冬のナメクジ
2011.12.7
玄関を出たところで遭遇。
倒れたトクサにナメクジが乗っていました。
先端部の胞子嚢のあたりが腐っているのを舐めているのかもしれません。
チャコウラナメクジなんだと思います。
進化史的昔に貝殻があった名残が見えます。
{トクサなんか舐めて、歯舌を擦り減らすなよ。相手も研磨剤なんだから。}
この眼だけ見てるとカタツムリと同じなのにね。
杯状眼といって、レンズなし。
でも、入って行った光が吸収されますから、そこは黒く見えます。
光の大まかな方向と明暗が分かる眼ですが、これでよくいろいろな場所を歩きまわれますね。
エサのありかが分かるのはやはり匂いなんでしょうね。目じゃ見えないと思います。
どうしてもかたつむりは好かれてナメクジは嫌われる。差別だ!不平等だ!
私は昆虫の乾燥したガサガサ系の体は手で扱えますが、ナメクジやカタツムリのような、ねちゃねちゃ系は苦手なのであります。
それにしても、軟体動物のナメクジ君、この寒いのによく歩きまわれますね。
どういう筋肉なんだろう?
昆虫は寒い時には活動の前に日光浴をしたり、筋肉を細かくふるわせたりして体温をあげてから動きますが。
ナメクジがウォームアップしている図、なんていうのは、想像の外だよなぁ。
外猫チャコちゃんの、食事場所にも出没しています。
なんたって、歩き回った跡が光って見えますもの。
ナメクジの越冬って、どうしてるんだろう?
多分、落ち葉の下などで、丸っこくなって休眠状態になるのでしょうけどねぇ。
見たことはない。
別の話:
「冬のバラ」とか「冬の薔薇」とかいう文学作品がありましたよね。
「冬のライオン」という映画は昔テレビで見たな。
どなたか「冬のナメクジ」という小説、書きませんか?
ロマンチックな話にして下さいね。
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