モンシロチョウ
2011.11.21
モンシロチョウが羽化しました。
寄生バチもオールマイティというわけではありませんから、寄生されないで羽化まで至るものも当然いっぱいいるのです。
寒くてちょっと申し訳ないと思いながら外へ連れ出しました。
ケースの中にいるよりも、外の木の葉のかげ飛び立つチャンスをそっと待つ方がいいかなぁ、と。
お日さまさえ顔を出せば、今はまだ飛翔できる体温に上げられます。
頑張ってな。
★よく、作物の害虫駆除のために天敵を導入するというようなことがあります。
でもねぇ、生物の相互関係の中では、ある種にとって別の種が天敵であるからといって、それによって全滅させられるというわけではないはずですよ。
全滅させてしまったら、自分が生きることができないじゃないですか。
お互い様なんです。持ちつ持たれつなんです。
アブラムシにとってのテントウムシだってそうだし。
モンシロチョウにとってのアオムシコマユバチだってそうなんです。
一方的な関係ではありえない。
「全滅」「殲滅」というようなことを考えるのは「ヒト」という動物だけじゃないのですか?
はしたないことだ。
害虫駆除にせよ、ヒト同士の戦争にせよ、なんで「殲滅」などということを考えるのだろう?
未熟で浅はかな種であるとしか言えませんね。
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