カエデ
2011.11.20
マクロレンズ的紅葉狩り、をお楽しみください。
葉っぱ一枚、前後をぼかして、ゲージツ的に迫ります。
美というものは、対象と自己の間の相互関係の中にあるものでしょうから、どこにいたって、これが私には最高に美しい紅葉、というものがあり得るのです。
浮かれて名所巡りをするばかりが紅葉狩りではありません。
小林秀雄に「美しい『花』がある。『花』の美しさという様なものはない」という有名な言葉があるそうです。
高校生の頃、小林秀雄も読みましたが、年齢を重ねてきて、だんだん嫌いになっちゃった。
訳のわからない「高尚」な言葉を吐く「じいさん」は嫌いだ。
高齢者世代の年少組に足を踏み入れますとね、「じいさん」というものはつきあいにくいんですよ。やったら偉そうに演説をぶってる人とか、昔の地位にすがりついている人とかね。
はいはいお説ごもっとも、とひたすらやりすごしてしまえという戦術の人もいますね。
小林秀雄なんて人は金輪際つきあいたくないタイプの爺さんだ、と今は思っています。
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コメント
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こんにちは。
「ゲージツ的に迫ったマクロレンズ的紅葉狩り」きれいですね~!
さらに「お笑い」まであって、笑い転げてしまいました。
かかしさんの授業を受けられた生徒さんたち
楽しかったでしょうね~
ツマグロヒョウモンさんの記事も、ニヤニヤ?してしまいました。
いつも楽しい記事に感動と感謝でいっぱいです。
投稿: | 2011年12月 1日 (木) 12時45分
自分がやってて面白い楽しいと思う授業でなければ、生徒が受けて面白い楽しいとは絶対思えないだろう、と考えてはいました。
理科は苦手だと公言する生徒が「先生はいっつもにこにこ楽しそうにしてたねぇ」と言ってくれた時は嬉しかったです。
投稿: かかし | 2011年12月 2日 (金) 10時15分