皆既月食
★今週の土曜日、12月10日の夜、皆既月食が見られます。
朝日新聞2011年12月6日の記事から
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月が地球の影にすべて隠される皆既月食が10日夜、全国で肉眼観測できる。今回は空高くで月食になることから、国立天文台は「月食の初めから終わりまでこれほど条件がいいのは2000年7月16日以来」としている。
月食は、太陽と地球と月が一直線に並ぶ現象。欠け始めは全国どこでも午後9時45分ごろで、午後11時5分ごろ皆既食になり、赤銅色の月が見える見込み。同58分ごろ皆既食が終わり、部分食が終わるのは翌11日午前1時18分ごろという。
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★JAXA名誉教授の的川泰宣先生の「宇宙がっこう」というコラムが朝日新聞の土曜夕刊に連載されています。12月3日のタイトルは「10日土曜日 赤い月食 見られるの?」。
その中で・・・
皆既の時刻は夜11時過ぎから12時近くまで。「夜おそいから子どもはなあ」と思われるでしょうが、都合のよいことに土曜日です。
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まとがわせんせい!
良い爺(こ)のわたし=かかしは11時までなんて起きてられません!そんな夜更かし・夜遊びすると「ふりょう」になっちゃいま~す!
わたしはぐっすり寝ています。
地球の大気による散乱で赤い光が影の部分に廻り込み、それに照らされて皆既月食中なのに、月が赤黒く見えるはずです。是非ご覧ください。
デジカメでかなりよい画像が撮れるはずです。
三脚をお持ちの方は必ず三脚を使って下さい。
なければ、カメラを窓枠に押し付けるとか、椅子の上に置いて角度だけ手で調整するとか、必ず固定してください。
で、何枚か試し撮りを重ねて、モニターで確認し、よい条件を探しておいてください。
そうすれば、デジカメの性能は高いので、コンパクトデジカメでも相当な写真が撮れるはずです。一眼レフに望遠レンズでもつければすごいですけどね。
一眼レフじゃないからいって悲観せずトライして下さい。
驚くような写真が撮れるはずです。
で、かかし爺さんはぐっすり寝ていますので、皆さんのご活躍をお祈りする次第です。
天体観測は夜だからなぁ、私ゃ苦手じゃ。
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