シランの実・種:3
2011.12.26
こうなったらデジタル顕微鏡です。
袋状のもののの中央部に種が入っているようです。
こういうものが糸くずのように一杯実の中に詰まっていたのですね。
この写真と同じ倍率で撮った写真を見て、大きさを了解して下さい。
10円玉の宇治平等院鳳凰堂の屋根の上の鳳凰です。
これで、種の大きさのスケールをお分かり頂けると思います。
ウィキペディアによりますと
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%83%B3_%28%E6%A4%8D%E7%89%A9%29
ラン科植物の種子は一般的に特別な条件が無いと発芽しないものが多いが、本種の種子はラン科としては異例に発芽しやすく、普通に鉢に播くだけで苗を得られる場合がある。無菌播種であれば水に糖類を添加しただけの単純な培養液上でもほぼ100%近い発芽率を示し、苗の育成も容易なので、しばしば無菌播種の練習に使用される。
とありました。
でもなぁ、あれだけたくさんの種があって、それほど猛烈に生息範囲を広げているわけではないから、自然界では発芽率はそう高くはないのでしょう。
でも、私たち夫婦が播いたつもりのない場所にもシランが生えてきていますから、種での繁殖も確かにあります。それは確か。
でね、実を割って、大部分はその場で手のひらに受けましてね、で、手のひらを叩いて撒き散らしてしまったなぁ。
あのあたりに、シランが増えるんだろうか?
どうなることやら、興味津津ですね。
なかなか楽しい探究でした。
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