・
これを読んで昔を思い出してしまったのです。
私が大学生の時、成績表が「優・良・可・不可」でついてきたのですね。
細かい点数もあるんですが、大ざっぱにはこの仕分けで評価がつく。
さて、学生のジョーク。
良と可ばかり集めた成績表は「良可集」(寮歌集)
可と不可だけの成績表は「可不可全集」(カフカ全集)
と呼んだものでした。
「不可」にも「青不可」と「赤不可」があったものなんです。説明しませんが。
古いなぁ。
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